6月13日(水)俳句教室

公開日 2018年06月13日(Wed)

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 6月13日(水)今日も牧之原は晴れています。午後になり,幾分蒸し暑くなってまいりました。そのような蒸し暑さを吹き飛ばすような爽快感溢れる俳句教室が2年生を対象に午後から行われました。南九州市川辺町で毎年行われる「青の俳句」大会の入選作品を遠藤校長が昨年暮れご覧になり,痛く感動され,これだ,俳句の世界に福山高校の生徒も浸らせてあげなければと思われたのです。ちょうど1年生の国語の授業で俳句の指導を中国語が得意な福元先生が始められたところだったので,生徒たちの作品を「青の俳句」大会で審査員をされている坪田勝秀先生の所に遠藤校長先生が送られたのでした。坪田先生から心温まる感想が届き,さらに感激された校長先生は坪田先生に生徒に向けて俳句教室を開いていただきたいと思われたのです。福元先生の思いも同じでした。そして,今回の2年生になった生徒たちに対する俳句教室開催という運びになったのです。坪田先生は生徒たちの飾らない素直な言葉の表現を賞賛されます。その上で,俳句の技法をちょっと身に付ければ,生徒たちの俳句の世界はさらに豊かなものになると思われます。坪田先生の2時間にわたる講義に生徒たちは懸命に食いついています。最後の方では,坪田先生には胃がない,という衝撃的な告白もありました。人生の機微を歌うのが俳句だとしても,余りにも強烈な経験ではないでしょうか・・・。17年ほど前切除されたということは,カメラマンが勤務していていた時の高校の校長先生をされていた,まさにその時です。不覚にも全然思い出せないのが申し分けなく思われます。坪田先生は,胃なんかなくても人間は生きていけるんだと笑い飛ばされます。先生は,今回久しぶりに生徒たちの前に立つことができてよかったと繰り返し述べてくださいました。生徒たちも,今年の「青の俳句」大会に向けて,俳句作りに励むはずです。坪田先生,本日は貴重なご講話,ありがとうございました。(なお,坪田先生は尋常ならざるほどの多忙さ故に学校での講話は極めて限定的だとのことです・・・(^_^;))

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