5月5日(土)子どもの日

公開日 2018年05月05日(Sat)

 5月5日(土)子どもの日です。端午の節句。子どもの人権を重んじ,子どもの幸福を願い,母に感謝する日・・・。(何故・・・?母だけ?父には感謝しなくていいの?でも,父の存在というのは,自分の父を振り返っても,自分自身を客観的に見つめても,その程度のもののような気がする。母との思い出はたくさんあるのに,父との思い出は数えるほどしかない・・・。父親というのは,所詮子どもたちにとって鬱陶しいものなのであろう。我が父は少しもそんなところはなかったけれども・・・。)再三繰り返している通り,子どもの減少が深刻で,子どもの日というのが,どこか遠い国の話のような気持ちにさせられます。それでも,遠方からお孫さんが訪ねて来たのか,ご近所から黄色い(?)声が聞こえてきます。老犬を含めて,年寄りばかりの我が家では,穏やかな一日が静かに過ぎています。何ごとも起こらない,平和で穏やかな休日・・・。最高の季節の中で,これも掛け替えのない貴重な一日に思われます。

 『老犬コロの繰り言その102』です。老犬にも子どものころの思い出があるのでしょうか。昼間は何も考えていないように見える老犬・・・。でも,夜になると時折うなされる老犬・・・。目覚めている時は何も思考は働いていないけれども,眠っている時はいろいろ思いが巡る・・・。そんなことがあろうか。老犬も老犬なりにいろいろ考えることはあるのでしょう・・・。

 
老犬コロの繰り言その102
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 当たり前じゃ。何を今さらつまらんことを言うておるんじゃ。わしにだって広大な精神世界というものがあるのじゃ。物事を考えられるのは人間だけじゃと考えるとは,思い上がりもいいところじゃ。いい加減にせい。年を取ると,余計に精神世界の方が大きくなるんじゃ。単調に見える日常じゃが,心の動きはまさに激動の日々や。ちゅうても,それほど思い悩んだり苦しんだりしているわけではないぞ。この世の行く末のことを考えているまでのことじゃ。頭脳は至って明晰じゃ。そんなに物事を捻くり回して考えることもない。

 最近気になるのは,やはり北朝鮮の動きじゃ。恐らく後ろで糸を引いておるのは中国じゃ。卓球の世界大会の韓国と北朝鮮による突然の合同チームには驚いた。大会前ならまだしも,準決勝を迎えるころになって,突然合同チームにしますってのは呆れたもんだ。それぞれの卓球チームの意志だったのじゃろうか。合同チームってことは,それまで代表だった選手が出場できなくなる可能性があるということじゃろ。平昌オリンピックでも同じようなことがあったように記憶しておるが。恐らく多分に政治的な演出という側面が強いのじゃろう。北朝鮮と韓国の歩み寄りを形にして表したかったんじゃろ。それにしても,今回の北朝鮮の電撃的な方向転換には,さすがのわしも全く予想外で卓球の合同チーム以上に驚かされた。韓国との和解に始まり,非核化へ向けて舵を切るという・・・。この間までの駄々っ子がどうなってしまったのじゃ。ここまでは,勿論ちっとも悪いことではないし,歓迎すべきことなのじゃが,これまでの我儘し放題の振る舞いを思うと俄かには信じ難いのじゃ。世界が歓迎と同時に戸惑っておるのも当然じゃろ。トランプは自分の手柄のように,にんまりしておるようじゃが,習近平の働きかけがあってのことじゃろ。日本も早速拉致問題解決へ向けて習近平と手を組もうとしておる。朝鮮半島の友好関係に対して世界全体が祝賀ムードであるが,ロシアの動きもちと気になるのお。いずれにせよ,みんなが仲良くしようということはいいことじゃ。卓球の世界大会の途中での合同チーム結成は,南北統一への動きを印象付けようとする政治的意図が感じられるが,やはりスポーツと政治は別じゃろ。いつの日か世界が一つになる日があったとしても,スポーツの国際大会みたいなものは残すべきじゃろ。ま,わしには全く関係のないことじゃが・・・。

 この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。