5月31日(木)職員研修「特別支援教育」

公開日 2018年05月31日(Thu)

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 5月31日(木)降りそうで降らない,どんよりとした日和が続いています。早朝通勤途中,牧之原の住宅街を歩いていると,上空をホトトギスが飛んでいきました。何故,ホトトギスだと分かったかと言うと,羽ばたきながら「トッキョキョカキョク(?)」と何度も囀りながら飛んでいったからです。後徳大寺左大臣が見ることができなかったホトトギスです。スズメやツバメも空中を飛びながら鳴きますが,ホトトギスもそうなんですね。さすがに,ウグイスは例の「ホーホケキョ」と鳴くときは,飛びながらは無理でしょう,多分・・・。一呼吸入れるために,踏ん張る枝か何かが必要なような気がします。ウグイスが危険を察知したときには,「ケキョケキョケキョ(?)」と飛びながらけたたましく谷渡りと呼ばれる声を発します。さすがに,「ホーホケキョ」と鳴く余裕はないようです。今日は,ホトトギスもウグイスもそれほどたくさんは鳴きません。時折遠くから聞こえて来る程度です。戦場(?)は,多分福山高校から遠ざかった所に移されているのでしょう。

 「CG通信 5月号」が出ました。鯉のぼりの季節はとっくに過ぎているのに,鯉のぼりの絵があります。おい,もうそろそろ紫陽花の季節だぞ・・・。でも,内容は5月の様子です。5月1日の進路ガイダンス,そして企業訪問の報告が中心です。「寺尾先生のテラビ」というコーナーもあります。テラピというのは,寺尾先生の「てら」の付く言葉を探されたところ,ドイツ語のテラピ Therapie という言葉を発見されたのだそうです。英語では, therapy,「療法」特に「心理療法」のことです。ドイツ語の名詞は固有名詞に限らず全て大文字で始まるので,Therapie と綴ります。発音は,「テラピ」が近いので,寺尾先生の目に止まったわけです。英語ではもちろん「セラピー」が近い発音です。アニマル・セラピーとか言いますので,「寺尾先生のテラピ」とは,「寺尾先生を見て,癒やされろ」ということなのかも知れません。自分を10年後から来た人だと思って,今を生きなさいと言われます。なるほど・・・。10年後の自分が後悔しないように今を生きろというわけです。そうすれば,もっとかっこよく生きられるだろうということです。「寺尾先生のテラピ」,ひょっとしたら連載されるのかも知れません。「CG通信5月号」,是非お目通しを!(^_-) 進路新聞5月[PDF:650KB]

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 本日は,短縮45分授業で,3時30分より特別支援教育の職員研修が行われました。前半は,本校特別支援員の鮫島先生による「個別の支援計画作成について」というテーマで30分間お話いただきました。特別支援教育においては,教師それぞれが抱いている悩みを共有し,さらには情報の共有を図らなければならない,そしてそれを個別の教育支援計画へつなげていくのだと先生は言われます。生徒たちに関する長期,短期の目標を作る際には,教師の側のイメージ力が問われるということです。どの程度の負荷を与えれば良いか,どの程度なら達成できそうか・・・教師の腕の見せ所です。後半は,国分南中学校から篠崎先生にわざわざおいでいただき,中学校においてどのような特別支援教育が行われているのか,国分南中学校の実践例を教えていただきました。学びやすい授業のルールとして,わかりやすい授業と集中しやすい授業の2つの観点を示して下さいました。聞くときは手は膝の上に置かせるとか,身体を向けさせるなどの基本的なルール作りや,教師の側はチョークの色の使い方を配慮したり,全教科共通のマグネットカードを用いるなどの工夫も大切であるということです。授業に集中させるためには,必ず立って行う活動を取り入れたり,ホワイトボードの活用も効果的だそうです。実は,ホワイトボードの方はいち早くその情報を聞いて,福山高校でもすでに実践させていただいております。前後半30分ずつでしたが,お二人の先生方にはそれぞれの視点で大変参考になる勉強会を行ってくださいました。鮫島先生,篠崎先生,本日はどうもありがとうございました。福山高校の教育がさらに進化していきます。

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