公開日 2019年12月19日(Thu)
12月18日(水)の6限目,霧島市安心安全課や交通安全協会の方々を招いて交通安全教室を行いました。まず,霧島市安心安全課の方から,霧島警察署管内で今年死亡事故がまだ発生していないとのことと,自転車安全利用五則についてのお話がありました。その後,高校生が歩道でスマホを見ながら自転車を運転中歩行者の老人をはねて意識不明の重体にさせてしまった事故と,社会人の男性が自転車を運転中,信号無視をし横断歩道を歩行中の女性をはねて死亡させた事故のビデオを視聴しました。いずれも交通ルールを守らなかったことが原因での事故で,後者は5,000万円の損害賠償を背負うことになったとのことでした。自転車も車両扱い,損害賠償など自動車と変わりはないと痛感させられました。最後に,交通安全協会の方から,自転車の正しい乗り方は皆知っているけど,それを守らずに事故につながっている,すなわち,危機管理の意識が必要であり,加害者にも被害者にもならない,自分の命も他人の命も守るという気持ちでハンドルを握ることが大切であるとお話がありました。生徒の皆さん,自転車は便利な乗り物ですが,それが凶器にも成り得るということをしっかり頭に入れて自転車に乗りましょう。
ご講話くださった皆さん,本日はありがとうございました。