11月6日(月)「止まれ」とは ブレーキふむこと 止まるまで

公開日 2017年11月06日(Mon)

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 11月6日(月)今週の福山高校職員の週間目標は,「『止まれ』とは ブレーキふむこと 止まるまで」です。夕暮れ時は西日が眩しく,追突事故の危険の多い季節となりました。福山高校の職員は,安全運転に努め,県民の信頼を裏切らないことを誓います。
 福山高校生も,いじめ防止標語をみんなで考えました。9月末のいじめ問題を考える週間に生徒全員から,いじめ防止標語を募集いたしました。9月29日(金)には大学生のネットキャラバンによるネット・トラブルについて考える授業も1年生対象に行われました。生徒全員がいじめ問題について一生懸命考えてくれました。今朝は全校朝礼の前にいじめ防止標語の優秀賞と風紀委員賞の表彰が行われました。

 優秀賞 1G 石塚 瑛未(舞鶴中出身) 

        「気づいてね 消えてる笑顔 声かけて」

      1C 妹尾 霞佑(木原中出身) 

         「言葉の矢 勇気をもって はね返せ」

      3C 平田 真心(福山中出身) 

                    「大丈夫? いじめをなくす 愛言葉」

      3C 山下みなみ(日当山中出身) 

                     「やめようよ その一言が 救う鍵」

 風紀委員賞

        1G 川野颯一郎(国分南中出身) 

                     「言葉は武器 暴力よりも 傷つける」

        1C 花森  楓(牧之原中出身) 

                     「その言葉 言い方次第で 心の刃に」

        2G 川口 大志(日当山中出身) 

                     「いじめはね まじで本当に やめようね」

     2C 松田 美香(隼人中出身)

        「暴言は 人の心を 傷つける」

     3G 山下 蒼麻(国分南中出身)

        「人間は 生まれた頃から 平等である」

     3C 花森  雅(牧之原中出身)

        「考えよう 相手の気持ち 心から」

 「人間は生まれた頃から平等である」ではなくて,「人間は生まれた時から平等である」だろうと一瞬思ったのですが,「生まれた頃」というのはオギャーと生まれた時という意味ではなくて人類が誕生した時という意味なのですね,きっと。それなら「生まれた頃」でいいし,その方が,深いですね。表彰された皆さんの標語は確かに立派ですが,みんなで一生懸命標語を考えた,そのことに意味があったわけです。折角みんなで標語を出し合ったのだから,それではいいものを選ぼうという考え方も自然ですね。

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 全校朝礼の校長先生のお話は,11月7日(火)明日迎える「立冬」に関することから始まりました。暦の上では明日から冬になるのです。牧之原の冬は鹿児島県内でも1,2を争う厳しさがあります。国分市街地と比べると,3,4度あるいは日によっては5度以上低くなります。それでも北国に比べれば,大したことはないわけですから,福山高校生はそんなにギャーギャー騒ぐこともありません。文化祭も終わり,いよいよ福山高校生の日常の文化のレベル,それは価値観であったり行動様式ということ,それが問われるのだと校長先生は仰います。挨拶であったり,何気ない日常の一言であったり,立ち居振る舞い一つ一つに文化のレベルが問われるのです。そして,校長先生は音楽を通してみんなが一つになる,そのような学校を目指していきたいと言われます。A dream you dream alone is only a dream. A dream you dream together is reality. ジョン・レノンの言葉だそうです。みんなで見る夢は現実となる,って素敵ですね。

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 今日の全校朝礼は校歌は中止となりました。神ノ門佳音(国分南中出身)生徒会長から,赤い羽根共同募金のお知らせがありました。今週SHR等で募金の呼びかけがあるのだそうです。そして,生徒指導主任の岸尾先生から防寒着に関する心得について確認がありました。6月の生徒総会での要望事項を受けてのもので,コートやウィンドブレーカーの着用が認められるようです。ただし,華美でないもの,裾から制服の裾がはみ出してはいけない,校舎内では着用しないなどのルールを守っていただきます。最後に月初めということで,服装頭髪指導が行われました。殆ど問題のない服装頭髪指導となったようです。

 午後になり,地歴公民科の德丸先生と一緒に牧之原養護学校の授業参観に行って参りました。かごしまの教育県民週間のための学校自由参観日になっていたのです。一人一人を大切にする福山高校にとって,養護学校の丁寧な指導は勉強になる点が多々あります。教室や廊下の掲示物等,牧之原小学校や牧之原中学校でも見られたように,児童・生徒たちの作品が多く並び,子どもたちの大きな励みになっているはずです。そっくりそのまま高校で取り入れるのは難しいかも知れませんが,一工夫すれば何らかの形で利用できそうです。指導のあり方もしっかりと意思が伝わるように,一人一人に丁寧に指導されていました。福山高校でもこのような教育を目指していきたいと思います。