公開日 2017年12月20日(Wed)
12月20日(水)2時間目,2年商業科の生徒たちは全員視聴覚室に集まっています。生徒たちの手元には芋煮(?)のようなものがあり,何やら食べながら怪しげなスクリーンを見ています。お話しされているのは佳例川飯冨神社の宮司を務めておられ,福山の歴史にも詳しい前田義人さんです。前田さんには,地区教頭会やらいくつかの研修会で講師を務めていただいてきました。今日は,佳例川の歴史や文化についてお話しされているようです。生徒たちの目の前の薩摩芋は,佳例川特産の蔓無源氏のようです。焼酎の銘柄でも知られていますが,かなり大きな芋です。その蔓無源氏を用いて,何らかの商品開発はできないか,ということのようです。まずは,蔓無源氏がどのようなものか食べてみようということで,この日の会になりました。生徒たちは,おいしそうに蔓無源氏を頬張りながら,前田さんの話に耳を傾けスクリーンを見入っていました。果たして,佳例川集落と福山高校のコラボはうまくいくのか,ちょっと楽しみです。
昼食時間になり,ベートーベン賞の授賞式が例によって校長室で行われました。今回の受賞者は,3年商業科の山下大智君(牧之原中出身)と本田依さん(隼人中出身)です。2人は全商検定1級取得に向けて3年間懸命に打ち込んできました。山下君は,放課後の検定補習にも必ず参加し,土曜日も自主的に登校し,電卓検定1級合格を勝ち取りました。
本田さんは放課後の補習や早朝の補習に自主的に取り組み,珠算検定1級の普通計算部門とサービス接遇検定の2級に合格しました。今年は妹さんも入学され,姉妹で励まし合いながら,いっそう努力を重ねてきました。ベートーベン賞に相応しい人です。
放課後,再び校長室から表彰式を行うという情報がありました。3年普通科の森山佳苗さん(隼人中出身)です。森山さんは,もちろん吹奏楽部部長で,吹奏楽部復活の立役者の一人です。さらに,今年は全校朝礼での校歌斉唱の指揮者にも名乗り出ました。吹奏楽部での活躍を中心に,南日本新聞にも度々登場しています。もちろん,ベントーベン賞の資格十分です。