弁論大会

公開日 2019年11月18日(Mon)

 11月15日(金)に第35回校内弁論大会が行われました。弁士は夏休みの作文(原稿用紙3枚半以上)の宿題の中から各クラス1名が選ばれたようです。全校生徒,職員の前で自分の考えや今思っていることを堂々と発表してくれました。

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 まず1年普通科の大西蓮君(国分中出身)は,「自分の将来に向けて」という演題で,中学校時代ほとんど勉強していなかったが,自分を変えようと決意し,将来の夢に向かって頑張っていることを述べ,「努力をすれば夢が近づいてくる。」ということを学んだようでした。

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 3年商業科の花森楓さん(牧之原中出身)は,「私の目標」という演題で,中学校3年次の受験勉強をあまりせずに家族に反抗ばかりしていたけど,合格発表の日,自分以上に喜んでくれた家族に対して申し訳なく思い反抗しなくなり,改心して高校では何か一つでもいいので頑張るという目標を立てたようです。商業科に入学したからには資格取得を目標にします。資格取得だけでなく生徒会役員にもチャレンジし責任感を持って取り組んだようです。「目標を持つことで人は成長できる。」と結んでくれました。

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 2年普通科の井上藍彩さん(舞鶴中出身)は,「目指したい人がいるからこそ」という演題で,お兄さんの影響で小学校2年から楽器を始め,今年の1月に初めてアンサンブル・ソロコンテストに出場したこと。スランプに陥ったりするけど,毎日の基礎練習をしっかりやり,一つ一つの課題をクリアしていき自分の納得のいく音色を奏でたい,「どんなに辛くても苦しくても目を背けずに努力すればどんなに大きな壁も乗り換えられると思います。」と結んでくれました。

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 2年商業科の伊藤美穂さん(木原中出身)は,「政治に耳を傾ける」という演題で,政治のことはよく分からないし,興味もあまりなかったけど,お母さんとの会話がきっかけで,政治に興味を持つようになった。生徒の皆さんも「自分たちの未来のために政治に目を向けて欲しい。」と結んでくれました。

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 3年普通科の濵田優奈さん(国分中出身)は,「理想のナースを目指して」という演題で,おばあちゃんが白血病と診断され落ち込んでいたとき,ある看護師から声をかけられ勇気づけられたことで,自分の夢であった看護師の理想像を「誰かの不安な声や悩みに気づき,声をかけてあげられる看護師」と決め,4月からの看護専門学校で「私に夢を与えてくれたあの看護師さんのようになれることを目指して頑張ります。」と力強く決意を述べてくれました。

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 1年商業科田中裕一君(国分南中出身)は,「成長できた夏」という演題で,夏休みのアルバイトを通して,まず,異年齢の方々との話し方や接し方,二つ目に大きな声でハキハキと,三つ目に責任を持って全力で,最後に仕事は丁寧に確実にまた緊張感を持ってなどを学んだと述べてくれました。

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 審査の結果,最優秀賞は濵田優奈さん,優秀賞は井上藍彩さんになりました。

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 弁士の皆さんは,全校生徒の前で相当な緊張もあったと思いますが,本当によい経験をしたと思います。今後もいろんなものに挑戦・チャレンジをしてたくさんの経験を積んでください。今回弁士に選ばれなかった生徒の皆さん,自分の考えや思いを相手に伝えるということは,進路を決定する際の面接で必ず通らないといけないことです。日頃からその訓練をしていきましょう。