9月30日(日)台風24号襲来・・・

公開日 2018年09月30日(Sun)

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 9月30日(日)台風24号が日本列島を縦断して行きつつあります。鹿児島県の東側をかすめるように,通過していってくれたお陰で,大きな被害はないかなと思っていたのですが,肝付町の自宅ではお昼前に停電になり,それがずっと続いています。午前中強風が吹き荒れる時間帯にふと庭の柿の木に目を遣ると,1個だけ落ちずに頑張っている柿の実があります。「最後の一葉」よろしく誰かが向こう側に描いたのだろうか・・・。壁がないので,そんなわけはない・・・。ちょっぴりこの柿に我が身の命運を賭けてみようかな,と思いました。この柿の実が落ちてしまったら,はて・・・どうなるんだろう・・・。恐らく何らかの大きな災いが起こるのだ・・・。この柿の実が落ちなければ,きっと大きな幸運がやって来る・・・。柿の実は最後まで落ちることはありませんでした。台風が去ってから,庭に降りて柿の実を見ると,確かにしっかりと枝にくっついています。でも,少し黒みがかっていて,小バエのような虫がたむろしていますから,殆ど瀕死の状態であるのは間違いなさそうです。でも,1個だけ最後まで落ちなかったこの柿の実には,祝福の拍手を送りたいと思います。

 台風一過の後の幸運とは何だろうと思ったら,大量の木の枝や葉の始末という作業が待っていました。竹が数本倒れて道を塞いでいる所もあります。お隣さんと力を合わせて,どうにか刈払機で全部切り倒すことができました。ええ,刈払機で切り倒せるくらい細い柔らかい竹だったのです。その後も,側溝に落ちた木の枝や葉を拾い上げて,何度も一輪車で運びます。2年前は,その作業を興味深げに老犬が見守り,一輪車を運ぶたびに後ろを付いてきたものです。その老犬も今はいません・・・。

 停電がなかなか復旧しないものですから,牧之原が気になり,夕方早い時間帯に牧之原へ移動することにしました。肝付町から鹿屋市に入ると,もう信号などの電気が付いていましたので,復旧は早いんだろうなと思いました。牧之原は大都市霧島市の一部だから,当然停電なんかしていないだろうと期待していくと,果たして牧之原に入るともう至る所に電気が点いています。安心して,教職員住宅に車を入れると,住宅には全く電気が点いていません。牧之原十文字辺りまでは電気が点いているのに,牧之原小学校付近から東側の方は停電が続いていたようです。真っ暗な部屋で右往左往していると,肝付の自宅からメールが入り,復旧したと言って来ました。・・・。これが,最後の柿の実の幸運なのか・・・。教職員住宅付近は,翌日になっても停電は復旧していません。・・・。