12月5日(水)1・2年生業種ガイダンス

公開日 2018年12月05日(Wed)

 12月5日(水)モーツァルトの亡くなった日。227回目の命日。モーツァルトに関しては,ブームということとは関係なしにずっと世界中の人々から愛されてきたように思われます。モーツァルトは,ザルツブルクからウィーンに進出して,しばらくは絶頂を極め続けます。ところが,モーツァルトを庇護していた貴族たちから次第に飽きられていきます。モーツァルトの作品は,のちにK(ケッヘル)番号が付けられることになるのですが,500前後から次第にモーツァルトの作品演奏会には聴衆が集まらなくなっていきます。本当は,その頃からモーツァルトの真の傑作は生まれてくるのですが,勿体ない話です。余りにも複雑化して,そして時に余りにも晦渋過ぎて,当時の多くの人々には親しみにくかったのでしょう。K.626のレクイエムに至るまで,珠玉の作品が続きます。交響曲は第38番以降の4曲,ピアノ協奏曲は第25番以降の3曲,もちろんそれ以前の第20番ニ短調K.466の深い悲しみ以降の作品は人類の至宝でしょう,歌劇も「フィガロの結婚」K.492以降の「ドン・ジョヴァン二」,「コシ・ファン・トゥッテ」,「魔笛」,そしてピアノ・ソナタやセレナード,弦楽四重奏曲,弦楽五重奏曲と,数え上げたら切りがありません。もちろんモーツァルトが5歳で作曲した可愛らしいピアノの小品もそれなりに愛すべき作品ではありますが・・・。1日(土)のみやまコンセールでのポゴレリチの60歳記念ピアノ・リサイタルでは,晩年のアダージョ ロ短調K.540が演奏されました。モーツァルト円熟の渋い名品をポゴレリチは一音一音噛みしめるようにゆったりと演奏してくれました。もちろんモーツァルトの命日を意識した演奏ではないと思われますが・・・。モーツァルト,モーツァルト・・・。「合唱」もいいけど,レクイエムも聴きたいな・・・。 
生徒募集用幟旗 (4)

 福山高校の後援会の方々が,福山高校の生徒募集用の幟を霧島市内または曽於市の方にもあちこち立ててくださいました。15日(土)の13:00からは恒例の大門松づくりも行われます。今年も数多くの中学生の皆さんが福山高校を受験してくださるはずです。福山高校の活性化は地域の皆様の願いでもあるのです。なお,19日(水)の午後,第7回福山高校同窓会教育セミナーも行われます。農業土木科20期生の若松翔平さんと普通科12期生の谷口大剛さんがお話しくださいます。保護者の皆様はもちろん地域の皆様も是非お越しください。チラシもあちらこちらに掲示してございます。ご覧ください。第7回同窓会教育セミナー (2)[PDF:310KB] 

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 午後になり,1,2年生は業種ガイダンスが始まりました。進路支援情報センター(株)さんぽうの主催で,9月に事前説明会が行われていたものです。20を超える業種について,様々な専門学校や短期大学の方々が,50分ずつ2時間に分けて事細かに仕事内容が説明されています。生徒たちは事前に希望を出していて,5時間目と6時間目は別々の業種の説明が聞けるというやり方です。建築・土木から,自動車,コンピュータ,美容,医療,動物,スポーツ,アニメーションなど,伝統的な職業から極めて今日的な仕事までバラエティに富んでいます。生徒たちは,自分の人生計画を考える上で大きなヒントが得られたのではないでしょうか。

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