公開日 2019年01月09日(Wed)
1月9日(水)の朝は学年集会です。1学年は,体育館で進路指導主任の寺尾先生がお話しされています。先月も確か寺尾先生がお話されていましたから,余程話し足りなかったのでしょうか。独特の語り口で,珍しく(?)冬休み課題を期日通り提出した生徒に対して,不思議な褒め方をされています。人はそれぞれの時に,やるべきことがあり,それを確実にやり続けることが大切であるということでしょうか。それにしても,寒い中,生徒たちは大人しくじっと8時35分開始時刻を待っていました。これも,貴重で大切な時間だと思われます。寒いからと言って,人はその寒さから逃げてばかりいてはいけないのです。寒い気候の季節,それも大切な時間なのでしょう。
視聴覚室では,2年生が,こちらは屋内ですので,体育館も屋内には違いないけれども,体育館よりは比較的暖かい空間で,学年集会を行っていました。学年主任の有馬先生が,3学期は80日足らずしかないけれども,登校する日数に絞ると50日余りしかない,それだけの時間をいかに過ごしていくか,それだけの時間が過ぎてしまうと,もう3年生になるのです。時間は皆に平等に割り当てられています。その時間をいかに活用するか,そこに人としての価値が問われてくるのではないか。修学旅行を2週間後に控えた2年生ですが,浮かれてばかりいてはなりません。それぞれの時間を大切に生きていくことが求められています。
3年生も,プログラミング室という比較的狭い部屋で,教室としてはかなり広い方だけれども,普通科担任の中島先生のお話が始まっています。先生は自分の無様な学生時代を振り返っておられるようです。自分の希望とは異なる大学,学部へ進学し,気持ちの乗らない日々を生きていたということのようです。人は皆多かれ少なかれ無様な過去を持っているものです。けれども,現在の自分にとってはその無様な過去も貴重な経験となっている,そういうものでしょう。だからと言って,今を無様に生きていいということにはなりません。いずれ人は,中島先生はそうではないかも知れませんが,自分の過去を肯定的に捉えていくものなのだと思われます。けれども,現在生きているこの時間こそは,輝かしいものでありたいものです。少なくとも,そのように努力して行くべきでしょう。結局人はしっかり将来を見据えて生きていくべきだということです。