1月18日(木)靄の中の福山高校,そしてフレッシュ研修研究授業

公開日 2018年01月18日(Thu)

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 1月18日(木)早朝の牧之原はあちこち靄が掛かって,清少納言の言葉を借りれば,いとおかしです。牧之原名物の一寸先も見通せないような濃い霧ではありません。適度に上品な,どうにか対象物の存在は判別できるような,素敵な靄です。街灯の周りにも幾重にも水蒸気の層ができて,一際美しく見えます。もうじき夜が明けます。すると,この靄は殆ど目立たなくなるのでしょうね。職員室の中庭側の窓に設置された換気扇では,この冬随分前から雀たちが戯れています。換気扇の内側には網状の蓋が付いていますので,室内に入ってくることはできません。雀たちはどうやら換気扇のスクリュー(?)の外側で遊んでいるようです。午前8時を回り,職員の人数が多くなると,雀たちは皆中庭の木の枝へ移動します。さすがに換気扇の中に巣を作るような無謀なことはしないようです。それにしても,換気扇の何が面白いのでしょう。

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 6時間目1年普通科の教室で,LHRの研究授業が行われました。保健体育科の大迫先生の初任者研修の一環です。本日のテーマは「互いを尊重し合う人間関係づくり」です。ジョハリの窓を利用されて,まず生徒たちが自分のことをどのように捉えているか,次に周囲の人たちは自分のことをどのように考えているかを確認していきます。そして,ジョハリの窓を完成させます。「他人が分かっている」けれども「自分が分かっていない」盲点の窓に注目して,自己理解を深めていきます。そして,グループ活動を通じて「他人が分かっている」し「自分も分かっている」開かれた窓を広げていこうと大迫先生は言われます。最後に,お互いの理解を深め,望ましいクラスにしていくために,これから各自がどのような取り組みを行うかを考えさせられます。生徒たちは,大迫先生の指導に従って,活発に動き,自己理解と良好な人間関係についての認識を深めていたようです。

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