特別支援教育職員研修

公開日 2016年07月27日(Wed)

 7月27日(水)午後2時より,瀬戸口先生の中央研修報告会に引き続いて,総合教育センターより岡本明広先生をお招きして,特別支援教育の職員研修を福山高校図書館で実施しました。岡本先生にはここ数年毎年のように本校においでいただいています。本校の特別支援教育の理論的かつ精神的な支柱と言ってもいい方です。障害者差別解消法が今年になって施行され,盛んに合理的配慮という言葉が使われるようになりました。障害のある生徒に対してどのような配慮をしていかなければならないか,先生は具体的に丁寧に説明してくださいました。

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 学習障害や注意欠陥多動性障害,あるいは自閉症やアスペルガー障害のある生徒の抱えている困難,そして指導・支援のあり方等も大変勉強になりました。途中だまし絵みたいなものを用いたリラックス・タイムもありました。ぱっと見て,「犬」に見えたイラストが実は視点を変えれば「猫」にも見える,そのような様々な角度から物事を考える柔軟さが障害者教育には必要だということでしょうか。相模原の悲しい事件のような物事を狭い視野でしか捕らえられない偏狭さは一人の人間の生き方としても論外でしょう。

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 障害を持つ子どもが抱えている困難さを表している一つの例が「あるみかんのうえにあるみかんをもってきて」でしょう。我々は彼らの困難さを理解し,さらにそれを和らげる努力をしなければならない。それが特別支援教育というものなのでしょう。

 最後に障害を持つ生徒の進路指導に関して,職場に就く前に学校でどのような教育を行わなければならないか,お話しくださいました。岡元先生,90分間にもわたり貴重なご講話ありがとうございました。

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