12月10日(土)大門松作り

公開日 2016年12月10日(Sat)

 12月10日(土)朝9時から福山町牧之原の惣陣が丘にぼっけもん会や地域公民館の方々が25名ほどお集まりになり,「フクヤマ」の花文字へのLEDイルミネーションの設置作業が行われました。福山高校からもお世話になっている地域の行事というわけでカメラマン(教頭)が参加しました。作業は1時間半ほどで終了しましたが,急斜面を上ったり下りたりを繰り返し,自分の背丈よりも高いところに小さなLED電球のついたコードをくくりつける作業はそれは骨の折れるものでした。「フクヤマ」の巨大な花文字が片仮名で良かったと思います。「ふくやま」と平仮名だったらと思うとぞっとします。半日以上かかったかも知れませんね。漢字で「福山」だったら・・・。No kidding!(^_^;)

 福山高校にとって,この日のメインの行事は何と言っても,大門松作りです。午後1時のスタートの予定でしたが,有村工務店の有村幸光さんは午前11時くらいから巨大なタイヤの内側をふさぐ板の準備をされていました。有村幸光さんがいなければ,成り立たない行事ということがよく分かります。

 午後1時になると,福山高校後援会の方々が次々に門松の材料を運んで来られます。大門松作りは,福山高校後援会の方々が準備をしてくださいます。後援会の皆さんは,現福山高校の同窓会というわけではなく,PTA会長などの役員をされた方々,つまりPTAのOBの方々の組織ということですから,おそらく県内でも,いや全国的に見ても珍しいものではないでしょうか。そして,部活動生を中心とした生徒たちも大勢集まってきました。

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 トラックで白土(白砂)が運ばれてきました。ナンテンの枝や竹も大量に運ばれてきました。大門松を作るに当たって,後援会の方々は事前の準備も大変なようです。ありがたいことです。

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 葉ボタンも届きました。そして,倉庫裏から巨大なタイヤの移動が開始されました。とても人の力で動かすことはできません。有村工務店のユニック(クレーントラック)が活躍します。巨大なタイヤが大門松の土台となり,その上に小さなタイヤ,と言ってもやはり人の手で動かすのは困難な大きなものですが,それを2個重ねます。

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 縁起物の松竹梅の竹も用意されました。これがなければ門松にはなりません。240cm,福山高校の募集定員が全部埋まるようにという祈りを込めたものですが,実際にはもっと長いように見えます。3本組の竹を巨大なタイヤの中に差し込み,白砂を入れていきます。ここから,いよいよ生徒たちが大活躍します。トラックから黄色い容器に白砂を入れ,次々に運びます。3本組の竹が立ったら,2つのタイヤを竹の上から巨大なタイヤの上に上手に乗せます。ここでも,有村工務店のクレーン車が威力を発揮します。

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 タイヤが3つ重なったら,さらに白砂を次々に投入します。タイヤの周りには縦に1mほどに切られた竹が並べられていきます。次第に門松らしくなっていきます。白砂を運ぶ生徒たちも,トラックの上でスコップで白砂をすくう生徒たちも段々興に乗ってきて作業を楽しみ始めています。労働を遊びに変えるというのは子ども(若者)の特権でしょうか。日頃おとなしい生徒の多い福高生たちですが,この日は後援会の人たちの指示に敏感に反応して,とても心温まる和やかな作業風景です。

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 3個のタイヤにきれいに竹が取り付けられ,それを縄で縛ります。最後にナンテンや松,梅の枝を飾り付ければ,完成と思いきや,さらに葉ボタンが下のタイヤの上に並べられました。最後の白砂を踏み固めたり,飾り付けの作業には生徒の有志も率先して参加していました。福山高校の門から外に出た,大通りの一角に見事な大門松が完成しました。

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 最後にみんなで記念撮影です。完成品だけ見れば,この大門松よりも立派なものは珍しくないかも知れませんが,3時間近くかけて,地域の方々(後援会)と生徒が一緒に力を合わせて作り上げたところに,他にはない価値があるのです。もちろん完成品も見事なものですが,それ以上に素晴らしいのは,大門松作りに当たった3時間だろうということです。写真の真ん中に写っているのは,寺尾先生の長女7ヶ月の明咲ちゃんです。もちろん途中から門松作りに大いに貢献してくれました。作業の合間にみんなに笑顔を提供してくれたのですから。2017年が明咲ちゃんにとって素晴らしい1年になりますように・・・。(^_-)

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