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2018年11月
2018年11月30日(金)
11月30日(金)戦文 紙魚に喰わるる 祖父の過去~かわなべ青の俳句大会特選
11月30日(金)2学期期末考査4日目最終日を迎えています。比較的気温の高い朝なのですが,多分一昨日の水溜まりがまだいくつか残っています。暖かいように思われるのですが,アスファルトが乾ききるほどには気温は上がっていないということでしょうか。陽射しはあるのですが,校舎の陰になっている部分は陽が差す時間が短いということか・・・。何か俳句が作れそうだ・・・。アスファルト 乾く間もなし 秋時雨。おそまつ・・・。今朝の南日本新聞に,かわなべ青の俳句大会の審査結果が発表になっていました。福山高校2年普通科の松田貴寛君(福山中出身)の句が見事特選を受賞しました。「戦文 紙魚に喰わるる 祖父の過去」,「いくさぶみ しみにくわるる そふのかこ」と読むんだそうです。お祖父様が戦争中に書いた手紙が時が経ってしみに食われてしまったということでしょう。え,季語は何?調べて見たら,「紙魚(しみ)」が晩夏ということですから,夏の季語のようです。う~ん,深い。祖父の過去が紙魚に喰われて消えていくという嘆きでしょうか。松田君は,文化祭でもクラスの映像作品に率先して取り組んだり,幕間で歌を披露したり大活躍しました。今日の消火訓練でもクラスを代表して,いの一番に初期消火を見事に実践してくれました。消火訓練,終礼の後,職員室を訪れた松田君の顔が上の写真です。おめでとう,松田君。
福山高校では,12月19日(水)の午後第7回同窓会教育セミナーを開催します。今年は,前半と後半に分けて実施します。前半は,農業土木科20期生の若松翔平さんに「和を種火に。」と題して歌とギターも用いてお話していただきます。福山高校の公式キャラクター「こうしょうせんせい」(チラシに掲載)のテーマソングも依頼してあり,当日は披露していただくことになっております。後半は,普通科12期生の谷口大剛さんに「点と点は線になる」と題してご講演いただきます。谷口さんは,現在昴国分校の主任をされています。若い世代との関わりも深く,後輩たちに何らかの生きるヒントを授けてくださるのではないかと思います。毎年福山高校生のために,準備してくださる同窓会の皆様に熱く御礼申し上げます。地域の皆様も保護者の皆様もご出席可能ですので,12月19日(水)午後1時45分福山高校体育館へお越しください。第7回同窓会教育セミナー[PDF:308KB]
2学期期末考査が終わって,ほっとしていると,非常ベルが鳴り始めました。防火防災訓練の始まりです。今回は火災の多い冬場を迎えて,防火対策の避難訓練を行いました。霧島市消防局福山分遣所からも隊員の方々が来校され,ご指導いただきました。生徒たちは,速やかに,そして整然と避難行動を行い,目標の3分以内の避難完了を抜かりなく達成しました。消化器の取扱いも各クラスの代表と先生方お二人に実際に行っていただきました。生徒の中には,わざと(?)消化器を扱う際に手間取る人もいましたが,本番さながらの見事な消火活動と言っていいでしょう。まずは火災を起こさないということが一番ですが,発生したら可能であれば初期消火に努めるという心構えが身についたことでしょう。
午後になり,2年生の保護者の皆様がぞくぞくと武道館に集まって来られます。2学年PTAが開かれ,生徒も交えて,修学旅行と奨学金関係の進学資金ガイダンスが行われるのです。2年生は1月22日から3泊4日で修学旅行にまいりますが,行程やインフルエンザ予防などについての説明が近畿日本ツーリストの方よりなされました。高校生活の大切な思い出となる修学旅行です。意義あるものにしなければなりません。奨学金関係のお話も進学する際に,どれだけお金が掛かるのかということが分かり,いい機会となったようです。
2018年11月29日(木)
11月29日(木)姶良伊佐地区高等学校家庭科教育研修会
11月29日(木)昨日の雨が残した水溜まりはありますが,朝から比較的好天に恵まれています。気温も幾分高めで,ストーブの利用を口にすれば,罰が当たりそうです。本格的な冬の訪れはまだまだ先のことなのでしょう。図書室の伊集院先生が図書館だより Library News No. 7 を持って来られました。「バナナを逆からむいてみたら」というおかしなタイトルの本の紹介があります。なるほど,バナナは先っちょからつまんで剥く方が簡単なんだ。物事は意外と逆から考えたら,解決策が見つかる場合があるということのようです。行き詰まったら,発想の転換を図り,別の角度から考えてみよう。そのためには,幅広い視野を持つ必要もありそうです。たくさん本を読んで,いっぱい勉強して,様々な角度から物事を考えられるようになりたいものです。まずは,悩みが出て来たら,別方向から考えてみましょう。裏面は,1年生の図書委員が作ってくれたものです。ミニ・ビブリオバトルの案内もあります。12月18日(火)16:00から,今回は視聴覚室で行われるということです。バトラー Battler? (発表者)希望者は伊集院先生までどうぞ。Library News No. 7 (12月)[PDF:1001KB]
2学期期末考査3日目,朝から姶良伊佐地区高等学校家庭科教育研修会なるものが行われています。尤も,午前中は「坂元のくろず」の見学が行われ,午後になってから福山高校へ場所を移して研修会が行われているのです。予定では,「野菜と雑穀について」というテーマということでした。外部より講師の先生をお招きして,調理室に集まり何やら講習のようなものが始まりました。ちらと覗きに行ったのですが,参加者は講師の先生を含めて女性ばかりです。小心者のカメラマンはとても勇気を持って部屋に入ることはできません。写真を撮るのも盗撮めいていて気が引けます。結局中庭を写したのが上の写真です。それにしても,川村先生はたった一人で今回の研修会の準備をされたようで,10名前後の小さな会合とは言え,大変だったろうと思います。研修会の中身は殆ど分かっておりませんが,姶良伊佐地区の家庭科教育の発展に何らかの形で寄与することになればいいと思います。川村先生,そして参加された皆様,お疲れ様でした。
2018年11月27日(火)
11月27日(火)2学期期末考査1日目
11月27日(火)2学期期末考査1日目の朝は雨です。そして,しつこいようですが,今朝もウグイスは,多分いつもの場所でいつものように鳴いています。あちこちでサザンカの花が大きな花弁を見せるようになりました。もうすでに地面にはたくさんの散った花片が広がっています。一方では,まだ硬い蕾のままのものも数多く見られます。梅や桜のようにほぼ一斉に咲き始め,ほぼ一斉に散るようなことはしない。でも,サザンカの花が少しずつ満開に近づいているのは確かなように思われます。たくさんの花片が散った後であっても,後から後から開いてくる花弁が徐々に追い着いてきて満開のような賑わいを見せるのです。サザンカ,比較的長い期間楽しませてくれる花と言っていいでしょう。
2学期期末考査が始まりました。今年1年を締め括る意味でも,楽しい冬休みを迎えるためにも,生徒たちは4日間の激闘を乗り切らなければなりません。まさに,Durch Leiden Freude! なのです。生徒たちは,懸命に,けれども静かに,鉛筆を走らせています。
昨日,福山高校平成31年度入学者選抜実施要項をホームページにアップさせましたが,閲覧可能になるまで少し時間が掛かるのでしょうか。ブログでも紹介しておきます。なお,入学者選抜関係の日程は下記の通りです。
第一次入学者選抜
(1) 推薦入学者選抜及び帰国生徒等特別入学者選抜
平成31年2月 5日(火) 面接,作文等
(2) 一般入学者選抜(学力検査)
平成31年3月 6日(水) 国語,理科,英語
平成31年3月 7日(木) 社会,数学,(面接)
(3) 合格者発表
平成31年3月14日(木)
第二次入学者選抜
(1) 第二次入学者選抜の実施校,実施学科,募集定員等発表
平成31年3月14日(木)
(2) 日程
平成31年3月22日(金) 面接,作文等
平成31年3月25日(月) 合格者発表
H31一般入学者選抜募集要項[PDF:203KB] H31推薦入学者選抜募集要項[PDF:219KB] H31帰国生徒等特別入学者選抜募集要項[PDF:200KB] H31第二次入学者選抜募集要項[PDF:176KB]
期末考査1日目の午後は職員体育です。体育館に集まり,バドミントンが始まりました。でも,皆さんいろいろ都合があるのでしょう。ALTのジョニー先生がわざわざ駆けつけてくださったというのに,たった6名しか集まっていません。それでも,12月9日の教職員バドミントン大会目指して,気合いが入っているとは言い難いですが,それなりに動いておられます。風邪が治らないカメラマンは写真だけ撮って失礼させていただきました。ご免なさい,大迫先生。(^_^;) 3時前に体育館を覗くと人数が8人に増えており,先程よりも熱がこもっていました。
2018年11月26日(月)
11月26日(月)連絡は スムーズに動く 潤滑剤
11月26日(月)今朝ももちろん牧之原では相変わらずウグイスが鳴いています。福山高校のグラウンド横の住宅街の木立にはすっかり棲みついて,この冬をそこで越そうと考えているウグイスがいるのかも知れません。3連休肝付町の自宅では一度もウグイスは鳴かなかったのですが,ヒヨドリやスズメの声の中に地味に地鳴きしているウグイスが混じっていたのかも知れません。でも,決して「ホーホケキョ」と鳴くことはありませんでした。「連絡は スムーズに動く 潤滑剤」,福山高校職員の今週の週間目標です。これはもう,きちんとした組織の鉄則ですね。「報告・連絡・相談」,しばしば「ホウレンソウ」と言われますが,これなくしては組織は成り立ちません。学校の教員は,特に担任をしていると,まさに組織の責任者となるわけですが,さらにその外側には学年(担当職員),そして校長先生を中心とした職員集団が存在するわけです。学校全体がうまく機能していくためには,情報の共有化が不可欠なのです。「連絡は スムーズに動く 潤滑剤」,福山高校職員一同,今週はこの言葉を胸に初心に返り,業務に取り組んでまいります。
生徒諸君は,明日から2学期期末考査です。今朝も2件ほど体調不良のための欠席連絡が届いていますが,しっかり健康状態を整えて,期末考査に臨んで欲しいと思います。風邪を引いている場合ではないぞ!(^^)/ こちらはちょっと風邪気味だけど・・・。(^_^;)
2018年11月25日(日)
11月25日(日)全商ビジネス文書検定
11月25日(日)全商ビジネス文書検定が行われました。全国一斉に商業系の高校の生徒たちが文書作成の腕を競い合うものです。この日の検定には,普通科の1年生も3名チェレンジしています。情報の授業で培った文書入力の実力をビジネス文書検定で試したいということでしょう。そして,牧之原養護学校の生徒さんも1名受検されています。筆記と実技と両方あるようですが,全員日頃の取り組みの成果を存分に発揮してほしいと思います。
2018年11月22日(木)
11月22日(木)市川兄弟高美展入賞!
11月22日(木)は「いい夫婦」の日であると同時に「いい兄弟」の日,いや「いい双子」の日と言ってもいいのかも知れません。福山高校が誇る市川敬広君,市川敬大君(輝北中出身)の双子の兄弟が第69回県高校美術展におきまして,それぞれ秀作賞と奨励賞を受賞いたしました。名だたる高校の美術部と堂々と渡り合った見事な賞なのです。福山高校美術部を支えてくれている2人ですが,学校案内や芸術鑑賞会などのチラシや学校PR用のクリアファイル,生徒会スローガンの懸垂幕の原画と様々なところで貢献してくれています。どちらが敬広君で,どちらが敬大君なのかと言うと,多分左が弟の敬大君で,右が兄の敬広君で間違いないでしょう。2人の活躍から今後も目を離すことは出来ません。福山高校になくてはならない人たちになっています。今回の高美展の受賞本当におめでとうございます。
2018年11月20日(火)
11月20日(火)朝の福山高校,そして12月行事予定,商業公開授業・・・
11月20日(火)文化祭も終わり,吹奏楽部定期演奏会も終わり,あっと言う間に時は過ぎていきます。気が付いたら,11月の後半を迎えています。毎朝今年一番の,少なくともこの秋一番の寒さを感じるようになってきました。さすがにもうウグイスは鳴かないだろうと思っていると,福山高校に近づくにつれて,近隣の住宅街の木立から盛んに鳴く声が聞こえて来ます。今朝などは冬の王者ヒヨドリを圧倒しています。一日の中で一番寒い時間帯に一番勢いよく鳴いているように思われます。福山高校の中庭では,スズメたちが大騒ぎしています。彼らは群れを作る習性があるようで,鳴くときはいつも大群です。2学期期末考査まで1週間となり,今朝から朝補習が休講ということで,静かな静かな,それだけに小鳥の声が印象的な朝の時間を迎えています。
12月の行事予定が出ました。12月はこれでもかとばかりに講話や講演会のようなものが続きます。5日(水)の1・2年生対象の業種ガイダンス,14日(金)の薬物乱用防止教室,17日(月)の交通安全教室,18日(火)の性教育講話,19日(水)の第7回同窓会セミナーと,よくもまあこの時期に集中したものです。そして,福山高校の年末恒例行事が15日(土)の大門松づくりです。福山高校のますますの発展を祈念して,福山高校後援会の方々が準備され,部活動生を中心とした生徒たちと一緒に高さ4メートルほどの大門松を作るのです。年末年始,福山高校前の県道を通られるときは,是非ご覧ください。12月行事予定[PDF:96KB]
4時間目1年商業科の「簿記」の公開授業が行われました。授業担当者は,池田先生です。「簿記」というのは,高校に入学して来て初めて耳にする生徒も多く,特に専門用語などに苦労するケースがよくあります。池田先生は,そのような取っつきにくい「簿記」の授業を終始笑顔で楽しそうに進めていかれます。会計帳簿の中の伝票の働きがどのようなものか,分かったような気がします。入金伝票,出金伝票,振替伝票と,伝票にも3種類あることが,考えてみれば当然なのかも知れませんが,初めて認識しました。生徒たちも,さすがに商業科,こちらが知らない専門用語を次々に答えていきます。生徒たちは,全商簿記検定3級を目指して今勉強中なのでしょう。行く行くは2級,1級と,チャレンジしていきます。今週末には全商ビジネス文書検定も控えているようです。簿記とどう違うのか,あるいは簿記の一部なのか,よく分かっておりませんが・・・。(^_^;)
2018年11月19日(月)
11月19日(月)全校朝礼
11月19日(月)夜半から降り始めた雨が,明け方になってもまだぱらついています。こんな日はウグイスは鳴かないのかと思えば,控えめではありますが,しっかり鳴いています。「小欲が あなたを誘う! 大罪に」今週の福山高校職員の週間目標です。「小欲」とは何でしょうか。ちょっとした軽はずみな欲望でしょうか。軽率な考え,過ちが取り返しの付かない失敗につながることがあるということでしょう。我々は教育公務員として常に責任ある行動を取らなければなりません。「小欲が あなたを誘う! 大罪に」,福山高校全職員,今週はこの言葉を肝に銘じて,信頼される行動と仕事をしてまいります。
今朝の全校朝礼は,文化祭の表彰で始まりました。各クラスに奨励賞が贈られ,さらには「こうしょう先生」の歌詞を考えてくれた最優秀賞に3年普通科の鈴木里菜さん,優秀賞に2年普通科の庄田日奈野さんが選ばれ,それぞれ賞状が贈られました。
今朝の校長先生のお話は,金曜日の芸術鑑賞会のギター二重奏についてでした。山下俊輔さんも志野文音さんも,演奏会が終わった後,大変満足そうな顔をされ,生徒たちの乗りの良さに喜んでおられたようです。演奏会の途中のお喋りでメールの話をされていたこともあり,生徒たちはたくさんお礼のメールを送ったようです。そのことにも大変感激されているというお話でした。実際山下さんのブログを覗くと,そのような感想が出て来ます。そして,昨日の吹奏楽部第2回定期演奏会についても校長先生は触れておられます。吹奏楽部の生徒たちが一生懸命頑張り,それを新旧生徒会の人たちや生徒の有志がみんなで支えた素敵な定期演奏会となりました。地域や保護者の皆様も大喜びの演奏会でした。地域に支えられ,そして地域に貢献する福山高校のあるべき姿だったと思います。
2018年11月18日(日)
11月18日(日)福山高校吹奏楽部第2回定期演奏会
11月18日(日)午後1時30分,福山高校体育館におきまして,福山高校吹奏楽部第2回定期演奏会が開催されました。昨年部に昇格したばかりの福山高校吹奏楽部ですが,この1年半余りで大きく成長いたしました。これも,様々なお祭りや敬老会,文化祭などの催しで地域の皆様方が演奏の場を提供してくださっているお陰なのです。今回の第2回定期演奏会を迎えて,吹奏楽部員には地域や保護者,生徒,先生方に対する感謝の気持ちでいっぱいのようです。特に,3年生はこれが最後の演奏会になりますので,なおさら感慨は一入でしょう。
午後1時30分が近づくにつれて,地域の方々がぞくぞくお見えになります。今年の高音祭で銀賞を獲得した「Heroic Dance ~勇気の舞曲~」で定期演奏会は華々しくスタートしました。幼い子どもさんの姿も何人か見られ,音楽に合わせて素直に身体を動かすのが何と可愛らしいことでしょう。中には,ステージ前まで飛び出して踊り出すお子様もおられます。いいんです。どたどたと音がしないからいいんです。演奏会の華やいだ雰囲気をさらに盛り上げてくれていたのです。
第1部は,「Micky Mouse March」,「SUN」,「君の瞳に恋してる」,「Lemon」,そして「北酒場」とポピュラー・ミュージックから演歌に至るまで楽しい音楽が続きます。幕間では,2年商業科生徒の友情出演があり,文化祭の時と同様美しい喉を聞かせてくれました。第2部は校長先生のピアノ伴奏に合わせて,7人の管楽器奏者がソロを披露いたしました。
第3部に入る前に,吹奏楽部員から会場の方がへ一足早いクリスマス・プレゼントがありました。サンタクロースに扮してお菓子を配っています。これもご来場いただいた皆様への吹奏楽部員の感謝の気持ちでしょう。第3部はいきなり「U.S.A.」でスタートし,3年普通科の2名がステージの両端でダンスを披露しました。
「HANABI」に続いて,「西郷どん」のメインテーマでは,ちょっとした寸劇まで登場しました。島唄の部分の独唱は,愛加那(?)に扮した生徒です。会場の盛り上がりは最高潮に達します。
「キセキ」,「舟歌」と続いて,花束贈呈を挟み,「浪漫飛行」とコスチュームを少しずつ替えながら演奏は続きます。
そして,予定されていた最後の音楽は,「ちびまる子ちゃんメドレー」です。ここでは,福山高校吹奏楽部顧問の2人の先生方,商業科の先生と国語科の先生,そして図書館司書の先生まで加わっておられます。会場は割れんばかりの拍手と喝采に包まれます。
「津軽海峡冬景色」など,仕組まれていた(?)かのようにアンコールも2曲披露されました。いつまでも,会場を離れがたい雰囲気に包まれながら,福山高校吹奏楽部第2回定期演奏会は幕を閉じました。
今回の定期演奏会を会場設営や受付,会場撤去等裏で支えてくれたのが,生徒会長(国分中出身)を初めとする新旧生徒会役員と生徒の有志の皆さんでした。福山高校上げての定期演奏会,地域の皆様,保護者の皆様の多数の参加もあり,大成功に終わりました。関わっていただいた皆様,本当にありがとうございました。心から御礼申し上げます。
2018年11月16日(金)
11月16日(金)芸術鑑賞会 ギターデュオ
11月16日(金)朝からすっきりしない天気になっています。早朝の通勤途中サザンカの大きな花弁が地面に落ちているのを発見しました。気をつけて見てみると,あちらこちらにサザンカの花が咲き始めています。蕾である時期から急に花弁が開くのでしょうか。完全に開ききった花弁と無数の蕾が混在しているように思われます。そして,今朝もウグイスが鳴いています。11月も中旬になるとさすがに気温も下がり始めていますので,彼らも多少動揺しているのではないでしょうか。途中声変わりして,また春から鳴き始めるつもりなのでしょうか。雨降りは夜からの約束(予報?)だったのに,昼前にはもうしっかり降り出しています。時雨・・・。夕方には止んでくれるのなら,許してあげましょう。(^_^)
今日は,午後から山下俊輔さんと志野文音さんのプロのギタリスト2人をお迎えして,ギター二重奏の芸術鑑賞会が開かれます。午後1時30分開演を迎える頃には,保護者や地域の皆様がぞくぞくお見えになりました。チック・コリアの「スペイン」で華々しく始まり,お馴染みのアランフェスの旋律が心に沁みます。幾分気温は低めでしたが,演奏が進むにつれて少しずつ熱気が高まってまいります。山下俊輔さんと志野文音さんのオリジナルの作品もあり,様々なリズムや音色,そしてギター独特の破擦音にすっかり魅了されてしまいました。後半は,いきなりスペインからはるばるおいでいただいた友人(?)の登場となりました。「タケオ・エンドウ」という紹介がありましたが,見るからに福山高校遠藤武夫校長先生にそっくりです。志野さんのギター伴奏に合わせてララの「グラナダ」を熱唱されました。体育館内の盛り上がりはますます大きくなりました。一転して,スペインの「禁じられた遊び」と「アルハンブラの思い出」をしっとりとギター二重奏で送られます。どこまでも美しく,それでいて悲しい音楽です。フレディ・マーキュリーの「ボヘミアン・ラプソディ」がさらに素晴らしく,不思議なリズムとハーモニーは,まさにクラシック音楽です。「龍馬伝」と「西郷どん」のアンコールで締め括られましたが,生のギター演奏に生徒たちはすっかり心動かされ,素晴らしい時間を過ごすことができたようです。気さくなギタリストのお二人に握手を求める生徒が続出しました。校長室に戻った山下さんは,今回のポスターの絵に感激され,原画を描いてくれた2年普通科市川敬広君(輝北中出身)にサインを求められる一幕もありました。山下さん,志野さん,素敵なギター演奏会,ありがとうございました。
山下さんは,夜校長住宅での懇親会にも参加してくださいました。牧之原に居住している職員が集まり,さらに親交を深めることが出来ました。海外での演奏旅行の経験が豊富な山下さんは,気さくにどこでも誰とでも親しく出来る,まさに国際的な地球規模のミュージシャン,いやアーティストなのです。高知県出身というこもあり,薩土同盟が急に結成されることになりました。会が盛り上がってくると,山下さんはギターを取り,目の前で演奏して下さいました。昼間の演奏会ではギター二重奏で演奏された「禁じられた遊び」を独奏で演奏会同様心を込めてしっとりと演奏してくださったのです。何と贅沢な時間でしょう。さらに,続けて数曲演奏してくださり,もちろん遠藤校長の歌も飛び出して来ます。大盛り上がりの懇親会となり,あっと言う間の3時間でした・・・。(^_^)
2018年11月15日(木)
11月15日(木)福山百景で魅力再確認~南日本新聞
11月15日(木)福山高校後援会の方から,福山百景が新聞に出ていましたねという話を伺って,慌てて調べたところ,すぐに出てまいりました。11月2日(金)ですから,2週間前の南日本新聞です。毎朝欠かさず新聞のチェックは行っているのですが,こんなに大きな,しかも写真付きの記事を見落とすとはお恥ずかしい限りです。今さらという気はしますが,是非再度ご覧ください。知らなかったのはお前だけだよとお叱りを受けそうですが・・・。皆様のお陰で大成功に終わった今年度の文化祭の特別企画「福山百景」です。よろしかったら,文化祭前日の26日(金)にこのブログで紹介したパンフレットもご覧ください。(^_^;)
11月2日(金)南日本新聞(福山百景で魅力再確認)[PDF:387KB] 第34回福山高校文化祭福山百景[PDF:1MB]
そして,しつこいようですが,明日16日(金)13:30福山高校体育館における芸術鑑賞会のギター二重奏,さらには18日(日)13:30同じく福山高校体育館における福山高校吹奏楽部第2回定期演奏会,皆様是非お越しください。(^o^)
2018年11月14日(水)
11月14日(水)FMきりしま76.9MHz校内収録
11月14日(水)夕方5時を回る頃,FMきりしまのパーソナリティ堀之内さんが来られました。今度の日曜日18日午後1時30分より行われる福山高校吹奏楽部第2回定期演奏会の取材です。音楽室前の廊下で早速インタビューが始まりました。答えているのは,部長の3年商業科遠矢七夕さん(国分南中出身)と1年普通科の井上藍彩さん(舞鶴中出身)の2人です。遠矢さんにとっては,吹奏楽部員としていよいよ最後の大きなステージとなるようです。本番を4日後に控えたこの日はまだ余裕の表情ですが,期するものがあるはずです。井上さんは,本番を前に無我夢中といったところでしょうが,先輩たちから多くのものを学び,吹奏楽部の発展にさらに貢献して欲しいものです。放送は,16日(金)13:15頃「波乗りGoodさんのFlying Dragon」の中の1コーナーになるそうです。再放送は,17日(土)の12:15頃ということです。FMきりしま76.9MHz,是非お聴きください。
なお,16日(金)午後1時30分からは福山高校芸術鑑賞会が行われます。プロのギター二重奏をたっぷり2時間お聴きできますので,保護者の皆様,地域の皆様,是非福山高校体育館へお越しください。18日(日)午後1時30分吹奏楽部第2回定期演奏会もよろしくお願いいたします。もちろんどちらも無料で入場できます。お待ちしております。
2018年11月13日(火)
11月13日(火)交通安全の日
11月13日(火)月1回の交通安全の日です。「松迫君の日」なのです。朝から先生方が福山高校前バス停や牧之原十文字に交通指導に行っておられます。地面はまだ昨日の雨のために濡れたままです。でも,今日は降らない予報が出ています。どんよりとした曇り空が続いていましたが,昨日とは逆に昼前から陽が差して来ました。やはりお日様が出ているときの方が気分はいいですね。雨も降らなければ降らないで,大変ですけど・・・。放課後は,交通委員会の生徒たちがバス停とバイク小屋の清掃を行います。牧之原交通安全協会の皆さんのお陰もあり,交通事故等はここ数年発生しておりません。「松迫君の日」を忘れてはいないからです。
2018年11月12日(月)
11月12日(月)学年集会
11月12日(月)朝からどんよりとした曇り空が広がっています。気温の方は幾分高めでしょうか。「いつ始める? 10分前はゆとり 10分後はあせり」,今週の福山高校職員の週間目標です。仕事を進める際には,ゆとりを持って進めることが大切です。10分と言わず,数週間,数か月前には,あるいは場合によっては5年先,10年先を見据えて,校務に当たるべきでしょう。いい仕事をしようと思えば,心に余裕を持つこと,それが第一でしょう。慌てふためいて行う仕事には,十分な成果は期待できないでしょう。「いつ始める? 10分前はゆとり 10分後はあせり」,今週はこの言葉を肝に銘じて,福山高校職員一同しっかりとした仕事をしてまいります。
今週は,学年集会でスタートしました。1学年は体育館で,学年主任の山田先生が健康と思いやりについて話をされました。人は皆健康で幸せでありたいものだ。人生には得てして苦難や不幸は付きものであるけれども,私たちはそれをお互いに助け合いながら乗り越えていかなければならないということです。2学年は,視聴覚室で普通科の担任である国語科の福元先生が,進路目標を定めることの大切さについて話をされています。金曜日の弁論大会では6名の人たちが,自分の生き方について素直に話をしてくれてそれぞれ大変立派でしたが,目標というのは早めに決めるのが良いと言われます。目標を決めて,それに向かって努力するというのが充実した日々を送るためには重要であるということです。3年生は,プログラミング室に集まり,生徒指導主任の杉田先生が自動車学校入校手続きについて話をされています。3年生はそれぞれ就職,進学が少しずつ決定しつつあります。進路が確定し,2学期期末考査,卒業考査を経て,成績に問題がなければ,自動車学校へ入校することができます。事業所が自動車免許取得を要望しても成績に問題があれば入校が延期される場合もあります。3年生は最後まで学業を全うしなければならないのです。
昼前になり,しとしと雨が降り始めました。このような雨を時雨と言うのでしょうか。やはり肌寒さはそれほど感じられません。本降りにはならないのでしょう,多分・・・。
2018年11月09日(金)
11月9日(金)弁論大会,そして福山高校夜間学校説明会
11月9日(金)6時間目,第34回校内弁論大会が行われました。各クラス代表6名が全校生徒,職員の前で堂々と今考えていることを発表してくれました。1番手の2年普通科市川敬広君(輝北中出身)は,「争い事はしない主義」と題して,徹底した平和主義を唱えてくれました。人と人との価値観の対立は常に存在するものなので,国と国との戦争にしても,争い事は結局なくなることはないのかも知れない,だからこそ私たちは争い事を起こさないように極力努力すべきなのだと主張します。2年商業科の鎌田奈々実さん(大隅中出身)は「理想とする自分」について語り,「努力する人」になりたいと言いながら,「努力すること」は嫌いだと正直です。でも,周囲に多くいる努力する人たちに刺激を受け,努力する人には夢や希望があるんだと気付きます。井上靖の「努力する人は希望を語り,怠ける人は不満を語る。」という印象的な言葉を最後に紹介してくれました。1年普通科の德重雅乃さん(国分中出身)は「夢を叶えるために今すべきこと」と題して語り,3つの今なすべきことを紹介します。自分は人見知りだと言いながら,体育祭では1年生の応援団の副団長としてみんなの先頭に立ちました。勉強も嫌いだと言いながら,作業療法士になる夢を叶えるために,苦手な数学にも自分を叱咤しながら頑張っています。1年商業科の松前優希君(国分中出身)は,「忘れられない過去」と題して,闘病生活を送っていたお父さんとの悲しくも辛い掛け替えのない日々について素直に吐露します。何度も入退院を繰り返しながら,ついには癌でこの世を去ったお父さんとの思い出を胸にしっかり生きていこうと決意を語ってくれました。3年普通科の堤桃香さん(舞鶴中出身)も「理想とする自分」と題して,心理カウンセラーになる夢を語ってくれました。堤さんは,人の悩みや心配事を聞くのが好きだと言います。そして,人に感謝してもらえることに喜びを感じるのです。さらには,人に感謝すること,信頼関係を築くことの大切さに彼女は気付いたのです。他の人が,なかなか正面を見ることが出来ず,朗読に近い状態でしたが,堤さんは一生懸命前を向いてみんなに語りかけようとしているところが立派でした。3年商業科の河野朱里さん(国分南中出身)は「本気のつもりではなく本気になる」というユニークなタイトルで話してくれました。これまでいくつか将来の夢を持ったことがあったけど,いずれも果たして本気であったのか,本気のつもりではなかったのかと河野さんは振り返ります。小学生の頃のパティシエになりたいという夢やお祖母様の死がきっかけとなった看護師の夢もどちらもただの憧れに過ぎなかったのではないかと河野さんは気付きます。お年寄りと直接触れ合う介護福祉士こそが自分がやりたいことでなかったのか。吹奏楽部でも本気で取り組むことの大切さを学びます。最優秀賞は河野さんになりましたが,6名それぞれ自分の生き方について,心を込めて話し,素敵な弁論大会となりました。
先週に引き続いて,午後7時より福山高校の夜間学校説明会を福山高校会議室で行いました。今回も4組の中学生と保護者の方々にご出席いただきました。福山高校の少人数指導,個別指導を中心とした普通科,商業科の特色について,ご理解いただいた後,それぞれの質問,相談をお受けいたしました。朝補習や霧島市の通学費の支援事業,バスの便などについての質問が出されました。学校開放期間は本日で終了いたしましたが,事前にご連絡いただければ,いつでも授業公開を行います。よろしくお願いいたします。
2018年11月08日(木)
11月8日(木)ウグイスが盛んに鳴いています・・・
11月8日(木)この時期こんなに賑やかにウグイスって鳴くものなのかなと思って,いろいろ調べて見ました。ウグイスもスズメやカラスと同じように,殆ど1年中近くにいることが分かりました。ただし,普段は山間部の方で,地鳴きと言って,ウグイスとは思われないほど地味な鳴き方をしているのです。「ホーホケキョ」と美しい声を出すのは,春先から夏場にかけての繁殖の季節で,もちろん雄だけが発するものです。春の初めはまだ稽古不足で拙い鳴き方ですが,5月の連休を迎える頃には,うっとりするような素晴らしい声を聞かせてくれます。それなのに,牧之原では,今年は10月の末辺りから鳴き始め,今では随分うまくなっています。ウグイスの鳴き声をしばらく追いかけてみたのですが,残念ながら声はすれど姿は見えず・・・。春先に梅の木に停まっているのをよく見かけますが,あれは実際には多くの場合ウグイスではありません。私たちの多くがウグイスと思っている鳥は大抵メジロなんだそうです。ウグイスは実際にはウグイス色ではなく,もっと茶色の入った地味な色をしているようです。スズメだと思って見ている小鳥が実際にはウグイスであるということもあるのかも知れませんが,人見知りの激しいウグイスは人間の傍には余り近づくことはないようです。牧之原ではこんなに盛んに鳴いているのに,週末帰る肝付町後田ではまだウグイスは全く鳴いてくれません。それだけ牧之原の方が山間部に近いということでしょうか。11月にウグイスが鳴くのは珍しいそうですが,全くないわけではないようです。
2018年11月07日(水)
11月7日(水)福山高校学校開放期間8日目,そして歯科保健講話
11月7日(水)福山高校は学校開放期間8日目を迎えています。午前中5名の方が授業風景をご覧に来られました。牧之原小学校,牧之原中学校の先生方に加えて,保護者の方もお見えになりました。ありがたいことです。本日は,5時間目は歯科保健講話で時間割変更になっております。連絡が遅くなって申し訳ありませんが,ご注意いただきたいと思います。福山高校の学校開放期間は,9日(金)まで行いますので,保護者の皆様,地域の皆様,是非福山高校へお越しください。昨日は,中学1年生の保護者もお見えになりました。中学校の保護者の皆様も是非福山高校へおいでいただき,福山高校の授業風景をしっかりとご覧ください。
5時間目は歯科保健講話です。全校生徒体育館に集合して,学校歯科医の有村先生の講話が行われました。有村先生は,歯と口腔の健康は全身の健康につながると言われます。清潔でない口の中で出血が起これば,血管を通じて細菌が全身に及ぶ危険性もあるのだそうです。だから,口の中を清潔にしておくことは,単に虫歯を作らないということばかりではないのです。糖尿病などの成人病と呼ばれる病気に対しても,口の中の健康は大変重要なのだそうです。たくさん歯を残している人の方が,健康寿命が長く,アルツハイマー病等にもかかりにくいとも言われます。虫歯を作らないためには,治療よりも予防が大切であるということ,そして糖分を取り過ぎないようにする食生活と歯磨きがいかに大切であるかということを教えていただきました。福山高校生の歯に対する意識も変わってくるだろうと思われます。有村先生,本日は貴重なお話ありがとうございました。
2018年11月06日(火)
11月6日(火)鹿児島の教育県民週間学校開放期間
11月6日(火)鹿児島の教育県民週間学校開放期間ということで,牧之原養護学校と牧之原中学校を訪ねてみました。牧之原養護学校の高等部の2年生,3年生の皆さんはちょうど学校外体験実習に出発されるところでした。2週間に及ぶ職業体験ということです。1年生の皆さんは,校内での様々な実習を行う日ということで,朝礼からスタートしました。生徒の皆さんのきびきびとした動きと進行を代表の生徒が行い,先生のお話のお手伝いまで行っているところに感心させられました。先生方のご指導のご努力も偲ばれました。牧之原中学校に移動すると,すぐに1年生の国語の授業が始まりました。1年生の廊下からは,惣陣が丘の花文字が真正面に見えました。福山高校からは全く見えないので羨ましく思われました。福山のシンボルを日々正面に見ながら,牧之原中学校の生徒の皆さんは学業に勤しんでおられるのです。さて,国語の授業は,建築家で詩人でもある渡辺武信さんの「玄関扉」というエッセーというか評論が題材のようです。授業の鉄則なのでしょうが,最初にその日の授業の目標を生徒たちに明確にさせてから,進めていかれます。そして,自分の家の玄関について思い出させ,いろいろ特徴を引き出して,ユーモラスなやり取りが続きます。巧みに本文の中身へ興味・関心を惹き付けていかれます。生徒の皆さんの生き生きとした取り組みも印象的でした。
実は,昨日は牧之原小学校にもお邪魔しています。6年生の国語の授業では,生徒の皆さんは手に鉛筆を握り締め,先生の音読に従って,あちこちに線を引いていきます。子どもたちの集中力をうまく惹き付けておられるのです。教室の後ろまたは廊下に,生徒の皆さんの取り組みのまとめや作品が掲示してあるのが興味深く思われました。5時間目が終わり,下校する2年生が保健室を通るたびに,「先生,さようなら。」とみんな声を掛けていきます。保健の先生が,他の生徒にかまけて返事をしないと,先生が「さようなら。」と応じるまで,ずっと「先生,さようなら。」をしぶとく繰り返す子どももいます。保健の先生がようやく「さようなら」という言葉を返すと,その子どもは満足した様子でにっこり微笑み靴箱へ駆けていきます。見ていて,実に温かい気持ちにさせられました。これが小学校なんだ,子どもたち一人一人の気持ちを大切にしながら教育は行われていくものなんだ。そのような考え方の基本は,高校も同じであろう。素敵な時間を過ごすことができました。牧之原養護学校,牧之原中学校,牧之原小学校の皆さん,県民週間とは言え,突然の訪問でしたが,いろいろ勉強させていただきました。ありがとうございました。
2018年11月02日(金)
11月2日(金)福山高校夜間学校説明会
11月2日(金)夜7時より国分公民館3階小研修室におきまして,福山高校の夜間の学校説明会を行いました。中学校での昼間の高校説明会に出席するのが困難な保護者の皆様を中心に開いたものですが,この日は4組の中学生と保護者の皆様にご出席いただきました。福山高校の普通科,商業科の特色,何よりも少人数指導,一人一人を大切にする教育について事細かく説明を行いました。国分市街地から10キロほど離れていることもあり,通学方法や霧島市による通学費等の補助について保護者の皆様方から質問がありました。国分駅方面からバスに乗ると,検校橋で乗り換えないといけないのですが,1週間もすると,大体その方法には慣れるので,それほど心配する必要はないということ,そして霧島市からの支援があり,通学定期代の3分の2は補助があるということなどの情報を提供いたしました。来週9日(金)はやはり午後7時から,今度は福山高校会議室で夜間説明会を行います。中学生並びに保護者の皆様,是非福山高校へお越しください。そして,9日(金)までは学校開放期間ですので,事前の連絡なしに福山高校の授業風景等見ていただけます。こちらもよろしくお願いいたします。
2018年11月01日(木)
11月1日(木)英語公開授業
11月1日(木)今日も朝からウグイスが鳴いています。ちょうど今が春先の気温と同じぐらいだと思われますので,彼らは勘違いしているのでしょうか。それとも,自然界の営みに疎い当方が知らないだけで,ウグイスは晩秋から鳴き始めるものなのでしょうか。それにしても,鳴き始めて,いやこちらが気が付いてから2週間ほどでしょうか,ウグイスの鳴き声はかなり上達してきました。このまま春へ突入してくれてもいいのですが・・・。でも,あのきっぱりとした冬も背筋がぴんと伸びてくるようで,それなりに味わい深いように思われます。さて,福山高校学校開放期間4日目を迎えて,本日は6時間目の時間帯に英語の公開授業が行われました。本来ならば,校内だけの公開授業なのですが,学校開放期間にぶつけて,牧之原中学校の先生方と出水工業高校の手塚先生にもお越しいただきました。教務主任でもある英語科の松山先生が,率先して買って出られた公開授業です。2年生普通科を半分に分けた少人数クラスで,ICTを駆使して,ちょっぴり主体的・対話的で深い学びを志向したアクティブ・ラーニングを意識した意欲的な授業が行われました。当然のごとく英語での導入がなされ,生徒たちはそれに対して自然に対応していきます。ペアワークやグループワークの時間は意外にも少なかったのですが,もともとが10名ほどの少人数ですので,生徒たちはまさに主体的にそして対話的に松山先生の問いかけに反応します。何よりも生徒たちの生き生きとした取り組み,活動が素晴らしかったと思います。福山高校の他教科の職員だけでなく,牧之原中学校や出水工業高校の先生方にも参観していただいたお陰で,さらに刺激的な授業になったと思われます。公開授業の後,授業研究を行い,文化祭準備のために中学校へ戻られた先生方の代わりに牧之原中学校の玉利校長先生,そしてもちろん出水工業高校の手塚先生にも出席していただき,大変有意義な意見交換ができました。新教育課程が導入されるこれからの英語教育の行く末に至るまで,いろいろ考えを深めることができました。牧之原中学校の英語科の先生方,玉利校長先生,そして出水工業高校の手塚先生,本日はどうもありがとうございました。