6月2日(土)本能寺の変のあった日・・・,進研マーク模試,そしてFMきりしま収録・・・

公開日 2018年06月02日(Sat)

 6月2日(土)は1582年(天正10年)本能寺の変の起こった日だそうです。明智光秀が何故織田信長を討たなければならなかったのかということについては,定説は存在しないのだそうです。光秀が主君信長を自害に追いやったわけですから,この日は「裏切りの日」ともされています。当時は戦国時代末期,織田信長が天下を取ったとは言え,下克上の流れは続いていたわけですから,必ずしも「裏切り」とは片付けられないのかも知れません。カメラマンの今は亡き,生まれて間もなく亡くなった長兄は「光秀」という名でした。それ故に,長兄については名前と小さなお墓しか覚えていないのに,光秀には幼い頃からどこか親近感みたいなものがありました。何故か,亡き母も光秀が好きだったようです。織田信長と言えば,当時においてはカダフィか金正恩みたいなものでしょうからね。命を狙う者が数多くいてもおかしくないわけです。でも,わずか13日後には羽柴秀吉に山崎の合戦で敗れることになりますから,本気で天下を取る気が合ったのかどうかは定かではありません。不思議な事件です。

 今日は,3年生のマーク模試が行われています。センター試験受験予定の3名が頑張っています。30日(土)には記述模試も控えています。また,FMきりしまの「未来のキミへ From きりしま」の収録も本日行われています。2年普通科のサッカー部寶満陸君(国分中出身)と2年商業科の同じくサッカー部宮田尚斗君(舞鶴中出身)の2人が出演していますが,どのようなトークを聞かせているのでしょうか。放送は月末の金曜日午後4時半からになると思われます。

 『老犬コロの繰り言その109』です。母が脳梗塞で倒れたとき,口ではもう駄目だと言いながら,必死にリハビリしていたのを思い出します。本当はまだまだ生きたいのだ・・・。当たり前だ・・・。涙が出そうでした・・・。リウマチに苦しみ,両膝には人工関節を入れ,あげくの果てに脳梗塞・・・。苦しみの多い最晩年でした。母はそれから4年ほど生きてくれました。老犬を見ていると,何度も死ぬような思いをしながら,今では思うように身体も動かせないのに,必死に生きようとしている,その姿に感動させられます。老犬を生かさなければなりません。生きるということ・・・。老犬は,いつの間にか溝を渡れるようになっています。幾分躊躇いはあるようですが・・・。順調に回復しています。

 
老犬コロの繰り言その109
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 ふー。しばらく歩いたらこうして横になるのが一番じゃ。数週間前よりは,随分長く歩けるようになったようじゃ。わしの脚はまだまだ動かせるようじゃ。溝転落事件の前までは右後ろ脚が歪んでいたのが,その一件の後真っ直ぐになり元に戻っていると爺さんは言うておるようじゃ。ふーん。そうなんじゃ。自分では気い付かんかったが,ひょっとしたら不幸中の幸いで前よりもちゃんと歩けるようになるんとちゃうか。もう少しリハビリすれば,走れるようにもなるんじゃなかろうか。ま,焦らず力まず,のんびり生きていけば,いいことあるじゃろ。

 小心者の旦那の面白い話を聞いたぞ。学生時代旦那は英語科に所属しながら,心理学科の部屋を訪れることが多かったようじゃ。数少ない松本君という友人がいたからじゃ。松本君も旦那と同様どちらかと言えば,内気なタイプじゃったから,サークルにも何にも所属しておらんかったようじゃ。旦那と松本君は,両方とも野球が好きということで,空き時間(?)になると大学の構内でキャッチボールをするようになったのじゃ。2人で一言も喋らずにただひたすらボールを投げ合うだけ・・・。建物と建物の間じゃからちょっと投げ損なうとガラスを破損する可能性もあり,そのうち職員の方に怒られるかなと思っておったのじゃが,誰も何とも言わんかったようじゃ。それどころか,ある教授が窓から顔を出し,叱られるかと思いきや,仲間に入れてくれと言うてきたんだそうじゃ。すると,徐々に参加者が増えていき,一度だけ大学のグラウンドでソフトボールの試合を行ったそうじゃ。旦那と松本君は,調子に乗り,キャッチボール同好会と名付け,松本君を総裁,旦那を幹事長と呼んだようじゃ。レギュラーは2人だけで,18人揃ったのも後にも先にも一度っきりだったということじゃ。もちろん大学側は全く認知していない闇のサークルだったのじゃ。大学4年生の時に,心理学科の女の子が旦那に卒業論文を手伝ってくれと言うてきたこともあったそうじゃ。心理学科の部屋に呼ばれ,そこにしばらく座っていてくれといわれたのじゃ。心理学科の部屋にはテーブルが一つだけあり,テーブルを挟んで,旦那と名前を知らない女子学生の2人だけしかいない状態で,ドアは閉めてあったそうじゃ。旦那と名前を知らない女子学生は全く口も利かず,多分お互いもじもじしながら,30分ほどが経過したんじゃ。心理学科の女子学生が戻って来て,2人に紙と鉛筆を渡し,2人で話した内容を書くように言うたんじゃ。えっ,一言も話していないけど,と旦那が言うと,心理学科の女子学生はひどく怒ったらしいのじゃ。初対面の男女がどのような会話を行うのかを研究しているのに,全く時間の無駄じゃないか,というのである。『三四郎』の美禰子が見ていたら,きっと stray sheep, stray sheep...と呟いたことじゃろ。旦那はまず初対面の人とは口を利かないのじゃ。ビジネストークはできると豪語しておるようじゃが,所詮小心者なんじゃ。

 この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。