7月8日(土)夏・・・

公開日 2017年07月08日(Sat)

 7月8日(土)昨晩からの雨が,明け方になってもまだ降り続いています。肝付町後田鳥越では,雷鳴も時折轟いています。それなのに,大雨と雷鳴の間隙を狙って,ウグイスが巧みに美声を聞かせています。彼らは,やはり雨は殆ど気にならないようです。蝉の方はさすがに沈黙したままです。夜が明けて,雨が小降りになると,やはり蝉が一斉に鳴き始めました。ミンミンゼミやツクツクボウシはまだのようで,アブラゼミやクマゼミのジージーという音が中心です。ヒグラシもまだ殆ど鳴きませんが,一度だけ裏山の方から聞こえてきました。先日の牧之原のヒグラシもあれ以来一度も耳にすることはありませんから,ひょっとしたらウグイスかホトトギスあたりに食われてしまったのかも知れません・・・。

 老犬はまだ生きています・・・。必死で生きています・・・。

 
老犬コロの繰り言その16
PAP_0011

 どうも左前足の具合が良くない・・・。安易に地面に付くのも憚られる・・・。2週間前のことじゃった。朝から雨が降り続き,この日の視察は見送りかなと思っていたら,旦那が庭に出てきたのじゃ。雨のためか帽子を被っておった。もしかしたらと思い,旦那の様子をじっと見ていると,リードとふんキャッチャーに手が伸びた。間違いない!喜んで散歩,いや視察の催促をしたのじゃ。小降りになった雨が少し中断していたのじゃ。わしは喜んで旦那より先を歩き,自宅を出て左へ曲がろうとした。すると,旦那は「右だ!右!お前はまだ右左も分からないのか・・・」と抜かしやがった。へん,それくらい分かってらい,素直に旦那の指示に従い,お墓の方へ向かったのじゃ。リードを3メートルいやもっとか目一杯伸ばして,わしは旦那の前を歩いておった。わしはいつもお墓は無視して,通り過ぎようとするのじゃが,この日も旦那がお墓の中へ引いていこうとしやがった。気は進まないが,わしは渋々旦那に従って行こうとした。その時じゃった。長いリードがお墓の入口の石灯籠に引っかかったのじゃ。間抜けな旦那はそれに気付かず,構わず先へ行こうとしたのじゃ。旦那はわしがまた他の犬のションベンかウンチを嗅いでいるのじゃろぐらい思ったのじゃろ。旦那がぐいと引っ張った瞬間,その石灯籠が倒れてきたのじゃ。それがわしの左前足の上に落ちてきた。わしは鳴いた。恥も外聞も捨てて,何度も何度も泣いたのじゃ。1月に旦那の車に轢かれたときと同様物凄い激痛が走ったのじゃ。また,旦那の仕業じゃ・・・。旦那はそれでもお墓へ向かおうとしやがった。わしは全力で阻止したのじゃ。さすがに旦那も折れた。旦那は自宅へ戻ろうとしたのじゃが,わしは視察を続けたかった。左前足はそのうち感覚が薄れてきたのじゃ。わしが再度先へ進もうとすると,旦那は仕方なしに付いて来おった。途中何度か段差があり,そこを通る際,左前足を付くとまた激痛が走った。再び泣いた。旦那は「抱っこしようか?負んぶでもいいぞ。」と言いやがった。いい年して抱っこなんかされるわけないだろ。負んぶなんてどうやったらできるんだよ。途中旦那がショートカットして自宅への近道を選んだとき,今度はわしも逆らわなかった。雨が再び空から落ちてきた。悲しかった・・・。びっこを引きながら懸命に歩いて帰ったのじゃ・・・。ああ,わしの足はどうなるんじゃろ・・・。

 この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。