11月10日(金)弁論大会

公開日 2017年11月10日(Fri)

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 11月10日(金)午後,6時間目校内弁論大会が行われました。1番手は1年商業科瀬戸口香奈さん(牧之原中出身)は,「バイトを経験して」と題して話し,バイトを通じて保護者への感謝や世界の恵まれない子どもたちの存在,自分の置かれた日常生活の有り難みへと思いは馳せていきます。2年商業科の遠矢七夕さん(国分南中出身)は「私の夢」というテーマで,建築関係または音響関係の仕事への夢,人々を喜ばせ幸せにする仕事をしたいと言います。また,吹奏楽に長年取り組み,努力を重ねて味わった達成感を語ります。2年普通科目楠拓也君は,「生命の証」という大上段に構えたテーマで,命を粗末にする最近の出来事を通して,悲しい事件を減らすために人との接し方,自分の気持ちを伝えることの大切さを訴えます。3年普通科税所悠理君(木原中出身)はいきなりステージの前に立ち,話し始めます。単に原稿を読むだけでは弁論にならないという彼の主張は正しかったのですが,「人生のゴール」への道筋,生き方という視点までたどり着けば良かったと思います。3年商業科原口結衣さん(舞鶴中出身)は「福山高校での成長と将来の夢」について語り,全校朝礼の校歌斉唱のピアノ伴奏を自ら買って出て始めたこと,体育祭では3年生の応援団長を務めたことを例に挙げ,福山高校で経験し成長できたことを美容師という将来の夢につなげていきたいと切々と訴えてくれました。最後の弁者,1年普通科濵田優奈さんは「語り継ぐべき歴史と未来へ」と題して,日本が戦争をしたという事実,多くの犠牲を出したという悲しい歴史,そういうことを自分の好きなことを楽しんでいられる現代の我々は忘れてはいけないと訴えます。6名がそれぞれ自分の考えを一生懸命主張してくれました。共通するのは,苦しみを乗り越えて努力することの大切さ,他者への思いやりということでしょう。聞いていた生徒たち一人一人もそれぞれ感じるものがあったであろうと思われます。

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