公開日 2017年10月18日(Wed)
10月18日(水)この日は福山高校にとりまして,大変大きな行事が2つありました。午後3時半からは福山高校会議室におきまして,本年度2回目の中高連絡会を開きました。霧島市,曽於市,鹿屋市の3市から10校の中学校の先生方にご出席いただきました。本会議前には,授業参観もしていただき,福山高校生の学校での様子をご覧いただきました。学校から様々な紹介を行いましたが,商業科の紹介では3年商業科下舞功大君(牧之原中出身)が登場してくれました。普通科の紹介を国語科の榎本先生が行った後,商業科の方は自然に下舞君が立ち上がり,淡々と説明していました。中学校の先生方からの福山高校への質問は,不登校傾向であったり障害のある生徒の受入体制についてのものが中心でした。福山高校は特別支援学校のような十分な体制が整っているわけではありませんが,担任,教育相談係,学年主任,養護教諭等通常の職員体制で,特別支援に取り組み,完璧ではありませんが,ある程度の成果は収めているところです。一方では,国公立大学への進学を希望するような場合でも,少人数制,コース制,または個別指導を行い,過去においても実績を上げています。一人一人の生徒を大事にして肌理の細かい指導をする,それが福山高校なのです。
午後6時からは霧島市役所本庁国分庁舎3階庁議室におきまして,第26回霧島市・県立福山高校支援活性化対策協議会が行われました。7月の会に続きまして,今年度2回目の協議会になります。霧島市の主催による県立福山高校を存続かつ活性化させていこうという会ですが,霧島市の関係者を始め,地域公民館,市民団体,小中学校の関係者など40名近くの方々がお集まりになり,福山高校のために議論してくださいます。県教育委員会高校教育課からもご出席いただき,学科再編に関することなど委員の方々からの難しい質問に丁寧に答えてくださいました。多くの市民の方々の期待を一身に受けて,福山高校のさらなる活性化に向けて努力していかなければならないという決意を新たにしました。ご出席いただいた関係の皆様,本日は大変ありがとうございました。