10月21日(金)平成28年度鹿児島県高等学校商業教育学習指導研究会2日目

公開日 2016年10月21日(Fri)

 10月21日(金)平成28年度鹿児島県高等学校商業教育学習指導研究会2日目は霧島商工会議所で行われました。この日の進行は前日の日髙先生と交代で,商業課主任の西村先生が担当し,前日の研究分科会の報告で始まりました。11:00頃カメラマンが到着すると,中央大学経理研究所専任講師他たくさんの肩書きを持っておられる小島一富士先生の教育講話が始まっていました。「簿記会計教育の今後のあるべき姿」と題して,大変熱のこもった話が行われていました。アクティブ・ラーニングは,生徒が自ら学ぶ志を持たなければ意味がない,方法なんかどうでもいい,肝心なのは「生徒の志」である,「志」を伴わないアクティブ・ラーニングは絶対に失敗するという話は実に刺激的でした。商業教育こそはアクティブ・ラーニングを実践してきたんだ,という商業教育に対する誇りにも並々ならぬものが感じられました。普通科の生徒が東京大学を目指すように,商業科の生徒は日商簿記1級を目指さなければならない,そして日商簿記1級を教えられる商業教員にならなければならないというお話は,昨日の増利部会長の言葉に通じるものです。志を持てば,商業教育の未来は明るいと思われました。門外漢のカメラマンまで大いに元気をいただいた講話でした。小島先生,ありがとうございました。「一富士」という名前が凄いですね。何が何でも頂点を目指したくなりますよね。

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 午後からは,研究協議等が行われ,2日間に渡って行われた商業教育研究会は無事に終了いたしました。福山高校の商業科の先生方,西村先生,牛飼先生,烏帽子先生,恒松先生,そして日髙先生,本当にお疲れ様でした。素晴らしい大会となりましたが,運営,準備,ご苦労も多かったろうと思います。ありがとうございました。