公開日 2018年11月08日(Thu)
11月8日(木)この時期こんなに賑やかにウグイスって鳴くものなのかなと思って,いろいろ調べて見ました。ウグイスもスズメやカラスと同じように,殆ど1年中近くにいることが分かりました。ただし,普段は山間部の方で,地鳴きと言って,ウグイスとは思われないほど地味な鳴き方をしているのです。「ホーホケキョ」と美しい声を出すのは,春先から夏場にかけての繁殖の季節で,もちろん雄だけが発するものです。春の初めはまだ稽古不足で拙い鳴き方ですが,5月の連休を迎える頃には,うっとりするような素晴らしい声を聞かせてくれます。それなのに,牧之原では,今年は10月の末辺りから鳴き始め,今では随分うまくなっています。ウグイスの鳴き声をしばらく追いかけてみたのですが,残念ながら声はすれど姿は見えず・・・。春先に梅の木に停まっているのをよく見かけますが,あれは実際には多くの場合ウグイスではありません。私たちの多くがウグイスと思っている鳥は大抵メジロなんだそうです。ウグイスは実際にはウグイス色ではなく,もっと茶色の入った地味な色をしているようです。スズメだと思って見ている小鳥が実際にはウグイスであるということもあるのかも知れませんが,人見知りの激しいウグイスは人間の傍には余り近づくことはないようです。牧之原ではこんなに盛んに鳴いているのに,週末帰る肝付町後田ではまだウグイスは全く鳴いてくれません。それだけ牧之原の方が山間部に近いということでしょうか。11月にウグイスが鳴くのは珍しいそうですが,全くないわけではないようです。