1月14日(日)タロとジロの日・・・

公開日 2018年01月14日(Sun)

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 1月14日(日)大学入試センター試験2日目。センター試験が終了した場面でしょうか。受験生に対して校長先生がお話しされています。死力を尽くした3年生,そして1,2年生もさらに続いてくれるものと期待されます。

 この日はまた「タロとジロの日」なんだそうです。南極大陸で1年間置き去りにされたカラフト犬タロとジロの生存が1959年のこの日確認され,世界に感動と涙をもたらした日です。カラフト犬だからこそでしょう。映画にもなった大変有名な犬たちですね。今日はまた三島由紀夫の誕生日だそうです・・・。11月25日のブログで触れたので,ここでは割愛します・・・。

 『老犬コロの繰り言その68』です。そうですか・・・。カラフト犬は強いですね。何か暖かいものを身につけていたのでしょうか。でも1年間ですからね。最後は着の身着のまま・・・。我が家の老犬も青いジャケットなんか着て,甘ったれている場合ではないかもしれませんね・・・。

 
老犬コロの繰り言その68
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 年が明けてから,何故か旦那の鼻の頭が赤くなっとるのじゃ。どうしたことじゃろうか。人間の鼻というのは,顔の真ん中で突然飛び出しておるのが常々異常じゃと思っておったのじゃ。「吾輩は猫である」の中で迷亭氏が金田夫人の巨大な鼻を盛んに茶化しておるようじゃが,その中で人間の鼻が隆起した過程について見事な解説を加えておるんじゃ。犬や猫の鼻は顔の作りから自然に前方へせり出しておるが,人間の場合は平べったい顔の真ん中に鼻はあるわけであり,迷亭氏が言うように穴さえ開いておけば別に隆起する必要などないはずじゃ。魚やヘビみたいに穴だけで十分にことは足りるはずなんじゃ。ゾウはまあもう自棄(やけ)を起こしたとしか思われないような鼻をしとるから別格として,不自然に鼻が隆起しているのは天狗猿と人間ぐらいじゃろ。ゴリラやチンパンジー,日本猿の鼻は人間と異なり,まだ自然な造形だと思われるのじゃ。豚は地面に鼻を擦りつけすぎてあんなにぺちゃんこになったんじゃろうが,元は人間のような鼻だったのかも知れんぞ。余程恥ずかしいと思って擦りつけたんじゃろ。人間自身の中にも,おかしいと思った奴は多いようで,漱石だけではなく古くは「シラノ・ド・ベルジュラック」があるし,ロシアのゴーゴリや漱石の弟子にあたる芥川龍之介などにも文字通り「鼻」という作品があるようじゃ。ショスタコーヴィチなどは「鼻」という歌劇まで書いておる。じゃから,そもそも人間の鼻はおかしいのじゃ。

 旦那の鼻に戻ろう。年が明けて10日以上経つというのにまだ赤い鼻をしておる。元旦の集落の新年会で飲み過ぎたのかも知れんが,それだけではないじゃろう。見かねた奥様が医者に行くことを勧め,この間旦那は皮膚科に行ったそうじゃ。女医は旦那の鼻を見て,消毒用の抗生物質の塗り薬を出しておきましょうねと,ものの1,2分で済ましたそうじゃ。どうやら切り取られなくて済んだらしい。鼻は隆起しておるから,ごくまれにぶつけたり,鼻水が落ちたりするんじゃろ。穴が2つあれば十分なんじゃ。何故2つなのかは,さすがのわしにも分からんが,目や耳とバランスを合わせたんじゃろ。そしたら,口も2つあってもおかしくないはずじゃが・・・。多分頭の悪い人間が一人で口論を始めてしまい,うるさくなる可能性が高いからじゃろ。食べる分には,口は1個で十分じゃし・・・。

 この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。