公開日 2019年01月16日(Wed)
1月16日(水)放課後,「個別の支援計画」作成についての職員研修が行われました。講師は,本校特別支援員の鮫島奈緒子先生です。今回は,特別支援の必要な生徒について「個別の支援計画」の意義と作成方法についてお話いただきました。私たちの生きている社会というのは,感覚が鈍くなっている方が生きやすい世界であると先生は言われます。特別支援の必要な人というのは,感覚が敏感で繊細なことが多く,そのために周囲に合わせて生きていくのに苦労しているのだということです。周囲の社会の側が,そのことをよく理解して,彼らに寄り添っていかなければならないのです。そのために必要とされるのが,「個別の支援計画」です。生徒一人一人をよく理解するとともに,周囲がどのような対応をしていくべきなのか,それを整理したものが「個別の支援計画」なのです。現在福山高校では,鮫島先生の助言のもと,各担任が「個別の支援計画」を作成しております。一人一人の生徒を大切に育てていく,福山高校の教育の土台になっています。本日は鮫島先生,貴重なご講話ありがとうございました。