3月3日(土)惣陣が丘花文字清掃ボランティア

公開日 2018年03月03日(Sat)

 3月3日(土)ひな祭りです。娘が幼い頃は,とりあえず形ばかりの雛壇を飾ったものですが,娘が中学生,高校生ぐらいになると,殆ど飾らなくなったように思います。出すときも面倒であれば,片付けるのも大変なのだそうです。家人はいつもこぼしていました。娘は自分から手伝うということはなかったので,もう10年以上雛壇は出してないのではないでしょうか。娘が高校を卒業して6年になり,家には年寄りだけになってしまったので,当然と言えば当然なのでしょうが・・・。

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 午前9時を前にして,福山高校の生徒たちがぞくぞくと惣陣が丘麓の近隣公園に集まってきました。中には,すでに山頂まで登って行った人もいるようです。午前9時30分から惣陣が丘花文字清掃ボランティアが予定されていたのです。2月16日(金)学年末考査最終日に予定されていた作業が雨で中止となり,豚汁食事会と「ぼっけもん会」の川畑理事長のお話だけで終わってしまいました。特に,2年生は昨年も雨に祟られ,花文字清掃を行っていないので,何とか1度は経験して欲しいという思いもあり,ボランティアを募ったのでした。ところが,8時50分頃,ぱらぱらとまたしても空から雨が降り始めました。予報では正午あたりから雨の予報だったので,ある程度はできるだろうと決行に踏み切ったのですが,急な斜面での作業ですので,残念ながらこの日も花文字清掃は中止となりました。

 でも,せっかく集まってくれた生徒たちに申し訳ないと,主催者である「ふっぎゃまぼっけもん会」の方々が,用意してあったうどんとおにぎりだけでも食べて欲しいと,またまた食事会だけは行うことになりました。早速1キロちょっと離れた学校へ移動して,前回と同じ食物実習室でうどんの準備が始まりました。家庭科の川村先生の陣頭指揮の下,生徒やぼっけもん会の方々みんなで協力して準備は進められていきます。校長先生も自らうどん玉を袋から開けて熱湯に投入されます。20分ほどで,最初のうどんが出来上がった時,「ぼっけもん会」の亀田副理事長から集まってくれた生徒たちへのねぎらいのお言葉がありました。そして,1年生から順番に食事開始です。この日は結局39名の生徒が集まってくれました。花文字清掃ができなかったのは残念でしたが,みんなでうどんを作ってみんなで食べるという素晴らしい経験ができたと思います。

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 食事の後の片付けもみんなで分担して行いました。片付けまで済んだところで,生徒会長の2年商業科神ノ門佳音君(国分南中出身)が「ぼっけもん会」の皆さんへお礼の言葉を述べてくれました。「ぼっけもん会」の皆様,ありがとうございました。

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 この日は午後より,FMきりしまで「未来のキミへ From きりしま」の収録も行われたようです。1日(木)に卒業式を終えたばかりの3年生の旧生徒会役員の人たちが参加したということです。3年商業科の大山美早希さん(牧之原中出身),山下恵実さん(舞鶴中出身),3年普通科の下舞功大君(牧之原中出身),奥凪紗さん(牧之原中出身)の4名に生徒会係の上屋敷先生も加わっておられます。福山高校3年間の思い出を中心に語ってくれているのだろうと思われます。放送は,30日(金)午後8時30分からだそうです。FMきりしま76.9MHz是非お聴きください。

 『老犬コロの繰り言その82』です。いよいよ春らしくポカポカ陽気の日が増えて来ました。真夏の暑さよりは,老犬にはこれぐらいが一番いいのかも知れません。少しずつ老犬の毛も抜け落ち始めています。もちろん高齢のせいではなく,気温変化が原因でしょう。中途半端に毛が抜けた状態の老犬はさらにみすぼらしく見えます。仕方ないので,ブラシを掛けてあげます。老犬は気持ちよさそうに目を閉じます。風呂に入らない訳ですから,たまにはブラシ掛けてあげないといけませんね・・・。お爺ちゃんでもありますし・・・。

 
老犬コロの繰り言その82
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 垣内春さん(1900-1985)は高齢のため旦那が初めて会ったときからもう腰は曲がっておられたようじゃ。人間のお年寄りはよく腰が曲がるようじゃが,何故曲がるかと言えば,2本脚で立っておるからじゃ。2本脚歩行を始めて人間は手が使えるようになり,そこから脳の発達も進み,現在のような文明を築いたのだと人間は偉そうに言うが,その代わり失ったものも多いじゃろ。どう考えても2本脚で走るより4本脚で走った方が速いに決まっておる。桐生某(なにがし)が日本人で初めて100メートル10秒を切ったと大騒ぎしておったが,4本脚で走れば間違いなく5秒は切るじゃろ。もう一度4足歩行の練習をすべきじゃと思うな。間違いなくオリンピックで金メダルは取れるし,世界記録は間違いなしじゃ。そして,4足歩行をすれば,春さんみたいに腰が曲がることもないのじゃ。第一安定感が違うじゃろう。少なくとも年を取ってからは,4足歩行をするようにしてはどうじゃろ。尤も後期高齢者になってから練習するのはしんどいじゃろうから,60歳くらいから始めるべきじゃろ。旦那はそろそろ練習を開始してもいいんじゃないかのお。4本脚じゃと見える世界も違ってくるのじゃ。もちろんわしには人間の視界がどのようなものかは知らんが,わしらに見える世界も人間には分からんじゃろ。旦那はよくわしに対してお前は地面ばかり見ていて楽しいかと言うが,鳥を見てみろ。君ら人間よりはさらに高い所から世界を見ておるじゃろ。じゃから見える高さなんか問題ではないのじゃ。ただ,地にしっかり足を付けるということは大切じゃろ。ソクラテスを思い出せ!

 で,春さんの話に戻ろう。春さんは腰が曲がっておるものじゃから,時折廊下で旦那とすれ違う際,「また大きくなられましたか?背伸びましたか?」と旦那に尋ねられたそうじゃ。旦那はいつもかぶりを振り,残念ながらとっくに成長は止まりましたと苦笑しながら答えたんじゃ。春さんはいつも怪訝そうな顔をして「そうですか?」と言われたという。いつも座って旦那と話をされていたので,立ってすれ違う時はご自分の腰が曲がっているということを忘れておられたのじゃ。お気の毒に・・・。じゃから4本脚で歩けばいいんじゃ・・・。

 この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。