校長が行く ブラ フクヤマ No17「ここがふるさとだ!」

公開日 2025年12月11日(Thu)

      

 

 12月に入り、朝夕の冷え込みが一段と厳しくなり、冬本番を迎えつつある福山高校からお伝えいたします。

 本日12月11日(木)、1年生が福山地区の地域課題・魅力発見フィールドワークに出発しました。
 福山みらい創業塾(総合的な探究の時間)のフィールドワークを通して福山地区の地域課題や魅力に気付き、地元企業との協働を経験することで郷土への愛着を養うことを目的としています。

 私も、午後2時開始の「坂元醸造 見学・ワークショップ」を参観いたしました。
 生徒一人ひとりが、メモを取りながら真剣な眼差しで説明に耳を傾けている姿、「くろず酢」の味見を通して気付きを得ようとしている姿、「くろ酢」が地域産業としてさらに発展していくことを願いながら活発にアイデアを出し合う姿を目にし、本校の教育活動が生徒の心にしっかりと響いていることを実感いたしました。

旧福山高校

 帰路の途中、「ふるさと詣」を思い立ち、「鹿児島県立福山高校跡地」に立ち寄りました。
 現在は,お酢醸造関連企業の社屋として活用されており、地域の産業を支える拠点としての活気が感じられる場所となっておりました。かつての校門の側に立ち,旧校舎を眺めていると、地域の歴史と未来とのつながりを改めて感じ、心温まる時間となりました。

 今回のフィールドワークにご協力いただきました関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。