公開日 2022年11月25日(Fri)
11月21日(月)6限目,がん教育講話を開催しました。講師はNPO法人がんサポートかごしま副理事長の野田真記子氏で,事前アンケートの「がん患者さんに聞きたいこと」で生徒が質問したことに応える形で,ご自身の子宮頸がん,乳がんの体験談を,また,命の大切さについて分かりやすく講話をして頂きました。以下はそのスナップ写真です。
NPO法人がんサポートかごしまの野田真記子氏
がんの治療方法 がん治療による副作用
テレビをつけると悲しいニュースばかりが飛び込んできます。「いのちがもったいない」そんなことを思いました。
あなたが「今,生きていること」はすごいことなんです。普通に暮らせることが幸せなんです。
あなたの周りにいる人たちがあなたが「生きる」ことを助けてくれます。どうか,あなたのそばにいる人を大切にしてください。
「死ね,消えろ,うざい」などのひどい言葉を使わないで,相手の気持ちを思いやる想像力を持ち合わせてください。つらいことやしんどいことがあるときは,誰かに「助けて」と言ってください。必ずあなたを助ける人がいます。自分で生きることを諦めないでください。周りにつらそうな人やしんどそうな人がいるときは,何が出来るか考えられる人になってください。そばにいてあげるだけでも良いときもあります。
生徒は本日の講話で,がんについて,そして命の大切さについて多くのことを学ぶことができました。
現在では2人に1人ががんになるとも言われています。保健の授業内容としても,これまでは成人病の一つとしてのがんの扱いでしたが,新教育課程(現1年生)からはがんだけで一つの単元になったとのことです。本日の講話で学んだことを決して忘れずに生活していきましょう。