公開日 2020年01月14日(Tue)
本日,3・4限目(10:55~12:45)に,第8回同窓会教育セミナーが本校体育館で開催されました。講師は20期生の若松翔平さん(シンガーソングライターでカラオケスタジオOneの店長)と15期生の楠元智詞さん(有限会社くすもとの取締役)のお二人でした。
2年普通科髙﨑航汰君が書いた講師名と演題
若松さんは,昨年に引き続き2回目の講師で「高校3年生が高校生活を振り返った時の心境を綴った歌」と「熱い男」の2曲を歌うとともに『自分が興味のある(好きな)ことは没頭(ずっと続けて)して欲しい,日々の積み重ね,そのことがやがて自分の持味になる。高校生の今から,様々なことに興味を持ちながら自分の持味(種火)を探して欲しい。』と話されました。1曲目の「高校3年生が高校生活を振り返った時の心境を綴った歌」は,3年商業科の竹下リアナクリステンさん(木原中出身)にぜひ歌ってもらいたいとのことでした。
『興味,没頭,持味。-自分の「種火」探し-』という演題で音楽とお話
「熱い男」熱唱 お礼の言葉と花束贈呈
楠元さんは,自己紹介,会社紹介,自社の商品牛みそについて,商品開発で心がけていることなどについて話をされました。途中,全校生徒が提出した企画書の中から,楠元さんが選んだ企画,普通科3年の石塚瑛未さん(舞鶴中出身)の「こうしょうせんせいと福高(絵本)」と,商業科2年の坂口智哉君(大隅中出身)の「こうしょうせんせいのLINEスタンプ」の発表を生徒自身にしてもらいました。全校生徒が考えた企画の中で,この2つは他校でも取り組んでいないオリジナル性があることが理由だったそうです。最後に,「楽しいと思える仕事に就いてもらいたい,夢を叶えてもらいたい,夢は絶対に叶う,叶わない人はいない。」,「人生一度きり,誰に反対されようが,誰に否定されようが,自分の信念を貫き,楽しい人生を過ごしましょう。」と話しをされました。
「こうしょうせんせいで儲けよう!」の演題で講演
石塚瑛未さんの発表 坂口智哉君の発表 商品開発とは
終わりに まとめ お礼の言葉と花束贈呈
講師の2人の先輩方,本日は誠にありがとうございました。
今回,楠元さんの演題「こうしょうせんせいで儲けよう!」について,全校生徒に一人一案ずつ企画書を作成してもらいました。2学期の期末考査が終わってから12月20日までの約3週間で生徒に考えてもらい,約150名の生徒が全部で50種類の商品の企画を考えてくれました。その中で複数の生徒が同じ商品を考えたのが23種類,一番多かった商品は「パン」が14人,「ストラップ・キーホルダー等」が11名,「カップ(マグカップ)類」が10名,「クッキー」が9名,「消しゴム」が8名で,あとの18商品は4名とか3名・2名が同じ商品を考えていました。残りの27商品が単独の生徒の企画書で,黒酢ピクルス,ギターのピック,帽子,ガチャガチャのカプセル,トイレットペーパー,マイバッグ等がありました。楠元さんの講演の中であったオリジナル性,他校で取り組んでいないような商品を考えることはなかなか難しいものです。生徒の皆さん,実社会で生き残っていくためには相当な努力が必要であるということになります。今,その準備期間,色々な事に興味・関心を持ち,一生懸命に勉学に取り組んでいきましょう。