6月19日(火)ツバメの巣作り順調なようです・・・

公開日 2018年06月19日(Tue)

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 6月19日(火)は久しぶりに梅雨時らしい雨降りになりました。生徒玄関前の天井近くの壁には,ツバメの巣がほぼ完成したようです。選りに選って,福山高校で一番人の行き来の多い場所に巣を作るとは,意外です。多分交通量調査か何かして,ここが一番安全だと判断したのでしょう。135名の生徒が毎日最低2回は行き来することになりますから,ヘビなどの外敵は近づいて来れないでしょう。さすがです。今朝は親鳥がすっぽり巣の中に収まっていますけど,これで巣は完成させたつもりでしょうか。卵が転げ落ちないか,少し心配に思われます。でも,そこは彼ら(彼女ら?)の方がプロフェッショナルですからね。大丈夫なのでしょう。玄関のドアを開けずに,しばらく観察していると,巣の中でじっとしています。もう卵を産んだのでしょうか。ドアを開けると,動揺した表情で今度は向こうがこちらを観察しています。しばらく無言の見つめ合い(睨み合い?)が続いたのですが,母ツバメは突然慌てて飛び立ち,雨降りの中庭を飛び回り始めました。生徒玄関を離れて,しばらくしてから,もう一度覗くと,母ツバメがちょうど戻って来ました。彼ら(彼女ら・・・)にとって,ちょうどいい緊張感なのかも知れません。無事に雛が誕生することを祈りたいと思います。やがて,ツバメの家族は,毎日どきどきしながら福山高校生の登校及び下校の風景を見守ってくれるはずです。

 もう10年以上昔のことになるでしょうか。自宅の離れ(倉庫?)の入口にツバメが巣を作ったことがあります。雛も孵り,小さな黄色っぽい嘴が下から見えて順調に成長しているのが窺えていたのですが,ある日親ツバメが家の屋根の上付近で大騒ぎしています。只ならぬものを感じて,離れの方に目をやると,屋根の上から大きなヘビが降りてきて,ツバメの巣を襲っています。慌てて,義父がヘビを叩き落として,膨らんだヘビのお腹を破くと,七匹の子ヤギのように3羽のツバメの雛がびしょびしょの状態で出て来ました。さすがに,七匹の子ヤギのように生き返ることはありませんでした。ヘビもろとも,土の中に埋葬するしかなかったのです。もちろん,別々のお墓に・・・。以来,離れの入口にツバメが巣を作ることはありません。ツバメ組合であそこは危険という通達がなされているのでしょう。多分異なるツバメでしょうが,毎年同じ所に巣を作り続けていたのに・・・。(-_-)

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