公開日 2018年01月12日(Fri)
1月12日(金)交通安全の日です。13日が土曜日なので,今月は12日になったということです。昨日の雪が嘘のように,澄んだ空気が身を引き締めてくれます。牧之原は,午前6時の時点でまだ氷点下,昨日よりも寒さは厳しいように思われます。中庭の雪解け水が凍って,アスファルトに張り付いています。踏みしめれば,ザクザクと音がするんだろうと思います。やはり,今日が今年一番の寒さでしょう。そんな中,係の先生方は交通安全の日ということで,十字路やバス停などに交通指導に出ておられます。昨日は,校内外で2人ほどバイクで滑っています。大事には至らずに済んだようですが,冬の日は特に路面には注意したいものです。放課後はまた交通委員による福山高校前バス停と単車小屋の清掃が行われます。
職員室の湯沸室の前のテーブルの上に,またしても「謝罪文」なるものが置いてあります。そばには,カントリーマアムとロッテのガーナ・チョコレートが置かれています。やはり,あの男です。空前絶後のジャスティス先生こと地歴公民科の德丸正樹先生です。1学期の裁断機の鍵紛失事件に続いて,今回は選択教室2の鍵を自宅に持ち帰り,英語科の山田先生の逆鱗に触れたようです。これから,毎日山田先生がいる進路指導室に顔を出し,敬礼をするのだそうです。・・・。(^_-)
放課後,午後4時に図書室で第4回ビブリオバトルが始まりました。文化祭をカウントすれば通算では第5回,今年3回目のビブリオバトルになります。遅れて図書館を訪れるともう発表者は最後の2人になっていました。発表者は,中島先生を含めて5名でしたが,予定されていた発表者が1名体調不良のため辞退して(前?)図書委員長の3年商業科秋峯有貴君(舞鶴中出身)が急きょ参加してくれました。チャンプ本に選ばれたのは,3年普通科椎原達哉君(隼人中出身)の「ナガサキ 消えたもう一つの原爆ドーム」で,これまでの福山高校ビブリオバトルの主流であったファンタジーの世界ではなく,被爆国日本の持つ悲しい歴史を扱ったノンフィクションでした。椎原君の心のこもった誠実な語り口が観客の心を捕らえたのでしょう。最後に登場した中島先生は,進行も務めた秋峯君の「面白い発表を期待しています。」というプレッシャーにも負けずに,今回もユーモア溢れる愉快な紹介でした。「ざんねんないきもの事典」という本人たちにとっては本当に残念で悲しい運命を背負わされた生き物たちを中島先生はユーモラスに解説していきます。貫禄の発表ではありましたが,それこそ残念ながら次点に終わり,椎原君の誠実さが上回ったというところでした。福山高校校内ビブリオバトル,細々とではありますが,すっかり根付いています。(^_^)