公開日 2018年01月08日(Mon)
1月8日(月)成人の日です。お陰でここ数年冬休みが長くなっています。得したような・・・。でも,この日に成人式を行う自治体は多くはないように思います。牧之原でも1月5日(金)に行われました。帰省中の新成人が出席しやすくするためでしょう。成人の日という意味合いは微妙なような気はしますが,かつては1月15日に固定してありましたので,その時代よりは運用はしやすくなったのかも知れません。成人の日,多くの国民が懐かしき若き日を振り返る貴重な日なのでしょう。36年前か・・・。(-_-)
『老犬コロの繰り言その67』です。特に,朝起きた直後の歩き始めは,左前足が痛いはずですが,何故それでも老犬が散歩に行きたがるのか分かりません。歩き方を見れば,左前足を庇っているのが分かります。老犬にとって業,「カルマ」のようなものでしょうか。シシュフォスのように死ぬまで歩き続けるのでしょう。だから,「歩く」ということは老犬にとって「生きる」ということなのです。
老犬コロの繰り言その67 |
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結局正月じゃというのに,旦那の所には一人も客は来なかった。暮れに奥様を訪ねてきた人はおったのじゃが。ここでもやはり奥様の方じゃ。で,旦那は何をしていたかというと,部屋に籠もり,CDケースの背ラベル貼りのためのシールが切れたために,今度は録画した番組の編集をしておったようじゃ。大部分は例によって音楽番組じゃ。旦那の部屋は,家から少しだけ離れた低い土地にあるせいか,さらにかつて養蚕用の桑の葉の貯蔵庫になっていたせいもあるのか,異常に気温が低いのじゃ。夏は実に快適なようじゃが,冬場はわしに言わせると地獄じゃ。じゃから,わしも余り立ち寄らないんじゃ。寒さに強いはずの犬も近寄らない部屋じゃから,どんな所かは察しが付くじゃろう。たまに魔が差して立ち寄ると,旦那がおやつをくれるんじゃ。旦那はわしを惹き付けるためにササミのおやつを部屋の入口に用意しておるようじゃ。それでも,わしは余り近づかないんじゃ。 2日の午後じゃったろうか,多分二男が早朝京都へ帰ってしまった午後じゃ,旦那の様子を覗くと,ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートの編集をしておった。3時間に及ぶ番組の中の1つ1つの作品を丁寧にトラック分けするという実にうんざりするような作業じゃ。曲が終わり拍手が済むのを待ち,次の作品の演奏を始めるために,指揮者がタクトを上げた瞬間にボタンを押す,タイミングを間違えたらもう一度繋いで,再度やり直す・・・。あほじゃ・・・。小さな子どもみたいに嬉々としてやっておる。昔から旦那はこんな風に一人遊びが好きじゃったのじゃ。そういう意味ではわしとおんなじということじゃろうか・・・。じゃが,わしは一人では絶対に視察には行かん。せいぜい庭をぐるぐると歩き回るぐらいじゃ。3時間分の演奏会の編集が終わると,それをブルーレイ・ディスクというやつにダビングするんじゃ。するとまた,新しいディスクが誕生する。そんなのがいっぱい溜まってきたようじゃが,それにまた作品名,演奏家,演奏日等を記した紙を作り,それをケースに差し込むんじゃ。さらに,そのケースに背ラベルを付ける,と・・・。ご苦労なこっちゃ。どうせ聴きもせんし,見もせんものをまた次から次に作っていくんじゃ。これこそ,旦那にとって業,すなわち「カルマ」ってもんじゃろう。やれやれ・・・。 この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。 |