5月12日(土)マスネ,フォーレの生まれた日,スメタナの亡くなった日・・・

公開日 2018年05月12日(Sat)

 5月12日(土)は音楽史において大切な日です。フランスの作曲家マスネ Jules Massenet (1842-1912),フォーレ Gabriel Fauré (1845-1924)の生まれた日です。マスネはヴァイオリン曲「タイスの瞑想曲」で有名ですが,数多くの素敵なオペラを残しています。歌劇「マノン」,「ウェルテル」,「タイス」は今日でもしばしば上演されているようです。「タイスの瞑想曲」はもちろん歌劇「タイス」からの引用です。フォーレは多分さらに大切な作曲家と言えるのではないでしょうか。オペラこそ,滅多に演奏されない「ペネロープ」ぐらいしか残していないようですが,室内楽,ピアノ曲,歌曲においてはブラームスに匹敵するぐらい(いやそれ以上?)傑作が目白押しです。フォーレと言えば,レクイエムが圧倒的に有名かも知れませんが,個人的には2曲のピアノ五重奏曲はまさにベートーヴェン級だと思います。5月12日で忘れてはならないのが,毎年この季節にチェコで開かれる「プラハの春」音楽祭です。この日は,チェコの国民的作曲家スメタナ Bedřich Smetana (1824-84)の命日ということで,5月12日にスメタナの代表作「我が祖国」の演奏で「プラハの春」音楽祭はスタートします。ソ連による軍事介入が起こったり,悲しい歴史もある音楽祭ですが,それゆえにまさに国民的な音楽祭となっているのです。「我が祖国」という作品は知らなくとも,連作交響詩と呼ばれるこの作品の2曲目,交響詩「モルダウ(ヴルタヴァ)」は知らない人はいないでしょう。2本のフルートの掛け合いで始まる美しい旋律が印象的ですが,モルダウ川の流れをたどるように歴史的背景を噛みしめながら,音楽は進んでいきます。まるでモルダウ川を船上で旅するような気分を味わうことができます。名作です。スメタナも室内楽をいくつか残しており,やはり2曲の弦楽四重奏曲は傑作でしょう。今日は,マスネとフォーレの誕生日,そしてスメタナの命日という物凄い日なのです。

 今日は,夕方6時30分から牧之原駐在所連絡協議会なるものが開かれます。牧之原駐在所管内における事件・事故発生状況の確認と意見交換が目的で,年3回ほど開催されます。2人の駐在さんのうち1人が交替されたので,その送別会と歓迎会も兼ねているようです。牧之原駐在所の2人の警察官の方々の地域との密着ぶりはかなり深いもので,それが牧之原地区の安全で住み良い環境を築き上げていると思われます。

 『老犬コロの繰り言その104』です。老犬が家の周囲を歩き回る際,溝に落ちないように,先回りしてじっと動きを見ていると,時々老犬はこちらの動きを察して,しばらく立ち止まり,様子を窺っています。目がよく見えないせいでしょうか,危険を察知したかのように,踵を返して来た道を戻っていきます。鬼ごっこのつもりでしょうか。

 
老犬コロの繰り言その104
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 気温が高くなってきたので,わしは縁側の下で眠ることが多くなった。すると,セメントの上は冷たかろうと爺さんが段ボールを敷いてくれるのじゃ。なるほど段ボールというのは意外と暖かいものじゃ。じゃが,段ボールという奴には恐ろしい罠が仕掛けられておるのじゃ。わしが昼寝の途中や夜中に目覚めた時,わしをパニックに陥れてしまうんじゃ。段ボールのつるつるした表面にわしはしばしば足を取られて,立ち上がることができなくなるのじゃ。しばらくわしは我慢して足を動かすのじゃが,やがて疲れて力が入らなくなる。わしはこのまま死んでしまうのか,そう思うと半狂乱状態になるのじゃ。もう泣くしかない。ふと気が付くと,ウンチも漏らしておる。・・・。縁側の下がウンチだらけになることもある。ウンチのこってり付いた段ボールはそのまま畑へ投げ捨てられ,後で焼かれることになる。セメントの部分は旦那がデッキブラシみたいなものを見つけてきて,水を流しながらゴシゴシ擦りやがる。わしは大して気にならないのじゃが,人間どものやり方を見守るしかない。段ボールなんか敷くからいけないのじゃ。日が出て来て,縁側の下の水が乾くとまた爺さんが段ボールを持ってくるんじゃ。こいつらは何を考えておるのじゃ。わしのウンチを見越して,段ボールの上にさせる気じゃな。あ~あ,年は取りたくないのお。

 庭を歩いておる時は,何も感じないのじゃが,疲れて立ち止まると,特に後ろ足が崩れてしまうのじゃ。じゃから,どこかもたれる所が欲しい。縁側の下の壁と,もう一つ,犬小屋の壁が便利であることに気付いたのじゃ。犬小屋に入ってしまえば,四方に,いや入口側以外の三方に壁があり,そこに後ろ足を付けると楽なのじゃ。じゃが,横になって寝てしまうと,今度は目が覚めた時に,足が痺れて言うことを利かないので,またパニックに陥ってしまうんじゃ。ある時は,目が覚めて真っ暗な中にいるのに気付き,自分がどこにいるのか分からなくなり,物凄い恐怖心に襲われたことがあった。もしかしたら,ここが三途の川を渡った先の地獄という所か。身体が動かないものじゃから,まさに金縛り状態じゃ。泣き喚くしかない。爺さんか旦那がやって来るのを待つことになるんじゃ。小屋の外に引き出して貰うと,あっ,まだ生きているということが確認できるんじゃ。あ~あ,情けない・・・。今日は最後までしみったれた話になってしもうたな・・・。

 この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。