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2018年1月

  • 2018年01月31日(水)

    1月31日(水)福山高校生徒会ブログNo.6・・・

     1月31日(水)放課後, 第6回生徒会ブログが届きました。2年生の修学旅行の思い出のようです。つい,この間先週のことですけど・・・。

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    第6回福山高校生徒会ブログ

     私たち2年生は,先週修学旅行に行ってきました!!奈良、京都、大阪、兵庫(神戸)の4つの県へ旅立ちました。奈良と京都はお寺巡りが主で鹿に会ってきました!大阪はUSJ!!夢のような時間が過ごせました。兵庫は中華街と北野異人館へ行き、おしゃれな神戸の街を堪能しました(*´艸`)とてもいい思い出になりました。帰りの伊丹空港では雪が降ってきて飛行機が飛び立つのか心配でした(;´Д`)が・・・全員無事に帰ってくることができました。鹿児島も寒い!特に福山が・・・

    (執筆者名 2年普通科 中元 ひかる(牧之原中出身) 

          2年商業科 遠矢 七夕(国分南中出身))

  • 2018年01月31日(水)

    1月31日(水)3年生合唱練習,そしてマナー教室・・・

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     1月31日(水)4時間目,3年生は全員音楽室に集合しています。今日は,3年生全員で卒業式の時の歌の練習が始まりました。もちろん,校長先生が指導に当たっておられます。「旅立ちの日に・・・」に入る前に,発声練習が行われます。さすがに体育祭の応援団とは訳が違いますので,ある程度しっかりとした歌唱が求められます。校長先生の意気込みに触発されて,生徒たちも真剣そのものです。本番ではきっと素敵な歌声が聞かれるはずです。5分ほど,練習を見ていましたが,ずっと発声練習のみでした。さすがです。おそらく,カメラマンが引き上げた後,「旅立ちの日に・・・」の練習が行われたのでしょう。次回の練習は来週の登校日になります。そうです。明日から2月です。2月は3年生全員が登校するのは週1回の登校日のみなのです。

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     5時間目,3年生は視聴覚室でマナー教室が開かれています。ライセンス・アカデミーより講師の方においでいただきました。社会人としてのマナーがテーマでしたが,人は何のために働くのかというところから,生徒たちに問われていきます。働くということはどういうことなのか,社会人とはどういうことなのか,そして社会人にはどのような行動が求められるのか,それがマナーということでしょう。生徒たちは,高校での授業を全て終えて,それぞれ社会へ,または次の学校へ巣立っていきます。一人の人間として,しっかりとした心構えを持っていきたいものです。生徒たちは新鮮な情報に幾分戸惑いながらも真剣な眼差しで取り組んでいました。

     6時間目は,生徒指導,進路指導の方から自宅学習期間中の過ごし方について注意がなされました。明日からは,自動車学校に通う人たちもいますが,それぞれ新生活に向けて準備を進めていきます。

     

  • 2018年01月30日(火)

    1月30日(火)交通集会,基礎力診断テスト分析研修会,その他いろいろある日

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     1月30日(火)昼食時間に単車通学生がプログラミング室に集まって来ました。月末に毎回行われる交通集会です。特に,冬場は道路が凍結して転倒したり,自動車のスリップによる貰い事故に遭ったり,とりわけ危険の多い季節です。実際今月に入ってから,大事には至りませんでしたが,雪の日に転倒した人が2人もいます。単車通学生11名は係の杉田先生の注意をよく聞いて,冬の日の危険性を肝に銘じていました。

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     今日はまた,進路指導室で11年間進路関係の補助業務に携わって来られた佐々木ひとみさんの最後の勤務日ということです。進路指導室では,佐々木さんに感謝の気持ちを込めて感謝状が贈られたようです。11年間というのは,福山高校では最古参ということになります。福山高校の古き時代を知る人がまた一人福山高校を去られることになります。佐々木さん,11年間お疲れ様でした。そして,ありがとうございました。

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     5時間目,3年生は視聴覚室でスーツの着こなし教室が行われています。昨日の消費者教育教室に続く社会に旅立つ前の準備です。株式会社フタタより講師の方をお迎えして,礼儀やマナーを教えていただいています。スクリーンには,Good Start と書いてあります。社会人としてのスタートを鮮やかに切ろうということでしょうか。商業科の永野優太君(隼人中出身)がモデルとしてでしょうか,教室の前方に立っています。生徒たちは,講師の先生方の説明に熱心に耳を傾けていました。

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     6時間目,3年生は卒業式の際の合唱練習が始まりました。男子は選択教室に集合して,校長先生直々の指導が始まっています。「旅立ちの日に・・・」という歌だそうです。卒業式ではよく歌われる定番だそうですが,抒情的でやさしい旋律です。大勢で声を張り上げるのではなく,美しく心を込めて歌いたい歌です。一人一人がしっかり声を出すことも必要だと思われます。一部の人だけが下品に声を張り上げては台無しになりそうです。男子は,校長先生の指導の成果もあって,初めてにしては意外と声が出ていたように思います。女子は,ソプラノとアルトに分かれて,それぞれ自分たちで練習しています。本番でどのような歌声を聞かせるのか楽しみです。

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     放課後15:30からは,基礎力診断テスト分析研修会が会議室で行われました。ベネッセコーポレーションより穐本峻也様がご来校され,福山高校全教職員を対象に,9日(火)に実施した1,2年生の基礎力診断テストを踏まえて,その分析や個別の生徒への指導法等についてご講話していただきました。大学入試改革や高校教育改革の動きに関することから始まり,3つの評価基準(測定指標)を示し,丁寧にご説明くださいました。GTZ(学習到達ゾーン),学習力,自我同一性という3つの測定指標は大変興味深く,3つを上手に駆使すれば,生徒個別の教育相談等でもすぐに活用できるように思われました。ポートフォリオの役割,使い方等に至るまで,随分遅くまで個別の教師の相談に応じてくださいました。穐本様,本日は大変勉強になりました。ありがとうございました。

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  • 2018年01月29日(月)

    1月29日(月)いっとっまて はらがきーわったら 窓ん外どんながめやい,そして全校朝礼,3年生消費者教育教室・・・

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     1月29日(月)また新しい週が始まりました。今週の福山高校職員の週間目標は,「いっとっまて はらがきーわったら 窓ん外どんながめやい」です。心はホットに,頭はクールに,それが福山高校のモットーです。生徒たちには熱い心を持って指導に当たりますが,頭の中は常に冷静です。いっとっまて はらがきーわったら 窓ん外どんながめやい。福山高校全職員は今週はこの言葉を胸に誠実な仕事をしてまいります。

     全校朝礼では,校長先生は,「寒仕込み」という言葉を紹介されます。味噌や日本酒は寒い冬場に仕込むのがおいしいとされています。暖かい夏場では,発酵が早めに進んでしまい,仕上がりは早いのですが,深い味わいに欠けるのだそうです。寒い冬の季節にじっくりと発酵して味わいを増していくのです。人間も同じようにこの寒い季節に心も身体もしっかりと鍛えておきたいものです。冬場の蓄えが,学業においても,スポーツにおいても,大きなものを言うのです。寒仕込み。この季節での鍛錬を怠ってはなりません,というお話でした。

     再び寒さがぶり返してきたものですから,福山高校では先週から試験的に教室の中にストーブを入れています。保健主任の岸尾先生から,今朝ストーブ使用上の注意の確認がありました。絶対にやけどをしてはならない,火事を起こすことがないように紙類の管理をしっかりする,などです。今日も外気の最高気温が5度を下回るために,ストーブの試用を行います。これも,「寒仕込み」のためか・・・。

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     全校朝礼の最後は,校歌斉唱ですが,指揮はもちろん3年普通科森山佳苗さん(隼人中出身)です。3年生は2月から自宅学習に入るために,この日が最後の3つの学年が全員揃う全校朝礼となり,森山さんの校歌斉唱の指揮も最後となりました。森山さん,お疲れ様でした。そして,ありがとうございました。全校朝礼の後は,服装頭髪指導です。本来は,月初めに行うのですが,3年生が最後の全校朝礼になるために,この日行われたようです。

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     2年生は先週修学旅行を終えて,今日の1時間目は全員視聴覚室に集合して,反省会と事後指導が行われました。修学旅行で勉強してきたことを振り返り,しっかりと整理する時間です。3年生は,午後から消費者教育教室が行われました。鹿児島県司法書士会霧島支部より司法書士の西迫正裕先生においでいただき,社会に出て行く3年生に消費者トラブル等について教えていただきました。一人の人間として知っておくべき基本的な法律知識も身につけ,賢い大人になってくれるものと期待されます。

  • 2018年01月28日(日)

    1月28日(日)全商簿記実務検定

      1月28日(日)朝9時から福山高校では全商簿記実務検定が行われています。全商検定は全国規模の検定で,全国一斉に同日同時刻に開始されるもののようです。センター試験のようなものですね。2年生は金曜日修学旅行から帰ってきたばかりだと言うのに,3年生は卒業考査を終えたばかりだと言うのに,しっかりと検定も取得しなければなりません。2年生の中には修学旅行中も検定の問題集を持参して勉強している人もいました。来週は,商業経済検定が待ち構えています。福山高校商業科も全国の商業科の高校生に負けないように頑張ってまいります。(^^)/

     『老犬コロの繰り言その72』です。老犬が今朝久しぶりに桜公園まで歩きました。8時過ぎ犬小屋の中を覗くと,老犬はまだ眠っています。こちらが,リードとふんキャッチャーを手に持つ音を聞きつけて,ごそごそ小屋の外へ這い出して来ます。リードを付けると,そのままいつものように駆け出すのかと思いきや,よろよろと反対方向へ歩き始めようとします。少し体調が悪いのかと思われたのですが,しばらくするとようやく思い出したように外の方に向かって歩き始めます。そして,歩き出すと,元気を取り戻し,1か月半ぶりくらいに,もちろん今年初めて自宅から約1キロ離れた桜公園まで到達しました。1年前の1月28日(土)も老犬は痛む足を引きずりながら,桜公園まで歩いたのでした。今日は手袋をしない手には少々凍えるような寒さが感じられる朝でしたが,老犬は調子よく歩いています。この分だと,老犬はまだまだ長生きしてくれそうな気がします・・・。

     
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     神様と言えば,人間の世界には年の初めに神社にお参りをする風習があるようじゃ。旦那も元旦の朝集落の新年会の前に白石神社に参拝をしておる。旦那の場合は,集落の人たちに合わせて形式的にやっておるだけのようじゃが,何千人,何万人も参拝客のある神社もあるそうじゃ。旦那も子どもたちが小さい頃は,参拝客の多い吾平山稜まで初詣に出かけておったのじゃが,子どもたちがいなくなると,吾平山稜詣ではぷっつりしなくなった。爺さんも婆さんも信仰心の厚い仏教徒じゃから神社には参拝はしないということじゃ。昔は仏壇もあれば神棚もある家が多かったらしいが,爺さん婆さんは神様には関心がないという潔癖さじゃ。東京の浅草には,浅草寺のすぐ側に浅草神社もあるそうじゃから,神社とお寺が仲良く併設されとる所も少なくないようじゃがのお。良く言えば,大らか,悪く言えばいい加減というところか・・・。わしら犬にとっては,全くどうでもいいことじゃが・・・。

     旦那も子どもの頃は多くの日本人と同様に宗教心ということとは全く関係なしに毎年欠かさず初詣に行っておったようじゃ。吾平山稜までは4キロ以上離れておるが,車で行くと昔は大渋滞に巻き込まれるものじゃから,しばしば歩いて行っておったという。中学生の頃になると,何故かお袋さんと歩いて行っておったようじゃ。多分高3まで6年ほど続いていたのではなかろうか。奥様がこの家に来たとき,一度旦那と一緒に歩いて吾平山稜まで行ったらしい。奥様も爺さん婆さん同様初詣には全く意味がないと思っておるので,馬鹿みたいに4キロも歩くのは嫌だと,一度きりで終わったようじゃ。そして,小学生になった子どもたちを旦那が徒歩での初詣に誘ったときも,4キロの行程は不評で一度だけで終わったということじゃ。そして,次に白羽の矢が当たったのはわしじゃ。わしも旦那と歩いた。じゃが,わしは仕事の一環じゃから,歩くのは全く問題ないし,渡りに船というところじゃ。少々わしの縄張りを外れることにはなるが,領土を拡大するのも悪くない。じゃのに,吾平山稜の上にある大隅公園まで来ると,旦那は山稜には行かずにぐるりと一周して帰って行きおった。さすがに犬は神様の所には連れて行けないと思ったようじゃ。わしは行く先は聞かされていなかったので,その時は何とも思わなかったが・・・。どうでもいいことじゃが,軽く扱われたような気がするのお・・・。

     この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。

     
  • 2018年01月27日(土)

    1月27日(土)FMきりしま収録・・・,そしてモーツァルトの生まれた日・・・

    ラジオ

     1月27日(土)何故か前日修学旅行から帰ってきたばかりだと言うのに,FMきりしまのスタジオに2年普通科の鈴木里菜さんと中元ひかるさん(いずれも牧之原中出身)の2人がいます。おそらく「未来のキミへFrom きりしま」の収録なのでしょう。来週か再来週あたりの金曜日夜8:30から放送されるはずです。修学旅行中の電話での生インタビューもありましたが,2人はおそらく修学旅行の話をたくさんしてくれているはずです。放送日がはっきりしましたら,お知らせします。是非お聴きください。(^_-)

     1月27日はモーツァルト Wolfgang Amadeus Mozart (1756-91) の生まれた日です。ベートーヴェンは12月16日頃と誕生日がはっきりしないから仕方ありませんが,モーツァルトの誕生日は教会にも記録が残されており,はっきりしていますから,1月27日は全世界で祝日にするべきだと思います。今年は,土曜日だからいいか・・・。ついでに,バッハ Johann Sebastian Bach (1685-1750) の3月21日も全人類で祝いたいですね。日本では春分の日になることが多い日か・・・。ハイドンも,シューベルトも,ブラームスも・・・と言い出したら,切りがないか・・・。でも,やはりモーツァルトは別格のような気がします。無人島にたった一つ何か持っていくとしたら,歌劇「フィガロの結婚」かベートーヴェンの晩年のピアノ・ソナタでしょうね。ついでに,CDプレーヤーとアンプとスピーカーと電力も持っていかないといけないけど・・・。コンセントも・・・。最近聴いたテオドール・クルレンツィスというギリシャ出身の指揮者の「フィガロの結婚」のCDは凄いです。クルレンツィスは,歌劇「ドン・ジョヴァン二」も「コシ・ファン・トゥッテ」も録音していますが,鬼才と呼ぶにふさわしい人です。モーツァルトよりもさらに凄かったのが,チャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」です。(モーツァルトでなくなった・・・。)録音も凄まじいのですが,これほどスリリングな「悲愴」は聴いたことがありません。チャイコフスキーに対する見方を一変させるような素晴らしい演奏です。最早カルロス・クライバーを越えた,と言ってもいいかもしれません。正直言いますと,モーツァルトの録音まではちょっとやり過ぎではないかという印象もあり,幾分疑問符もあったのですが,チャイコフスキーで完全に圧倒されてしまいました。テオドール・クルレンツィス,とにかく凄いです。

     『老犬コロの繰り言その71』です。気温も多少高くなると,老犬の脚の具合も調子がいいように見えますが,再び寒さがぶり返して来ました。春になれば,もう少し活発に動けるようになるのかも知れません。土日の散歩も自宅から1キロほど離れた桜公園まで,この1ヶ月間たどり着けずにいます。気温が高くなるのをもうしばらく待たないといけないのでしょう。

     
    老犬コロの繰り言その71
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     1年前の話の続きじゃ。車に轢かれた痛みのせいで,わしはなかなか横になることができなかった。玄関の中はつるつる滑るもんじゃから,余計に思うように動けなかったのじゃが,奥様が毛布を敷いてくれた。それでもわしは横になれずにずっと立っておったのじゃが,夜中になって堪えきれなくなり,いつの間にか床に倒れてしまったのじゃ。お陰でどうにか横になることはできた。翌日の日曜日にも,午前中旦那はわしを獣医の所へ連れて行きおった。前日と違って,獣医は車の中に乗り込んで来て,わしの背中に注射を打ってくれた。再びわしは全く抵抗しなかった。いや,脚の痛みが注射の痛みより断然大きかったのじゃ。その日も殆ど何も口にしないまま,わしはうんうん唸っておった。翌月曜日旦那は牧之原へ戻り,火曜日からは修学旅行に行きおった。月曜日は旦那の代わりに奥様が獣医の所へ連れて行ったが,この日は注射の痛みを感じ,「うー」と唸ってやった。と言うことは,脚の痛みが多少は和らいだということだったのじゃろう。

     水曜日になって,ふと気が付いたら,奥様が出してくれた餌をわしは食べておった。脚の痛みが気にならなくなってきたのじゃ。と言うより脚の痛みをようやく空腹が上回ったということじゃ。餌の中には抗生物質か何かが入っておったようじゃが,さすがに腹が減っておったので構わず食ってしまった。金曜日の夜旦那が修学旅行から帰宅した時には,もうある程度普通に庭を歩き回れるようになっておった。翌土曜日の朝は旦那に視察の催促をした。旦那はなかなか出発しようとはしなかったが,しばらくすると「その辺ぶらっとしようか。」と言いながら,リードとふんキャッチャー,文庫本という3種の神器を用意しおった。嬉しかった。じゃが,わしの尻尾は思うように動かなかった。後ろ足の方は事故以来自分の脚ではないような気がしておったのが,ようやく感覚が戻って来たのじゃったが・・・。1年経った今でも尻尾は思うように振ることができないのじゃ。じゃが,その後お墓で痛めた左前足を除けば,まあ大体わしの身体はこんなもんなんじゃろ。いろいろあったが,わしはこれからも歩き続けるんじゃ。以前よりは少し距離は短くしとるが,春になったらまた桜公園まで歩くぞ。待ってろよ・・・。

     この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。

  • 2018年01月26日(金)

    1月26日(金)修学旅行4日目

     修学旅行にタブレットPC用のACアダプターを持参するのを忘れるという失態を犯してしまい,修学旅行から帰って来て,慌ててブログの再開をしております。当初ACアダプターを忘れたことをそれほど深刻に受け止めておりませんでした。旅館近くの電気屋さんで購入すればいい。ところが,1日目の夜旅館近くの京都駅横のビックカメラに行くと,タブレットPC用のACアダプターはメーカーから取り寄せないといけないと言われてしまいます。2日目の朝,家人が鹿児島からACアダプターを郵便局からレターパックで3日目宿泊予定のホテルへ送ります。3日目の朝になると,細々と使っていたタブレットPCの充電が切れてしまいます。鹿児島からのACアダプターは3日目の夜になっても,大雪の影響もありホテルに着きません。4日目最終日の昼頃神戸の南京町を歩いていると,ホテルから届いたという電話が入ります。受取人不在のため鹿児島へ返送してもらうように依頼するしかありません。ACアダプターも思いがけないとんだ旅行をすることになりました。修学旅行から鹿児島へ帰って来て翌27日(土)もちろんまだACアダプターは帰って来ていません。家にもう一つあった(実はこれが元々のアダプターなのですが)アダプターに繋いで,4日目最終日26日(金)の分から,修学旅行の詳細な情報を遅ればせながらご紹介してまいります。保護者の皆様には,ご心配とご迷惑をお掛けして申し訳ありません。m(__)m

     1月26日(金)修学旅行4日目最終日の朝を迎えました。朝食は,この修学旅行中唯一のバイキング形式です。生徒たちは,昨日ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで思い切りはしゃいだ疲れを幾分見せつつも,思い思いに好きな料理を選び,それなりに楽しそうです。中には,食欲旺盛でこの日一日分のエネルギーをまとめて摂ろうとするかのように,何度も料理に足を運ぶ人もいます。最終日の朝まずは順調にスタートしました。

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     食事が終わると,荷物を整理して,ホテル近鉄ユニバーサル・スタジオ・ジャパンを発ち,4日目の目的地へ向かいます。バスに乗り込む前に,駐車場横で出発式が行われました。この日の生徒代表挨拶は普通科の上村真里花さんです。ホテルの細かな心遣いに対して素直に感謝の気持ちを述べてくれました。出発式が終わるとバスに乗り込みます。今回の修学旅行は4日間とも帝産観光バスですが,1日目,2日目,4日目いずれもバスガイドさんは異なる方でしたが,3人ともお若いのに大変優秀な方々でした。4日目は大阪から神戸へ移動して行きますが,奈良や京都に比べると,幾分名所旧跡に乏しいのですが,この日のガイドさんは大阪弁丸出しの巧みな話術で,前日のユニバーサル・シティ・ジャパンではしゃぎ過ぎて疲労感の残る生徒たちを上手に導いてくださいました。

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     27日(土)午後3時45分頃,ホテル近鉄ユニバーサル・スタジオ・ジャパンからACアダプターが送られてきました。レターパックで送ったのに,宅急便で送り返されて来ました。ご迷惑をお掛けしました。

     4日目の最初の目的地は,カップヌードル・ミュージアムです。大阪府池田市の住宅街にある日清食品の創業者安藤百福の記念館です。記念館の外の道路に面した所に全身の銅像が,記念館に入ると正面には安藤百福の胸像がそれぞれ設置されています。ここでは,実際に世界に一つだけの自分独自のカップヌードルを作ることができます。最初に容器に好きなように文字やイラストを入れいきます。次に,容器に麺を入れ,醤油味,カレー味,シーフード味の3種類からスープを一つ選び,それにたくさんの具材の中からトッピングを4つ選んで入れます。完成したカップヌードルに蓋を付け,市販のカップヌードルと同じようにビニールでしっかり閉じれば出来上がりです。最後に,風船のような容器にカップヌードルを入れて持ち帰るのですが,今回は飛行機での帰鹿ということで,気圧の関係で機内では風船が破裂する可能性があるために,記念写真を撮ったらやむなく空気を抜かざるを得ませんでした。ちなみに,カメラマンが作ったカップヌードルは,カレー味にキムチ,九条ネギ,パンダの形の蒲鉾,玉子の4つのトッピングを入れました。カレー味にキムチとしたのは,ガイドさんの無茶なお勧めがあったからです。(ガイドさんのお勧めは,実際にはカレー味にキムチを3つ加えるというクレージーなものでした・・・。)生徒たちも楽しみながら自分独自のカップヌードルを作り,完成したものに満悦した様子でした。

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     カップヌードル・スタジアムを後にして,中国自動車道,阪神高速道路を抜けてバスは神戸へ向かいます。この日の昼食は,神戸の中華街南京町での食べ歩きです。神戸の町は,カメラマンが学生時代を過ごした所ですが,今回一番驚いたのは,カメラマンは実際にはこの南京町に一度も足を踏み入れていなかったということです。カメラマンが南京町だと思って小籠包を食べた通りは,隣の筋のアーケード街の方でした。本当の南京町は,通りの上に屋根はなく,比較的短い距離の通りにたくさんの中華料理店や通りの脇で豚まんや小籠包などを売る店が立ち並ぶ,どちらかと言えば,ごみごみした雑然とした印象を受ける街でした。でも,豚まん1個100円で食べられるお店もあり,大変庶民的で,ある意味風情のある通りです。この修学旅行中終始感じられたのは,外国人観光客が多いということです。中国系を中心としたアジアの方が多いのですが,ヨーロッパ系の人の姿も見えます。南京町では特に,働いている人も中国系の方が多いので,さらに異国感が強まります。福山高校の2年生も,豚まん片手に闊歩しながら,存分に南京町を楽しんでいました。おしゃれな街神戸ですが,ここでも大阪同様関西特有の親しみやすさがあり,シュークリーム屋さんの場所を尋ねると,仕事の手を休めて皆さん親切に教えてくださいました。

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     修学旅行最後の目的地は,神戸の北野異人館です。風見鶏の館が有名ですが,やはりここも2020年の東京オリンピックの外国人観光客を見据えてか,改修工事が行われています。そして,今でも中国系を中心とした外国人観光客が目立ちます。途中雪がちらつく場面も見られたのですが,六甲牧場のソフトクリーム売り場に向かう人もいます。明治維新以降多くの外国人が住んだ街を,同じように観光客で賑わい異国情緒は感じられますが騒々しい南京町とは対照的な,落ち着きのある街を,福山高校生は存分に楽しんでいます。

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     修学旅行の行程を順調に全うし,バスは一路伊丹空港へ向かいます。バスガイドさんのお話が印象的で,無様だったご自分の高校時代を振り返られ(もちろん謙遜が含まれているでしょう),大いに反省されますが,今ではユーモアに溢れた語り口で観光客を楽しませる素敵な仕事をしておられます。福山高校の生徒たちにもしっかり前を向いて生きていくことの大切さを教えてくださいました。予定通り15:00には伊丹空港に着いて,16:10発の日本航空の飛行機で鹿児島への帰路に就きます。17:30鹿児島空港に到着すると,お出迎えの保護者の方々の間に,校長先生,宮野先生,德丸先生の姿が見えて感激させられました。空港からバスは国分シビックセンター,検校橋を経由して,19:00には福山高校へ到着しました。一時体調不良を訴えた人はいましたが,全員無事に修学旅行4日間を全うすることができました。全体的には素晴らしい修学旅行でした。お疲れ様でした。

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  • 2018年01月25日(木)

    1月25日(木)修学旅行3日目

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     1月25日(木)修学旅行3日目の朝を迎えました。今朝の京都はうっすらと雪が積もっております。気温はー2度,それでも牧之原よりは幾分高めかも知れません。本日3日目はUSJへ行きます。福高安心メールでもお知らせした通り,12:15FMきりしま76.9MHzで福山高校生への電話によるライヴでのインタビューがあります。是非お聞きください。

     7時からの朝食には,前日体調を崩し気味の人はいましたが,全員元気に姿を見せてくれました。8:30旅館を発つ前に,出発式です。今朝の生徒代表挨拶は普通科の堤桃香さん(舞鶴中出身)です。2日間お世話になった旅館の皆さんに心のこもったお礼の気持ちを述べてくれました。

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     9:30過ぎ,大阪のホテル近鉄ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに到着しました。ホテルに荷物を預けて,早速徒歩でユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)へ移動します。ホテルからUSJまではほんの100メートルかそこらです。ホテルの外へ1歩出ると,ほぼユニバーサル・スタジオです。JRユニバーサル・スタジオ・ジャパン駅からUSJまで300メートル足らずでしょうか,ホテル近鉄USJの前を通り過ぎて,USJまで,殆どテーマパーク状態と言ってもいいでしょう。それでも,USJの何とかというジェット・コースターみたいなものが見えてくると,心が躍らされます。

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     入場前に,お馴染み地球儀の前で記念写真です。みんな楽しそうです。ちゃんとした写真は担任の先生方が撮っておられますので,ここでは雰囲気だけ味わってください。

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     そして,生徒たちはそれぞれユニバーサル・スタジオ・ジャパンの中へ吸い込まれて行きました。存分に楽しんでおいで!(^_^)

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     後は生徒たちがどのように動いて行ったのかは,カメラマンには分かりません。平日とは言え,大勢のお客さんでごった返しています。奈良や京都と同じように,ここでも中国系を中心とした海外からの観光客が目立ちます。最早生徒たちの存在を一人一人確認するのは絶望的です。12:15からのFMきりしまによる電話インタビューを前に,普通科の有村渚さん(牧之原中出身)と商業科の神ノ門佳音君(国分南中出身)が12:10約束の場所へ来てくれました。屋外は大型スピーカーによる大音響が凄まじいので,ファミリー・ルームをお借りして,FMきりしまによる電話インタビューに応じることにしました。2人は修学旅行1日目,2日目の印象を含めてしっかりとインタビューに答えていました。後で,聞いたところによると,福山高校でも先生方が耳を傾けておられ,明るくユーモアに満ちた受け答えが好評だったようです。この日は閉園までたっぷり楽しみ,19:00ホテル帰着の予定でしたが,19:00が近づく頃には,生徒たちはそれぞれ犬のかぶり物やUSJの買い物袋を手に帰って来ます。朝10:00から19:00まで9時間に及ぶUSJでしたが,存分に夢の国を満喫したようで,疲れた表情は微塵も見られません。

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     19:05ホテルへの入館式が始まりました。生徒代表の挨拶は商業科の落合健太君(国分中出身)です。修学旅行最後の夜を過ごすホテル近鉄ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの係の方へ淡々とながら心のこもった挨拶をしてくれました。入館式が終わるとすぐに室長会です。旅館とは異なるオートロックに注意すること,空腹気味の人は近くのコンビニエンス・ストアへ買い出しに行くという粋な計らいがあることなどの連絡がなされました。22:00点呼,23:00消灯,後は好きにしてくれ・・・。いや,ここは一流ホテルです。最後までお行儀良く過ごしてください・・・。(^_-)

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  • 2018年01月24日(水)

    1月24日(水)修学旅行2日目

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     1月24日(水)修学旅行2日目無事予定の旅程を消化して,ホテルへ帰って来ました。清水寺,平安神宮,嵐山,金閣寺,そして二条城と京都市内観光を満喫しました。多少疲れ気味の生徒はいますが,大きな問題はないようです。明日は,3日目大阪へ移動してユニバーサル・スタジオ・ジャパンです。詳細な内容と写真は後日ご紹介いたします。

     写真は朝食の様子です。生徒たちは,当然のことながら,まだまだ元気です。

     2日目は京都市内観光です。最初の訪問地は,京都のまさにシンボルと言ってもいい清水寺です。土産物店の並ぶ参道の坂道を歩いて行くと,少しずつ仁王門が見えてきます。この風情たるや,京都へ来ているんだという実感をますます強めてくれるようです。

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     仁王門の前でクラス写真を撮ろうとすると,係の人に声を掛けられます。しまった,ここで団体写真を撮っては通行の邪魔になるから,叱られるのかなと思ったら,ただ単に団体名の記入を求められただけでした。午前8:30くらいで,さすがにまだ観光客は疎らですからね。心置きなくクラス写真を撮ることができました。ちゃんとした写真は担任の先生方が撮っておられますので,ここでは雰囲気だけ感じてください。

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     ここでも,2020年の東京オリンピックで大量に押し寄せる外国人観光客を期待して,本堂の舞台は改修工事の真っ最中です。それでも,アジア系,ヨーロッパ系問わず今でも外国人観光客の姿は見えます。平日ということもあり,修学旅行生以外は圧倒的に外国人観光客が多いくらいです。

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     清水寺の次は平安神宮です。平安京を模した雅な雰囲気に生徒たちはうっとりしているようです。

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     11:50嵐山へ移動して,まずは昼食です。広大な食道に通されて,生徒たちはポーク・ソテーやハンバーグを満足そうに頬張ります。渡月橋が見える大堰川(桂川の支流)の岸辺に移動し,再びクラス写真撮影です。

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     金閣寺(鹿苑寺金閣)に移動すると,やはりここでも大変な外国人観光客です。雪の予報も出ており,気温が次第に低くなりますが,金閣の色鮮やかさはやはり素晴らしいです。三島由紀夫の「金閣寺」をつい思い出してしまいますが,金閣の美に取り憑かれた学僧の気持ちが分かるような気もします・・・。生徒たちは大勢の観光客の中,溜息交じりに歩いて行きます。

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     この日の最後の目的地は二条城です。明治維新150年を迎えていますが,1867年大政奉還が行われたのが,この二条城の二の丸御殿に他なりません。生徒たちは歴史の1ページを噛みしめながら,鶯張りを歩いて行きます。

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     さすがに,昨日今日と歩き回り,生徒たちの表情には疲れが見られます。旅館に帰り,夕食を済ませ,この日の夜の点呼は予定より30分早めて22:00となりました。消灯の23:00は変更ありません。疲れました・・・。お休みなさい。

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     2年生が,修学旅行を満喫している頃,福山高校では昨日,今日と1年生の普通救命講習が行われています。昨日が普通科,そして今日は商業科の1年生です。霧島市消防局福山分遣所から消防隊員の方々においでいただき,ご指導いただいております。消防隊員の方々,毎回ありがとうございます。一方,3年生は,修学旅行と並行して昨日から4日間の卒業考査が行われています。卒業前の最後の大仕事というわけです。思えば,1年前修学旅行を経験してから,3年生はさらに奮起して進路目標実現のために努力してきました。頑張れ,3年生!(^^)/

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  • 2018年01月23日(火)

    1月23日(火)修学旅行1日目

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     1月23日(火)ついに2学年の修学旅行が始まりました。午前6時30分に学校に集合して,簡単な出発式を行った後,鹿児島空港へ向けてバス1台で出発しました。飛行機も9時頃ほぼ定刻に発ち,修学旅行は順調にスタートしました。ところが,(当然のことながら?)機内でWifi は使えず,特にタブレットPCにも支障があり,思うようにブログを打つことができません。当初のお約束とは違うことになってしまいました。保護者の皆さま,申し訳ありません。でも,1日目は法隆寺,東大寺と順調に旅程を消化し,特に体調を崩した生徒はおりません。細かい旅行の様子は,少々遅れて発信いたします。申し訳ありません。

     7:00福山高校を出発して,7:50バスは予定通り鹿児島空港に到着しました。生まれて初めての飛行機ということで,多少興奮気味の人もいますが,飛行機は容赦なしに9:00大阪伊丹空港へ向けて飛び立ちました。USJよりも一足先にスリルを味わっている人もいます・・・。(#^.^#)

     

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     10:05飛行機は定刻に伊丹空港に到着しました。帝産観光バスに乗り込むと,バスは大阪市内を通過して斑鳩の里,法隆寺へ向かいます。法隆寺へ着いたら,すぐに前の食堂で昼食です。そこから,歩いて数分の所に法隆寺はあります。

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     世界最古の木造建造物の法隆寺の風格に生徒たちは感銘を新たにしています。間近に見る五重塔の偉容にはっと息を呑むような思いをさせられます。

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     五重塔を背景にクラス写真撮影です。聖徳太子の時代にタイムスリップしたような気分です。なお,クラス写真のちゃんとしたものは担任の先生方が撮られています。

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     14:00前に法隆寺を後にして,奈良公園へ向かいます。奈良公園には大変饒舌なユーモアたっぷりのガイドさんが待っておられました。時折余りにも誇張しすぎた説明に生徒たちは翻弄されます。南大門には運慶の金剛力士像が両脇で待ち構えており,生徒たちはまずそれに圧倒されます。

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     南大門と大仏本殿の間にある鏡池でクラス写真撮影です。鏡池の水面には大仏殿が鮮やかに映し出されています。

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     そして,待望の大仏殿への移動です。大仏本殿は今日のものでも十分に大きなものですが,かつては,さらに今の1.5倍はあったのだそうです。消失した後,再建するために巨大な木材が九州の方からも取り寄せられたそうですが,最早大仏殿を完全に復元するための柱が揃わなかったということです。大仏様の偉容も見事で,今日も爽やかな顔をされています。生徒たちは,これが奈良の大仏か・・・と感慨も一入のようです。

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     このたびは 幣も取りあへず 手向(たむけ)山 紅葉の錦 神のまにまに。百人一首で有名な手向山というのは,ここだったのですね。広大な奈良公園を歩いていると,あちこちで鹿に出会います。この鹿たちの人懐こいことには感心させられます。しかも,雄も角を切ってあるためもあり,比較的お行儀が良く,頭や背中に触れても,おとなしくしています。1匹鹿児島へ連れて帰りたくなりました。ところが,こちらが鹿せんべいを手に持つと彼らは豹変します。そのしつこさたるや,品のなさも甚だしいものがあります。そして,地面を見ると,チョコボールがあちこちに落ちています。鹿の糞だそうです・・・。(-_-)

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     16:00奈良公園を後にして,京都へ向かいます。17:00頃京都駅のすぐ近くの旅館若みやへ到着しました。旅館への入館式の生徒代表挨拶は商業科の大角奈穂さん(国分南中出身)が行いました。2日間お世話になる旅館若みやの方々に,心のこもった挨拶をしてくれました。夕食,室長会,点呼,消灯と続き,1日目生徒たちも全員比較的元気で,順調に進んでいます。カメラマンがタブレットPCのACアダプターの件で大騒ぎした以外は・・・。(^_^;)

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  • 2018年01月22日(月)

    1月22日(月)ちょっと待て その判断が 命とり!・・・,全校朝礼

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     1月22日(月)「ちょっと待て その判断が 命とり!」今週の福山高校職員の週間目標です。以前にも同じような標語はあったようですが,今回もさらに思慮ある行動を取っていこうということです。思い切った決断が迫られる場合もあるわけですが,その判断に誤りがあってはなりません。決断を下すときには,一度それが最善かどうか考えて行動するということです。「ちょっと待て その判断が 命とり!」福山高校職員は,今週はこの言葉を胸に積極的に前向きに仕事をしてまいります。

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     本日の全校朝礼は校長先生出張のため,代わりに教頭が話をしました。 明日から2年生は修学旅行に出発します。自分に誇りを持ってかっこよく振る舞ってくださいと言います。3年生は卒業考査が始まります。そして,1か月したら卒業式です。残り1か月をやはりかっこよく福高生を全うしてくださいという話でした。

     2月の行事予定ができました。 2月行事予定[PDF:118KB] 3年生は自宅学習期間に入ります。主な行事は以下の通りです。

    2月 1日(木) 定期教育相談(1月29日(月)~2月5日(月))

             45分6限授業(1月29日(月)~2月5日(月)) 

       5日(月) 推薦入学者選抜&帰国生徒等特別入学者選抜

       9日(金) 漢字検定

      10日(土) 蒲生高校,霧島高校との3校合同ボランティア

      13日(火)~16日(金) 学年末考査

      16日(金) 惣陣が丘花文字清掃

      19日(月) 第2回学校関係者評価委員会

      26日(月) 2年進路ガイダンス

      28日(水) 卒業式予行 同窓会入会式・表彰式

     蒲生高校,霧島高校との3校合同ボランティア(10日)というのは,まだ十分に具体化していないために,行事予定表に記載はしてありませんが,九州自動車道桜島サービスエリア上り線で県外客を中心に3校によるおもてなし活動を行うことにしております。明治維新150年,NHK大河ドラマ「西郷どん」放送開始を機に,鹿児島をさらにPRしていこうというねらいがあります。西日本高速道路の主催です。

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     4時間目明日からの2年生の修学旅行結団式が始まりました。2年生は全員視聴覚室に集合して,出発前の注意等が行われたのです。普通科の濵崎将也君(隼人中出身)の誓いの言葉があり,2年生の表情が引き締まったように見えます。明日からの修学旅行隊の動きが楽しみです。なお,修学旅行中の様子は,このブログでも随時お伝えしますので,ご覧ください。特に,最終日飛行機の遅れなどが出た場合は,即座に配信しますので,保護者の皆様,よろしくお願いします。

  • 2018年01月21日(日)

    1月21日(日)全商情報処理検定・・・

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     1月21日(日)今年3回目でしょうか,全商検定シリーズが始まりました。3週続く全商検定の1発目は情報処理検定です。今回は1年普通科も全員受検しています。さらに,1年普通科の情報の教科担任である家庭科の川村先生と数学科の寺尾先生も,それぞれ2級と1級を受検されています。来週は,卒業考査も控えているというのに,3年生の中にもチャレンジしている人がいます。2年生は,来週修学旅行です。修学旅行の前後に検定があるのです。商業科の宿命です。頑張れ,福山高校商業科!

     

     『老犬コロの繰り言その70』です。1月21日です。昨年は土曜日でした。老犬は自宅の庭で私の運転する車に轢かれます。耳が聞こえず,そして瞬時に身体が動かせないものだから,車が動き始めたのに気が付かなかったのです。私は,老犬が辺りにいることは気付いていましたが,車が動き始めたら,いつも老犬は車を離れていくので,老犬のことは気にせずに車を走らせてしまったのです。老犬はあの時のことを覚えているでしょうか。

     
    老犬コロの繰り言その70
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     覚えておる。もちろん,しっかり記憶しておる。確か,あの日旦那たちは家族で庭でピザを焼いておったのじゃ。チムニーというピザ釜をインターネットで購入して,初めてその釜でピザを焼き始めたんじゃ。わしもいい匂いがするもんじゃから,おこぼれに預かろうと思って,喜んでピザ釜の周囲をうろうろしておったんじゃ。旦那は途中で奥様に何か材料を買って来るように指示され,車を出したんじゃ。買い物から帰って来て,旦那が庭に車を停め,買ってきた食材を奥様に渡した後,駐車場に移動するために車を走らせた時じゃ。ハイブリッドの余り音のしない車なもんじゃから,わしは車が動き始めた時,咄嗟に動けなかったのじゃ。一瞬何が起きたのか分からなかった。旦那の車のタイヤがわしの身体の上,後ろ足の付け根辺りを通って行ったのじゃ。わしの身体は2,3回転げ回った。痛いの,痛くないのってもんじゃなかったんじゃ。わしがしばらく身体を痙攣させておると,慌てて旦那が駆け寄って来た。旦那が故意にわしを轢いたのではないことは確かじゃ。旦那の運動神経じゃと故意ならば,きっとわしは避(よ)けておった。旦那の恐るべき運動神経のせいなのじゃ。故意でないからこそ怖いんじゃ。動きが読めない・・・。わしはどうにか立ち上がった。じゃが後ろ足の辺りが少し歪んでおるのが分かった。余りの痛さにわしは,じっとしておられんかった。歩き回らずにはいられなかったのじゃ。ぜーぜー声を出しておったのも覚えておる。ついにわしの命運も尽きたと覚悟を決めた。わしは裏山に入り,そこでこっそりと死のうと思った。犬は死に目を世間に見せてはならないのじゃ。藪の中に1歩1歩入っていくと,旦那が呼ぶのが分かった。その時はまだ今よりは多少は聞こえておったのじゃ。わしはしばらく思案した。わしもまだ死にとうはない。じゃが,この痛みには耐えられない・・・。旦那の呼ぶ声にわしは促されて,とりあえず藪の外へ出ることにした。痛みが薄れたわけではなかった。折角のピザなのに,わしは全く食べる気がしなかった。出される物何も口には入らなかった。痛みが余りにもひどいため,何も食べる気はしなかったのじゃ。しばらくすると,旦那が医者に連れて行くと言い出した。わしの身体を強引に持ち上げようとした瞬間,わしの身体に激痛が走った。わしは大暴れして,旦那の頭に嚙み付いてやった。すると,旦那の頭から血がどっと出て来た。わしはまたお仕置きをされると思った。必死に逃げた・・・。と言うても,亀の早歩き程度じゃろうか・・・。この時はさすがに旦那は怒らなかった。結局旦那の子どもたちが草スキーに使っていたプラスチックの橇を踏み台にして車の後部座席に乗せられた。と言うよりも,わしは車に乗るのが元々好きじゃから,自分の意志で乗り込んだようなものじゃ。獣医はわしの背中に注射を打った。わしは全く抵抗できなかった。帰りに旦那は,お詫びのつもりか,いつもとは違う柔らかいドッグフードを買ってくれた。自宅に帰ると,わしは庭の犬小屋ではなく玄関に移された。寒さ対策ということと,わしがひたすら歩き回るので,疲れてしまうということを心配してのことじゃったようじゃ。食欲は全くなかったのじゃが,旦那が差し出す柔らかいドッグフードに少しだけ口を付けた。旦那は少しだけ喜んでくれたようじゃ・・・。

     この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。

  • 2018年01月20日(土)

    1月20日(土)チョ・ソンジン ピアノ・リサイタル・・・

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     1月20日(土)は,みやまコンセールでチョ・ソンジンによるピアノ・リサイタルが行われました。チョ・ソンジンは韓国出身のピアニストですが,2015年のショパン国際ピアノ・コンクール(通称ショパン・コンクール)で優勝しています。今回は,ベートーヴェンとドビュッシー,ショパンとお得意のプログラムを聴かせてくれました。

     みやまコンセールまでは何度も肝付から車を走らせたことがあります。コンサートの演目に従って,CDを聴きながらの快適な車の旅になりました。ベートーヴェンはポリーニ,ドビッシーはミケランジェリ,ショパンはアルゲリッチ,それぞれのお気に入りの演奏家を配し,贅沢な車の中での演奏会となりました。何度も走ったことのある道のりなのに,みやまコンセールには予想以上に早く2時間足らずで着いてしまいました。それほど綿密な計画を立てたわけではないので,全く問題はないわけですけど。お陰で,駐車場の車の中で,「吾輩は猫である」を30分以上読む時間ができましたし・・・。3時開演の演奏会でしたので,2時30分には車を出て,みやまコンセールのホールへ向かいました。前回のバルトロメイの時は,年配の方が多かったのですが,今回は女性が目立ちます。ペ・ヨンジュンと勘違いしたのでは思われるくらい,必ずしも若いとは言い難い女性が多いように思われます。チョ・ソンジン,韓国のポップス界のスターのような雰囲気を持った美青年ですが,果たしてその腕前やどのようなものなのでしょうか。

     コンサートの前半はいつものように大勢の知らない(当たり前か・・・)観客のいる雰囲気に落ち着きません。おまけに車での移動の疲れもあります。1曲目は,ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」。言わずと知れた,かつてはベートーヴェンの3大ピアノ・ソナタと言えば,8番「悲愴」,14番「月光」,23番「熱情」が定番でしたが,その3大ソナタの1曲です。CDの数も腐るほど存在し,頻繁に演奏会でも取り上げられるやつです。名曲には違いないと思いますが,余りにも演奏されすぎて,一流の演奏家が弾けば,大体同じ演奏,そのような印象があります。どうせなら9番か10番あたりを演奏してくれればいいのに・・・。間違いなく一級品の演奏だったのだろうと思われますが,演奏会の前半は演奏家自身も多少そうなのかも知れませんが,聴く側のこちらのコンディションも良くありません。半分寝ぼけた状態で,余り印象に残らない演奏となりました。ピアノの音は,間違いなく美しいとは思いましたが・・・。有名な第2楽章の Adagio cantabile をわざとらしく極端にスローにすることもなく,第3楽章の Allegro を超高速で突っ走るような品のないことはしない・・・。良識的な演奏・・・。2曲目のベートーヴェンのピアノ・ソナタ第30番は,カメラマンのお気に入りの作品です。「悲愴」に比べるとはるかに肩の力の抜けた円熟の作品です。この頃のベートーヴェンは恐らく全く耳は聞こえなかったと思われます。ところが,それなのに,いやそれだからこそか,音楽史上誰も到達し得なかった幽玄な世界,魂が浄化したような領域へベートーヴェンは足を踏み入れます。チョ・ソンジンのピアノも第1楽章からさり気なく美しい旋律を紡いでいきます。第2楽章の Prestissimo の力強いダイナミクスは見事です。考えてみたら,初めて生で聴く第30番ですが,第2楽章がこれほど力強い音楽であるとは思いもしませんでした。チョ・ソンジンの右足のペダルが勢いが余ったかのように床を叩きます。ポリーニの寒風を切り裂くような演奏とは異なります。生で聴けば,ポリーニもこれぐらい迫力ある演奏をするのかも知れません。でも,ポリーニのCDは40年前の演奏です。今のポリーニはもっと温かみのある美しい演奏を聴かせるのかも知れません。でも,ポリーニは,数年前ピアノ・ソナタ全集を出すときに28番以降の晩年のピアノ・ソナタの再録音をしませんでした。40年前の演奏をポリーニ自身も評価し,大切にしている証拠です。ピアノ・ソナタ第30番の白眉は何と言っても10分を要する長大な第3楽章です。本当はそれほど長大ではないのですが,第1楽章と第2楽章がいずれも3分程度なので,フィナーレだけ極端に長くなっていることになります。晩年のベートーヴェンは作品のバランスなどと言うものは,大して重要視していなかったのです。この第3楽章もチョ・ソンジンの演奏は見事でした。まさに,魂が浄化された世界をチョ・ソンジンは心を込めて弾いていきます。一切の興奮も激情もありません。人類が残した最も清らかで美しい音楽・・・。

     座席が1階の前から2番目で右端で,最初はそんなにいい席ではないのかなと思ったのですが,演奏が始まると一番いい席であることが分かりました。チョ・ソンジンの姿をもっと良く見たい人は,中央よりがいいでしょうし,指の動きが見たい人は左側が良かったのかも知れません。でも,音楽を聴くにはピアニストの正面側に限ります。右端ということもあり,ピアノとの距離感も絶妙でした。選んだ座席ではなかったのですが,結果的に最高の席だったように思います。

     後半は,ドビッシーの映像第2集からです。ドビッシーは光や風を音で描こうとしました。(多分)人の心の世界を描こうとしたベートーヴェンとは全く異なる世界です。でも,具体的な風の動きが目に見えるように分かるわけではなく,やはり描かれているのは風を感じる心の動きと言ってもいいと思います。類稀な美音家である(ことがこの日分かったのですが)チョ・ソンジンの演奏が悪いはずがありません。ドビッシーの作品の中ではどちらかと言えば地味な作品を選んでくれたお陰で,チョ・ソンジンのピアノそのものの美しさを素直に感じることができました。最近ドビッシーのCDを出したばかりですが,今度購入しようと思います。最後の作品はショパンのピアノ・ソナタ第3番です。音楽の構成力に難があると言われたショパンですが,確かに長い作品は多くは書いていません。ピアノ・ソナタ第3番も確かに旋律や動機のつながりという意味ではバランスのいい作品とは言えませんが,何回も聴けば,このような作品なんだと十分に聞き応えのある個性的なピアノ・ソナタです。チョ・ソンジンの渾身の力を込めた演奏が,ここでも絶品でした。いきなり鮮やかな切れ味で始まる冒頭もアルゲリッチに負けないくらい目の覚めるような見事な打鍵です。第1楽章だけで十分に一つの芸術作品として完結しているような素敵な音楽ですが,第2楽章の Molto vivace は第3楽章への橋渡し,間奏曲に過ぎません。そこを,チョ・ソンジンはやはりさらりと通り過ぎていきますが,しかし聞き応えは十分です。この作品のクライマックスは第3楽章でしょう。何度も繰り返される陶酔的な旋律が心に染みてきます。第4楽章は長大な Coda と言った印象はこの演奏でも変わりません。第3楽章が絶品だからです。でも,チョ・ソンジンのステージの床を叩く右足が何度も炸裂して迫力は十分でした。チョ・ソンジンのショパンは決して甘ったるい音楽ではない。力強いダイナミクスと華麗なカンタービレが見事に調和しているのです。

     チョ・ソンジン,間違いなく超一流の演奏家です。

     実は,一人でコンサート会場を訪れた時は,毎回その演奏家のCDを記念に買って帰るのですが,今回はすぐに断念しました。CD売り場には多くのご婦人方が群がっておられたのです。演奏会直後の握手会やサイン会などにも全く関心もありません。ドビッシーの「月の光」と「ゴリウォークのケークウォーク」の小品2曲とショパンの「英雄ポロネーズ」とたっぷり3曲もアンコールを弾いてくれましたが,いずれも素敵な演奏でした。さすがに,3曲目の「英雄ポロネーズ」の時には,床を叩く足音が「いい加減,早く帰ってくれ!」と言っているように聞こえ,おかしくなりました。演奏会終了のアナウンスが流れたらすぐに駐車場に向かい,さっさと車を走らせました。チョ・ソンジンのCDは後日 Amazon で安い輸入盤を購入することにしました。車を走らせてしばらくすると,「吾輩は猫である」がないことに気付きました。まだ,半分残っていたのに,修学旅行に行った所で続きを読むつもりだったのに,とちょっと残念な気持ちになりましたが,構わず車を走らせました。引き返して,あの雑踏の中に入り込む勇気がなかったのです。多分,みやまコンセールの屋外にあるトイレの手洗い場に置き忘れたのだろうと思います・・・。でも,素晴らしい演奏会の後の高揚感もあり,さほど落胆することはありませんでした。「吾輩は猫である」もまた Amazon で買うか・・・。図書館もあるし・・・。

     『老犬コロの繰り言その69』です。老犬のために,また家人がネットで何か取り寄せたようです。老犬は,夜寝るときは最初の青いジャケットだけでなく,家人の古着など様々なものを着せられています。最早ぼろ雑巾にしか見えないこともあります。

     
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     旦那は,以前にも紹介したように,神様からおよそ運動神経などという類いのものは一切授かっていないと見える。車の運転も尋常ではないくらい下手なんじゃ。そもそも神様なんてものが存在するのかどうかは,わしには分からんのじゃが・・・。所詮人間のお遊びなんじゃろうけど,お遊びが高じると,それが文化になるということらしい。やがて,それが宗教となり,一方では文明も生まれてくるということじゃろうか。それはともかく旦那の車の扱い方はひどいものがある。まず,車をきちんと所定の枠の中に停めることができないんじゃ。いつも斜めになっていたり,白線を片方の車輪が外れていたりするのじゃ。それを奥様に指摘されると,「地球が歪んでいるんだ。」という恐ろしい言い訳をするんじゃ。窓を開けて丁寧に操作すればできないことはないらしいが,大抵はそのような面倒なことをするタイプではない。自宅の駐車場にだって,いつも停めているから慣れておるはずじゃが,ご丁寧にも大体どちらかへ傾けてからエンジンを切っておる。このことを本人は全く気にしている様子はない。それどころか,いつも地球のせいにしておるから,神様もとんでもない人間を作り出したものじゃ。

     わしも旦那のことを言えた義理ではないかも知れん。多分客観的に見て,わしは犬の中では鈍い方なんじゃろと自覚しておる。年を取っているということもあるが,若い頃だってなかなか猫にも追いつくことはできなかったのじゃ。残念ながら,猫の運動神経にはわしらは到底及ばないようじゃ。奴らは,木にもするすると上れるし,塀の穴の開いているところにも,ひとっ飛びで移ることができるんじゃ。もっと凄いのは小鳥じゃ。小鳥が物凄い勢いで飛んでくるのに,木の枝にぶつかることはなく,速度を落としている様子もないのに,ぴたっと枝に止まるのを見ると,感心させられるのじゃ。見事な運動神経じゃ。木にぶつかる!と両目をふさぎたくなるのじゃが,次の瞬間小鳥は木の枝で涼しい顔をしておる。わしも,次生まれてくるときは鳥になりたいものじゃ。うん,じゃが,牛には勝てるような気がするのお。奴らは図体はでかいが,動きが鈍重じゃ。一日中大きな小屋の中に繋がれて,時折側を通るわしの方を睨んで,鼻を鳴らすぐらいしか楽しみのない生活・・・。ん,そう考えると,ちと不憫に思えるのお。わしもたまにビーフジャーキーなるものも貰っておるし,やはり牛には感謝しないわけにはいかんな。おお,なんまいだぶ,なんまいだぶ・・・。

     この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。

  • 2018年01月18日(木)

    1月18日(木)福山高校生徒会ブログNo.5・・・

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     第5回福山高校生徒会ブログ

     今日は,生徒会が担当します。

     今回は,1月21日におこなわれる県新人戦があるので試合に向け頑張っているサッカー部の生徒にインタビューしてきました。

     今回,インタビューしたのは1年普通科の寶満陸さん(国分中出身)です。サッカー部は部員1年8人,2年1人の合計9人で練習をしています。練習時間は16:00~18:00まで練習しています。練習内容は,パス回しやシュート練習,試合形式の練習などしています。今度の大会は,蒲生高校と楠隼高校の二校と合同で大会に参加するようです。

     今度の大会への抱負を聞いてみました。「今度の大会は,少なくとも一勝はできるように頑張ります。」と真面目な表情で話してくれました。福山高校として頑張ってほしいと思います(^_^)/~~~

    (執筆者:二年普通科唐鎌崇寬)

  • 2018年01月18日(木)

    1月18日(木)靄の中の福山高校,そしてフレッシュ研修研究授業

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     1月18日(木)早朝の牧之原はあちこち靄が掛かって,清少納言の言葉を借りれば,いとおかしです。牧之原名物の一寸先も見通せないような濃い霧ではありません。適度に上品な,どうにか対象物の存在は判別できるような,素敵な靄です。街灯の周りにも幾重にも水蒸気の層ができて,一際美しく見えます。もうじき夜が明けます。すると,この靄は殆ど目立たなくなるのでしょうね。職員室の中庭側の窓に設置された換気扇では,この冬随分前から雀たちが戯れています。換気扇の内側には網状の蓋が付いていますので,室内に入ってくることはできません。雀たちはどうやら換気扇のスクリュー(?)の外側で遊んでいるようです。午前8時を回り,職員の人数が多くなると,雀たちは皆中庭の木の枝へ移動します。さすがに換気扇の中に巣を作るような無謀なことはしないようです。それにしても,換気扇の何が面白いのでしょう。

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     6時間目1年普通科の教室で,LHRの研究授業が行われました。保健体育科の大迫先生の初任者研修の一環です。本日のテーマは「互いを尊重し合う人間関係づくり」です。ジョハリの窓を利用されて,まず生徒たちが自分のことをどのように捉えているか,次に周囲の人たちは自分のことをどのように考えているかを確認していきます。そして,ジョハリの窓を完成させます。「他人が分かっている」けれども「自分が分かっていない」盲点の窓に注目して,自己理解を深めていきます。そして,グループ活動を通じて「他人が分かっている」し「自分も分かっている」開かれた窓を広げていこうと大迫先生は言われます。最後に,お互いの理解を深め,望ましいクラスにしていくために,これから各自がどのような取り組みを行うかを考えさせられます。生徒たちは,大迫先生の指導に従って,活発に動き,自己理解と良好な人間関係についての認識を深めていたようです。

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  • 2018年01月17日(水)

    1月17日(水)惣陣が丘花文字清掃の際の豚汁作りお手伝い募集中!

     1月17日(水)暖かい日が続いております。福山高校職員室には早朝からとんだ珍客が舞い込んできました。雀でしょうか。職員室の中をしきりに飛び回っています。朝私が生徒玄関を開けた後,雀はそこから迷い込み職員室へ入って来たのでしょうか。夕べは姿を見なかったので,今朝入って来たのは確かでしょう。窓を開けてあげたのですが,そこから出ようという考えが浮かばないようです。外へ出たいのならば,窓際を隅から隅まで探索すればいいのにと思うのですが,そのような知恵も持ち合わせていないようです。抜群の運動神経の持ち主なのですが,頭脳が足りないというところか・・・。残念です。30分以上飛び回った後で,雀の気配はなくなりました。中庭の雀たちの声を聞きつけて,ようやく窓の開いている所にたどり着いたのでしょう。やれやれ・・・。

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     今日はまた1995年1月17日未明阪神淡路大震災が発生した日です。カメラマンが学生時代を過ごした神戸の街が甚大な被害を受けました。阪神高速道路がぐにゃぐにゃになっている映像を見て,衝撃を受けたのでした。西宮市甲陽園の下宿のあった所は,数年後訪れたときには,更地の駐車場になっていました。23年前の出来事ですが,今でも鮮明に覚えています。余りにも大きな被害をもたらした震災でしたが,これを契機に日本にボランティア活動の気運が高まったのがせめてもの光明です。1月17日,現在の高校生にはお伽噺のような出来事かも知れませんが,2011年にはさらに大きな被害をもたらした東北大震災が発生していますので,残念ながら同じような想像を絶するような災害の起こった日ということで記憶しておいて欲しいと思います。

     さて,福山高校では2月16日(金)恒例の惣陣が丘花文字清掃ボランティアを予定しております。この日はちょうど学年末考査4日目最終日に当たりますが,午後から花文字清掃を行うことになります。そこで,花文字清掃に取り掛かる前に,昨年同様生徒たちに豚汁を振る舞うことにしております。その豚汁作りのボランティアを保護者の皆様に募集する案内を10日(水)に配付いたしました。31日(水)が締切になっておりますが,現在のところ手を上げていただいたのはお一人です。下の写真のとおり,昨年は10名の方にお手伝いいただきました。ご都合の付く方は是非参加票をご提出ください。ご協力よろしくお願いします。参加票はこちらからもプリントアウトできます。⇒H29 花文字清掃豚汁づくりー手伝い依頼文[PDF:68KB]

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     ついでに,学校評価アンケートもお示ししておきます。アンケート用紙がお手元になければ,下のPDFファイルをプリントアウトしてご利用ください。19日(金)までにご提出をお願いします。H29 学校評価アンケート(保護者用)[PDF:102KB]

     午後になって,図書館だより Library News No. 9 の原稿が届きました。3年生への最後の(!)本の貸し出しの案内と先日行われた第4回ビブリオバトルで取り上げられた本が紹介されています。もちろん全て図書館で借りることができる本です。なお,福山高校の図書館は地域の方々に開放されているそうです。殆ど地域の方々の姿を見ることはありませんが,よろしかったらおいでください。(^_^) Library News No. 9[PDF:1MB]

  • 2018年01月16日(火)

    1月16日(火)暖かくなりました・・・

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     1月16日(火)先週末の寒波が嘘のように,今日は,抜けるような,とまではいきませんが,雲が多めの青空が広がっています。昼過ぎには,暖房なしの室内で20度近くまで気温が上がっています。数日前の氷点下は何だったのでしょうか。

     5時間目の2年生の授業を覗いてみました。国語の授業で,伊勢物語か何か読んでいるようです。作者不詳で一説には紀貫之作とも言われる,在原業平らしき人物が登場する平安時代の和歌もたくさん出てくる物語ですね。「昔男ありけり」などとお決まりのパターンで始まるのですが,「東下り」や「筒井筒」など高校時代に読まされた記憶があります。源氏物語などよりも古い作品ですが,文学的香りは高いと言われているようです。山田君,授業に集中しなさい。ちゃんと目を開けて!(^_-)

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  • 2018年01月15日(月)

    1月15日(月)ふりかえろう 自分の行動 冷静に,そして全校朝礼

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     1月15日(月)今週の福山高校職員の週間目標は,「ふりかえろう 自分の行動 冷静に」です。英語科から出された標語ですが,心は熱く,頭は冷静に,が福山高校のモットーです。熱い心で生徒を指導し,冷静な頭脳で行動するのです。桜島のように燃えたぎる心を持った職員が多い福山高校ですが,仕事は常に冷静に進めていくのです。「ふりかえろう 自分の行動 冷静に」,今週はこの言葉を胸に福山高校全職員は落ち着いた仕事をしてまいります。

     週の初めの全校朝礼は,表彰式からです。第59回ビジネス文書実務検定1級に合格した1年商業科本田侑さん(隼人中出身),2年商業科神ノ門佳音君(国分南中出身),3年商業科秋峯有貴君(舞鶴中出身),下舞功大君(牧之原中出身),花森雅さん(牧之原中出身)の5名です。よく頑張りました。おめでとうございます。今週末から,再び全商検定が3週に渡って続きます。頑張れ,福山高校商業科!

     校長先生のお話は,土日に行われた大学入試センター試験のことから始まりました。国公立大学や一部私立大学,短期大学を目指す全国の受験生が臨む入学試験です。福山高校からも志高くして,さらに受験する人が増えてくればいいと思います。さらに,校長先生は福山高校の校章に描かれている山が桜島であるということ,そして海は錦江湾を表していることが分かったと言われます。先日の始業式でのお話にもあった通り,火を噴く山はまさに福山高校のシンボルでもあるわけです。150年前の維新の志士たちも見上げた桜島,牧之原からは見えないけれども,同じように志を高くして生きていきたいものです。

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     週番連絡の後は校歌斉唱です。3年普通科森山佳苗さん(隼人中出身)の指揮,校長先生のピアノ伴奏で始まりました。今日は,生徒たちの間に担任,副担任の先生方も入り,いつもよりは一際大きな声になりました。

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  • 2018年01月14日(日)

    1月14日(日)タロとジロの日・・・

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     1月14日(日)大学入試センター試験2日目。センター試験が終了した場面でしょうか。受験生に対して校長先生がお話しされています。死力を尽くした3年生,そして1,2年生もさらに続いてくれるものと期待されます。

     この日はまた「タロとジロの日」なんだそうです。南極大陸で1年間置き去りにされたカラフト犬タロとジロの生存が1959年のこの日確認され,世界に感動と涙をもたらした日です。カラフト犬だからこそでしょう。映画にもなった大変有名な犬たちですね。今日はまた三島由紀夫の誕生日だそうです・・・。11月25日のブログで触れたので,ここでは割愛します・・・。

     『老犬コロの繰り言その68』です。そうですか・・・。カラフト犬は強いですね。何か暖かいものを身につけていたのでしょうか。でも1年間ですからね。最後は着の身着のまま・・・。我が家の老犬も青いジャケットなんか着て,甘ったれている場合ではないかもしれませんね・・・。

     
    老犬コロの繰り言その68
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     年が明けてから,何故か旦那の鼻の頭が赤くなっとるのじゃ。どうしたことじゃろうか。人間の鼻というのは,顔の真ん中で突然飛び出しておるのが常々異常じゃと思っておったのじゃ。「吾輩は猫である」の中で迷亭氏が金田夫人の巨大な鼻を盛んに茶化しておるようじゃが,その中で人間の鼻が隆起した過程について見事な解説を加えておるんじゃ。犬や猫の鼻は顔の作りから自然に前方へせり出しておるが,人間の場合は平べったい顔の真ん中に鼻はあるわけであり,迷亭氏が言うように穴さえ開いておけば別に隆起する必要などないはずじゃ。魚やヘビみたいに穴だけで十分にことは足りるはずなんじゃ。ゾウはまあもう自棄(やけ)を起こしたとしか思われないような鼻をしとるから別格として,不自然に鼻が隆起しているのは天狗猿と人間ぐらいじゃろ。ゴリラやチンパンジー,日本猿の鼻は人間と異なり,まだ自然な造形だと思われるのじゃ。豚は地面に鼻を擦りつけすぎてあんなにぺちゃんこになったんじゃろうが,元は人間のような鼻だったのかも知れんぞ。余程恥ずかしいと思って擦りつけたんじゃろ。人間自身の中にも,おかしいと思った奴は多いようで,漱石だけではなく古くは「シラノ・ド・ベルジュラック」があるし,ロシアのゴーゴリや漱石の弟子にあたる芥川龍之介などにも文字通り「鼻」という作品があるようじゃ。ショスタコーヴィチなどは「鼻」という歌劇まで書いておる。じゃから,そもそも人間の鼻はおかしいのじゃ。

     旦那の鼻に戻ろう。年が明けて10日以上経つというのにまだ赤い鼻をしておる。元旦の集落の新年会で飲み過ぎたのかも知れんが,それだけではないじゃろう。見かねた奥様が医者に行くことを勧め,この間旦那は皮膚科に行ったそうじゃ。女医は旦那の鼻を見て,消毒用の抗生物質の塗り薬を出しておきましょうねと,ものの1,2分で済ましたそうじゃ。どうやら切り取られなくて済んだらしい。鼻は隆起しておるから,ごくまれにぶつけたり,鼻水が落ちたりするんじゃろ。穴が2つあれば十分なんじゃ。何故2つなのかは,さすがのわしにも分からんが,目や耳とバランスを合わせたんじゃろ。そしたら,口も2つあってもおかしくないはずじゃが・・・。多分頭の悪い人間が一人で口論を始めてしまい,うるさくなる可能性が高いからじゃろ。食べる分には,口は1個で十分じゃし・・・。

     この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。

  • 2018年01月13日(土)

    1月13日(土)惣陣が丘花文字LED取り外し作業,そして大門松撤去

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     1月13日(土)午前9時,年末年始牧之原の冬の夜空を彩ってきた惣陣が丘の花文字のLEDの取り外しが始まりました。「ふっぎゃまぼっけもん会」の方々を中心に霧島市福山総合支所や地域公民館,そして学校関係者も集まり総勢30名ほどでしょうか。高齢の方々が多いのですが,今回は牧之原養護学校から強力な4名の若い先生方も参加してくださり,大いに助かりました。福山高校を代表して一人参加したカメラマンも頑張ったのですが,高いところにある紐をほどく作業は,やはり長身の若者の方が上です。「フクヤマ」の4つの文字の一つ一つに対応して,4つの班に分かれて作業は始まりました。急斜面を下ったり上ったりしながら,足場も悪くかなりの重労働に思われました。午前9時の時点で惣陣が丘の麓では-1℃でしたので山の上の方はさらにもう少し気温は低かったかも知れません。ところが,惣陣が丘に登る途中で次第に汗が吹き出してきて,作業が始まる頃には,むしろ暑さを感じるほどでした。作業そのものは30分かそこらで終了したのですが,久しぶりの重労働で身体も温まり心地よい疲労感を感じることができました。惣陣が丘山頂から見える雪化粧した桜島も一際美しく見えました。

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     今日はまた大学入試センター試験の1日目です。福山高校生も7名ほど第一工業大学で受験しています。気温は多少低めではありますが,雪も降らず比較的天候には恵まれたと言えるのではないでしょうか。今日は,地歴・公民に始まり,午後からは国語,英語と続き,最後英語のリスニングが終わるのは午後6時10分です。長丁場ですが,精一杯の頑張りを期待しています。(^^)/

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     昼過ぎに福山高校グラウンドでは,サッカー部が練習に励んでいます。いつもよりかなり大人数に見えます。どうやら合同練習のようです。サッカー部は先週も牧之原のまきばドーム横のグラウンドで合同練習を行っていました。この後,福山高校サッカー部は大門松の撤去に協力してくれます。福山高校サッカー部,頑張れ!

     13:00より予定されていた大門松の撤去が始まりました。13:00より5分ほど前に大門松を見に来ると,もうすでに福山高校後援会の方々が作業に取り掛かっておられます。松やナンテンなどの枝や葉ボタンはすでに取り除いてあります。12月9日(土)に設置した大門松ですので,ちょうど5週間35日間に渡って,福山高校生の登下校の様子を見守ってくれました。新入学生の確保の願いにも通じたのではないかと期待されます。

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     木曜日の積雪と昨日金曜日の氷点下の気温のせいか,大門松の中の砂はコンクリートのように硬くなっています。この日も0℃近い気温で,決して暖かくはないのですが,一人半袖の人がおられます。商業科の恒松勇貴先生です。德丸先生と言い,最近の若い先生方はワイルドな方が多いのでしょうか。

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     砂を取り除きながら,まず真ん中の大きな竹を抜いていきます。そして,周りを固めてある竹を取り外し,大小3個のタイヤを順番に撤去していきます。やはり有村工務店のクレーン・トラックが大きな威力を発揮します。ありがたいことです。

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     上に載ったタイヤ2つを取り除き,周りの竹を外すと一番下の巨大なタイヤが姿を現します。砂を運ぶ作業では福山高校サッカー部が大活躍してくれました。よく見ると紅一点3年商業科の山下恵実さん(舞鶴中出身)が,サッカー部員も顔負けなほど,精力的に動いています。何と後援会の方々に混じり,スコップを片手に砂を掻き分けているのです。

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     巨大なタイヤをクレーントラックに積み込み,跡を整地すれば,ご覧の通りきれいになりました。大門松のあった面影は全くありません。設置と異なり,1時間ほどで作業は終了しました。また,今年の12月に設置を行います。福山高校後援会の皆様,本当にありがとうございました。サッカー部の諸君,そして山下さん,お疲れ様でした。

  • 2018年01月12日(金)

    1月12日(金)交通安全の日,そしてビブリオバトル・・・

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     1月12日(金)交通安全の日です。13日が土曜日なので,今月は12日になったということです。昨日の雪が嘘のように,澄んだ空気が身を引き締めてくれます。牧之原は,午前6時の時点でまだ氷点下,昨日よりも寒さは厳しいように思われます。中庭の雪解け水が凍って,アスファルトに張り付いています。踏みしめれば,ザクザクと音がするんだろうと思います。やはり,今日が今年一番の寒さでしょう。そんな中,係の先生方は交通安全の日ということで,十字路やバス停などに交通指導に出ておられます。昨日は,校内外で2人ほどバイクで滑っています。大事には至らずに済んだようですが,冬の日は特に路面には注意したいものです。放課後はまた交通委員による福山高校前バス停と単車小屋の清掃が行われます。

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     職員室の湯沸室の前のテーブルの上に,またしても「謝罪文」なるものが置いてあります。そばには,カントリーマアムとロッテのガーナ・チョコレートが置かれています。やはり,あの男です。空前絶後のジャスティス先生こと地歴公民科の德丸正樹先生です。1学期の裁断機の鍵紛失事件に続いて,今回は選択教室2の鍵を自宅に持ち帰り,英語科の山田先生の逆鱗に触れたようです。これから,毎日山田先生がいる進路指導室に顔を出し,敬礼をするのだそうです。・・・。(^_-)

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     放課後,午後4時に図書室で第4回ビブリオバトルが始まりました。文化祭をカウントすれば通算では第5回,今年3回目のビブリオバトルになります。遅れて図書館を訪れるともう発表者は最後の2人になっていました。発表者は,中島先生を含めて5名でしたが,予定されていた発表者が1名体調不良のため辞退して(前?)図書委員長の3年商業科秋峯有貴君(舞鶴中出身)が急きょ参加してくれました。チャンプ本に選ばれたのは,3年普通科椎原達哉君(隼人中出身)の「ナガサキ 消えたもう一つの原爆ドーム」で,これまでの福山高校ビブリオバトルの主流であったファンタジーの世界ではなく,被爆国日本の持つ悲しい歴史を扱ったノンフィクションでした。椎原君の心のこもった誠実な語り口が観客の心を捕らえたのでしょう。最後に登場した中島先生は,進行も務めた秋峯君の「面白い発表を期待しています。」というプレッシャーにも負けずに,今回もユーモア溢れる愉快な紹介でした。「ざんねんないきもの事典」という本人たちにとっては本当に残念で悲しい運命を背負わされた生き物たちを中島先生はユーモラスに解説していきます。貫禄の発表ではありましたが,それこそ残念ながら次点に終わり,椎原君の誠実さが上回ったというところでした。福山高校校内ビブリオバトル,細々とではありますが,すっかり根付いています。(^_^)

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  • 2018年01月11日(木)

    1月11日(木)雪の福山高校・・・

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     1月11日(木)午前6時30分,福山高校はうっすらとした雪に囲まれています。幻想的な世界に包まれています。心配されたほどの積雪にはなっておりませんので,授業は通常通り行うことができそうです。ただし,福山高校前バス停近くの横断歩道で,カメラマンは転倒しそうになりました。かなり,滑りやすくなっているようです。車やバイク,自転車は言うまでもなく,歩行者も足下には十分に注意してください。バスも通常運行のようですので,十分に注意して登校してください。

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     福山高校だより1月号が出ました。12月は,福山高校にとって,大変賑やかな月でした。大門松づくりに始まり,人権同和教育講演会,薬物乱用防止教室,同窓会セミナーと講演会が目白押しで,何と言っても最大のニュースは吹奏楽部第1回定期演奏会でしょう。ベートーベン賞の表彰や防火防災訓練など紹介しきれなかった出来事がまだまだあります。12月のベートーベン賞はこのブログでもお知らせしましたが,再度ここでまとめて紹介しましょう。1年商業科花森楓さん(牧之原中出身),本田侑さん(隼人中出身)さん,小川日菜さん(輝北中出身),2年商業科池田美沙都さん(国分南中出身),3年商業科山下大智君(牧之原中出身)と本田依さん(隼人中出身),ここまでの6人は特に商業科の検定等で頑張った人たちです。7人目は3年普通科の森山佳苗さん(隼人中出身)で,言うまでもなく吹奏楽部部長で吹奏楽部復活の立役者の一人で,全校朝礼の校歌斉唱の指揮も務めてくれています。これで,ベートーベン賞は総勢21名になるはずです。3学期はまたどのようなベートーベン賞が誕生することでしょうか。

    平成30年1月号[PDF:1MB]

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     日が昇ったら,ご覧のような雪景色が広がっていました。寒さも吹き飛ばすような美しい風景です。交通に支障がなければ,このような天気も悪くはありませんね。ただ,牧之原では朝からパトカーなどの音が時折聞こえてきます。車の安全運転には十分に注意していただきたいと思います。

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  • 2018年01月10日(水)

    1月10日(水)学年集会

     1月10日(水)しとしと雨が降り,すぐにでも雪に変わりそうな冷たい朝を迎えました。天気予報では夕方から雪になるのだそうです。楽しみなような気もしますが,交通機関への影響が心配されます。それでも,大部分の生徒は元気に登校して来ました。今朝は学期初めの学年集会から始まりました。

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     1年生は体育館に集合して,今朝のお話は学年主任でもある英語科の近藤先生です。最初に挨拶のやり方の指導がありました。先に,「おはようございます。」と声を発してから,お辞儀をする・・・。なるほど,そうなんだ・・・。新学期2日目とは言いながら,生徒たちはお互いに向き合って,ちょっとはにかみながら挨拶をして礼をします。寒さを吹き飛ばすような爽やかな風が吹いていました。(^o^)

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     2年生はプログラミング室です。今朝のお話は,教務主任でもある英語科の松山先生です。昨年3学年担任をされたばかりということもあり,2年生に進路日程についてお話しされています。2年生3学期はしばしば3年生0学期と言われます。3年生の進路が決定しつつある今,いよいよ2年生の戦いが本格化していきます。進路目標を定めて,学業にますます熱が入り朝補習にも精を出し,一方では面接練習を重ね,夏休みの三者面談,夏季補習等を経て進路を実現させていきます。これからの予定表も配付され,意外と時間がないということも強調されています。2年生の中に少し緊張感が出て来たように見えます。(^^)/

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     挨拶練習に進路日程の確認と来たら,3年生は何をやっているのだろうと,視聴覚室を覗くと,進路指導主任の寺尾先生が3年生は卒業考査を目前にして最後の最後まで気を抜かずに頑張るように気合いを入れていると思いきや「小中学校では卒業式の後にどんな歌を歌いましたか?」と浮き世離れした話をされています。実は,校長先生の発案もあり,卒業式の最後に卒業生全員で歌を歌おうという動きがあるのです。そのために,3年生が卒業式で歌いたい歌を聞いておられたのです。一番目に小中学校で歌った歌,二番目に今度の卒業式で歌いたい歌を,配付された用紙に書くように指示されています。3年生,ちょっと楽しそうです・・・。(^_^)

     夕方5時近くになって,天気予報の通り,雪が降り始めました。夜間のことは分かりませんが,少なくとも昼間においてはこの冬の初雪ではないかと思われます。一時はこのまま降り続けて,積もるのではと思われましたが,雨混じりの雪ということもあり,そのうち雪は見えなくなりました。また,今晩から明日の明け方にかけて雪が降るんだろうと思われます。職員室の中庭側の窓ガラスは白く凍り付いています。外気との気温差が只ならないことを表しているのでしょう。廊下の窓の外のヒロノブはそれでも高いところで頑張っています。殆ど餌はないのではないかと思われますが,この先どうするつもりでしょう。

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  • 2018年01月09日(火)

    1月9日(火)3学期始業式・・・,リフレッシュ するとうまれる 心のゆとり

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     1月9日(火)3学期が始まりました。福山高校職員の今週の目標は,「リフレッシュ するとうまれる 心のゆとり」です。新学期がスタートして,また新たな気持ちで爽やかに仕事を進めて参ります。何事も先を見つめて,計画的にゆとりを持って行ってこそ,レベルの高い仕事はできるものです。「リフレッシュ するとうまれる 心のゆとり」,福山高校職員は今週この言葉を胸にさらにいい仕事をしていきます。

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     始業式が始まりました。校長先生は式辞の中で,1,2年生は3月23日の修了式まで47日,3年生は3月1日まで22日,それぞれ登校する日がありますが,それぞれの目標を胸に自分を高める努力をしていきましょうと話されました。また,NHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」が始まりました。「我が前に桜島あり  西郷も大久保も見し 火を噴く山ぞ」という海音寺潮五郎の短歌も紹介され,150年前の先人たちの志を座右に置いてこの1年間を逞しく生きていこうということです。

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     校歌斉唱は,3年普通科森山佳苗さん(隼人中出身)の指揮,校長先生のピアノ伴奏です。多少小さな声ではありましたが,新しい年を迎えて,それぞれが心を込めて歌っていました。原口さんの登場は来週の全校朝礼からでしょうか・・・。

     始業式の後,進路指導部,生徒指導部からそれぞれお話がありました。進路指導主任の寺尾先生は,冬季休業中の課題をしっかりと提出し,今日の基礎力診断テストを頑張ること,そしてそれぞれの進路目標に向かってこの1年頑張っていこうと話されました。生徒指導主任の岸尾先生は,この1年の目標を胸に抱いて,いい年にしていこうというお話をされました。

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     そして,最後はいつものように服装頭髪指導です。年始めですから,最初からいきなりひどい人はいるわけないですね・・・。(^_-)

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  • 2018年01月08日(月)

    1月8日(月)成人の日・・・

     1月8日(月)成人の日です。お陰でここ数年冬休みが長くなっています。得したような・・・。でも,この日に成人式を行う自治体は多くはないように思います。牧之原でも1月5日(金)に行われました。帰省中の新成人が出席しやすくするためでしょう。成人の日という意味合いは微妙なような気はしますが,かつては1月15日に固定してありましたので,その時代よりは運用はしやすくなったのかも知れません。成人の日,多くの国民が懐かしき若き日を振り返る貴重な日なのでしょう。36年前か・・・。(-_-)

     『老犬コロの繰り言その67』です。特に,朝起きた直後の歩き始めは,左前足が痛いはずですが,何故それでも老犬が散歩に行きたがるのか分かりません。歩き方を見れば,左前足を庇っているのが分かります。老犬にとって業,「カルマ」のようなものでしょうか。シシュフォスのように死ぬまで歩き続けるのでしょう。だから,「歩く」ということは老犬にとって「生きる」ということなのです。

     
    老犬コロの繰り言その67
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     結局正月じゃというのに,旦那の所には一人も客は来なかった。暮れに奥様を訪ねてきた人はおったのじゃが。ここでもやはり奥様の方じゃ。で,旦那は何をしていたかというと,部屋に籠もり,CDケースの背ラベル貼りのためのシールが切れたために,今度は録画した番組の編集をしておったようじゃ。大部分は例によって音楽番組じゃ。旦那の部屋は,家から少しだけ離れた低い土地にあるせいか,さらにかつて養蚕用の桑の葉の貯蔵庫になっていたせいもあるのか,異常に気温が低いのじゃ。夏は実に快適なようじゃが,冬場はわしに言わせると地獄じゃ。じゃから,わしも余り立ち寄らないんじゃ。寒さに強いはずの犬も近寄らない部屋じゃから,どんな所かは察しが付くじゃろう。たまに魔が差して立ち寄ると,旦那がおやつをくれるんじゃ。旦那はわしを惹き付けるためにササミのおやつを部屋の入口に用意しておるようじゃ。それでも,わしは余り近づかないんじゃ。

     2日の午後じゃったろうか,多分二男が早朝京都へ帰ってしまった午後じゃ,旦那の様子を覗くと,ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートの編集をしておった。3時間に及ぶ番組の中の1つ1つの作品を丁寧にトラック分けするという実にうんざりするような作業じゃ。曲が終わり拍手が済むのを待ち,次の作品の演奏を始めるために,指揮者がタクトを上げた瞬間にボタンを押す,タイミングを間違えたらもう一度繋いで,再度やり直す・・・。あほじゃ・・・。小さな子どもみたいに嬉々としてやっておる。昔から旦那はこんな風に一人遊びが好きじゃったのじゃ。そういう意味ではわしとおんなじということじゃろうか・・・。じゃが,わしは一人では絶対に視察には行かん。せいぜい庭をぐるぐると歩き回るぐらいじゃ。3時間分の演奏会の編集が終わると,それをブルーレイ・ディスクというやつにダビングするんじゃ。するとまた,新しいディスクが誕生する。そんなのがいっぱい溜まってきたようじゃが,それにまた作品名,演奏家,演奏日等を記した紙を作り,それをケースに差し込むんじゃ。さらに,そのケースに背ラベルを付ける,と・・・。ご苦労なこっちゃ。どうせ聴きもせんし,見もせんものをまた次から次に作っていくんじゃ。これこそ,旦那にとって業,すなわち「カルマ」ってもんじゃろう。やれやれ・・・。

     この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。

  • 2018年01月07日(日)

    1月7日(日)七草・・・

     1月7日(日)七草です。芹(せり),薺(なずな),御形(ごぎょう),繁縷(はこべら),仏の座(ほとけのざ),菘(すずな),蘿蔔(すずしろ)。「すずな」はカブで,「すずしろ」は大根です。幼い頃はそんなことはお構いなしに食べていました。我が家では,里芋や蒲鉾,時には餅まで入っていたような気がします。私が育った肝付町後田永野前下では,1月7日には,数えで7歳(満6歳)になると,隣近所7軒の家をお椀を持って回ったものです。すると,各家々の七草粥が少しずつお椀の中に入れられます。ついでに,50円とか100円,お祝いのお金を貰ったりします。昭和40年頃の50円は大金でした。牛乳一瓶200CCか180CCで20円だったように記憶しています。それでも子ども心にはかなり高価に思われたものです。私はまだ7歳になっていないのに,兄の後を付いて,お椀を持って歩くと,近所の人は気前よくお粥とお金をくれたのでした。私は少なくとも2回は七草回りをしているはずですが,本当は3回回ったかも知れません。いや,5歳の年に前下を離れているので,3つ上の兄と一緒に回った1回だけかも知れません。お家(うち)に帰ると,7軒分の七草粥の入ったお椀にぱくりつくのです。細かな味までは記憶にはありませんが,懐かしい,いい思い出です。お正月が終わり,隣近所で聞こえていた子どもたちの声がしなくなりました。誰かお椀を手に持って回って来ないかな・・・。

     肝付町の消防団の街中を練り歩く催しは7日の朝のようです。昨日の夕方の町の防災無線で言っていました。幼稚園児たちが消防団の方々と同じ格好をして一緒に歩くのです,多分・・・。

     『老犬コロの繰り言その66』です。老犬も年を取ると,人間同様かなり性格が円くなったように思われます。少々のことをしたぐらいでは怒りません。若い頃は,冗談なのか本気なのか,すぐにウーと言ったものですが,今では少々のことをされたぐらいでは平気です。目も耳も悪くなっていますので,気が付かないということもあります。ボールを投げても,取りに行きません。と言うより,どこへ飛んで行ったのか気が付かないのでしょう。食事以外は,自分の周囲に対して,全く無関心なように見えます。そんなことででいいのか!老犬よ!(-_-)

     
    老犬コロの繰り言その66
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     隣のダックスフントの所の爺さん同様,うちの旦那も入院こそしておらんが,たびたび医者に掛かっておるようじゃ。毎週歯医者に通い,歯周病予防の治療を受けておるらしい。何じゃそりゃ。わしなんぞ,歯も磨いたことはねえぞ。それでも,食う方はちっとも不自由しておらん。歯周病って何じゃそりゃ?そんなこと気にしないといけないのかい。わしらみたいに,健康な食べ物ばかり食っとけばいいんじゃよ。わしのドッグフード,たまにはあげようか?臭くてまずい,味のしないやつじゃ。パンのかけらか粉でも振りかけてもらわないと食えたもんじゃねえ。毎月血圧下げるために内科にも通っておるそうじゃねえか。何じゃいそりゃ。血圧って,一体何なんだ?そんな細かいことまで気にして長生きしてえのかい。ひょっとしたら,わしも歯周病気にしたり,血圧をチェックすれば,まだまだ長生きできるんじゃねえか。人間みてえに,70,80まで生きられるんじゃ・・・。いや,それじゃあ妖怪じゃな。今さらじたばたすることもねえじゃろ。わしはもっと美しく生きるんじゃ。自然に任せるのが一番じゃ・・・。わしはもう悟りの境地に達しておる。旦那もじたばたするのはよせ。

     年の初めには,親戚一同長老のお祖父さん,お祖母さんの家に集まるという行事も昔はあったようじゃ。旦那もお袋さんが存命中はお袋さんの実家によく出向いたようじゃ。すると,子どもの頃はそこで親戚の叔父さん,叔母さんたちからお年玉というものが貰えたと言う。お金じゃ。じゃから,親戚参りは子どもにとってこんな楽しいものはないというものだったのじゃ。根暗の旦那でさえ,喜んで爺さんや婆さんの家を訪ねていたのじゃ。じゃが,今ではそのような風習は次第に少なくなりつつあるようじゃ。お袋さんたちの世代が次から次に亡くなっていき,親戚の家に集まるということがなくなったようなのじゃ。旦那の家の子どもたちも正月は二男が帰ってきただけじゃった。この家の子どもたちは一遍には帰って来ないんじゃ。長男は12月,長女は来月2月らしい。お正月が特別なものではなくなってきつつあるということじゃろ。そう言えば,長男は帰ってきたとき,殆どわしの相手をしてくれなかったが,二男は2回も視察に付き合ってくれた。じゃが,2日の早朝には京都へ帰って行きおった・・・。ま,わしには旦那がいるからいいか・・・。週末2日だけじゃけど・・・。

     この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。

  • 2018年01月06日(土)

    1月6日(土)出初め式の日・・・ソロ・アンサンブル・コンテスト・・・

     1月6日(土)は東京消防庁の出初め式の日らしいのですが,この日はあちこちで出初め式が行われているようです。火災の多い季節ですので,なおさらなのかも知れません。二男と長女が幼稚園の時,この日の朝園児たちが法被姿の昔ながらの火消し(消防士)の格好をして街中を歩き回る行事が行われていました。本人たちは何の行事なのか,よく分かっていなかったのではないかと思われますが・・・。今日はまた,英仏百年戦争のヒロイン,ジャンヌ・ダルクの誕生日だそうです。19歳で火刑に処せられ,世を去りますが,おそらく人類史上最大の女傑と言っていいのでしょう。10代と言うことに限れば,男性を含めてもなかなかこれだけの人はいないでしょう。それにしても,いくら何でも火炙りにすることはないと思われますが・・・。余程怖かったのでしょう。ジャンヌ・ダルクに対する恐怖心の裏返しのような気がします・・・。熱かったでしょうね・・・。出初式とは関係ないと思われますが・・・。

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     ソロ・アンサンブル・コンテストも今日明日みやまコンセールで開かれています。2年商業科遠矢七夕さん(国分南中出身)はトロンボーンで,同じく2年商業科吉村伊吹さん(国分中出身)はチューバで,そして両者をピアノで支えるのが2年普通科堤桃香さん(舞鶴中出身),3人が福山高校からは出場します。遠矢さんは,高校生部門49番目の登場で,新山久志作曲「Accelerating Universe」を演奏します。「加速する宇宙」ということでしょうか。12月の中旬以降校舎に鳴り響いていたやつですね。吉村さんの登場はさらに遅く,55番目です。演奏するのは,Jennifer Glass の「to John Fletcher Sonatina III」という曲です。ジョン・フレッチャーとはシェークスピア時代の劇作家かと思いきや同姓同名のチューバ奏者で世界的に有名な方のようです。2人とも冬休み中の練習の成果を存分に発揮してくれるはずです。頑張れ!

     『老犬コロの繰り言その65』です。家人が老犬の青いジャケットを脱がすと,左前足の付け根の部分に血が付いていました。2日ほど前に脱がして,もう一度着せた際に,少し脇の部分を擦るような状態になったのでしょう。余り大きな痛みではなかったので,老犬は我慢していたのかも知れません。早速家人が脚を通す穴を大きくするために,布を切って補修を始めました。老犬は,無表情のまま,家人の側に立ち尽くしています・・・。

     
    老犬コロの繰り言その65
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     この間,旦那と視察に出かけていると,隣のダックスフントに久しぶりに遭遇したんじゃ。ダックスフントは飼い主の婆さんと入院中で仮退院された爺さんと一緒じゃった。ダックスフントの奴はわしが近づこうとするのに,つんと澄まして相手にしてくれなかったのじゃ。こちらもしつこく追いかけ回すほどの元気はないから,旦那に誘(いざな)われるがままその場を後にしたのじゃ。飼い主の爺さんは,数ヶ月前木の枝を切っている最中に転落して,ドクターヘリで鹿児島市の病院へ運ばれたのじゃと言う。人間の世界は凄いのお。順調に回復して近くの鹿屋市の病院に転院されておられるのだそうじゃ。

     視察の帰り,今度は家の入口で猫どもに出会った。実は出かけるときも,その場に白黒の猫と茶色の猫が2匹いたのじゃが,視察から帰って来たときもまだそこにいたのじゃ。新年の挨拶でもしておったのじゃろうか。随分長いこと話し込んでおる。行きのときは白黒の方だけわしを見て逃げて行ったのじゃが,茶色い方は平然としておった。そして,帰りの際には,2匹とも平然としておる。おそらく茶色い方が白黒に,「あの犬は大したことないよ。耄碌しているから大丈夫だ。」と入れ知恵したんじゃろ。わしは昔から平和を愛する知性ある紳士じゃから,弱い者いじめはしたことないんじゃ。若い頃はふざけてニワトリを追いかけ回したり馬鹿なことをしたことはあるが,別に襲っているわけではなかったんじゃ。猫だって,逃げない限りは追いかけはしない。逃げたら追いかけるんじゃ。猟犬の習性が遺伝として残っておるのかも知れんのお。いずれにしても,2匹の猫は落ち着いたものじゃった。わしは立ち止まってしばらく見つめておったが,全くの無反応であった。それも礼儀としてはどうかと思うのじゃが・・・。せめて逃げるふりぐらいはしてくれよ。わしは,溜め息つきながら,肩を落としてとぼとぼ家の入口の坂を上って行ったのじゃ。わしの背中には猫の視線すら感じなかった・・・。

     この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。

  • 2018年01月05日(金)

    1月5日(金)さざんか・・・霧島市福山地区成人式・・・

     1月5日(金)雨降りになりました。鹿児島県でも所によっては,雪が降るという予報も出ていました。牧之原では雪は降っていないようです。グラウンドの入口の所にサザンカが咲いています。随分前から咲いているようですが,年が明けてから,自棄(やけ)を起こしたかのように大量の花を咲かせています。少し前までは,カメラマンはこれは椿なのかなと思っていました。家の周りに塀のように植えられているのは,おそらくサザンカなのでしょう。椿と異なり,冬の間から咲き始めています。しかも随分長く咲いているように見えます。

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     3学期に向けて,先生方も動き始めておられます。午前中,運営委員会,職員会議,学年会が行われました。9日(火)始業式に向けての準備は万全です。センター試験受験の人,ソロ・アンサンブル・コンテストが明日に迫っている人など,それぞれ今日も懸命に頑張っています。

     この日は霧島市福山地区成人式も午前中行われています。我が福山高校『中・高校生クラブひまわり』の面々が進行や受付などで大活躍しているはずです。残念ながら,職員会議の関係で出席することはできませんでした・・・。

  • 2018年01月04日(木)

    1月4日(木)仕事始め・・・,学校が再び動き始めました・・・

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     1月4日(木)生徒たちが再び登校し始めました。進路学習室では3年生のセンター試験対策の補習が行われています。センター試験まで2週間を切り,最後の仕上げに取り掛かっています。

     商業科の補習も情報処理室とワープロ実習室で行われています。こちらも検定対策のために懸命に取り組んでいます。

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     3階からはチューバとトロンボーンの音色が聞こえてきます。今日は,チューバが選択教室です。2C吉村伊吹さん(国分中出身)が中庭の方を向いて一人で練習しています。随分いい音色になってきました。音楽室では校長先生のレッスンが行われています。トロンボーンの遠矢七夕さん(国分南中出身)とピアノの堤桃香さん(舞鶴中出身)です。楽譜を確認しながら,校長先生が丁寧な指導をされています。こちらも順調に仕上がっているようです。遠矢さんと吉村さんは交替で校長先生の指導を受けているようです。ソロ・アンサンブル・コンテストが楽しみです。

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     テニスコートでは,ソフトテニス部の1年生が顧問の寺尾先生の指導を受けています。1年普通科の庄田日奈野さん(国分南中出身)と1年商業科の妹尾霞佑さん(木原中出身)のようです。2人とも今年初めての練習なのでしょうが,懸命に寺尾先生の打つボールを返しています。

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     平成30年もいよいよ動き始めました。9日(火)の3学期始業式まではもうしばらく時間がありますが,それぞれの目標に向かって,努力を継続しています。平成30年,努力する姿勢を失わなければ,きっといい年になるはずです。頑張れ,福高生!(^o^)

  • 2018年01月03日(水)

    1月3日(水)戊辰戦争の始まった日・・・

     1月3日(水)ぼ~っとしている間に,新年3日目を迎えてしまいました。何でも今日は鳥羽・伏見の戦いが起こった日,つまり1868年慶応4年戊辰戦争が始まった日のようです。ちょうど150年前,この年も戌年だったのかなと一瞬思いましたが,150という数字が12の倍数でないのはおかしいと気が付きました。正しくは戊辰(つちのえたつ)の年だということです。よく見ると字が違いました。旧幕府軍と薩摩・長州藩を中心とした新政府軍が衝突して,敗れた幕府軍と徳川慶喜は江戸へ逃げていきます。ここから一気に江戸城開城,徳川幕府の終焉へと進むことになります。戊辰戦争そのものは,翌年の五稜郭での戦いまで続きます。言うまでもなく,明治維新の立役者は我らが鹿児島の志士たちだったのです。明治維新から150年目を迎えて,NHK大河ドラマ「西郷どん」がいよいよ始まります。西南の役では佳例川の戦いというものもあるなど,日本近代化の黎明期においては牧之原も少なからぬ役割を果たしています。

     『老犬コロの繰り言その64』です。老犬の足の具合は年が明けてますまひどくなっているように思われます。長女が2月に帰って来ると言っていますが,どうかそれまで生きていてと祈っています。半分冗談のつもりのようですが・・・。どんなにびっこを引いても散歩だけは行きたがります。足が悪いために,歩き方が少し川田アナウンサーのスキップに似ていると言って家族から笑われています。散歩から帰り,「視察」の褒美のおやつを貰った後は,しばらく庭に立ち尽くしています。時折後ろ足がよろよろ揺れます。食欲だけでどうにか生きている,そんなところでしょうか・・・。

     
    老犬コロの繰り言その64
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     わしはこの頃,桜公園まで歩くのが億劫になっておる。旦那が「吾輩は猫である」を読みたがっているのは重々承知しておるのじゃが,体力がついていかないんじゃ。昨日の朝も桜公園まで200メートルほど手前で散々迷った挙句踵を返してしまった。すると,午後の視察では,すたこらさっさと旦那の方が前を歩き始めおった。わしの足を気遣って視察の距離を短くする魂胆のようじゃ。じゃが,多分旦那が予定していたよりも早くわしはショートカットしてしもうた。

     1日の朝郵便配達の赤いバイクが年賀状を届けに来おった。旦那に届いたのはわずか10枚かそこら,訳の分からない業者の分を除くとたった8枚じゃ。一方奥様の方には数10枚届いておった。今年も奥様の圧勝に終わった。結婚して30年らしいが,多分奥様の30連勝中じゃろう。これじゃあ,一家の主もへったくれもないじゃろう。社交的な奥様と根暗の旦那の差は如何ともしがたいものがあるのお。普通の家庭ではまず考えられんじゃろう。数年前2人でもし両方とも肝付町の町会議員選挙に出たら,間違いなく奥様の方が圧勝するじゃろうと意見が一致して笑うておった。旦那の生まれ故郷の肝付町じゃというのに,今では圧倒的に奥様の方が知り合いが多いというのはどういうことじゃ。これは,旦那にとって由々しき事態じゃないのかい。年賀状8枚ちゅうのは小学生並みじゃないのかい。何?近頃の小学生は年賀状は書かないって?メールとかラインなんていうので済ますのかい。ふ~ん。じゃが,旦那はメールもラインもちゃんとしたやつはやっておらんじゃろ。奥様の弁当が届いた合図や買い物の指示のCメールというやつだけじゃろ。おいおい。旦那には友だちおらんのか?もう少しいっぱしの大人になれんのかのお・・・。我がご主人としてはちと残念と言うか恥ずかしいものがあるのお・・。

     この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。

  • 2018年01月02日(火)

    1月2日(火)初夢・・・

     1月2日(火)新年2日目に見る夢が初夢なのだそうです。2日の朝見る夢ということでしょうか。1日の朝もうすでに見ている人がいるかもしれませんし,そちらの方が多いような気もしますが・・・。いずれにしても,年を取ったせいか,最近夢を見ることがありません。朝目覚めたとき,ここはどこだろうと不安な思いに駆られることがたまにありますが,それは夢とは関係ないでしょう。そういうわけで,今朝も夢らしい夢を見ていません。記憶にないだけかも知れませんが・・・。明日の朝見れば,個人的にはそれが初夢になるのでしょう。1年のうちで最初に見た夢,一般的にはそれが初夢と考えていいのだろうと思いますけど・・・。

     『老犬コロの繰り言その63』です。昨日のことになりますが,今年初めての朝は,幾分気温は低めながら,実に爽やかな朝になりました。犬小屋の中を覗き込むと,老犬はいつものようにごそごそと起きてきます。老犬にとっては,いつもと変わらない通常の朝と同じなのでしょう。初日の出を見に行くぞと言っても,老犬の耳に入っている様子はありません。老犬なりに勢いよく駆け出しましたが・・・。

     
    老犬コロの繰り言その63

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     何がめでたいのか分らんが,とりあえず,明けましておめでとうございます,じゃ。今年最初の視察の風景がきれいに撮れた,と旦那が自慢してきおった。写真なんかちっとも興味はないくせに,ブログのための写真を撮りまくっておるようじゃ。写真なしの文字だけでは,体裁が悪いのだそうじゃ。そして,今朝のこの写真はなかなかの力作だと大威張りなのじゃ。たまたま撮れた1枚の写真に過ぎんのじゃが,肝付町の国見山に登る朝日,この日は1月1日じゃったから初日の出ということらしい,それを背景にした吾輩の勇姿じゃ。まあ,旦那にしては上出来じゃろうが,被写体が申し分ないからじゃろう。

     元旦も初日の出もわしにとっては,どうせ人間が勝手に決めたお遊びじゃろうから,どうでもいいことなのじゃが,この日旦那は視察が終わると,集落の集まりに出かけおった。元日の朝午前10時から集落の人一同が,基本各家庭1名しか出席しないそうじゃが,集会場に集まって酒を酌み交わすらしいのじゃ。旦那の嫌いなやつじゃが,集落の付き合いだから仕方のないことということらしいが,もちろん旦那は集落の親睦を深めるために大切な行事であると思っておるようじゃ。この集落の人たちは,10時開始と言っても早めに集まる習慣があるので10時に行ったのでは一番遅いということになるから,大抵5分以上早く集まるのじゃ。旦那も15分前には家を出て行きおった。集会場の上の白石神社に初詣をして,と言っても小さな集落の神社やから出店も何もないひっそりとした神社じゃが,そこに参拝して300円ほどお賽銭を上げたらしい。300円あれば,ササミジャーキー1袋買えるから,随分勿体ないことをしたもんじゃ。神様なんて発想もどうせ人間のお遊びじゃろうに。集まったお賽銭は集落の運営費等に回されるのだそうじゃ。やれやれ,とんだ茶番じゃ。お年始の祝賀会には20名ほどしか今年は集まらんかったそうじゃ。みんな年を取って出て来ない人が年々増えてきておるようじゃ。今年は会長さんが是非皆さんご夫婦で,ご家族でお集まりくださいと事前に声をかけておったが,結局集まったのは例年をさらに下回る人数であった。幼い子どもたちも数名いたようじゃが,その人数を加えても30人に満たないくらいだったそうじゃから,この集落の新年会も年々寂しくなっていくようじゃ。旦那はお酒があまり強くないものじゃから,30分ほどしたら帰って来おった。じゃが,顔を真っ赤にしてわしの方に近づいて来やがった。わしの顔を何度も何度も撫で回した後,ようやくおやつを少しちぎってくれた。珍しく陽気なのはいいが,人(犬?)の顔を何じゃと思っているんじゃ。これだから,酔っぱらいは始末に困るんじゃ・・・。

     この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。

  • 2018年01月01日(月)

    1月1日(月)明けましておめでとうございます・・・

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     1月1日(月)ついに平成30年が幕を開けました。そうですね,新年のご挨拶からですね。明けましておめでとうございます。福山高校は,今年も地域とともに躍進を続けてまいります。今年1年どうぞよろしくお願いいたします。

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     平成30年の最初の週の福山高校職員の週間目標は,「美しく 正しく生きる 福高職員」です。国語科から出されたものですが,こんな現実離れした標語,どこで使おうかと頭を悩ましていたのですが,お祝いムードの年の初めにこそふさわしいと判断いたしました。(と言うか,ここしか使うところがない・・・。)美しいかどうかは分かりませんが,福山高校職員は常に正しくありたいと思います。そのような心の持ち方こそが美しいと言えるのかも知れません。年の初め,そして平成30年,福山高校職員は,「美しく 正しく生きる 福高職員」この言葉を胸に誠実な仕事をしてまいります。