11月16日(金)芸術鑑賞会 ギターデュオ

公開日 2018年11月16日(Fri)

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 11月16日(金)朝からすっきりしない天気になっています。早朝の通勤途中サザンカの大きな花弁が地面に落ちているのを発見しました。気をつけて見てみると,あちらこちらにサザンカの花が咲き始めています。蕾である時期から急に花弁が開くのでしょうか。完全に開ききった花弁と無数の蕾が混在しているように思われます。そして,今朝もウグイスが鳴いています。11月も中旬になるとさすがに気温も下がり始めていますので,彼らも多少動揺しているのではないでしょうか。途中声変わりして,また春から鳴き始めるつもりなのでしょうか。雨降りは夜からの約束(予報?)だったのに,昼前にはもうしっかり降り出しています。時雨・・・。夕方には止んでくれるのなら,許してあげましょう。(^_^)

 今日は,午後から山下俊輔さんと志野文音さんのプロのギタリスト2人をお迎えして,ギター二重奏の芸術鑑賞会が開かれます。午後1時30分開演を迎える頃には,保護者や地域の皆様がぞくぞくお見えになりました。チック・コリアの「スペイン」で華々しく始まり,お馴染みのアランフェスの旋律が心に沁みます。幾分気温は低めでしたが,演奏が進むにつれて少しずつ熱気が高まってまいります。山下俊輔さんと志野文音さんのオリジナルの作品もあり,様々なリズムや音色,そしてギター独特の破擦音にすっかり魅了されてしまいました。後半は,いきなりスペインからはるばるおいでいただいた友人(?)の登場となりました。「タケオ・エンドウ」という紹介がありましたが,見るからに福山高校遠藤武夫校長先生にそっくりです。志野さんのギター伴奏に合わせてララの「グラナダ」を熱唱されました。体育館内の盛り上がりはますます大きくなりました。一転して,スペインの「禁じられた遊び」と「アルハンブラの思い出」をしっとりとギター二重奏で送られます。どこまでも美しく,それでいて悲しい音楽です。フレディ・マーキュリーの「ボヘミアン・ラプソディ」がさらに素晴らしく,不思議なリズムとハーモニーは,まさにクラシック音楽です。「龍馬伝」と「西郷どん」のアンコールで締め括られましたが,生のギター演奏に生徒たちはすっかり心動かされ,素晴らしい時間を過ごすことができたようです。気さくなギタリストのお二人に握手を求める生徒が続出しました。校長室に戻った山下さんは,今回のポスターの絵に感激され,原画を描いてくれた2年普通科市川敬広君(輝北中出身)にサインを求められる一幕もありました。山下さん,志野さん,素敵なギター演奏会,ありがとうございました。

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  山下さんは,夜校長住宅での懇親会にも参加してくださいました。牧之原に居住している職員が集まり,さらに親交を深めることが出来ました。海外での演奏旅行の経験が豊富な山下さんは,気さくにどこでも誰とでも親しく出来る,まさに国際的な地球規模のミュージシャン,いやアーティストなのです。高知県出身というこもあり,薩土同盟が急に結成されることになりました。会が盛り上がってくると,山下さんはギターを取り,目の前で演奏して下さいました。昼間の演奏会ではギター二重奏で演奏された「禁じられた遊び」を独奏で演奏会同様心を込めてしっとりと演奏してくださったのです。何と贅沢な時間でしょう。さらに,続けて数曲演奏してくださり,もちろん遠藤校長の歌も飛び出して来ます。大盛り上がりの懇親会となり,あっと言う間の3時間でした・・・。(^_^)