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2017年9月
2017年09月30日(土)
9月30日(土)交通事故0を目指す日・・・
9月30日(土)今日は「交通事故0を目指す日」なんだそうです。秋の全国交通安全運動期間(9/21~30)の最終日のようですが,実は「交通事故0を目指す日」は,2月20日と4月10を加えて年3回あるのだそうです。本当は毎日が「交通事故0を目指す日」であるべきですが,いろいろな日があるわけで,それを全部入れていったら大変なことになります。だから,この日を特に意識する日とするわけなのでしょう。9月30日はジェームズ・ディーンが24歳で交通事故で亡くなった日でもあります。「エデンの東」と「理由なき反抗」を35年以上前浪人時代大阪心斎橋にある戎橋劇場に見に行ったのを思い出します。もちろんその時もジェームズ・ディーンが亡くなってから30年ほど経っていたのですけど。予備校の授業をサボって,6時間近くスクリーンに向かって一人夢中でむさぼりついていました・・・。(^^;)
『老犬コロの繰り言その39』です。老犬の抜け毛がまたひどくなりました。高齢のせいではありません。季節の変わり目で,多分新しい温かい毛に衣替えを始めているのだろうと思います。ブラシで古い毛を取っていると,大量の毛玉ができました。庭にそれをいつも放置しているので,家人に叱られます・・・。
老犬コロの繰り言その39 英語に Dog Sleep という言葉があるそうじゃ。旦那が今読んでいる夏目漱石の晩年のエッセーに出てくるらしい。何でも「浅い眠り」を意味するのだそうじゃ。犬は1日15時間近く眠るそうじゃが(そうじゃというのは,時間という観念がわしらにはないからじゃ),ちょっとしたことですぐに目を覚ますからのようじゃ。わしはどうやら耳が殆ど聞こえなくなっとる。じゃから,突然旦那がわしの後ろに立っても全く気付かず,いつも旦那にお尻をちょんちょんとされてびくりとしてしまうのじゃ。なのに,眠っているとき,旦那が庭を歩くと,何故かわしは目を覚ましてしまう。地面の震動を感じるからかも知れんが,やはりそれだけ眠りが浅いということじゃろう。なるほど,Dog Sleep とは言い得て妙じゃ。じゃが,この言葉には,「狸寝入り」という意味もあるそうじゃ。う~ん,わしらを狸呼ばわりしおって。旦那が調べると,Fox Sleep という言い方もあるようじゃ。そうじゃ,Fox Sleep にしてくれ。
洋の東西を問わず,人間世界には犬を愚弄するような言葉が多いそうじゃ。「負け犬の遠吠え」,「犬死に」,「犬も食わぬ」・・・。失礼な話じゃ。英語にも,a dirty dog,a lazy dog,a sly dog・・・,質(たち)の悪い奴は全部犬にしやがる。dog's meat は,犬しか食べないまずい食べ物のことだそうじゃ。わしらを何だと思っとるんじゃ。犬というのはあの忌々しい猫と並んで一番人間と親しくしてきた動物と違うのかい。ひどい扱いがあったもんじゃ。猫の扱いも,「借りてきた猫」,「猫を被る」,「猫に小判」などそれなりにひどいのじゃが,犬ほどではないような気がする。いずれにしても,人間には自分たちが一番優れているという思い上がりがあるようじゃ。本当は,わしらの方が上手に人間を利用しとるんじゃ。ざまあ見ろ・・・。くっそ~。負け犬の遠吠えか~。
この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。
2017年09月29日(金)
9月29日(金)ネット問題について考えよう~大学生ネット指導者キャラバン事業
9月29日(金)6時間目1年生のLHRは,全員プログラミング室に集合して,「ネット問題について考えよう」というテーマで生徒指導主任の岸尾先生が自ら授業をされました。その授業は県の「大学生ネット指導者キャラバン事業」の一環で,大学生二名と県教育委員会からもお二人おいでいただきました。高校では唯一福山高校だけで行われる事業だということです。教育委員会からおいでいただいたお一人はこの3月まで福山高校に勤務されていた瀬戸口先生です。瀬戸口先生の後任となる生徒指導主任岸尾先生が授業をなさるということになったわけです。岸尾先生はもちろん大学生二人も初めてのネットキャラバンの実践ということでしたが,それほど緊張することもなく,落ち着いた雰囲気で授業に臨まれていました。
授業の目標はもちろん「ネットトラブルにあわないようにするためには,どうしたらよいだろうか」ということです。冒頭で,9月初めに行ったSNSに関するアンケート結果を紹介された後,大学生2人に携帯電話やスマートフォンについて聞いてみたいことを生徒たちに考えさせられます。すると,生徒たちからネットトラブルについて次々に質問が飛び出しました。大学生2人は難しい質問にもしっかりとした語り口で答えていました。
次に,SNSについて自分たちで考えられるトラブルについて考えさせられます。生徒たちはグループで意見を出し合い,活発に議論を進めていきます。ネット詐欺やなりすまし,いじめなど,今日的な問題が次々に飛び出してきます。
そして,そのトラブルへの対策はどうすればよいか,考えていきます。フィルタリングや不愉快な書き込みを無視するなどの意見の他に,そもそもスマートフォンを使わなければいいという大胆な意見も出て来ました。
そして,自分にできる対処法について考えていきます。ブログ以外は殆どSNSというものを利用しないカメラマンは,つくづくこの時代に高校生でなくて良かったと思います。スマートフォンや携帯電話がなくなれば,彼らは今よりずっと幸福な生活が送れるのにと思わずにはいられません。岸尾先生は大学生2人の協力を得て,うまく生徒たちの意見を引き出し,ネットトラブルにあったら,絶対に一人で苦しまないこと,必ず誰かに相談することという大切な取り決めへと導いていきます。生徒たちはSNSについて真剣に考える貴重な時間となりました。
難しいテーマに少々うんざりして,プログラミング室の外に出ると,森の方からツクツクボウシやアブラゼミの声が盛んに聞こえてきます。牧之原にもまだ蝉がいたんだと,何故かほっとした気分になりました。
2017年09月29日(金)
9月29日(金)昼休み,ベートーベン賞授賞式・・・
9月29日(金)昼休み,校長室でベートーベン賞の授賞式が行われました。1年普通科の有村裕太君(国分南中出身)と市川敬大君(輝北中出身)の2名です。2人は毎日の清掃を時間いっぱい一生懸命行っています。市川君は職員トイレの清掃をしていますが,床に座り込むようにして,隅々まで丁寧に磨いています。その様子をご覧になった校長先生がこれはすごいと感心され,今回のベートーベン賞のきっかけとなりました。そこで,そのように一生懸命清掃に取り組む生徒はいないかと,全職員に声を掛けられたところ,有村裕太君の名前も上がってきたのでした。有村君は,教室の清掃を行っていますが,市川君と同じように教室の隅々まで見渡し,汚れているところを捜しては率先して自ら清掃を行います。ある時,有村君は教室の天井付近が汚れているのを見つけ,あそこも掃除していいですよねと担任の福元先生に声を掛け,自分で椅子の上に乗ったのは良かったのですが,ふと自分が高所恐怖症であることに気付いたのでした。さすがにその時は別の人にやってもらったようですが,有村君の清掃に賭ける志は立派なものです。2人はベートーベン賞と副賞の岩切画伯の絵のコピーを贈られ,多少どぎまぎして,嬉しさをどう表現していいか分からないといった様子でした。これを励みにいっそう高校生活を充実したものにしてくれるものと思われます。おめでとう,裕太君,敬大君!(^_^) しまった。この時間単車通学生の交通教室が行われているのをすっかり忘れていました・・・。
放課後になって,今回のベートーベン賞の3人目,2年普通科の山口アンさん(木原中出身)の授賞式が行われました。山口さんは海外の学校が長かったのですが,日本に来て初めて自分たちで学校をきれいにすることを経験してそのことに喜びを感じていると言います。日本以外の国では,学校に清掃の時間のないのが普通です。清掃をするのは面倒なことのように思われそうですが,山口さんは違います。率先して自分の割り当てられたところを時間いっぱいみっちりやります。そして,その清掃を楽しんでやっているところが山口さんの素晴らしいところです。ベートーベン賞に値する人です。(^_-)
2017年09月29日(金)
9月29日(金)CG通信9月号,保健だよりNo. 6相次いで発行・・・
9月29日(金)CG通信9月号が出ました。3年生の進路激励会の様子が紹介してあります。面接では第一印象が大切というお話を麻生専門学校の濵地先生がしてくださいました。見た目で決まると言っても過言ではないと言えます。見た目は身だしなみだけでなく表情や立ち振る舞いが重要で,多分それは内面から滲み出てくるものなのでしょう。日々の生活が大切ですね。「杉田先生の小言」というコーナーもあります。頭のいい人というのは,最初から頭がいいわけではない。自分が頭が悪いと思う,つまり未熟だと思った瞬間にそのまま努力しない人が頭の悪い人になり,そこから何くそと頑張る人が頭のいい人になるのでしょうね。自分は未熟だと思った瞬間がチャンスなのだろうと思います。是非目を通してください。 CG通信9月号[PDF:833KB]
保健だよりNo. 6も出ました。今週は結核週間だったようです。結核は決して過去の病気ではない。今日でも結核で亡くなる人もいるのだそうです。でも,きちんと予防すれば,また結核と診断されても早めにきちんと医療機関にかかれば,それほど怖れる必要はないということです。咳や痰が長期間続くような場合には,十分に注意しましょう。保健だよりNo. 6(9/29)[PDF:1MB]
2017年09月28日(木)
9月28日(木)神ノ門佳音,平成31年度高校総体姶良・伊佐地区推進委員会副委員長に就任!
9月28日(木)午後,平成31年度全国高等学校総合体育大会鹿児島県高校生活動姶良・伊佐地区推進委員会が行われ,地区推進委員会の副委員長に福山高校2年商業科神ノ門佳音君(国分南中出身)が選出されました。先に学校推進委員会は発足しておりましたが,その推進委員長に就任した神ノ門君は地区推進委員会においても,積極的に仕事をしたいと申し出たのでした。今後県の推進委員会にも出席し,意見を発信していくことになります。陸上部で幅跳びを中心に取り組んでいる神ノ門君は,競技者としても意欲的に取り組んでいるのですが,平成31年の高校総体の時は残念ながらすでに高校を卒業しています。それまでの準備が神ノ門君の仕事になるわけですが,後任は福山高校の学校推進委員会から選出されることになっています。これからの神ノ門君の活躍に期待したいところです。なお,まだ正式発表はされておりませんが,神ノ門君は福山高校の次期生徒会長にも内定しています。ますます神ノ門君から目が離せません。(^^)/
2017年09月28日(木)
9月28日(木)授業風景・・・
9月28日(木)牧之原小学校の上野先生のパワーアップ研修他校種参観の2日目です。上野先生が英語の授業を見に行くと言われるので,付いて行ってみました。生徒たちが絶滅危惧種の動物について英語で発表しています。全員パワーポイントで画像を入れたりして,手の込んだ準備をしています。中には,ネイティブ・スピーカー並みの流暢な英語で発表する人もいます。
そうこうするうちに,2時間目の途中,牧之原小学校の福田教頭先生が様子を見に来られました。せっかくですので,一緒に授業を見ていただきました。数学の寺尾先生が是非見に来てくださいと言うので,足を運ぶと,残念ながら予定していた視聴覚室が使えずに,選択教室での授業となっていました。それでも,一人一人の生徒との懇切丁寧な,時にユーモラスなやり取りが寺尾先生の授業の一端を覗かせているように思われました。
上野先生のパワーアップ研修他校種参観は今日で終了ですが,福山高校が先生のお役に立てたのか,少々不安です。それでも福山高校の全てをお見せすることはできたと思います。10月末からの学校開放では,牧之原小学校,牧之原中学校,牧之原養護学校とのお互いの授業公開ができればと考えております。小中学校や養護学校の高校とは一味違う丁寧な授業が大いに参考になると思われます。
2017年09月27日(水)
9月27日(水)第3回ビブリオバトル
9月27日(水)放課後,午後4時より福山高校図書館で第3回ビブリオバトルが行われました。昨年始まり,2回目まで行われましたので,今回は今年1回目ということになります。昨年は本の紹介だけで終わっていましたが,今回から短いながらも質問タイムも付き,少しずつ本物のビブリオバトルに近づいています。出場者も常連の人もいますが,1年生からも出てくるなど,徐々に盛り上がりを見せ,さらに観客も増えてきています。福山高校生の中にも関心が高まり,すっかり一行事として定着しつつあります。
進行は3年商業科の秋峯有貴君(舞鶴中出身)と1年普通科の石塚瑛未さん(舞鶴中出身),そして最後の方で登場した2年普通科の黒田零さん(国分南中出身)の図書委員3人でした。特に,秋峯君の出場者の文句(!)にも屈しない毅然とした対応はお見事でした。
最初に登場したのが,お馴染み理科の中島亮先生,この方の秋峯君への暴言(?)はよくもまあ退場処分にならなかったなと思われましたが,発表は前回に引き続きさすがでした。「そして誰もいなくなった」はアガサ・クリスティの名作ですが,他の出場者がファンタジー系で臨む中,堂々と推理小説,しかも古典で勝負されました。観客をぐいぐい惹き付ける独特の語り口が今回も素晴らしかったです。2番手の3年商業科の永野優太君(隼人中出身)も前回からの出場組の一人ですが,やはり2回目ともなると,実に落ち着いた立派な発表となりました。「戦闘妖精・雪風」という不思議なお話でした。
3番目は3年普通科岡本和也君(国分南中出身),こちらも前回の出場者ですが,やはりファンタジー「夢をかなえるゾウ」。ガネーシャというインドからやって来た神様(?)が何故か関西弁を話すんだそうです。4番手も3年普通科竹下雄大君(国分南中出身),こちらは多分初出場です。「よるのばけもの」,「君の膵臓をたべ たい」の作者住野よるの長編小説です。これもやはり不思議な話,ファンタジーの類いと言っていいでしょう。
5番手は1年生からただ一人参加した1年普通科の市川敬広君(輝北中出身)です。「キノの旅X」という本を紹介してくれました。もちろん初出場ですが,初めてとは思われないくらい落ち着いた語り口でした。カメラマン的には一押しはこれかな・・・判官贔屓込みか・・・。そして,最後はお馴染み寺尾先生。「民王」という息子と父親が入れ替わるお話ですが,「半沢直樹」や「下町ロケット」などのヒット作を飛ばす池井戸潤の作品なのだそうです。「倍返しだ!」を連呼したかったようですが・・・。
投票が終わると,そのまま引き上げる観客が多く,結果発表は明日に延期になりました。せっかく黒田さんが,採点方法等を発表していたのに・・・。でも,3回目を迎えて,福山高校ビブリオバトルはいよいよ定例行事としての地位(?)を確固たるものにしたように思います。図書委員会は文化祭ではさらに本格的な催しにしたいと考えておられるようです。
2017年09月27日(水)
9月27日(水)12月業種ガイダンス事前指導
9月27日(水)6時間目,12月に行われる業種ガイダンスの事前指導が行われました。1,2年生も進路実現に向けて,動き始めるのです。ライセンスアカデミーより講師の方が来られています。1年生は全員体育館に集合してきましたが,講師の方のみで本校の先生方は一人もいないのに,開始前には全員整列しています。講師の先生の開会の挨拶は,そのような生徒たちへのお褒めの言葉で始まりました。1年生は文字通り業種を知るためのグループワークです。職業名の書かれた80枚のカードをシートの上の77の職業の説明欄の上にみんなで話し合いながら一つ一つ載せていきます。高校1年生にとっては80も職業を挙げられると,詳しくは知らないものや名前も聞いたことのないものもあるでしょう。4名から6名でなるグループでそれぞれ順番にカードを埋めていき,満点を目指していきます。ゲーム感覚で楽しみながら,職業というものに対する理解を深めていきます。中には今回見つけた職業が将来自分の職業になる人も出てくるかも知れません。大切な人生ですからね。幅広い選択肢から自分の職業を見つけていきたいですね。
武道館では,2年生が何やら双六に興じています。高校生にもなって何やっているのだろうと思ったら,こちらも5,6名のグループに分かれて,それぞれの人生を双六で進めていきながら,ゲーム感覚で人生設計を疑似体験しています。サイコロを振り,出た目の数だけ進むのは,まさに双六ですが,自分の駒が進んだ所に,自分の人生の出来事が書かれています。「子どもの誕生」の所に行けば,そこで出産費用を払わなければなりません。生きていくのに,最終的にどれだけのお金が必要なのか,生徒たちは知ることになります。人生ゲームと言えば,そうなのですが,かなりリアルな人生です。そこから,生徒たちは生きていくのに必要なお金を稼ぐための職業を考えることになります。
12月の業種ガイダンスでは,生徒一人一人が選択した職業について勉強していくことになるのだろうと思います。「生きる」ということは「働く」ということでもあります。
2017年09月27日(水)
9月27日(水)牧之原小学校パワーアップ研修他校種参観・・・
9月27日(水)牧之原小学校の上野洋樹先生がパワーアップ研修の他校種参観のために福山高校へおいでになりました。小学校とは異なる福山高校の概要を紹介した後,実際に授業を見ていただきました。小学校での経験を十分に積まれた先生がどのような印象を持たれたか,興味津々です。上野先生は昨年度福山高校が集中的に取り組んだインクルーシブ教育に関心を持たれ,複数の教員が一つの教室での授業に参加する国語の授業を特に熱心にご覧になっていました。授業をする側にとっても,今回の他校種参観は授業のあり方を見つめ直す貴重な機会となりました。上野先生の意見や感想が授業の改善にも生かされるはずです。明日までの2日間行われる上野先生の他校種参観ですが,福山高校にとってもいい刺激になると思われます。
2017年09月26日(火)
9月26日(火)金木犀が香り始めています・・・
9月26日(火)今日もすっきりしない天気です。牧之原ではいつの間にか金木犀が香り始めています。最初にそれに気付いたのは,佳例川地区運動会の時でした。旧佳例川小学校に足を向けると,石段を挟んだ道路の向かい側の木立から仄かに上品な香りが漂ってきました。金木犀よりも銀木犀の方が香りが薄く上品だという話を聞いたことがありますので,正確には銀木犀だったかも知れません。金色に色付いた部分がはっきりとは見えなかったことですし・・・。金木犀にしろ銀木犀にしろ,香りが続く時期はそれほど長くはありません。彼らは1年のうちのそのほんの短い時間だけ,一生懸命花に実を付ける努力をするのでしょうか。季節の移り変わりを律儀にきちんと守る自然界の生き様は実に美しいと思います。牧之原は今日も気温が上がらず,朝夕に限らず肌寒さが感じられるほどです。
10月行事予定表が出ました。10月行事予定[PDF:93KB] 主な行事は以下のとおりです。
10月11日(水)~13日(金) 中間考査
11日(水) 1学年PTA
18日(水) 第2回中高連絡会
霧島市・県立福山高校支援活性化対策協議会
28日(土) 第33回文化祭
かごしまの教育県民週間学校開放期間
(~11月10日(金))
30日(月) 振替休日
今年は福山高校は学校開放期間を10月28日(土)から11月10日(金)までの2週間と例年より長く設定いたしました。保護者の皆様,地域の皆様,多くの方々においでいただき,文化祭のみならず授業風景等福山高校の教育活動のあらゆる面をご覧いただきたいと思います。もちろん,この期間以外でもご連絡いただければ,いつでも対応いたします。
2017年09月25日(月)
9月25日(月)全校朝礼
9月25日(月)全校朝礼です。最初に表彰式が行われました。サービス接遇実務検定準1級合格の3年商業科山下恵実さん(舞鶴中出身),第54回南日本硬筆展推薦の1年商業科竹下リアナさん(木原中出身),そして体育祭での校歌の部優勝3年生(代表:商業科原口結衣さん(舞鶴中出身)),背中渡し競走優勝2年生(代表:商業科落合健太君(国分中出身))です。体育祭の特別枠での表彰は2週連続月曜日が休業日だったために遅れていたものです。体育祭の興奮が甦るようです。
校長先生のお話は,四季の歌の紹介で始まりました。季節はすっかり秋真っ盛りとなり,校長先生のお気に入りの気候だということです。春,夏,秋,冬を順番に歌われ,歌詞の紹介をされます。3,40年前は大いに歌われた歌ですが,今の高校生には余り馴染みはないようです。でも,校長先生の歌声を聴いて,ちょっと関心を持った人も出て来たのではないでしょうか。秋を愛する人は心深き人なんだそうです・・・。次に,特に清掃を頑張っている生徒にベートーベン賞を贈りたいということでした。1年普通科市川敬広君(輝北中出身),有村裕太君(国分南中出身),2年普通科山口アンさん(木原中出身),3年普通科勝山健也君(国分南中出身)の4名です。後日校長室で表彰が行われます。ベートーベン賞は校長先生の心を打ち振るわすことができれば貰えるのです。
表彰式も行われたため,本日は残念ながら校歌斉唱はカットされました。でも,校長先生は生徒の有志による(ちゃんとした?)校歌の収録を今年中に行いたいと仰います。全校朝礼の最後に風紀委員長の3年商業科の永野優太君(隼人中出身)が出て来ました。今週は福山高校の「いじめを考える週間」だということです。今週「いじめ問題」について考えると同時に,生徒全員標語を考えてくださいと永野君は言います。今週末には1年生を対象に大学生によるネットキャラバンの授業も予定されています。
2017年09月24日(日)
9月24日(日)全商情報処理検定・・・
9月24日(日)全商情報処理検定の日です。商業科の人たちは,この数週間夜7時過ぎまで連日補習に打ち込んできました。その成果が試される日です。
『老犬コロの繰り言その38』です。犬はやはり低温地帯の生き物なのか,秋が深まるにつれて,老犬の毛並みも良くなったように思われます。食欲の秋真っ只中のようです。
老犬コロの繰り言その38 飼い犬の中には,捨てられたり,食事が与えられなかったり,虐待を受けている犬もいるそうじゃ。もちろん人間によって・・・。人間というものは,わしら以上に勝手で気儘な生き物のようじゃ。わしらは本能のまま生きるのみで,そのような邪悪な心は持ち合わせておらんのじゃ。もちろん,他の犬のことは良くは分からんのじゃが。聞くところによると,盲導犬とか介助犬とか災害救助犬とか,犬の中には人間社会に大いに役立っているものもいるそうじゃないか。そうじゃ。わしらは素直な生き物じゃから,きちんと教えてくれれば,何でもできるんじゃ。きちんと教えてくれれば・・・。
じゃが,旦那と来たら,わしが最近きちんとお座りしなかったり,お手をしないのを怠慢だと非難しやがる。確かにお座りは教えて貰ったので,若い頃はできたんじゃ。じゃが,今は思うように後ろ足が動かんのじゃ。旦那の車に轢かれたせいじゃ,きっと。お手はやろうと思えばできるんじゃが,目の前に餌がちらつくと,それどころじゃなくなるんじゃ。じゃから,餌を見せる前にお手を求めてくれればいいのじゃ。うん,そうじゃ。そうすれば,わしはきちんとお手ができるはずじゃ。旦那は「伏せ」とか「ハウス」とかは教えてくれなかったのじゃ。じゃから,今さら言われても,こちらはただ混乱するだけじゃ。何のためにするのか,よく分からんのじゃ,特に「伏せ」の方は。「ハウス」は嫌じゃ。もう少し寒くなったら,どうしてもと言われれば,小屋に入ってあげてもいいが,今は嫌じゃ。縁側の下で十分なのじゃ。そもそもわしのご主人様は旦那ではないのじゃ。奥様の方じゃ。どう見ても,この家族の最終決定権は奥様が持っておる。旦那はもちろん爺さんや婆さんも,奥様に怒られているところをよく目にする。じゃから,奥様の言うことに従っておいたらいいのじゃ。旦那はわしと一緒に視察に行く「ダチ」に過ぎんのじゃ。「ダチ」の分際でわしに指図する方が間違っとる。人は己の矩を越えてはいかんのじゃ・・・。
この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。
2017年09月23日(土)
9月23日(土)秋分の日,佳例川地区運動会・・・
9月23日(土)秋分の日,あちらこちらに彼岸花が咲き始めました。赤い彼岸花が主流ですが,中には黄色いものや白に近いものもあります。秋のお彼岸を待ち構えていたかのように見事に満開の花を咲かせています。ただ単にこちらが見落としていただけなのでしょうが,お彼岸を意識して突然一斉に咲き始めたように思われます。
朝から今年も佳例川地区運動会が行われました。こちらの彼岸花は専ら赤一色です。佳例川の水車のところから水路沿いに彼岸花が咲いている一帯はヒガンバナ・ロードと名前が付けられています。佳例川のお米も収穫の時期を前に,まだ緑色がかってはいますが,美しい田園風景の主役であることは間違いありません。この日は,佳例川地区公民館に住民300名ほどの方々がお集まりになり,毎年恒例の運動会が賑やかに始まりました。鹿児島大学の学生の方々も応援に駆けつけて,この運動会をいっそう華やかなものにしてくださっています。
この運動会の一番の見物は,プログラム1番目の菱田川つり大会ではないでしょうか。地域の運動会ならではでしょうが,運動会で釣りが行われるのはまず他にはないのではないでしょうか。実際に公民館横を流れる菱田川,志布志湾に注ぐあの菱田川の源流に近い川まで釣り糸と針が付いているだけの簡単に作られた竹の竿を担いで,ぞろぞろ歩いて行き,競技は始まります。1週間前の台風のせいか,流れが速く,魚など1匹も見えないようですが,地元の人に聞くと小さな鮎がいっぱい泳いでいるのだそうです。太公望たちが一斉に竿を川に向け,釣り糸を流れに垂らします。そうこうするうちに,海釣り経験の豊富な福山高校の寺田事務長は見事に1匹可愛らしいやつを釣り上げました。なるほど,うまくポイントを見つけられれば,結構釣れるようです。あちらこちらで,老若男女楽しそうに釣りに興じておられます。
佳例川公民館の裏には,廃校になった小学校の校舎が残されています。歴史を感じさせる苔むした石段を一歩一歩上がっていくと,少しずつ小学校の白い壁が見えてきます。地域の方々によって大切に保存されているのでしょう。今にも子どもたちが校舎の外へ飛び出して来そうです。一時期は何かの工場として使われていたこともあるそうですが,そのおかげでしょうか。佳例川の美しい棚田の広がる田園風景とこの地で生を営む人々の暮らしはまさに日本の原風景そのもののように思われます。佳例川の人々の地域を大切にする心が失われない限り,この地域の豊かな文化は永遠に生き続けるでしょう。多くの方々がこの地域に目を向けてくださればと思います。
6月の飯冨神社お田植え祭を見逃していたので,そちらへ足を伸ばすことにしました。飯冨神社へ通じる地域一帯にも美しい田が広がり,さらにここにも彼岸花が見事な彩りを添えています。飯冨神社の宮司で霧島市文化財保護審議会長の前田義人さんによりますと,モグラが田に入らないように,田んぼ沿いには彼岸花が植えられているということです。そう言えば,お供え物に狸などが寄りつかないように,昔からお墓の周りにもよく彼岸花が咲いていたように思います。6月のお田植え祭がこの地で行われていた,その雰囲気を想像しながら,飯冨神社を後にしました。
この日の午後,我が肝付町後田鳥越集落では,「しじんこ(水神講?)」つまり水神祭りが行われました。午後1時から白石神社の参道の清掃や鳥居の注連縄作り,そして集落の畑道の刈払いなどが予定されていましたが,大部分準備は済まされており,1時間かそこらで作業は終了してしまいました。係の方々のお陰です。午後6時から白石神社にあらためて参拝をした後,「しじんこ」のメイン行事酒盛り(?)が始まりました。現代人には幾分掛け離れた世界のようですが,伝統文化を守っていこうという心意気は大切だと思います。伝統文化というのは面倒な部分も多々ありますが,文化というものはそういうものでしょう。生きるということの本質でもあります。
2017年09月22日(金)
9月22日(金)夢プラン体験学習
9月22日(金)朝から雨です。本格的な雨です。本日の1年生の夢プラン体験学習,あいにくの天気になりました・・・。
昨日夕方福山高校近くの住宅街を歩いていたら,柿の木を見つけました。実際はいつも目にしている木なのですが,黄色く色付き始めている柿の実を見て,初めて柿の木であることを認識しました。柿は日本の里の秋を代表する果実でしょう。栗や梨では色合いが余りにも地味すぎます。真っ赤に色付いた柿,これこそが日本の秋の田園風景ですね。
9時15分1年生は2台のバスに分乗して,それぞれの施設へ向けて出発していきました。先週の事前講話で教わったことを参考にしながら,有意義な勉強をして来てくれるものと思います。障害を持つ人々や高齢者といかなる関わり方を持つべきか,これからの社会はそのような意識を常に持ちながら生きていくべきでしょう。中には,将来介護士や看護師などの福祉または医療の道へ進む人も出てくるでしょう。今回学んだことがきっと人生の分岐点としての役割を果たしてくれるのではないかと期待されます。社会には障害を持つ人々,高齢者など不自由を強いられる人々が必ず存在するわけですから,そのような人々を含めてみんなが幸せな世界を築いていかなければなりません。福山高校生はこの夢プラン体験学習を通して,生きていく上で大切なことを勉強しているのです。
2017年09月21日(木)
9月21日(木)再び,すっかり秋めいてまいりました・・・
9月21日(木)朝から雨模様です。午前7時を過ぎたあたりから,ついにしとしとと雨粒が落ち始めました。その前に地面が多少濡れていましたので,夜明け前にはすでに降っていたのでしょう。今日の予報は一日雨です。お陰で気温は上がらず,窓の外からは幾分ひんやりした空気が流れてきます。もうすっかり秋といった風情です。ところが,昨日の夕方校内を歩き回ると,隣の森からヒグラシの声が聞こえてきます。台風直後肝付町の自宅ではツクツクボウシが頑張っていましたが,牧之原はヒグラシです。ヒグラシも鳴く日があると思えば,鳴かない日もあります。昨日久しぶりに鳴いたヒグラシですが,それまでずっとどこに行っていたのでしょうか。虫の世界は不思議です。彼らなりの事情があるのでしょうが・・・。
9月16日(土)に就職試験がスタートし,今週は毎日多くの生徒が各企業へ受験に出かけています。中には,まだ合格通知こそ届いていませんが,合格の知らせを受けた人までいるようです。福山高校は8年連続就職・進学率100%達成に向けて,順調に滑り出しているように見えます。求人倍率が高く,就職戦線は売り手市場が続いています。高校入試や大学入試においても,少子化が続き,受験地獄と言われた時代に比べると,場合によってはそれほど努力しなくても合格通知が貰える時代になっています。このことは,社会全体にとっては決して好ましいことではありません。そのうち大きなしっぺ返しが来るのではないかと懸念されます。やはり,人はある程度苦しみもがきながら,必死に努力する,そういう時期が必要なのではないでしょうか。ずっともがき続けるのは,それは害悪だと思われますが,ある程度自分を高めることによってこそ,真の幸せは得られるものだろうと思います。そう,人生は Durch Leiden Freude! なのです。自分を最高の自分に高める努力をしてから,社会へあるいは次の段階(学校)へ進もうではないか!福高生諸君,福山高校は安易に君たちを楽にはさせないぞ!やるべきことはちゃんとやる,それが福高生なのだ!夏休みの宿題,ちゃんと出せよ!(^_^;)
2017年09月20日(水)
9月20日(水)生徒会立会演説会及び投票
9月20日(水)午後生徒会立会演説会がありました。大山美早希(牧之原中出身)内閣に替わる新たな生徒会役員が誕生することになります。大山内閣は昨年の文化祭に始まり,募金活動やクラスマッチ,FMきりしまラジオ出演,霧島市青少年議会,そして先日行われた体育祭に至るまで,立派な活躍を見せてくれました。福山高校の歴史に確かな1ページを残してくれたと思います。次期内閣はどのような顔ぶれになるか,大変興味津々のところですが,立候補者を演説順に紹介しますと,
1年普通科川野颯一朗君(国分南中出身),2年商業科遠矢七夕さん(国分南中出身),1年商業科花森楓さん(牧之原中出身),1年普通科市川敬広君(輝北中出身),2年普通科斧駿介君(国分南中出身),2年商業科神ノ門花音君(国分南中出身),1年普通科大津潤真君(国分中出身)(この日は欠席!),1年商業科中園翔馬君(国分中出身),2年普通科中元ひかるさん(牧之原中出身),2年普通科唐鎌崇寬君(輝北中出身)
の10名です。候補者不在であったり,応援演説者不在であったり,いろいろハプニングはありましたが,みんな堂々と思いの丈を述べてくれました。中には中学時代不登校の時期が合ったことや高校を入り直して福山高校に来たことを告白する大胆な演説もありました。でも,そのような苦労を乗り越えて,福山高校をより良い学校にしていくために貢献したいという心意気はまさに Durch Leiden Freude! そのものではありませんか。単に楽しい学校にではなく,地域に貢献する学校を目指していきたいという声もあり,大変頼もしく思われました。
投票は霧島市選挙管理委員会から借りてきた投票台や投票箱を利用して,本番さながらに実施しました。この秋は霧島市長選挙が行われますし,場合によっては衆議院議員選挙もあるかも知れません。18歳に選挙権が引き下げられ,高校生にとっては政治がかなり身近なものになったことは間違いありません。まずは,福山高校生徒会の今後の動きに注目しましょう。また,新たな歴史が始まることになります。
2017年09月19日(火)
9月19日(火)全商情報処理検定補習
9月19日(火)昨日同様好天に恵まれ,大変爽やかな一日となりました。少しだけアシナガバチの出現が気になりますが・・・。放課後商業科のパソコン室やワープロ実習室では22日(日)に実施される全商情報処理検定に向けて1年生を中心に補習が行われています。中には上級を目指して頑張っている2年生や3年生もいます。1年生の中にも行く行くは1級を取得するつもりで闘志を見せている人もいます。商業科,頑張れ!(^^)/
図書館だよりNo. 5 が届きました。第3回校内ビブリオバトルが来週23日(水)に迫ってきました。秋はスポーツの秋であると同時に読書の秋でもあります。次第に長くなる夜を過ごす一番の友はスマートフォンなんかではありません。スマートフォンは生きる術(すべ),生きていくためのヒントは何も与えてくれません。自分の心の琴線を揺らすような素敵な本に巡り会いたいですね。Library News No. 5[PDF:1MB]
2017年09月18日(月)
9月18日(月)敬老の日・・・
9月18日(月)台風一過,素晴らしい天気になりました。秋の陽射しは真夏のそれに比べると,やさしく友好的です。最高の敬老の日となりました。本日は西牧之原地区敬老会が行われました。そして,その敬老会のクライマックス(?)を飾ったのは,福山高校吹奏楽部でした。「上を向いて歩こう」,「泳げ鯛焼き君」,そしてお年寄りにふさわしい(失礼・・・)「水戸黄門」の3曲を演奏しました。ご出席されていた方々に大好評で,敬老会の最後を大いに盛り上げる演奏となりました。福山高校吹奏楽部は,5月は佳例川羽山まつり,先月はふくふくランド夏祭り,今月は西牧之原地区敬老会と地域の皆様から発表の機会を多くいただき,活動が大変活発になってきました。来月は「福山文化祭」への出演も決まっていますし,福山高校文化祭もあります。福山高校吹奏楽部は地域の活性化に貢献するためにも,これからも演奏を続けてまいります。西牧之原地区敬老会の皆様本日はどうもありがとうございました。写真の提供は例によって鈴木PTA会長でした。こちらもありがとうございました。
2017年09月17日(日)
9月17日(日)台風18号襲来・・・
9月17日(日)台風18号がやって来ました。昼前に鹿児島県本土に上陸して,そしてあっという間に通り過ぎていきました。なかなか到着しない台風でしたが,大隅半島は拍子抜けするくらいあっさりと通過したのです。鹿児島よりは大分や宮崎の大雨が深刻なようです。大きな被害がなければいいのですが・・・。
『老犬コロの繰り言その37』です。昼過ぎに老犬と文字通り集落の視察に出かけました。緑色の銀杏の葉っぱがたくさん落ちている中,裏山からはツクツクボウシが盛んに声をあげます。台風が再び夏を連れ戻したきたように思われます。台風は去りましたが,吹き返しの風がやや強く,お陰で夏の暑さは全くありません。鳥越集落は小さな木の枝や葉が少々散乱する程度で特に目立った被害はなさそうです。途中竹が倒れて道をふさいでいる所もありましたが,竹はもう懲り懲りです。(^^;
老犬コロの繰り言その37 台風18号とやらが,夜明け前に接近して雨風が次第に強くなって来おった。じゃのに,わしは縁の下に置かれたままじゃ。もう夜は明けようというのにじゃ。わしは放っておきかい!夜がすっかり明けきってから,ようやく爺さんと旦那の倅ががわしを家の玄関に入れてくれた。まだそんなに濡れとらんかったから,まあいいさ。
玄関の中は風雨に悩まされないから,快適なんじゃ。じゃから,いつの間にか,そこが自分の部屋のような思い違いをしそうになった。旦那がおしっこしておいでと言うものだから,庭へ出て用を足すのじゃが,当然のごとくまた家の中へ入ってしまった。台風が通り過ぎた後も,しばらく庭を歩き回った後,何を考えてか,多分何も考えずにまた玄関の中に入ってしもうた。まだ,縁の下は濡れておったから自分の居場所はここじゃと自然に動いたまでのことじゃ。そして,そのまま横になりしばらくうとうとしてしもうた。じゃが,直に気が付いたんじゃ。台風が通り過ぎると,外の方がずっと快適なんじゃ。
旦那が庭に出てきて,ようやくこの日の視察を開始した。実に快適な視察じゃった。多少葉っぱは散っておったが,わしからすれば全く問題なしじゃ。じゃが,集落の住宅街に入ったところで,ちびっこギャングに遭遇してしもうた。わしは小さな子どもが大嫌いじゃ。「ワンちゃんだ!」と言いながら無暗に近づいて来やがるんだ。旦那が「この犬は咬むよ。」と言うと,ようやくわしから離れて行く。その間わしはだんまりを決め込んでおる。触らぬ神に祟りなしじゃ。下手にこちらから愛嬌を振りまくと奴らはしつこいからのお。わしは旦那と旦那の家族としか,付き合いは持ちたくないんじゃ。わしはデリケートなんじゃ・・・
この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。
2017年09月16日(土)
9月16日(土)台風18号接近中・・・
9月16日(土)大隅地区の中学校では体育祭が予定されていましたが,秋雨前線に台風18号も接近し,あいにくの天気になりました。明日17日(日)には九州南部への台風の上陸が予想されますので,霧島地区を含めて中学校の体育祭の実施は18日(月)以降になりそうです。連日練習を重ねてきたせっかくの体育祭ですからね,中学生の皆さんにいい条件で体育祭を盛り上げていただきたいですね。
『老犬コロの繰り言その36』です。9月に入り,2週連続で子どもたちが相前後して帰省してきました。人見知りの激しい老犬ですが,さすがに覚えているようです。可愛がってもらった記憶が蘇るのか,上機嫌に見えます・・・。
老犬コロの繰り言その36 旦那の娘が帰って来おった。じゃが,嵐のように襲来して嵐のように去って行きおった。忙しい娘じゃ。その1週間後には旦那の倅が帰って来おった。2番目の方じゃ。こいつは6日ほどはおるようじゃ。じゃが,どちらもスマホとかいう四角い板みたいなやつを睨んでいる時間が長く,余りわしの相手はしてくれないのじゃ。しゃあないから,わしは旦那の姿を追いかけるんじゃ。旦那の方も少し大きめのパソコンとかいう奴を叩いたり,やはり四角い紙の本を手に難しい顔をしておるが,こっちはしばらく眺めているとおやつのササミジャーキーをくれる。
それにしても,人間て奴らはどいつもこいつもスマホとかいう訳の分からないものを手放せないようじゃが,一体どうなっておるんじゃ。旦那は携帯電話とかスマートフォンとか嫌いなのだそうじゃ。4年前までは携帯電話さえも持っておらんかった。子どもたちにも高3の2月の大学入試の時期まで買い与えなかったということじゃ。尤もそのような決定権のあるのは奥様の方じゃったようじゃが。それが今では爺さん,婆さんは除いて,奥様を含めて全員が四角い板を眺めておる。旦那はもちろん大きめの板じゃが。どうせ『老犬コロの繰り言』を打っておるのじゃろ。いずれにしても,おかしな風景じゃ。もう少し自分のそばにいる者を大切にしろ!あるいは,わしにもその四角い板を持たせろ!
旦那のCDとやらもわしには不可解極まりないものじゃ。旦那は歴史上一番嫌いな人物はグラハム・ベルで,一番好きな人物はトーマス・エジソンなんだそうじゃ。よく分からんが・・・。要するに,根暗な旦那は一方的に聞くのは耐えられるが,自分から発信しなければならないのが苦痛なんじゃ。そのくせ散歩中いや視察中やたらわしには話しかけるんじゃ。いや,わしだけではないぞ。カマキリや蝉,ひどい時は電柱にだって話かけることもあるんじゃ。「ひどい台風でしたね。大丈夫ですか?」だって・・・。根暗な旦那は相手が話しかけてこないと分かっていたら,大胆なんじゃ。電柱が返事したらどうするんじゃろ・・・。
この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。
2017年09月15日(金)
9月15日(金)1年生夢プラン体験学習事前講話
9月15日(金)台風18号の影響か,風が幾分強くなっています。土日の台風襲来が予想されますが,どうか大きな被害をもたらすことがないように,祈りたいと思います。福山高校1年生はこの日の午後,来週の夢プラン体験学習の事前講話がありました。1年生は,2学期総合的な学習「夢プラン」において,障害者福祉または高齢者福祉の勉強を進めていきます。障害者福祉のグループは,2班に分かれて,塚脇学園と福山学園を,高齢者福祉のグループも同様に2版に分かれて,おおすみ竹山園と牧之原むつみ園を訪問し体験学習を行います。
今日はその事前講話というわけで,障害者福祉は福山学園の中馬吉美様にお話いただきました。冒頭で,障害のある方々に接する場合は,「目くばり」,「気くばり」,「思いやり」がまず大切であると仰いました。この3つの様子は人生においても,「人」としての価値を大いに高めるものだと思われます。障害者施設の様子もある程度,頭に入れ,来週金曜日22日は有意義な体験学習ができるものと思われます。
高齢者福祉の方は,牧之原むつみ園の田向伸一様に昨年に引き続き,体育館でご講義いただきました。実際に車椅子に乗っている高齢者の方を世話する方法などの模擬体験を交えてお話いただきました。高齢者の方々に喜んでいただけるように,お話に耳を傾けたり,話題を提供することも必要です。身近にお年寄りがいる人は少ない現代っ子にとっては,大変貴重な体験になると思われます。中馬様,田向様,本日は貴重なご講義ありがとうございました。
ところで,来月10月28日(土)のことですが,福山高校では文化祭を開催いたします。福山高校の文化祭では,JAやぼっけもん会など地域の方々も大いに盛り上げてくださいます。農産物,海産物,そして焼き芋やパンなどの販売を毎年行っておりますが,福山高校PTAでもカレーやポップコーンなどを販売します。そして,早くも食物バザーの注文票が出されました。本日生徒が「文化祭バザーのご案内」というプリントを持ち帰りますので,9月25日(月)までに担任へご提出ください。地域の方々向けの当日券はあるようですが,生徒及び保護者の皆様方は是非注文票でお買い求めください。H29 文化祭バザー案内[PDF:85KB]
2017年09月14日(木)
9月14日(木)曇り空の下,爽やかな風が吹いています・・・
9月14日(木)朝から今にも泣き出しそうな曇り空です。お日様は全く見ることはできません。でも,お陰で牧之原特有の高原の風が吹いて,思いの外快適です。台風18号の影響もあるのでしょう。週末にかけて,天気は大崩れしそうですが,牧之原の空はまだ必死に堪えています。
テニスコートでコートの整備をされている方がおられます。保健体育科の岩田先生です。体育祭の前にも運動場へ通じるところをきれいにしていただきました。岩田先生の作業の様子を見ていると,秋にふさわしい,ミレーの絵に出てくるような味わい深いものが感じられます。そうこうするうちに,岸尾先生も出て来て,作業を始められました。そして,体育の授業の2年生の生徒たちもやって来ました。今日はかなり涼しいので汗をかくこともないでしょう。
どんよりとした空を見上げていると,飛行機が真上を通り過ぎていきました。福山高校の上空は飛行機の通り道になっているのです。日に何便も通り過ぎて行きますが,かなり上空を飛んでいくので,屋内にいるときには全く気になりません。
昨日の校長先生のFMきりしまの生番組お聴きになったでしょうか。Java というソフトを利用すれば,インターネットにつながっているパソコンであれば,日本中(世界中?)どこでも聞けるようです。スマートフォンにはまた別のアプリもあるようです。カメラマンは職員室で自分のパソコンで聞きました。冒頭校長先生の「千の風になって」の歌声が聞こえてくると,羽山まつりが思い出されました。校長先生の熱いお話とともに福山高校生徒全員が歌った校歌も流れました。校長先生の思わくは見事に当たりました。パソコンのスピーカーから聞こえてくる,若干小さかったけれども,生徒たちの歌声はとても素敵でした。多少音程に微妙なところはありましたが,そこがまたプロの合唱団ではない生徒たち自らの声というわけで,その直向きさが良かったと思います。そのうち,今回の放送の音声は校長先生の所に届くことになっています。聞き逃された方は,是非どうぞ・・・。(^_-)
2017年09月13日(水)
9月13日(水)進路激励会
9月13日(水)今日は松迫君の日,つまり交通安全の日です。朝から係の先生方が牧之原十文字やバス停などに立ち番指導に出られています。放課後は交通委員の生徒たちによる単車小屋並びに福山高校前バス停の清掃が行われました。毎月1回の行事です。
6時間目武道館に3年生が集まってきました。今週末16日(土)から就職試験が始まります。そして,10月からは本格的に大学,短大,専門学校などの推薦入試もスタートします。この日は3年生の進路激励会が行われたのです。
最初に進路指導主任の寺尾先生が挨拶されました。寺尾先生一流の飾らず,さり気ない語り口です。でも,内容は3年生に進路決定に向けて力を出し切って欲しいということです。最後に,右手を上げて,誤ってマイクを握ってしまったけど,僕のこの右手は德丸先生の手なんだと訳の分からないことを言われます。1年生の授業があり,激励会に参加できないために,德丸先生は,「エイエイオーの掛け声の時の寺尾先生の右手は僕の右手ですからね。」と思いを伝えられていたのです。・・・。
次に,受験の心構えについて,麻生専門学校の先生からお話がありました。面接においては,見た目が大事,第一印象が物を言う,ただし第一印象で失敗したと思ってもそこでくじけてはいけない,最後まで息を抜かないで頑張り抜こうと生徒たちを励ましていただきました。第一印象を良くするためには,まずは挨拶,次に身だしなみ,姿勢と言われます。面接の時だけの付け刃では,面接のプロには通用しないので,たとえ残り3日でも常に挨拶,身だしなみ,姿勢に気を配ろうという,多分今だからこそ,なおさら真剣に耳を傾けることのできる貴重なお話でした。生徒代表の決意の言葉は,進学代表が普通科の梅木崚聖君(舞鶴中出身),就職代表が商業科の下舞功大君(牧之原中出身)でした。
梅木君は校長先生の好きな言葉,福山高校の今年のスローガン「苦悩をつきぬけて歓喜に至れ Drurch Leiden Freude!」で決意の言葉を結んでくれました。下舞君は気取らず淡々と下舞君らしく訥々と思いの丈を述べてくれました。
校長先生の激励の言葉は,言いたいことはすでに梅木君と下舞君に取られてしまったと言いながら,やはり Durch Leiden Freude! このフレーズが出て来ました。夕方6時からのFMきりしまへの生出演で頭がいっぱいというご様子で,すでに緊張が始まっていると言われます。最後に勝ち鬨の声をあげたのは,生徒会長の商業科大山美早希さん(牧之原中出身)です。ええ,もう8年連続進学・就職率100%を達成したつもりでいます・・・。(^^)/
これで終わりかと思いきや,ぞろぞろ応援団が前へ出て来ます。でも,聞いてないぞと煮え切らない様子です。それでもやはりやってくれました。体育祭の際の「青団」の所を「3年」に言い換えて,副団長の税所悠理君(木原中出身)を中心に最後盛り上げてくれました。これで,8年連続進学・就職率100%は間違いなしです。(^o^)
本日夕方FMきりしま76.9を是非お聴きください。遠藤校長先生の生出演があり,校長先生の熱い思いと生徒たちによる福山高校校歌が聴かれることになっています。どうぞ,お楽しみに!(^_^)
2017年09月12日(火)
9月12日(火)朝課外そして教育相談が始まりました・・・
9月12日(火)後期の朝課外が始まりました。2学期から1年生もかなり受講します。それぞれの目標にしたがって,実力をつけていきます。
体育祭が終わったばかりですが,文化祭に向けて動き出します。本日の2時間目には1年生のみ特設のLHRが行われました。
そして,本日から来週の木曜日まで7日間45分授業で教育相談が実施されます。福山高校は比較的順調に2学期滑り出していますが,学業や進路,友人関係など思い悩んでいる人もいるだろうということで,学期初めに設定されたものです。それぞれの生徒たちが担任や副担任の先生と今考えていること,気になっていることなどを相談します。先生方は基本的には聞き手になり,生徒の考えていることを受け止めていきます。商業科は全商情報処理検定に向けて補習も行われています。そして,週末16日からは3年生の就職試験もスタートします。体育祭が終わったからと言って,のんびりはしていられないようです。日々の成長あるのみです。
2017年09月11日(月)
9月11日(月)振替休日です・・・
9月11日(月)と言えば,誰でも思い浮かべるのは2001年9月11日でしょう。1989年ベルリンの壁が崩壊し,いやその前にゴルバチョフのペレストロイカあたりからか,東西ドイツが統一し,ソビエト連邦も崩壊し,多くの民族国家が誕生し,人類は,地球は一気に平和へ向かって動き始めるのだ,と多分誰もが思っていたはずです。その夢を完全に打ち砕いたのが,2001年9月11日の同時多発テロだったのです。そもそも1990年の湾岸戦争あたりから,いや人類は平和には進まないという予感はあったのですが,仄かな期待さえも破れてしまったのです。サダム・フセインやウサマ・ビン=ラディンなどを悪と決めつけるのは,アメリカやヨーロッパ社会の論理でしょう。東西には,この場合の「東」はとりあえずイスラム社会,如何ともし難い巨大な壁がまだ存在していたのです。ソビエト連邦とアメリカが対立していた冷戦時代の方がまだ平和であったと言えるのかも知れません。戦争の世紀20世紀を終えて,21世紀の人類は民族問題というさらに困難な問題を抱えてしまっています。地球上から憎しみというものが,少なくとも民族同士の憎しみというものが,消えてなくなるのはいつの日のことでしょうか。
日本の隣には北朝鮮という駄々っ子がいますが,ちょうど100年前はまさに我々の国日本が世界の駄々っ子だったのではないか。世界は難しい舵取りを迫られています・・・。
「9.11」と同じくくらい我々日本人にとって忘れがたいのは「3.11」です。東日本大震災。ちょうど半年の差になっていますが,「3.11」の方は2011年のことで,10年の開きがあります。一方は人為災害で,もう一方は自然災害のように思われますが,原子力ということに思いを馳せると,どちらも極めて今日的な人為的な災害と言えるのではないでしょうか。政治家の責任は重いと思われますが,教育界初め社会全体が人類の平和と地球の環境を守ろうという気運を高めていくべきでしょう。人間一人一人が高い知性を持ち,地球ファーストの視点で行動すべきだと思います。
9.11。振替休日に由無し事を書き連ねました・・・。
2017年09月10日(日)
9月10日(日)すっかり秋めいてまいりました・・・
9月10日(日)肝付では牧之原以上にまだ蝉の残党がしぶとく鳴いてはいますが,ここでもやはり朝夕はすっかり秋の風情です。そのせいか,老犬も縁側付近からそれほど遠くまで歩くことはなかったのに,この日は比較的長い距離を歩いています。一度縁側とは反対の裏庭の方にあるカメラマンの部屋を覗きに来ましたが,つまらなそうな顔をして再び縁の下へ帰って行きました。早朝の散歩と夕方の散歩以外は,それほど用事はないようです。
『老犬コロの繰り言その35』です。老犬の右目の上に大きなダニが食いついていました。老犬は裏山にまで足を伸ばすほど元気が出てきたということでしょうか・・・。
老犬コロの繰り言その35 土曜日の夜は,と言ってもわしには曜日の感覚はないので,金曜日ではないということに気付いていたわけではないのじゃが,とにかく土曜日の夜,旦那は帰って来るのがいつもよりかなり遅かった。それでも,わしは縁の下から出て,義理で旦那を出迎えてやったのじゃ。すると,旦那はいつものようにわしの顔中を撫で回してから,ふと手を止めて,右目の上を確認し始めおった。そうだ,そこじゃ。そこがわしの痒いところなのじゃ。よう気が付いてくれおった。旦那がぐいと指を捻ると,どうやらわしの右目の上から何かが切り離されたようじゃ。ダニじゃ。旦那がわしの顔などを撫で回すのは愛情表現ではないのじゃ。じゃが,わしにとってはむしろありがたいことじゃ。旦那はわしの身体に付いたダニを捕るのがうまい。人は誰だって一つぐらいは取り柄はあるもんじゃ。爺さんや婆さんはなかなか気が付いてくれないのじゃ。わしの方もただ痒いだけで何が起きているのか分からないから,特に催促もしないのじゃが。旦那はすぐに見つけてくれる・・・。
じゃが,一度ひどい目におうたことがある。まだ旦那の子どもたちが家におったから,7年ほど前のことじゃろう。わしの後ろ左足の付け根のところにビー玉ぐらいのでき物ができたのじゃ。わしは別に痒くもないし,殆ど気にも留めなかったのじゃが,旦那はダニだと言い張りおった。旦那がその瘤をいくら引っ張っても取れなかったのじゃ。わしはうーと唸ってやった。じゃが,旦那は「我慢しろ!」と言いながら,マッチに火を付けて焼こうとしたり,カッターナイフで切ろうとし始めたのじゃ。無茶苦茶するなと思いつつ,わしもちょっとだけダニなのかも知れないと思い,我慢しておったんじゃ。擦った揉んだした挙げ句,ついに旦那はこれはイボだと結論づけおった。後に残ったのは,わしは実際には確認しておらんが,黒ずんだイボだけじゃったのじゃ。今でも黒ずんでおるようじゃが,それからそのイボは大きくなることもなかったようじゃ。ひどい話じゃ・・・。爺さん,婆さんに至っては,わしの後ろ足のかかとの所にある肉球を一度ダニだと勘違いしおった。危うくわしの後ろ足から肉球が左右一つずつ消えてなくなるところじゃった・・・。こわ・・・。
この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。
2017年09月09日(土)
9月9日(土)体育祭(午後)
9月9日(土)体育祭の午後は部活動紹介からです。福山高校の9つの運動系の部と2つの文化系の部が入場してまいりました。本部席前で放送によるコメントに応えて礼をしていきます。中には,テニス部のようにボールのパスを始める部もあります。圧巻だったのは,乗りに乗っている,本日の体育祭を盛り上げてくれている吹奏楽部の「ヤングマン」の演奏です。後ろで,テニス部や科学研究部の人たちが音楽に合わせて踊っています。その踊りがまた悪のりしない品のいい踊りでした。(^_^) 最後に篠原福山高校後援会会長より激励の言葉が送られました。
職員種目の玉入れは,午前中のPTA種目と同じじゃないかと宣うなかれ。各学年の先生方が,各団のために死に物狂いで(?)玉を籠に入れるのです。30個の玉を入れ終わったら,最後に各学年の代表がアンカーボール(テニスボール?)を入れるという凝った(?)競技です。ここでも3年生の職員団が他学年を圧倒しました・・・。50メートル決勝は男子はやはり2年商業科神ノ門佳音君(国分南中出身)が速かった。そこに乱入したのが,予選を勝ちが上がってもいないのに,岸尾先生と德丸先生です。德丸先生はレース後「俺は福山高校3位だ!」と豪語していました・・・。m(_ _)m
今年度から新たに加わった競技,借り物競走は生徒会を中心にシナリオが作られたようです。眼鏡やネクタイなどの品物だけでなく,先生方まで借り出される始末で,得点競技とは言いながら,運不運にかなり左右されるのですが,そこがまた面白いと言えるのかも知れません。背中渡し競走ではドラマが起きました。予行練習では3年生が圧倒していたはずでしたが,今日は2年生が物凄い気迫を見せました。2,3年生に比べると圧倒的に人数が少ないために,この日も午前中からかなりの苦戦続きだったのですが,どうやら2年生は背中渡しに賭けていたようです。そもそも背中渡しは1人の生徒が2人のサポーターに支えられて残り全員の背中を歩き(走り?),直線距離にして30メートルぐらいの距離を往復するわけですから,人数の多い方が絶対有利であると少なくとも予行では思われました。でも,生徒全員がその気になれば,不利な状況も克服できるということを見事に2年生が証明してくれました。走者の商業科の落合健太君(国分中出身)の頑張りも素晴らしかったですね。まさに,Durch Leiden Freude! でした。
2年生の頑張りはこれだけではありません。学年対抗リレーは予行でも3年生に勝っていましたが,今日はさらに背中渡しリレーの勢いそのままに,濵崎応援団長がゴールテープを切りました。2年生は優勝したかのような騒ぎです。
プログラム最後は応援合戦です。各団それぞれ実に見事な気合いの入った演舞が見られました。福山高校の制服は学ランではないのに,どの団も学ランを着るというのは昔からの習わしでしょうか。1年生の竹下団長の直向きな目も素敵でしたし,濵崎君率いる白団も工夫を凝らした演舞を見せましたが,やはり3年生の演舞が2枚も3枚も上手でした。勝たなければならない,という気持ちが全員から滲み出ているように思われました。表情が違う・・・。校歌斉唱から演舞まで全ての面で3年生が圧倒しました。2年生は,特に校歌斉唱は少人数ですから不利なのは分かりきっているのですから,背中渡し競走で見せたような意地と頑張りを期待したかったですね。でも,この悔しさを胸に来年はやってくれるはずです・・・。(^^)/
閉会式です。競技の部,団結の部ともに3年生の圧勝でした。でも,一番ざわめきが起こったのは,競技の部で2年生が2位になったことです。午前中は3年生には大差を付けられ,1年生にも全く歯が立たないように思われましたが,午後になって50メートル走の決勝や背中渡し競走,学年対抗リレーでの逆襲は見事でした。ひょっとしたら,2年生には負けたという気持ちはないでしょう。来年に向けて,やれるという自信と決意を自覚したのではないでしょうか。
閉会式後,解団式の様子を見ていると,応援団の人たちの苦労と努力が窺われます。でも,やはりやり切った感が一番強いのが3年生のようです。来年は2年生が強敵1年生を相手に恐らく今度こそ本気で挑んでくれるはずです。その結果,3年生(現2年生)が勝つのか,2年生(現1年生)が勝つのか,はたまたさらに強力な1年生が出てきて勝利を掻っさらうのかは,神のみぞ知るです。人生にとっては大切なのは結果ではないと思います。どれだけ心を込めて真剣に取り組んだか,ということが何よりも大切でしょう。兎にも角にも来年が楽しみになってきました・・・。3年生,優勝おめでとう!(^o^)
2017年09月09日(土)
9月9日(土)体育祭(午前)
9月9日(土)第33回福山高校体育祭は晴天に恵まれ絶好のコンディションで開始を迎えようとしています。1年生赤団,2年生白団,3年生青団それぞれがこの日のために,この夏準備を進めてまいりました。3年生には昨年度の悔しい思いがあり,最上級学年として負けられない戦いとなります。2年生は少人数故に競技,応援全てにおいて苦戦が予想されますが,来年度へ向けて爪痕を残しておきたいところです。あわよくばという思いも当然あるでしょう。1年生は高校入学後初めての体育祭ということで,初々しい戦いとなると思いきや予行練習等では競技も応援も1年生とは思われないほど,意欲的な取り組みを見せています。2,3年生は決して1年生を侮ってはなりません。
午前9時ちょうどに体育委員長3年普通科山下蒼麻君(国分南中出身)のホイッスルで,入場行進が始まりました。先頭を歩くのは生徒会長3年商業科大山美早希さん(牧之原中出身)です。昨年は急きょ回ってきた応援団長の役目を立派に果たしてくれましたが,今年も昨年同様凜々しい行進です。3年生の応援団長は商業科原口結衣さん(舞鶴中出身),ご存じ福山高校のピアニストでもあります。2年生白団の応援団長は普通科濵崎将也君(隼人中出身),昨年に引き続いての応援団長です。今年はさらに期するものがあると思われます。1年生応援団長は商業科の竹下リアナ・クリステンさん(木原中出身),女傑が2人も揃ったのは,井伊直虎の影響でしょうか。この1年生が見事な活躍を見せます。
開会式が終わると,エール交換です。各団のそれぞれの健闘を誓い合います。1年生赤団の竹下さんを中心とした華やかなエール,2年生白団の濵崎君の男らしい堂々としたエール,3年生原口さんのまさに直虎張りの凜としたエール,それぞれに素敵でした。
各団のパネルを紹介します。1年生赤団はやはり赤を基調としたパネルです。コンピュータ・ゲームか何かのキャラクターだそうです。輪郭のくっきりとした,遠方からは一番映えていたのはこれかも知れません。
2年生白団は,「千と千尋の神隠し」のハク(白?)ですね。もう20年近く前になるでしょうか,多分この映画が封切られた時の記憶は彼らには全くないでしょう。でも,未だにこの映画の影響力は凄いですね。パネルの完成は2年生が一番早かったのです。夏休みの前半ですでに仕上がっていたのではないでしょうか。
3年生青団は今年も中村彩乃さん(国分南中出身)が殆ど一人で作り上げたものです。「銀魂」というのでしょうか。青団の青はあえて強調していないようですが,背景の色合いを見ると,青が白と赤を圧倒しているということでしょうか。
競技が始まりました。50メートル走の予選からです。グラウンドを斜めに一直線に走ります。まずは,各学年の予選が行われ,午後の決勝で各団の競走が行われ,福山高校の50メートル走チャンピオンが決まります。俵担ぎリレーは男子が20キロ,女子が10キロの俵を担いでリレーで競います。やはり3年生が強かった。2年生も善戦しましたが・・・。(^^)/
台風の目は,4メートぐらいの竹の棒を4人で3つのカップを回りながら,リレーしていきます。3年生の第1走者は台風の目の棒に振り回されてしまった人も出てきて,前半出遅れますが,最後には見事に挽回しました。男子徒競走でも3年生が地力を発揮しますが,先生方も何人か参加されています。先頭を切って走っているのは理科の上屋敷先生です。気分良さそうですが,大人げないという声も・・・。(^_^;)
なわとびは各団代表者による団体戦ですが,どれだけ連続で数多く跳んだかを競います。ここでも3年生が貫禄を見せますが,1年生がかなり肉薄していました。2年生頑張れ!障害物競走は,ロープや梯子などの障害物を通過していき,最後にパンを手を使わずにゲットしてゴールする競技です。やはりパンに食らいつくところが一番面白い・・・。(^_^)
女子の徒競走でも先生方が参加されました。家庭科の川村先生,保健体育科の大迫先生いずれも生徒に花を持たされたのでしょうか。あれ,大迫先生のずっと後ろの方を走っているのは,理科の中島先生では・・・。どうして女子の徒競走に・・・。そして,そこまで遠慮する必要はないのに・・・。「どうせなら最下位になってあげればよかった・・・。」とは走り終えた後の中島先生の弁。本気で走ってたんだ・・・。(^_-)
PTA種目は各学年対抗で玉入れです。各学年の保護者の皆様と担当職員が一緒になり,懸命に玉を4メートル(!)ほどの高さにある籠に入れます。なかなか難しい玉入れですが,ここでも3年生の保護者の気合いの入れ方が違いました。得点種目なんだそうです・・・。五色綱引は5色の綱を取り合う競技ですが,予行では3年生が圧倒していましたが,さすがに要領を覚えた1年生も簡単には負けません。最後は3年生が意地を見せましたが,2年生ももう少しのところまで3年生を苦しめました・・・。(^o^)
午前中のクライマックスは牧之原認定こども園の皆さんのお遊戯でしょうか。2曲目から福山高校生も加わり,一緒にダンスを踊ります。最後は福山高校生が園児の皆さんを抱っこして退場していきました。園児の保護者の皆様も運動場に足を踏み入れることなく,お行儀良く本部席前からカメラを構えておられました。ちゃんと撮れたかな・・・。(^^;)
フォークダンスは,オクラホマ・ミキサーとアップテンポの乗りのいいものでした。今年も先生方が悪のり,いや積極的に踊りに興じておられます。よく見ると,今年1月に福山高校を去られた烏帽子先生も加わっておられます。それにしても,德丸(地歴公民科),岸尾(保健体育科)コンビは少々やり過ぎではないでしょうか・・・。いや,意外と本人たちはあれで真面目に踊っているつもりなのかも知れない・・・。(>_<)
2017年09月09日(土)
9月9日(土)福山高校第33回体育祭は予定通り開会いたします!
9月9日(土)本日の福山高校第33回体育祭は予定通り開会いたします。福山高校のグラウンドは体育祭のスタートを今や遅しと待ち構えています。午前6時福山高校上空は少々の雲はありますが,天気予報は晴れ時々曇り,絶好のコンディションになると思われます。ただし,湿度が高く多少の蒸し暑さは予想されますので,水分補給の準備はしておいてください。それでは,午前9時開会ですので,保護者の皆様,地域の皆様,福山高校運動場でお待ちしております。(^_^)
2017年09月08日(金)
9月8日(金)放課後蜘蛛がいました・・・
9月8日(金)放課後体育祭の準備から職員室へ帰り,ふと窓の外を見ると蜘蛛がいました。加治木で有名な合戦をするような女郎蜘蛛の類いではなくもっとやせぎすの小さな蜘蛛です。捕まえて場所を移してあげようかなと思ったのですが,よく見ると小さな蜘蛛の衣装を1つ2つ脱ぎ捨てています。ここで糸を張り,そして脱皮を繰り返したのでしょうか。ちょっと愛おしくなりました。窓辺に巣を作るというのは,ある意味正解です。と言うのは,蝶やトンボなどがしょっちゅうこの窓ガラスのトラップに苦しんでいるからです。何度トンボや蝶をこの夏救出してあげたことでしょうか。先程もアキアカネを窓の外へ逃がしてあげました。でも,トンボの方はこの蜘蛛には大きすぎるかも知れません。逆に蜘蛛の巣が破壊されてしまいそうです。小さな蝶ぐらいがちょうどいい食料となるでしょう。だから,決してここに巣を作ったのは間違いではないと思います。ただし,ごくまれに雀もこの窓目がけて衝突してくることもありますので,油断は禁物です。もうしばらくこのまま置いておいてあげようかと思っています・・・。
5時を過ぎても,体育祭の応援団の練習が続いています。一方放課後前期生徒会の常任委員会も行われたようです。9月で前期生徒会は終了しますので,ここで一区切りなのでしょう。生徒たちも慌ただしい日が続いています。
2017年09月08日(金)
9月8日(金)体育祭前日・・・
9月8日(金)体育祭本番を明日に控えて,朝から水曜日の予行で十分にできなかったところを中心に競技の確認を行いました。どうやら天候にも恵まれて素晴らしい体育祭が実施できそうです。台風の目,五色綱引き,背中渡し競走などユニークな競技も目白押しです。こども園の遊戯もあります。何よりも生徒たちの生き生きとした取り組みが見られるはずです。地域の皆様,保護者の皆様,是非ご期待ください。
そして,突然保健だよりNo. 5が出ました。明日の体育祭に向けての注意です。牧之原は爽やかな風が吹き,比較的凌ぎやすい所ですが,熱中症等には十分お気を付けください。校内には自動販売機はありますが,念のためご自分でも余分に飲み物を準備された方がいいかもしれません。保健だよりNo. 5(9/8)[PDF:896KB]
2017年09月07日(木)
9月7日(木)白露なんだそうです・・・
9月7日(木)白露(はくろ)なんだそうです。朝から少々雨粒が落ちてきますが,それ以上に気になるのは桜島の灰でしょうか,目が痛くなってきました。思わず傘を差してしまいました。天気予報では今日は一日雨のようです。時折日は差しますが,少しずつ雨雲が大きくなってくるように思われます。白露とは言いながら,今朝はそれほど朝露は目立ちません。雨粒と桜島の灰が邪魔しているのかも知れません。
夕方6時30分の時点では比較的まだ明るいのですが,6時45分を過ぎた辺りから急に暗くなるようになりました。秋の日は釣瓶落とし。まさにそのような季節になってまいりました。夕方帰宅途中昨日は牧之原小の前のヒグラシの森は通らずに,違う筋を歩きました。すると,もはや蝉の声は一切聞こえず,コオロギ,スズムシ,キリギリス,クツワムシなどのまさに混声四部合唱が始まっています。音量そのものは明け方の方が大きいように思いますが,疲れ果てた蝉に変わり,秋の王者は間違いなく彼らです。今日は,牧之原小の前を歩き,ヒグラシの森の様子を窺おうと思います。
午後になり,雨脚が強くなりました。容赦なく雷も鳴り出しました。昼過ぎには,アブラゼミも必死に鳴いていましたが,雨と雷には彼らも為す術もありません。この雨は明日には上がり,天気は快方に向かうはずです。でも,校長先生のコペンも今はうんざり気な表情です・・・。
2017年09月06日(水)
9月6日(水)体育祭会場設営&合同練習
9月6日(水)早朝からコオロギやらキリギリスやら秋の虫たちが我が世の春(秋!?)を謳歌しています。日中アブラゼミやツクツクボウシなど一部の蝉の残兵たちが必死に反撃に打って出ますが,大勢はどうやら決したようです。夏場控えめに鳴いていたコオロギたちが朝晩いよいよ本格的に歌い始めました。夕方はまだ所によってはヒグラシが頑張っていますけど・・・。
体育祭まで3日を残すのみになり,天候が不順で練習が十分にできるのか心配されましたが,とりあえず今日は晴れました。まずは昨日できなかった会場設営から始まりました。テント張りや机や椅子の運搬などに全員で取り掛かりました。
午前10時を迎える頃,可愛らしい声が聞こえてきました。牧之原の子ども園の皆さんです。福山高校の体育祭では,すっかり定着した牧之原認定子ども園の園児によるお遊戯です。福山高校の有志と一緒に踊るために,練習に来られたのです。福山高生といっしょに一通り20分程度踊ってから帰って行かれました。大変元気な子どもたちでした。
予行は明日になっていましたが,天候が心配されるために前倒しして,11時過ぎから行われることになりました。前日の体育館での練習よりも空の下での行進の方がやはり気持ちいいですね。吹奏楽部も予行の前倒しに少々戸惑いながらも,もはや手慣れた演奏を聴かせてくれます。成長著しい吹奏楽部です。
2年生女子の先頭を歩く白い旗を持っているこの人は誰だ?2年普通科担任の中島先生ではありませんか!?人手不足だったのかな・・・。開会式からプログラムに従って競技が進められていきます。
競技に入る前に,各応援団によるエール交換がありました。今年は,1年生と3年生は女子の応援団長です。昨年の2年生(現3年生)も急きょ女子の応援団長が登場したのでしたが,今年の2人も男子に負けないくらい元気のある,ちょっと華やかなエールとなりました。
各競技は,編成や道具の確認だけのもの,一部実施のもの,一通り全部実施のものと3通りの実施方法が取られました。本番に向けて少し不安な競技もありましたが,まだ2日ありますので,いい確認になったのではないかと思われます。明日は雨の予報ですので,生徒には体育祭練習と授業の両方の用意をしてくるようにという指示が出されました。本日簡単な予行練習ができましたので,明後日再度確認ができれば,9日(土)本番では立派な体育祭ができるのではないかと思われます。保護者の皆様,そして地域の皆様,是非期待してください。そして是非足をお運びください。当日会場でも手に入りますが,ダウンロード用のプログラムを下に用意しました。ご利用ください。プログラム(表紙)[PDF:220KB] プログラム(裏面)[PDF:240KB]
2017年09月05日(火)
9月5日(火)福山高校生徒会ブログNo. 1 - ついに始まりました!!
福山高校生徒会ブログNo.1 (9月5日(火))9月9日(土)に第33回福山高校体育祭が実施されます。天候が悪く体育館での練習が多い中,生徒全員と先生方が協力し,開閉会式や競技の練習をスムーズに行うことができました。また,各団に分かれて応援団を中心に学年対抗の種目や応援合戦,3年生はさらにフォークダンスの練習に励みました。この成果を発揮できるよう当日に備えて水分補給や汗の処理,早寝早起き等をしっかりとし体調を整え本番に挑みたいです。(/ ・ ω ・ ) / (文責:大山&奥)
写真は上が3年生応援団,下の左が1年生応援団,右が2年生応援団です。
2017年09月05日(火)
9月5日(火)第3回PTA理事会
9月5日(火)午後4時より第3回PTA理事会が行われました。7月に行われた地区PTAの反省,体育祭でのPTA生活指導係の駐車場整理及び文化祭のPTAバザーの確認等が行われました。福山高校のPTA活動は,レクレーション大会(パークゴルフ大会)や花文字清掃の豚汁作りなど役員の方々が精力的に動いてくださいます。体育祭,文化祭は言うまでもありません。この日の理事会にも15人ほどの理事の皆様にご出席いただきました。ありがとうございました。
2017年09月05日(火)
9月5日(火)校長先生の勝利!?
9月5日(火)体育祭の合同練習の合間に校歌の収録が行われました。遠藤校長先生は4月に赴任されて以来,福山高校の校歌の素晴らしさに感銘を受け,生徒たちにもっと大きな声で歌ってもらいたいと努力してこられました。ところが,おとなしい生徒たちが多く,なかなか校長先生の期待通りに声を出してくれません。始業式直後よりご自分でピアノを弾きながら,生徒たちを激励されますがうまくいきません。「今日も駄目だった・・・。」と校長先生は肩を落とされる日が続いていたのです。それなのに,校長先生は福山高校の生徒たちの校歌を録音して,FM霧島のリクエスト曲として紹介したいと始業式の式辞の中で表明されます。案の定9月1日始業式の日の生徒たちの校歌はとても録音できるような状態ではありませんでした。それでも,校長先生は9月5日(火)の全校朝礼でみんなの校歌を収録するぞと言われます。
朝の全校朝礼では録音機材の不調のため(と言うより正確には操作ミス?(^_^;)),収録できなかったので,体育祭の合同練習の合間での収録となったわけです。山下蒼麻君(国分南中出身)が「福山高校校歌」と発声し,生徒全員が「お聴きください!」と唱和すると,原口結衣さん(舞鶴中出身)のピアノが始まりました。生徒たちは期待に答えました!歌詞の記憶が十分でないだろうという配慮から1年生を真ん中に,2,3年生が両脇を固める作戦も功を奏しました。中央の1年生が頑張りました。そして,負けじと左右の2,3年生も声を出します。体育祭の応援団による野性的に叫び立てるような声ではなく,十分に音楽的な適度に整った歌声でした。校長先生の勝利です。校長先生の熱意に福山高校の生徒たちは答えてくれたのです。最後は体育館全体が拍手に包まれたことは言うまでもありません。9月13日(水)18:00からのFMきりしま,是非お聴きください。遠藤校長先生の生のインタビューとともに,「千の風になって」,そして福山高校の生徒たちによる福山高校校歌が流れます。体育祭では,もちろんもっと大きな声で生徒たちは歌ってくれると思います,少々品位は落ちるかも知れませんが・・・。(^_^)
2017年09月05日(火)
9月5日(火)体育祭合同練習
9月5日(火)4限目体育祭合同練習が始まりました。いよいよ体育祭に向けて本格的に動き始めました。朝からのあいにくの雨のせいで,予定されていた会場設営,テント張りは明日以降に延期になりました。4限目の時点では一応雨は上がっていましたが,グラウンド状態が思わしくないということでしょう。そこで,団体種目の練習から始まりました。昨年初めて行われた背中渡し競走は,2年目を迎え,意外と順調な滑り出しです。やはり3年生が強かった・・・。2年生は人数が少ない分不利か・・・。台風の目は大きな竹の棒を4人でカップの周りをぐるぐる回りながら,リレーしていきます。ここでも,3年生の圧勝です。3年生の今年に賭ける想いは並々ならぬものがあるようです。
午前中の最後は長縄跳びです。1年生の1回目のトライは見事なものでした。全員宙に浮いているように見えます。ところが,ここでも3年生が意地を見せ,ダブルスコアで他を圧倒しました。でも,本番でこんなにうまくいくとは限らないのが,福山高校の体育祭です。午後からの5色綱引きは案の定2年生が善戦しました。5色の綱を引き合う競技ですが,1年生も作戦を練れば,2本,うまくいけば3本引けるかも知れません。
開閉開式及び入場練習が始まりました。各学年応援団を中心に一生懸命取り組んでいました。本番ではさらに真剣味が増すものと思われます。休憩時間に階段横の貼り紙を発見しました。誰のいたずらかと思ったら,生徒会役員改選のためのポスターでした。中には名前だけで白紙の人もいます。俺の演説だけを聞いてくれというメッセージでしょうか。
2017年09月05日(火)
9月5日(火)ジョニー先生福山高校に現る!
9月5日(火)福山高校に新しいALTの先生が来られました。ジェシカ先生に替わるALTは,イギリス出身のジョナサン・ウォルトン先生,通称ジョニー先生です。スコットランドに近いニューカッスル出身で,歴史やサイクリングを好むナイスガイです。可愛らしいジェシカ先生とは好対照の堂々たる風格です。イギリス紳士がまた福山高校に新しい風をもたらしてくれると期待されます。ジョニー先生は,最初英語で,次に日本語で挨拶をしてくださいました。日本語はほとんど話せないと言いながら,何度も練習されたのでしょう。初めてとは思えないほど,流暢で立派な日本語でした。そして,今回お鉢が回ってきたのは,生徒会会計の遠矢七夕さん(国分南中出身)なのでしょう,ジョニー先生を英語のスピーチで迎えてくれました。天晴れ!(^_-)
ジョニー先生の新任式の後は全校朝礼です。約束通り,校歌の収録が始まりました,と言いたいところですが,校長先生ご自慢の録音機器の不調で,この段階では収録はかなわず,一通り練習することになりました。最初に,何故か3年普通科の山下蒼麻君(国分南中出身)が校長先生に指名されて,全体の前に出てきて,「福山高校校歌」と声を張り上げます。蒼麻君はベートーベン賞の第1回受賞者でしたね。なるほど・・・。声もいい!蒼麻君の掛け声の後,生徒全員で「お聴きください!」と叫ぶと,3年商業科原口結衣さん(舞鶴中出身)の堂々たるピアノが登場します。なかなかの演出です。学年ごとの合唱に不安を感じられたのか,校長先生は1番から3番まで全員で歌うように指示されます。おそらく,金曜日の始業式の後,各クラス,学年で練習したのでしょう,始業式の時よりは見違えるほど(聞き違えるほど?)声が出ていました。さすが福高生!実際の収録は,本日の体育祭合同練習の合間に行うことになりました。集音マイク大丈夫かな・・・。(^_^;)
2017年09月04日(月)
9月4日(月)学年集会
9月4日(月)朝からパラパラ雨粒が落ちてきます。今週末9日(土)の福山高校体育祭は大丈夫でしょうか。十分な準備ができるのか,少し心配されます。午前9時40分今のところ,大降りにはなりそうにありませんが・・・。
今朝はまず月1回の学年集会からです。進路指導主任の寺尾先生が,来週からスタートする後期朝補習について,特に1,2年生に向けて説明するために,会場を梯子されています。1学期は3年生を中心に,進学,就職,センター特進コースに分けて開講していました。2年生のごく一部の生徒は参加しているようでしたが,2学期は1,2年生にも積極的に受講してもらおうということです。進学,就職いずれの場合もまずは基礎学力が大切です。基礎コース,標準コースでは,それぞれのレベルに合わせて基礎学力の定着を目指します。それに加えて,1学期同様センター特進コースを引き続き開設し,こちらは大学進学を志す人たちの後押しをするのが狙いです。
1年生の学年集会では,寺尾先生のお話の後,学年主任の近藤先生が,2学期は1学期よりはワンランク上の成長を期待されます。夏休みの課題をきちんと出すことは言うまでもなく,人としてもレベルの高い集団を目指していこうということです。2年生の学年集会では,商業科の牛飼先生が,イソップ物語の本を手に取って話を進められます。今さらイソップ物語と一瞬思われましたが,樫の木と神様の話から農民に切り倒される樫の木の嘆きを紹介されます。神様は樫の木に,農民に切り倒されないように,自分の性質を変えていきなさいと諭されます。樫の木に性質を変えよとはあんまりですが,もちろんこれは人の生き方のことを言っているのですね。人間なら自分の過ちを悔い改めることができるわけですから。このように,イソップ物語には人としての生き方を動物などを用いて分かりやすく説明してあります。大昔の人の知恵ですが,現代においても立派に通用する考え方です。是非手に取って一度は読んでおきたいですね。
寺尾先生は,1年生への朝補習の説明が終わると2年生の集まるプログラミング室へやって来られました。こちらでも来週からの朝補習積極的に受講するようにお話しされます。3年生の学年集会が行われる視聴覚室を覗くと,地歴公民科の德丸先生が,今日ではAI(人工知能)とか進んで機械自らが何でも作り出すことができるようになりつつあるが,人間にしかできないことがあると言われます。德丸先生は昨日家族で鹿児島市立美術館を訪ねて,特別企画展「バロックの巨匠たち」をご覧になったのだそうです。レンブラントやルーベンスの絵を見て,大いに心揺さぶられたということです。芸術とか職人の世界というのは,まだまだAIでは手の届かない分野です。よしんば,手が届いたにせよ,やはり人間ならではの味わいの方が上でしょう。人間はAIほど完璧な作業はできないかも知れませんが,人間には一人一人違った個性,趣味,能力といったものがあります。たとえ,多少無様であっても,その作業に誠実な心,魂というものが(できれば極限にまで)込められていれば,AI以上に光るものがあるはずだ。そのような仕事をしていきたい・・・。そのような仕事を目指していきなさい・・・ということでしょうか。
2017年09月03日(日)
9月3日(日)朝の陽射しがやさしくなってまいりました・・・
9月3日(日)早朝6時過ぎ肝付町後田鳥越の自宅を,老犬といっしょに散歩に出かけると,畑に近づくにつれて,朝の陽射しが眩しく感じられます。太陽の昇る角度が低くなってきたということでしょうか(?),眩しさの割にはそれほど暑くはありません。老犬も気持ちよさそうに歩いています。秋は少しずつ深まりつつあります。
『老犬コロの繰り言その34』です。夏の間は,日がまだ高い時間帯に歩いていると,老犬は足を引きずるようにとぼとぼと苦しげに歩を進めていました。そのうち突然ばたりと倒れて,そのまま帰らぬ人(犬!)になるのではないかと心配したほどでした。老犬は見事に夏を乗り切りました。
老犬コロの繰り言その34 わしは,本当は爺さんが作ってくれた立派なマイホームを持ってはいるのじゃ。じゃが,余程寒かったり,台風でも来ない限りは,わしは縁側の下にいるのが好きなのじゃ。野良犬のようだなんて言うもんじゃない。わしは立派な飼い犬じゃ。ここは意外と真夏の日中でも時折風が通り,涼しいとまでは言わないが,居心地は悪くないのじゃ。旦那の娘はわしのことを,自分でコロと名付けておきながら,「コロは愛犬じゃない。コロは番犬なの。」と言うておった。まあ,当初はニワトリを狸から守るという役割を与えられ,下の鶏小屋の前につながれておったからじゃろ。ニワトリどもが狸どもに全部食われた今となっては,わしも失業じゃ。じゃが,今のところ捨てられる様子もないので,長年勤め上げた番犬として,年金生活に入ったようなもんじゃ。じゃから,わしは愛犬なんじゃ・・・。
爺さんが作ってくれた小屋の方は見た目は立派なのじゃが,どこか黴臭く,以前ムカデが出たこともあるのじゃ。じゃから,わしは普段は絶対に小屋の中に入ることはない。わしにとってはちょっと邪魔なのじゃが,冬になると,また強引に入れられるんじゃろ。外の寒さよりはましじゃから,わしもそのままそこを寝床にすることになるのじゃが・・・。こう見えても,わしはデリケートなんじゃがのう・・・。
今日の夕方の散歩は昨日よりも1時間ほど早くなった。わしは別に構わないので,勢いよく飛び出したのじゃが,朝のロングコースの疲れもあり,初秋とは言え,まだ陽射しもきついので,ついさり気なくショートカットをしてしもうた。すると,外とは仕切ってはあるのじゃが,ニワトリがたくさんいる所を通ってしまった。ニワトリはもう懲り懲りじゃ。特に,白い雄鶏は嫌いじゃ。思わず急ぎ足で通ってしまった。旦那の奴,気付いたかな・・・。
この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。
2017年09月02日(土)
9月2日(土)FMきりしまラジオ収録・・・
9月2日(土)福山では,秋の黒酢の仕込みが始まったそうです。蝉の悪あがきは続いていますが,季節は確実に秋へ向かっています。本日はまた午前11時から,FMきりしまの収録が行われます。今回は,生徒会役員の主力メンバー,生徒会長3年商業科大山美早希さん(牧之原中出身),副会長3年商業科下舞功大君(牧之原中出身),同じく副会長3年普通科奥凪紗さん(牧之原中出身),そして書記の3年商業科山下恵実さん(舞鶴中出身)の4名が参加しました。9月いっぱいで任期を終える4名が,体育祭という大きな行事は残っていますが,最後の大仕事と言うか,久しぶりの満を持しての登場となりました。放送は,9月の中旬以降の金曜日(多分15日?または22日?)で,日曜日と月曜日に再放送もあります。是非お聴きください。(^_^)
『老犬コロの繰り言その33』。先日お墓の近くの多分コロと同い年の大きな白い犬の家の前を通ったとき,いつもの場所に大きな白い犬はいませんでした。コロは大抵何も気に留めないで通り過ぎるのに,この日は大きな白い犬の姿を追い求めるように,しきりに中を窺います。大きな白い犬はどこへ行ったのでしょうか・・・。
老犬コロの繰り言その33 じゃが,旦那は「親孝行宣言の町」とかいう看板は嫌いなんだそうじゃ。難しい男じゃ。旦那は親孝行なんて宣言するもんじゃないと宣うのじゃ。親孝行は子どもがそのような気持ちになり,できればするといい。親孝行をしたくてもできない人がたくさんいるんだそうじゃ。確かにわしは親孝行など考えたこともないし,そもそも親とか子どもとかそんな考え方も持っとらん。チロル婆さんはとっくに死んだことじゃし・・・。旦那の子どもたちは3人とも他所へ出てしまっておる。多分居住するために鹿児島に帰ってくることはないんだそうじゃ。旦那はまずは自分の人生をしっかり生きなさい,と子どもたちに言うとったらしい。旦那の両親も実はそういう人だったようじゃ。旦那は3人兄弟の末っ子で,多分一番の甘えん坊だったせいか,兵庫県の大学に行きながら,卒業するとすぐに鹿児島へ帰って来おった。最初は旦那も鹿児島に帰る気はなかったそうじゃが,卒業の時期を迎えると,ごみごみした都会で働く意欲が失せていることに気が付いたんじゃ。と言うよりも,人見知りの激しい性格の殻を破ることができなかったんじゃろう。旦那は自由に生きさせてくれた両親に感謝していると言っておるが,実際には夢破れて逃げ帰ったのじゃ。じゃから子どもたちには夢を貫いて欲しいと思っておるのじゃ。人それぞれの考え方,生き方があっていいんじゃろう。みんながみんな旦那みたいな人になると,下手すると田舎には人がいなくなってしまう。それはそれで,大変なことじゃ。旦那は随分間違ったことをしているのかも知れんぞ。
旦那は子どもたちが帰って来なくても,それほど寂しいという思いはないようじゃ。まだまだ若いということもあるじゃろ。一番の原因は,頭の中の9割を占めているであろうと思われる音楽の存在じゃ。音楽があれば,旦那はある程度一人で生きていけるんじゃろう。それにたまに暇つぶしのための本があればそれで十分なんじゃ。考えようによっては,わしと同じくらいシンプルな生き方じゃろう。もう少しわしのことを考えてくれてもよさそうなもんじゃが・・・。何,お前はもうじき死ぬんだろうって。何を!この恩知らずめが・・・。わしだって十分旦那の人生に潤いを与えているではないか・・・。
この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。
2017年09月01日(金)
9月1日(金)2学期始業式・・・
9月1日(金)昨日とはうって変わって空気が心地よく感じられます。8月31日までは夏,9月1日からは秋と,天候も分かりやすくなってきたのでしょうか。立秋はとうの昔に(8月7日)過ぎてしまっていますけど・・・。
朝からいつものメンバーによる先生方の挨拶運動が始まっています。(おい,ズルしないで日向に出ろよ・・・。(^^;))大掃除の後,全員体育館に集合して始業式が始まりました。
始業式の前に表彰式でした。まずは,全商ビジネス文書検定1級合格者の皆さん,3年商業科の丸野元樹君(国分中出身),大山美早希さん(牧之原中出身)と中村彩乃さん(国分南中出身)の3人と2年商業科の池田美紗都さん(国分南中出身)の4名です。次に,吹奏楽部の県吹奏楽コンクール銅賞です。吹奏楽部は今年部に復活したばかり,ここからまた新たな歴史を築いていきます。
始業式の校長先生のお話は,夏休み中の出来事から始まりました。ふくふくランド夏祭りで3人の生徒たち,3年普通科森山佳苗さん(隼人中出身),3年商業科下舞功大君(牧之原中出身)と2年商業科遠矢七夕さん(国分南中出身)と校歌を歌われたことはこのブログでも紹介しました。そして,処暑が過ぎると,もうすぐ白露(9月7日)なんだそうです。朝露が目立つ季節がやがて到来します。9月13日(水)には校長先生はFMきりしまの生放送に出演されるのだそうです。その番組で,校長先生はお気に入りの「千の風になって」と何と福山高校校歌をリクエスト曲に選ばれたということです。福山高校の校歌の音源を来週火曜日の全校朝礼の際に録音したいと生徒に提案されます。生徒たちの中からは異議は出ませんでした。(多少動揺はあったかもしれませんが・・・。)今日はそのための予行練習ということで,最初に生徒たちに周辺の人たちとお互い頑張ろうと握手をするように指示されます。
そして,校長先生はピアノに向かわれます。今日は原口さんの出番はなしのようです。1年生が1番,2年生が2番,3年生が3番を歌うように指示され,生徒たちはそのように歌っていったのですが,とても校歌の録音ができるような出来映えではありませんでした。火曜日までに各クラス練習をすることでしょう・・・。
始業式の後は,いつもの通り進路指導と生徒指導のお話です。進路指導主任の寺尾先生は夏休みの課題は本日が提出日なので,必ず本日提出することと言われます。提出できない人は,その理由と場合によってはお詫びを教科担任の先生に本日中に行うことということです。福山高校では,当たり前ですが,提出物は必ず提出しないといけないのです。生徒指導主任の岸尾先生は,夏休み大きな事故がなく終わり,大変良かったと言われます。2学期も慌ただしく大きな行事が続きますが,しっかりとした生活を送って欲しいということです。
体育館での最後は,やはり服装頭髪指導です。始業式などの儀式の時は,2,3年生は白の靴下でないといけないのだそうです。何故か進路指導主任の寺尾先生のお話の中でもそのことが出てきました。まずは,身だしなみからということでしょう。黒の靴下の人たちは少し慌てていたようです・・・。(^_^;)