5月28日(日)目には青葉,山ほととぎす,初鰹・・・

公開日 2017年05月28日(Sun)

 5月28日(日)あっと言う間に爽やかな5月も通り過ぎようとしています。March winds and April showers bring forth May flowers. イギリスでも長い冬がようやく終わり,ポカポカ陽気で花の咲き始める5月がおそらく1年で最高の月なんでしょう。北国のイギリスは,鹿児島よりは北海道が近いのでしょう。鹿児島の,そして牧之原の5月は最高だと思います。6月も前半は多少このような季節が続くのでしょう。そう,今が1年で一番気持ちのいい季節なのです。ヴィヴァルディの「夏」は大変気だるく始まりますけど,日本では「目には青葉,山ほととぎす,初鰹」なのです。もちろん,耳には山ほととぎす,口には初鰹ということです。鰹のおいしい季節なのです。

 肝付町後田鳥越では,ほぼ一日中ウグイスがひっきりなしに鳴いていますが,ホトトギスはまだ全く鳴きません。高度300メートルを超える牧之原よりはかなり暖かく感じられるのですが,ホトトギスの声が聞けるまでもうしばらく待たないといけないようです。ホトトギスの都合もあるのでしょうが,春先の鳥たちが去るのを辛抱強く待つつもりでしょう。老犬の散歩の途中,道端に枇杷の木が3本あるのですが,すっかりいい色になってきました。手を伸ばせば,いや伸ばさなくとも届くところにあるのですが,さすがに勝手に取るわけにはいきません。幼いころ食べた枇杷の実は大変甘くおいしかった記憶がありますが,最近それほどおいしい枇杷を食べたことがありません。もっと甘くおいしいものが出回っているからでしょうか。老犬は枇杷の存在には多分全く気付かず,そもそも関心もなく,地面だけを見つめて生きています。

 しつこいですけど,「老犬コロの繰り言その7」です。コロは魚はあまり食べません。と,言うより食べさせたことがありません。どちらかと言えば,炭水化物派です・・・。いや,たまに,義母が魚の骨の大きいところを取ったりしてるな・・・。魚食べるんだ・・・。(^_^)

 
老犬コロの繰り言その7
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 旦那の読書が終わると,わしは喜んで旦那に首を差し出すのじゃ。リードにつないでもらわないと落ち着かないからのう。桜公園からの帰り道は,わしは年のせいか疲労困憊じゃ。いつの間にか,わしの前を旦那が歩いておる。ちょっと癪じゃが,仕方がない。家を出るときは,わしの方がぐいぐい旦那を引っ張っていたのじゃが,桜公園からの帰り道は今では以前と違って,さっぱり足に力が入らないのじゃ。時々左足の感覚を失って,前につんのめることがある。一度左足の感覚が帰り道の途中からずっと戻らずに,家に帰り着いてからも,しばらくびっこを引いたことがあった。旦那が心配して,わしの左前足を手に取るのじゃが,痛みは全くない。わしの肉体はこのまま衰えて死んでいくのか,と思った。じゃが,その時は1時間ほどすると再び感覚が戻ってきた。あれは一体なんじゃったんじゃろう。

 帰り道の途中,よく猫と出会う。若い頃は猫を見かけた途端に追いかけたものじゃが,今ではそんな元気はない。というよりは,猫はわしら(いや,わしだけか)より気が強く,追い詰められると逆襲してくるのじゃ。窮鼠猫を噛む(窮猫犬を咬む?)と言うやつじゃろ・・・。あれはかなわん・・・。触らぬ神に祟りなしじゃ。あいつらと関わり合うのはやめじゃ。最近ではわしが通っても猫どもは無表情じゃ・・・。こっちも知らんぷりを決め込んでいるが,内心はちょっと忸怩たる思いがある・・・。

 家に帰り着くと,入口の坂道の所で,旦那はすぐにリードを外してくれる。じゃが,わしはこの坂道が辛いのじゃ。旦那はすたこらさっさと先へ歩いて行きやがる。いつから,わしの方が年寄りになったんじゃろか・・・。

 この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。