9月10日(日)すっかり秋めいてまいりました・・・

公開日 2017年09月10日(Sun)

 9月10日(日)肝付では牧之原以上にまだ蝉の残党がしぶとく鳴いてはいますが,ここでもやはり朝夕はすっかり秋の風情です。そのせいか,老犬も縁側付近からそれほど遠くまで歩くことはなかったのに,この日は比較的長い距離を歩いています。一度縁側とは反対の裏庭の方にあるカメラマンの部屋を覗きに来ましたが,つまらなそうな顔をして再び縁の下へ帰って行きました。早朝の散歩と夕方の散歩以外は,それほど用事はないようです。

 『老犬コロの繰り言その35』です。老犬の右目の上に大きなダニが食いついていました。老犬は裏山にまで足を伸ばすほど元気が出てきたということでしょうか・・・。

 
老犬コロの繰り言その35
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 土曜日の夜は,と言ってもわしには曜日の感覚はないので,金曜日ではないということに気付いていたわけではないのじゃが,とにかく土曜日の夜,旦那は帰って来るのがいつもよりかなり遅かった。それでも,わしは縁の下から出て,義理で旦那を出迎えてやったのじゃ。すると,旦那はいつものようにわしの顔中を撫で回してから,ふと手を止めて,右目の上を確認し始めおった。そうだ,そこじゃ。そこがわしの痒いところなのじゃ。よう気が付いてくれおった。旦那がぐいと指を捻ると,どうやらわしの右目の上から何かが切り離されたようじゃ。ダニじゃ。旦那がわしの顔などを撫で回すのは愛情表現ではないのじゃ。じゃが,わしにとってはむしろありがたいことじゃ。旦那はわしの身体に付いたダニを捕るのがうまい。人は誰だって一つぐらいは取り柄はあるもんじゃ。爺さんや婆さんはなかなか気が付いてくれないのじゃ。わしの方もただ痒いだけで何が起きているのか分からないから,特に催促もしないのじゃが。旦那はすぐに見つけてくれる・・・。

 じゃが,一度ひどい目におうたことがある。まだ旦那の子どもたちが家におったから,7年ほど前のことじゃろう。わしの後ろ左足の付け根のところにビー玉ぐらいのでき物ができたのじゃ。わしは別に痒くもないし,殆ど気にも留めなかったのじゃが,旦那はダニだと言い張りおった。旦那がその瘤をいくら引っ張っても取れなかったのじゃ。わしはうーと唸ってやった。じゃが,旦那は「我慢しろ!」と言いながら,マッチに火を付けて焼こうとしたり,カッターナイフで切ろうとし始めたのじゃ。無茶苦茶するなと思いつつ,わしもちょっとだけダニなのかも知れないと思い,我慢しておったんじゃ。擦った揉んだした挙げ句,ついに旦那はこれはイボだと結論づけおった。後に残ったのは,わしは実際には確認しておらんが,黒ずんだイボだけじゃったのじゃ。今でも黒ずんでおるようじゃが,それからそのイボは大きくなることもなかったようじゃ。ひどい話じゃ・・・。爺さん,婆さんに至っては,わしの後ろ足のかかとの所にある肉球を一度ダニだと勘違いしおった。危うくわしの後ろ足から肉球が左右一つずつ消えてなくなるところじゃった・・・。こわ・・・。

 この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。