7月21日(土)科学の祭典 鹿児島 2018

公開日 2018年07月23日(Mon)

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 7月21日(土)夏休みの1日目にもなるこの日,鹿児島市立科学館で「青少年のための科学の祭典 鹿児島2018」が行われました。会場となった鹿児島市立科学館には1階から5階まで30を優に超えるブースが設けられ,午前9時30分頃には物凄い数の小学生が詰めかけていました。どこからこれだけの子どもたちが降って湧いてきたのだろうと思われるぐらい,久しぶりに夥しい数の小学生を目にしました。さすが50万あるいは60万都市鹿児島です。「古代の火こしに挑戦!」や「ブキミな動物」,「びっくり!超低温の世界」など不思議な科学の世界が目白押しなのです。今回の「科学の祭典」には福山高校の理科の佐久間健士先生も「あなたを見つめ続けるドラゴン」と題して,1つのブースを担当されています。加世田常潤高校の上松先生と共同での取組のようです。そして,その「あなたを見つめ続けるドラゴン」のお手伝いをしていたのが,福山高校1年普通科の坂本直君(舞鶴中出身)と新屋敷薫君(国分中出身)の2人です。白衣を着て,小学生のドラゴンを作る作業の手伝いをしています。始まってまだ1時間も経っていないのに,助手の雰囲気がすっかり板に付いています。厚紙に印刷されたドラゴンをハサミで切り取り,それを木工用糊などを用いて立体的なドラゴンを完成させていきます。出来上がったドラゴンの目を見ていると,どんなに動き回っても,遠ざかって距離を置いても,じっとこちらを見ているという仕掛けのようです。うまくドラゴンを組み立てられない小学生に2人は優しく丁寧に教えてあげています。2人にとって,通常の学校生活では味わえないような貴重な体験となったはずです。誰かの役に立てるということは,大変素敵なことだということに2人は気付いたはずです。「科学の祭典」は明日22日(日)まで開催されます。明日は1年普通科の大保春香さん(国分南中出身)も参加する予定です。

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