公開日 2018年05月22日(Tue)
5月22日(火)早朝から,おそらく午前5時頃から夜明けとともに,頻りにホトトギスが鳴いています。1羽のホトトギスのように聞こえますが,複数で交替で鳴いているのでしょうか。午前6時30分通勤途中もずっと住宅街の木立からホトトギスの声が聞こえます。学校に着いても,やはり裏の森の方で,ホトトギスが必死に鳴いています。1羽のホトトギスがこちらに付きまとっているように思われるのですが,多分そんなことはないのでしょう。ウグイスと異なり,自分の声に酔いしれている様子はありません。ただただ一所懸命鳴いているように聞こえます。本格的な夏到来が迫っているのかも知れません。牧之原は今朝は全く雨は降りません。青空が一部顔を覗かせているぐらいです。だから,ホトトギスもご機嫌なのでしょう。カエルさんたちの大合唱は今日はお休みのようです。時折みんな鳴かないのかいと突発的に鳴き出すお調子者のカエルも明け方にはいたようですが,日も出て来て,どうやら今日はお休みを決め込んだようです。頑張っているホトトギスに呆れたのか,ウグイスは今朝は全く鳴きません。ホトトギスが疲れるのを待って,もうしばらくしたら自慢の喉を披露するんだろうと思います。
中間考査が終わり,再びいつもの福山高校が動き始めています。幾分風は強いですが,実に爽やかな朝です。生徒たちの足取りも心なしか軽やかに見えます。
今年も岩切画伯(福山高校事務室岩切隆宏先生)の絵が完成しました。学校要覧の表紙用に昨年度から描いていただいているものです。今年は,惣陣が丘の花文字を中心に描かれています。4月29日(日)のつつじ祭りの様子を表し,花文字の間では福山高校生たちが伐採された枝を撤去する作業を行っています。左上の展望所の方では,紙飛行機がたくさん飛んでいます。つつじ祭りの中で,紙飛行機大会が行われたのです。左上隅の巨大なアジの開きみたいなものも紙飛行機だそうです。右下の瓶から何らかの液体が吹き上がっている絵は,鹿児島大学の井村先生の記念講演の中で行われたコーラを火山に見立てて,溶岩に刺激が加えられると一気に噴き出す仕組みを再現した様子です。そして,左下には実際にはここには存在しないはずの福山高校が描かれています。よく見ると惣陣が丘上空には,福山高校のマスコット「こうしょう先生」も飛んでいます。岩切画伯によると,コーラの実験の様子は,福山高校の校訓「勉学」を,福山高校の校舎の時計は2つ目の校訓「規律」を,花文字の間で作業する福山高校生は3つ目の校訓「貢献」を表しているのだそうです。お見事です。(^o^)
夕方7時前,部活動生が全員引き払った頃,体育館を覗くと,黒装束の怪しげな2人がいます。細い長剣でしょうか,何やら物騒な物を持って,突き合っています。何と,これはフェンシングの練習ということです。福山高校体育教師採用2年目の大迫夏奈先生は,何とフェンシング競技の国体候補なんだそうです。学生時代に全日本で優勝されたこともある本格的な一流アスリートです。福山高校にはフェンシング部がなく,日頃フェンシングの練習をすることができないわけですが,時折母校の鹿児島南高校まで足を伸ばし練習されることもあるようですが,さすがに遠方のために練習不足は否めません。霧島高校に恩師の下野先生がこの春赴任されたことで,大迫先生の練習環境は少しずつ改善されてはいるようです。下野先生,よろしくお願いします。来年平成31年には南部九州インターハイが開催され,フェンシングは霧島市で行われます。そして,その翌年が鹿児島国体です。大迫先生はインターハイでも競技役員としての仕事に関わることになります。もちろん大迫先生には,地元国体での活躍が期待されます。1年普通科のみんなも,福山高校生生徒職員全員応援しているよ。頑張れ,大迫先生!