公開日 2017年11月03日(Fri)
11月3日(金)文化の日,福山高校正門前の蕎麦がいい色になって来ました。収穫も間近だろうと思われます。いよいよ秋が深まってきたことを感じさせられます。2日(木)夕方歯医者の帰り道,福山高校近くの住宅街を歩いていると,ウグイスのような鳴き声が聞こえてきました。リズムは間違いなくウグイスなのですが,響きはあれほど美しくはありません。春先のウグイスでももう少し美しい声で鳴くものですが,ヒヨドリが頑張ってウグイスの真似をしているような,そんな響きでした。ひょっとしたら,ウグイスの仲間で種類が違うのかも知れません。世の中には,まだまだ知らないことがたくさんあるようです。「知らない」っていうことも悪くない。でも,「知る」努力をしないのは人としてまずいかも知れない。( 一一)
『老犬コロの繰り言その48』です。ええ,もうしばらく続けてみようかと思います。(老犬が死ぬまで・・・?いや,それではいつまで経っても終わらない・・・。)老犬は最近ポップコーンにハマっているようです。家人が味のしないポップコーンに甘みをつけて再度焼き直して食べている時,老犬にも与えてみると,ドッグフード以上の食い付きだったそうです。焼きたてはおいしい。よく知っています。ちょっとしたC級グルメです・・・ 。
老犬コロの繰り言その48 |
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奥様は最近ネット販売にはまっているそうじゃ。メルカリとかアマゾンとか,よく分らんがそういうものに手を出しているようじゃ。きっかけは旦那のオーディオ製品じゃ。ガラクタ同然の代物の処分を進めていると,旦那が30年ほど前に購入して使わなくなったアンプとかいう音楽の音を大きくする機械の同製品がアマゾンのネット販売に出ていたそうじゃ。途端に奥様の関西人の血が騒ぎ始めたのじゃ。「売れる」と踏んだのじゃ。旦那の方は,「こちとら江戸っ子だい!宵越しの金はもたねえ。」と訳の分からないことを言い,お金と見たら使うことにしか興味がないようじゃ。奥様が旦那のサンスイとかいうメーカーの真空管アンプをネットオークションに出すと,あっという間に1万円越えの値段がついたのじゃ。真空管がイカレて電源が入らなくなっていたアンプを汚い旦那の部屋から,日当たりのいい娘が使っていた部屋に移してしばらく置いていたら,電源が入りだしたのじゃ。真空管じゃから時間はかかるそうじゃが,マニアにとってはそういうことは問題ないみたいじゃ。あやうくお金を払って清掃工場に捨てるところだったようじゃから,奥様は大喜びじゃ。売れた代金は自分のものだと奥様が言うと,旦那は「20キロ以上ある重いアンプを子ども部屋に運んだのは自分だから半分寄こしなさい。」と色気を出し始めよった。この争いはどう見ても奥様の方に分がありそうじゃ。そもそも捨てようとしていたアンプを金に換えようと思いついたのは奥様の方じゃし,面倒な手続きをしたのも奥様の方じゃからのお・・・。他に売り物はないかと,奥様は物色を始めよった。使っていないテレビのリモコンはどうだと,オークションを覗くと結構出ているそうじゃ。う~ん,人間てのは呆れた生き物じゃ・・・。 すると,旦那は「コロは売れないかな?」と言い始めよった。「あいつも14年も生きているし,ジャンクだけど,ちょっとした骨董品だろ。」「あんな汚い犬,売れるわけないでしょ・・・。」う~ん,やはりあいつらはイカレてる。じゃが,油断していると,そのうち売りに出されるぞ。金の亡者と能天気な親父と来ているからのお。用心,用心・・・。 この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。 |