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2018年2月
2018年02月28日(水)
2月28日(水)生徒会ブログNo.7
第7回福山高校生徒会ブログ
2月27日(木),もう卒業まであと残りわずかとなった前生徒会のメンバーの3年普通科下舞こうだいさん,3年商業科大山美早希さんにインタビューしてみました(^o^)
Q. 3年間で一番楽しかったことは何ですか?
A. 修学旅行です。(下舞) 高校最後の文化祭です。(大山)
Q. 3年間で一番頑張ったことは何ですか?
A. 検定取得と部活です。(下舞) 検定取得です。(大山)
Q. 現生徒会メンバーに一言!
A. 新しいことに挑戦して,もっと福山高校を盛り上げてほしい!
(下舞)
残りの高校生活を悔いのないように過ごしてください。そしてこれか
らの福山高校のために尽力してください!(大山)
二人の先輩方ありがとうございました。卒業後も頑張ってほしいです!
(執筆者:2年普通科 中元ひかる 斧駿介
2年商業科 神ノ門佳音 1年商業科 花森楓)
2018年02月27日(火)
2月27日(火)卒業式場設営
2月27日(火)気温がぐんぐん上がり,春を思わせるような陽気です。日向に出ると,少し身体を動かしただけで,汗ばむほどです。明らかに冬の日の晴れ間とは違うようです。卒業式予行を翌日に控えて,午後より式場設営が始まりました。1年生全員が椅子並べや机運びを行っています。ステージの横断プレートまで着々と準備が進められています。明日は卒業式予行,同窓会入会式です。そして,明後日卒業式本番となります。暖かい陽気が続けばいいですけど・・・。
2018年02月26日(月)
2月26日(月)全校朝礼,そして2学年進路ガイダンス
2月26日(月)牧之原でも鶯が鳴き始めています。肝付町の鶯よりは幾分上手に歌っています。おそらくこっそり練習していたのでしょう。それでも,まだ絶好調とは言えません。5月になれば,はっと息を呑むような,うっとりするような美声を聴かせてくれるはずです。学校に入ると,慌てたようにヒヨドリが飛び立ちます。変な奴が来たと周囲に知らせているのでしょう。しばらく,銀杏の木の枝でけたたましい声を上げています。校舎の隅では,事務長先生に撃退された山鳩の声がどこからともなく聞こえてきます。彼らはついにゲリラ戦に移ったのかも知れません。
さて,今週の福山高校職員の週間目標は,「疲れチェック 自分に仲間に やさしい気配り 思いやり」となっています。年度末を迎えて,成績処理や卒業式,高校入試の準備等で慌ただしい日々が続いています。こんな時こそ,お互い励まし合いながら,疲れを残さない工夫をしていきたいものです。チームワークの良さ,それが福山高校の一番の武器(!)だと思います。(おっと,寺尾先生の口癖が移ってしまった・・・。(^_^;))「疲れチェック 自分に仲間に やさしい気配り 思いやり」この言葉を胸に今週福山高校職員一同さらにワンランク上の仕事をしてまいります。
先週22日木曜日高校入試の出願変更が締め切られて,最終出願者数が確定しました。福山高校は普通科21名,商業科37名,合計58名となりました。普通科,商業科いずれも定員40名ですので,定員を割れている現実に変わりはないのですが,商業科の方はさらに出願者数を延ばし37名と近年にない伸びを見せました。残念ながら,普通科の方は昨年並みですので,今後は普通科の進学実績等成果を上げて,魅力ある学科にしていかなければならないと考えています。霧島市内の中学3年生が大幅に減少する中,これだけの中学生の皆さんに志願していただいたことに感謝申し上げます。福山高校はこれからも地域貢献と,一人一人を大切にする教育を旗印に躍進を図ってまいります。
週の初めは全校朝礼からですが,その前に表彰式が行われました。2年商業科の生徒会長でもある神ノ門佳音君(国分南中出身)が全商情報処理検定で1級を取得したのです。陸上競技の走り幅跳び等で頑張っている神ノ門君ですが,全商検定の資格取得においても意欲的です。全校朝礼の校長先生のお話は,今週は卒業式に向けて校歌斉唱等学校全体で盛り上げていっていただきたいということでした。
卒業式の礼法指導のために,校長先生はお話を短めに切り上げて,ピアノに向かわれます。校歌斉唱の伴奏です。卒業式でもなさるおつもりでしょうか。校長先生が卒業式で校歌斉唱のピアノ伴奏をするというのは,まず例はないでしょう。卒業式は吹奏楽部か・・・。全校朝礼の後,岸尾先生が壇上に上がり,卒業式に向けて礼法指導を時間を掛けて行われます。基本的な礼の仕方等,在校生として,卒業式を格調高いものにするために,努力しようということです。
2年生は,今日は丸々1日(!)就職ガイダンスです。大原学園から講師の先生においでいただいております。1時間目の授業をプログラミング室に覗くと,社会に出て行くために,コミュニケーション力を高めようというレッスンが行われています。黒板には,1位コミュニケーション能力,2位協調性,3位積極性・チャレンジ精神と書かれています。社会において,まず大切なのはコミュニケーション能力ということのようです。生徒たちは各グループで,そしてグループを飛び越えて,何やら意見のやり取りを行っています。
午後になり,面接の実践指導が始まりました。レッスンとは言え,初めての面接で生徒たちは緊張気味です。お二人の講師の先生方は,誉めたり注意したり,巧みに生徒たちを導いて行かれます。女子生徒には,立ち姿まで指導されます。立ったときに,足を開き気味にするのではなく,しっかりと両足を付けてかかとを合わせると,歩き方まで素敵に見えるというのは,説得力抜群でした。大半の人は,半年後には本番の面接に臨むことになるでしょう。本日のガイダンスで,単なる就職試験対策ではなく,社会に出てからの心構え,生き方まで,教えていただきました。自分に自信を持って堂々と生きる人に成長してくれるはずです。本日は大原学園の先生方,ご指導ありがとうございました。
2018年02月25日(日)
2月25日(日)平昌オリンピック最終日・・・
2月25日(日)平昌オリンピック最終日を迎えました。今回も前回のソチ同様多くの感動をもたらしてくれました。スケートボードのパラレル大回転で前回メダルを獲得した竹内智香選手が今回もベスト8の頑張りを見せました。メダルを獲った時の竹内選手のコメントが忘れられません。「メダルが大切なのではない。メダルを獲得するまでに至ったこの4年間,8年間が大切なのだ。」という意味のことを語っていました。今回も,「スタートに着くまでが大切なのです。」と同じようなことを語っています。そして,カーリング女子チームも,メダル獲得に至るまでの過程の大切さを強調しています。日本のメダル獲得総数が13個で史上最高というのは,確かに素晴らしいことなのかも知れません。でも,メダル獲得に残念ながら至らなかったけれども,金メダル級の努力を重ねた人はさらにたくさんいるはずです。それぞれにそれぞれの物語があるのだろうと思います。それこそが,本当に価値のあるものなのだろうと思います。平昌オリンピックに出場した全ての選手に,そして平昌オリンピックを目指して涙の出るような努力をしたけれども出場ならなかった全ての選手にも,感謝の気持ちを伝えたいと思います。ありがとうございました。
『老犬コロの繰り言その81』です。老犬は近頃しばしば鼻の頭に黒いものを付けています。何だろうと指で擦り落とすと,老犬が食事の際に鼻を擦りつけて,鼻の上にくっついたご飯粒が乾燥したものでした。時には3,4個付けていることがあります。老犬の舌は長いので,食事の後なめ回すときに十分に届いているはずなのですが・・・。非常食のつもりでしょうか。
老犬コロの繰り言その81 垣内春さん(1900-85)は旦那が朝起きて来なければ,高齢のために思うように脚は動かせないのに,2階の途中まで上がってきて大きな声で「朝ですよ。」と起こされたそうじゃ。旦那はわざわざ春さんに起こしに来てもらうのが申し訳なくて,少しずつ早起きをするように努力したようじゃ。家庭教師のために旦那の帰りが遅くなっても,いつも旦那が帰って来るまで寝ないで待っておられたのじゃ。大抵8時には床に就いておられたのに,旦那の帰りが9時を過ぎるときには,玄関に鍵をした状態で起きておられた。閑静な住宅街ではあったが,夜鍵をしないでいるのは不安だったのだ。大きな家に一人でいるというのが本当に怖かったのじゃろう。旦那は夜遅く帰って来ると,耳の遠い春さんに帰宅を知らせるために居間の所の窓をコツコツ叩かなければならなかった。春さんの家の玄関にはちゃんとした鍵ではなくつっかえ棒が使ってあったのじゃ。じゃから中から春さんに開けてもらわなければ入れなかったのじゃ。大きな家ではあったが,かなり古い屋敷であったので,現代の造りとは随分違っておったということじゃ。旦那が大学3年生の途中から何を考えてか,週1回神戸の中華料理屋さんでアルバイトを始めると,帰りが夜中の10時を過ぎるようになった。それでも春さんは,旦那の帰りを起きて待っておったのじゃ。どんなに遅くなっても帰って来てくださいと言われておったという。ところが,大学4年になると中華屋のマスターに午前1時30分までやってくれと言われると,旦那は断れなかったのじゃ。当然下宿に帰ることはできなくなった。今思えば春さんの落胆ぶりは如何ばかりだったのじゃろうか。旦那の気が利かないことと言ったら,もう際限がないわい。
旦那が大学4年生の後半になると,春さんはことあるたびに,「私ももう長くはありません。」と旦那に語っておられたそうじゃ。確かに体調は悪かったようじゃ。毎週病院通いをされておったが,バスを使っておられると旦那は思っとった。当時の国鉄西宮駅からいつも「姫路の御座候」という回転焼きを買って来られたからじゃ。春さんの自宅から100メートルほど下った所を阪急電車が走り,その線路の脇に西宮駅方面へ走るバスの停留所があったのじゃ。確かに最初はバスであったようじゃが,最後の頃はどうじゃったのか,旦那にも定かではないようじゃ。もう30年以上前のことじゃからのお。じゃが,旦那は春さんとのことは昨日のことのように覚えておるようじゃ。春さんと直接関わったことだけは・・・。
この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。
2018年02月24日(土)
2月24日(土)春の足音が聞こえてきます・・・
2月24日(土)少しずつ寒さも和らいできて,春の足音が聞こえてくるようです。これは数週間前に用意してあった書き出しで,実際には霜が降って畑一面うっすらと白く薄化粧しています。でも,気温の方は確実に高くなりつつあるように思われます。さすがに氷点下ということはなくなりました。春の足音は,もうしばらく待たないと聞かれそうにありませんが,少しずつ春は近づいているはずです。庭の梅の木では鶯が囀っています。大分上手になりました。これが春の足音なのでしょう。
『老犬コロの繰り言その80』です。老犬は高齢のせいもあるのか,私の車に轢かれた影響もあるのか,若い頃みたいに犬らしく「ワンワン」とは鳴きません。他所の人が来たときは,それらしく鳴こうとすることはありますが,辛うじて犬の鳴き声であることが分かる程度です。普段は,散歩に出かけるときや餌を貰うときぐらいしか声を出しませんが,人間の幼い子どもが駄々をこねているような声です。およそ犬の声とは思えません。一日の大部分は黙って沈黙を守り通しています・・・。
老犬コロの繰り言その80 垣内春さんは,聡明な方ではあったけれども,明るく陽気な面もあり,よく冗談も飛ばされたようじゃ。隣近所との交際も積極的で,隣のアパートに東京から引っ越して来られた若い夫婦がおられたそうじゃ。そこの奥様が,春さんを通じて冷蔵庫を動かす手伝いを旦那に頼まれたことがあった。春さんの依頼とあっては,おいそれと断るわけにはいかない。むしろ,旦那は喜んでお手伝いをすることにしたのじゃ。お隣のアパートの1階を訪ねると,まだ十分にきれいな冷蔵庫を持って行って欲しいと言われた。つまり,ただでやるから持って行けということだったのじゃ。何だ,春さんとお隣の奥さんの間では最初からそういう話になっておったのじゃ。新しい大きな冷蔵庫を買ったから,古い方は隣の貧しい下宿人つまり旦那にやろうということじゃ。古いと言っても,2ドアで多少小さいけれども,当時流行っていたドアを開けずに飲み物が飲めるサーバーみたいなやつが付いておったらしい。手入れが面倒で不衛生だからか,最近では全く見なくなっておるが,旦那は特に夏場は随分重宝したようじゃ。旦那のことだから,ろくに手入れもせずに汚れたまま使っておったのじゃろうと思う。じゃが,田舎の山の中で育った旦那の胃袋は丈夫じゃから,そう簡単に音を上げることはなかったのじゃ。多少黴菌が入っとるぐらいがちょうど良かったのじゃろう。お隣さんとは,それ以降殆ど顔を合わすことはなかったそうじゃから,旦那の社交下手も困ったものじゃ。普通は何かお礼をするもんじゃろ。ま,わしらはそういうことは一切せんが・・・。
春さんには,カトリックのお説教や俳句の会などお友だちも多かったようじゃが,一人長田さんという春さんと同い年ぐらいの婆さんがおったそうじゃ。その方はただ近所に住んでいるというだけで,春さんの家での会合に参加していたかどうかは定かではないそうじゃが,春さんとお喋りしていて最後はいつも口論になっておったようじゃ。大らかで優しい春さんじゃったが,長田さんとはいい喧嘩友だちで,長田さんが帰ると春さんはいつも旦那に長田さんの悪口を言うとったのじゃ。長田さんはしばらく姿を見せなくなり,もう絶交したのかなと思うと,3,4日するとまた春さんを訪ねて来たのじゃ。そして,また同じことが繰り返される。時には,旦那も二人の会話に引きずり込まれることもあったようじゃ。長田さんも旦那のことをいい人だと思ったということじゃが,旦那はただ何も言わずニコニコして話を聞いていただけなのじゃ。沈黙は金なりか・・・。
この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。
2018年02月23日(金)
2月23日(金)午後8時30分,FMきりしま76.9MHzお聴きください・・・
2月23日(金)午後8時30分より,FMきりしま76.9MHzで,福山高校生登場の「未来のキミへ From きりしま」が放送されます。1月27日(土)に収録したものです。修学旅行から帰って来た,その翌日になります。出演は,2年普通科の鈴木里菜さんと中元ひかるさん(いずれも牧之原中出身)です。修学旅行のこと,最近の福山高校のことなど,どのような話が飛び出すか,楽しみです。再放送は25日(日)午後8時30分,再々放送は26日(月)午後4時30分からそれぞれ30分番組です。是非お聴きください。
FMきりしまのホームページを見ていたら,1月5日(金)同じく「未来のキミへ From きりしま」新春スペシャルというのが出てきました。12月29日(金)におそらく収録されたもので,生徒会長の2年普通科神ノ門佳音君(国分南中出身)と副会長の遠矢七夕さんが登場しています。新春スペシャルということで,霧島市内の高校生が中重市長と対談したようです。神ノ門君と遠矢さんが市長とどのような会談を行ったのか,興味は津々ですが,残念ながら聴いておりません。ごめんなさい・・・。m(_ _)m
放課後テニスコートで,正確に言うとテニスコートの脇で面白いことが行われています。数学科の寺尾先生率いるソフトテニス部の皆さんです。1年普通科の庄田日奈野さん(国分南中出身),1年商業科の妹尾霞佑さん(木原中出身)と瀬戸口香奈さん(牧之原中出身)の3名です。砂をスコップで掬って,網状の容器に入れて漉す作業を繰り返しています。新しいトレーニング方法かと思いきやテニスコートに撒くための砂を作っているのです。よく見ると,この砂は大門松で使った砂のようです。表面は固くなり,岩のように見えます。余り上手に漉せないものだから,寺尾先生のお叱りの声が飛びます。でも,3人はきゃっきゃっと何やら楽しそうです。日が暮れそうですけど,大丈夫かな・・・。(^_^)
2018年02月22日(木)
2月22日(木)図書館便り Library News No.10 発行
2月22日(木)図書館便り Library News No. 10 が発行されました。2月28日(水)から平成28年度に購入した雑誌を廃棄するというお知らせがあります。つまり,早い者勝ちでただで貰えるということです。また,平成29年度の貸し出しランキングも発表されています。貸出冊数合計,一人当たりの平均貸出冊数ともに3年普通科が断トツの1位です。個人では,1年普通科の石塚瑛未さん(舞鶴中出身)が106冊で1位です。3年普通科はベスト10に5人も入り,やはり他のクラスを圧倒しています。英語科の近藤先生が61冊で6位に入っておられるのは立派です。ビブリオバトルが定着した福山高校ですが,もっともっと図書館利用が増えてくればいいと思います。なお,福山高校の図書館は地域の皆様にも開放しております。お気軽にお問い合わせください。(56-2734)(^_-) Library News No. 10[PDF:1MB]
2018年02月21日(水)
2月21日(水)3年生登校日
2月21日(水)朝から雨です。3年生が1週間ぶりに登校して来ました。卒業式,同窓会入会式の練習を行っています。卒業証書授与では生徒全員一人一人壇上へ上がっていきます。今日は校長先生の代わりに数学科の崎迫先生が一人一人の名前を読み上げて,生徒は卒業証書を受け取る所作を確認します。2時間目は合唱練習です。卒業式直後に生徒全員がステージ前に整列して合唱を行うようです。校長先生のピアノに合わせて,3年生全員で歌っていきます。仕上がりは順調のようです。卒業式本番が楽しみです。
2018年02月20日(火)
2月20日(火)鹿児島県下一周駅伝4日目・・・
2月20日(火)鹿児島県下一周駅伝の4日目です。空には雲が一面に広がっていて,地面には昨日の雨が残した水溜まりがあちこちに見られます。でも,今日は雨の心配はなさそうです。午前9時に1区が国分南中学校をスタートして,9時40分過ぎには第一中継所の牧之原運動公園を通過する予定です。福山高校の目の前の県道をランナーたちが走っていくこともあり,急きょ生徒全員で応援することになりました。牧之原小学校の子どもたちや地域の方々と一緒に沿道の歩道に生徒職員全員並んでいると,予定通り9時40分過ぎに先頭の日置チームが通過します。ランナーの頑張っている姿を見ると,もはやどこのチームであろうが関係ありません。みんな一斉に拍手をしながら応援を始めます。福山高校はもちろん姶良地区にありますので,基本的には姶良チームを応援しますが,中には曽於地区,肝属地区在住の生徒もいます。それぞれの生徒がそれぞれの思いを胸にランナーに拍手を送ります。いつの間にか,陽も差すようになり,ランナーたちの頑張りを後押ししているようです。寺田事務長の出身地の熊毛チームが比較的上位で走ってきて,事務長もご機嫌です。12チームの全てのランナーが十分に力を発揮して欲しいものです。頑張れ,駅伝ランナー!(^^)/
夕方,久しぶりに鹿児島市民文化ホールまでコンサートに行ってきました。毎年行われる日本フィルハーモニー交響楽団の九州公演の一環で,指揮者は井上道義氏です。サンシャインこと地歴公民科の德丸先生の車で鹿児島へ向かいましたが,德丸先生がチケットを学校に忘れるという面白いハプニングがありました。途中まで保健体育科の大迫先生に届けてもらい,何とか演奏会には間に合いました。大迫先生,ありがとう。コンサート会場に足を踏み入れるとすぐに指揮者の井上道義氏のプレトークが始まり,結果的には絶妙のタイミングであったと言えるでしょう。井上道義氏と言えば,30年ほど前はテレビへの露出も多く,愉快なお喋りで有名な方でした。ちょくちょくCDは出ていましたが,最近マスメディアへの登場が少ないなと思っていたら,昨年NHK交響楽団の定期公演で見事なショスタコーヴィチを振っているのをテレビで見ました。生意気ながら,素人ということで乱暴な発言をご容赦いただければ,上手に年を取られたという印象を強く持ちました。もう70歳を越えていると思われますが,語りそのものは30年前と少しも変わりません。根暗の当方としては,お喋りなんかいいのに,と思うのですが,氏にとってそれも大切な演奏会の一部なのでしょう。ユーモラスな語りとは対照的に井上氏の指揮そのものは鬼気迫るものがあり,薄っぺらなスタンドプレイなどとは全く無縁なのです。
1曲目のベートーヴェンの序曲「コリオラン」は,氏がプレトークで話していた通り,響かないホールに合わせたような切れ味鋭い演奏でした。氏はベートーヴェンにはこのようなホールの方が適していると言います。でも,もう少し響いてもいいのかなと感じられました。2曲目のモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第5番は初めて聴く山根一仁さんのヴァイオリンが素敵でした。カデンツァ後半の弱音の雄弁さが特に印象に残りました。もちろん作品全体を通じて山根さんのヴァイオリンの美しさはまさに一流の証です。アンコールはバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタからでしょうか,ここでもしっとりとしてそれでいて凜とした佇まいが見事でした。
前半でどちらかと言えば,だぶついた宣教師崩れのような黒の衣装を着ていた井上氏が,メインであろう後半のベートーヴェンの交響曲第7番では同じく黒のちゃんとした(?)燕尾服に着替えて登場しました。自分だって燕尾服ぐらい持ってるんだぞ,ということが言いたかったのでしょうか。まさか・・・。気合いの入った交響曲第7番が聞こえてくるかと思いきや過度な力感の強調はなく,比較的すっきりとした,特にフルートやオーボエ,クラリネットなどの木管独奏の美しさが際立つ素晴らしい演奏でした。第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンが対向に置かれた,最近再び増えてきた先祖返りした配置で,両者の掛け合いが面白く,数えてみると両方とも8名ずつの比較的少人数編成の演奏です。収容人員800名かそこらの小さな第2ホールということも関係しているのでしょうが,井上氏が語っていた通り,200年前の初演当時に近い演奏が聴けたのかも知れません。木管だけでなくクライマックスでは金管の響きが圧倒的です。日本フィルハーモニー交響楽団も今や日本いや世界トップ・クラスの実力と言っていいでしょう。アンコールのフォーレのパヴァーヌは前半だけの演奏に終わったのは残念でしたが,ここでもフルートの響きが素敵でした。德丸先生も心配された「ブラボー!」という品のない絶叫を発することもなく,しみじみと感動を噛みしめていました。素晴らしい演奏会でした。日本フィル,山根さん,そして井上さん,ありがとうございました。
井上道義のベートーヴェンは素晴らしい。次は,是非ショスタコーヴィチを聴かせて欲しいと思います。
2018年02月19日(月)
2月19日(月)全校朝礼,そして第2回学校関係者評価委員会
2月19日(月)雨水(うすい)なんだそうです。空から降る雪が雨に変わる季節ということでしょうか。見事に朝から雨降りになりました。「気づいてよ いやがられてる その誘い」今週の福山高校職員の週間目標です。同じような傾向の軽いノリのものが続いていますが,やはりこれも酒の席での戒めでしょうか。余程酒癖の悪い職員がいるのか・・・。いや,そんなことはありません。相手の気持ちを思い測って行動しようという言葉なのでしょう。「気づいてよ いやがられてる その誘い」今週福山高校職員はこの言葉を胸に優しい心で仕事をしてまいります。(^_^)
週の初めは全校朝礼からです。校長先生は,平昌オリンピックでの日本選手の活躍に触れられました。小平選手が女子500メートル・スピード・スケートで金メダルを取りました。31歳にしてまさに最高潮に達し,圧倒的な強さで世界ランク1位に君臨して,実力通りオリンピック新記録で優勝しました。先日の全校朝礼で触れられた「寒仕込み」という言葉が当てはまるのが小平選手のスケート人生です。また,先週金曜日に予定されていながら雨で中止になってしまった花文字清掃作業を3月3日(土)に行いたいと校長先生は仰います。「フクヤマ」の花文字を始められた「ふっぎゃまぼっけもん会」ですが,今年で30年になるのだそうです。30年前膝下くらいしかなかったツツジが今では3,4メートルにまで伸びているものもあり,一部伐採して花文字のイルミネーションが映えるようにしなければなりません。その「ぼっけもん会」の皆さんのツツジの手入れのお手伝いを,先週金曜日にできなかった分をボランティアでやろうというわけです。多くの生徒たちが手を上げてくれることでしょう。
校歌斉唱は,もちろん遠藤校長先生自らのピアノ伴奏です。3年生が自宅学習期間のために,1,2年生80名ほどの歌声は少々寂しいものがありますが,少しずつ声を出そうという努力が垣間見られます。もう一頑張りだ!卒業式ではちゃんと歌うんだよ!そして,今日は服装頭髪指導も行われました。全体指導の時だけ,整えている人も一部いるのではないかという厳しい指摘も係の杉田先生からありました。福山高校生らしい凜とした姿を常に見せて欲しいものです。大多数の人はもちろんできていますし,指導を受ける人もほんのちょっとした所ではあるのですけど・・・。
3月の行事予定が出ました。主な行事予定は以下の通りです。3日(土)の花文字清掃作業は,月行事予定表には間に合っておりませんが,「ふっぎゃまぼっけもん会」の皆さんのご指導の下,行うものです。2月16日(金)実施予定の行事が雨で流れたために,急きょ計画が立てられました。3月行事予定[PDF:107KB]
3月 1日(木) 第31回卒業式
3日(土) 惣陣が丘花文字清掃作業 9:00~
6日(火) 入学者選抜学力検査1日目(国・理・英)
7日(水) 入学者選抜学力検査2日目(社・数・面)
13日(火) 2年普通科保育園訪問
14日(水) 第一次入学者選抜合格者発表 合格者集合
15日(木) 2年商業科保育園訪問 第2回衛生委員会
16日(金) しごとフェア(1・2年)
19日(月) 夢プラン全体発表会
第27回霧島市・県立福山高校支援活性化対策協議会
22日(木) 第二次入学者選抜 交通集会
23日(金) 修了式 第二次入学者選抜合格者発表 合格者集合
26日(月) 離任式
午後2時より第2回学校関係者評価委員会が行われました。最初に5時間目の授業をご覧いただきました。先週の学年末考査の答案返却と解説が大半で,日頃の授業の様子とは言えなかったのかも知れませんが,生徒たちはしっかりと取り組んでいたようです。採点がされた答案を返して貰って,一喜一憂する様子に,はるか昔の高校時代が懐かしく思われました。
本会議は,2時30分より校長室で行われました。学校から,平成29年度の取り組みや学校評価についての報告を行い,委員の方々のご意見を伺いました。検定等の資格取得がどの程度就職に生かされているのか,基礎学力の定着を図るためにどのような取り組みを行っているのか等,質問があり,同窓会セミナーの行い方やバス停等での指導のあり方等貴重な提言もいただきました。職員の服務規律やいじめ防止基本方針等についても貴重なご意見をいただきまして,今後の信頼される学校づくりのために参考にしていきたいと思います。来年は,牧之原小,牧之原中との連携をさらに深めていければいいと思います。評価委員の皆様,本日はご多忙の中,福山高校のためにわざわざ足を運んでいただき,ありがとうございました。
2018年02月18日(日)
2月18日(日)冥王星の日
2月18日(日)は「嫌煙の日」,「方言の日(奄美大島)」といろいろありますが,「冥王星の日」というのが一番気になります。1930年に発見された冥王星は,1913年作曲のホルストの組曲「惑星」の中には当然のことながら出てきません。それで,数年前現代音楽の作曲家コリン・マシューズが「惑星」の7曲目ということで,「冥王星」という作品を作曲しました。晴れて太陽系の7つの惑星の全てに音楽が作られたことになるわけで,そのような形での録音もいくつか出ています。ところが,つい最近2006年冥王星は惑星から準惑星へ格下げされてしまいます。コリン・マシューズの「冥王星」は惑星ではなくなってしまったわけですが,これから先ホルストの「惑星」に続けて演奏されることは減ってくるのかも知れませんね。2006年以前もそれほど「冥王星」は演奏されていたわけではありませんが,「冥王星」への熱意は低下するのでしょう。後は,「冥王星」という作品そのものの真価が問われることになりそうです。ホルストの「惑星」に比べると,多少現代音楽臭が強いのは間違いのないところですが・・・。
『老犬コロの繰り言その79』です。老犬そのものの話題が尽きてきて,いよいよ老犬は語りに徹することになりそうです。殆ど最初からそうですけど・・・。今朝は昨日よりは幾分気温は低めですが,老犬は構わず一目散に走り出します。下り坂が終わり,道路に出てしまうと,がくっと速度は落ちてしまいます。気温が下がったせいなのか,今朝は鶯の声は聞かれません。その代わり,ヒヨドリたちの品のない,力強い声が元気を盛り返しています。遠くからは山鳩の声も意外と音量高く聞こえてきます。老犬の耳には,いずれも届いていないのでしょうけど・・・。
老犬コロの繰り言その79 先に述べたように,春さんは,お茶の水女子大学卒の才媛で,日常的に俳句もたしなむ知的な女性であった。じゃが,お年寄りによくあることじゃが,同じ話を何度も何度もされる癖があった。ある時,と言っても何回か同じ話をされたのじゃが,春さんの亡くなったご主人の話をされたことがあった。亭主関白でそれはそれは春さんに対して厳しい人であったそうじゃ。春さんはいつも陰で愚痴をこぼしたり文句を言っておられたそうじゃ。突然春さんは「主人はタイラントでした。」と思いがけない言葉を口にされた。旦那は一瞬何のことか分からなかったようじゃ。しばらくして,tyrant という英単語を思い出した。「暴君」ということじゃ。明治生まれの昔の男性は皆そうだったのじゃろ。旦那の父方のお祖父さんもそれはそれは厳格な人だったそうじゃから,旦那にはすぐにイメージが湧いたようじゃ。ご主人が亡くなる前にしばらく床に臥せてしまわれると,春さんはもうご主人の罵声を聞かなくて済むと思うと,肩の荷が軽くなったような,ほっとした気分になられたそうじゃ。ところが,息を引き取る直前になり,ご主人は春さんを枕元に呼び,「よく私に付いてきてくれたね。嫌な思いもたくさんさせて済まなかったね。」というようなことを言われたということじゃ。春さんはその時長年抱えてきた肩の重荷がすうっとすっかり下りていくような気持になったのじゃ。「これから結婚して,もし奥様に辛く当たられるようなことがあっても,死ぬ間際にはありがとうと仰るんですよ。すると,女は苦しいことは何もなかったような幸せな気持ちになりますから・・・。」と冗談ともつかぬことを春さんはにこにこしながら旦那に言われたそうじゃ。毎回毎回同じことを・・・。でも,旦那は毎回辛抱強く耳を傾けてあげたのじゃ。じゃから春さんは旦那のことが大好きだったのじゃと思う。
春さんは,毎晩8時頃まで居間で旦那と話をされると,床に就かれたそうじゃ。旦那は春さんが寝室へ引き上げた後も,しばらく居間でテレビを見たり,隣のお風呂に入って我が家同然の生活をしておったんじゃという。隣に住む息子さんは,おそらく春さんのご主人に似たのじゃろう,そんなに愛想のいい方ではなかったようじゃ。旦那が初めて顔を合わせた時,庭で何か焼いておられたようじゃが,「よろしくお願いしますね。」と少しだけ顔を緩めて言われたのじゃ。春さんはそれを見て,「あの子が笑ってあのような口を利くとは。」と驚かれたということじゃ。旦那は殆ど王様状態の生活をしておったが,息子さんの反応は気になっておったらしい・・・。
この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。
2018年02月17日(土)
2月17日(土)天使の囁きの日・・・
2月17日(土)肝付町の自宅の庭の梅が八分咲きになっています。桜の方は,まだまだ蕾の膨らみすら見せません。老犬と畑道を歩いていると,森の方からまた鶯の声が聞こえてきます。まだまだ修行中のようですけど・・・。2月17日がどういう日なのか探っていたら,天使の囁きの日といういかがわしい言葉が目に入りました。天使の囁きとは,空気中の水蒸気が凍ってできるダイヤモンドダストのことだそうで,北海道幌加内町で,厳冬の日にダイヤモンド・ダストを観察しようという催しを行っているということです。立春はとっくに過ぎてしまいましたが,まだまだ寒い日は続きます。北海道の寒さは,牧之原の比ではないんだろうと思います。その寒さを逆手に取った夢のある催しですね。少しもいかがわしいことはありませんでした・・・。今日はまた「千切り大根の日(切り干し大根の日)」なんだそうです。牧之原とは関係のない広島県福山市の乾燥食品メーカーの商魂逞しい発案のようですが,「千切」から「二月十七日」をひねり出したのは努力賞ものではありますね。さらに,今日は「堕落論」で有名な坂口安吾(1906-55)の命日で「安吾忌」と呼ばれているそうです。漱石と同じように,48歳という若さで亡くなったのですね・・・。
『老犬コロの繰り言その78』です。老犬は,心なしか最近元気を取り戻しているような気がします。先日久しぶりに桜公園までの往復3キロ弱の散歩も果たしましたし・・・。動きは鈍いですが,家の敷地内での行動範囲も少し広がってきたように思われます。先日どこかで犬も仮病をするという話を読みました。優しくしてもらったことを覚えていて,痛くない足をわざと引きずったりして,餌をねだったり飼い主に甘えたりするのだそうです。老犬も左前脚をしばしば庇うような歩き方をするのですが,左前脚を手に取っても痛みはないようです・・・。老犬の場合は散歩に出かける前の一種のセレモニーなのかも知れません。出発式みたいなものか・・・。
老犬コロの繰り言その78 垣内春さんは4月になり,旦那が家賃のことを持ちかけると,申し訳なさそうに「私はこれまでのように家賃ただで住んでいただきたいのですけど,隣の息子が家賃をしっかり取れというものですから・・・。」と言われたそうじゃ。人間世界では,他所の家に住む場合,家賃を払うのは当たり前なのじゃ。わしは15年近く家賃は1円も払っておらんが,わしは人間ではないし,当然別格じゃろう。あんな犬小屋ごときに家賃を支払う方がおかしい。食費も払っていないだって!?当たり前じゃないか。こっちは住んでやっておるんじゃから・・・。何を寝ぼけたことを抜かしよるんじゃ。旦那は2万円ぐらいかなと思って,そのように提案すると,春さんは「そんなにはいただけません。1万円で十分です。」と来たのじゃ。当時の大阪神戸の学生の家賃事情についてはそれほど旦那は詳しくはなかったようじゃが,友人たちに聞くと,2,3万円は少なくとも払っておったようじゃ。浪人時代に始めていた1軒の家庭教師以外にはまだアルバイトもしていなかった旦那は,とりあえず最初は1万円でお願いすることにしたのじゃ。じゃが,それではいけないという思いが旦那の頭にはずっとあった。鹿児島の家からの仕送りもなかったので,家庭教師を週6日,土曜日ダブルヘッダーで7回やったお蔭で,おまけに月3万円近い奨学金もあったので,数か月すると旦那の毎月の収入は15万円を越えてきたのじゃ。旦那は春さんに家賃の値上げを要求した。じゃが春さんは手強かった。なかなか家賃の値上げには応じなかったのじゃ。2万円を下ってはいけないと,旦那が食い下がると,春さんは1万5千円まで折れたらしい。おかしな家賃交渉じゃ。月々の家賃は値上がりしたのじゃが,春さんにはどうやら魂胆があった。何と旦那が長期の休みに鹿児島に帰るたびに,お小遣いとして毎回1万円を渡したのじゃ。最初それは受け取れないと旦那は拒んだようじゃが,今度は春さんは一切折れなかった。これ以上断るのは,逆に春さんに失礼だと思い,旦那はお小遣いを受け取ることにした。旦那が大学4年生になり,5週間の教育実習等でアルバイトができなくなると,春さんは家賃を8千円にした。それでも,春さんは旦那の帰省の際には,1万円の小遣いを寄越したのじゃ。旦那が今でも後悔しているのは,春さんに小遣いを貰っておきながら,鹿児島からの帰りに春さんにお土産を買って帰った記憶がないことじゃ。親父さんからの遺伝じゃろうか,そのようなことには全く無頓着なのじゃ。おそらく旦那のお袋さんが何らかの贈り物はしておったんじゃろうけど・・・。
じゃが,2月12日の春さんの誕生日は覚えていて,毎年ケーキを買って帰ったらしい。年に1度だけのことじゃからのお。春さんの方は,何かにかこつけて近くのお寿司屋さんからよくちらし寿司を取ってくれた。実は旦那は人参以上にエビやイカなどの海のものが苦手であった。じゃけども,最初の時に春さんにそのことを言えずに我慢してちらし寿司を全部食べてしまったのじゃ。旦那はちらし寿司が大好きということになった・・・。
この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。
2018年02月16日(金)
2月16日(金)学年末考査最終日,そして惣陣が丘花文字清掃・・・
2月16日(金)牧之原は早朝からしとしと雨が降り,福山高校は名物の深い霧に包まれています。学年末考査4日目最終日の朝を迎えています。今朝の南日本新聞には平成30年度の公立高校入学者選抜学力検査の出願状況が出ています。一昨日正午に締め切られたものですが,この結果を受けて本日より出願変更が始まり,22日(木)正午締切となっています。さて,福山高校の出願状況はいずれも定員40に対して,普通科23名,商業科33名,合計56名ということで,残念ながら定員を満たすことはできておりませんが,昨年,一昨年よりは,着実に倍率を高めております。中学3年生の人数が減少傾向にあるわけですが,多くの中学生の皆さんに本校への期待を抱いていただいていることに対して感謝申し上げます。福山高校はこれからも一人一人を大切にする高校ということを旗印に学校の活性化に努めてまいります。
地域に開かれた学校を標榜している福山高校ですが,その代表的な行事である惣陣が丘花文字清掃が本日予定されておりました。残念ながらあいにくの天気のために作業そのものは中止になりましたが,PTAの皆様が昼食に豚汁を振る舞ってくださいます。これも,「ふっぎゃまぼっけもん会」の皆さんのご協力で行われるものです。4日間の学年末考査の疲れを生徒たちが癒やしてくれればいいと思われます。川村先生は朝早くから仕込みを始めておられましたが,午前9時頃保護者の皆様がお集まりになり,本格的に調理がスタートしました。PTA顧問ではありますが,卒業生の保護者の田平義人さんもお手伝いに来られています。また,佳例川公民館の井料館長もご夫婦で参加していただきました。井料館長には,ゴボウや大根などの野菜も大量に提供していただきました。なお,3年商業科の下舞さんにはお味噌をいただきました。田平さん,井料館長,奥様,そして下舞さん,ありがとうございました。3年商業科の山下恵実さん(舞鶴中出身)と山下夏南恵さん(隼人中出身)も手伝いに来てくれています。2人の山下さん,どうもありがとう。
教室では,1,2年各クラス,学年末考査の最終日の戦いに必死に取り組んでいます。
11:00には,豚汁が完成し,ご飯も炊きあがりました。学年末考査の戦いが終わり,各クラスの生徒代表が食物実習室に豚汁とご飯を受け取りにやって来ます。「ふっぎゃまぼっけもん会」の皆さんもその頃にはお越しいただいております。川畑理事長始めお馴染みの皆さんです。
食事中の教室を覗いてみました。どの教室もわいわい言いながら,みんなおいしそうに食べています。お替わりした人が何人もいて,用意された豚汁とご飯を全部平らげたクラスが続出したようです。(^o^)
先生方も今日は全員食物実習室で仲良く(?)お食事です。先生方の中にも,お替わりされた方がおられたようです。あの人です・・・。お手伝いいただいた保護者の方々は,3年商業科八木かつみさん,花森小百合さん,2年普通科山口敏夫さん,鈴木和弘さん、德留直美さん,2年商業科橋口恵さんでした。豚汁,大変おいしかったです。ありがとうございました。(^_-)
昼食の後,体育館で「ぼっけもん会」の川畑理事長から惣陣が丘やユウスゲやミヤマキリシマなどの希少植物にまつわることなどのお話がありました。地域に支えられている学校,地域を元気にしていくことの意義を生徒たちは噛みしめていました。川畑理事長,そしてぼっけもん会の皆さん,本日は大変ありがとうございました。
2018年02月15日(木)
2月15日(木)学年末考査3日目
2月15日(木)学年末考査3日目の朝は雨です。本降りではありませんが,7時前頃からしとしとと降り続いています。お陰で気温の方は,10度近くまで上がっています。今朝の南日本新聞を開くと,先日10日(土)に九州自動車道桜島サービスエリア下り線におきまして,蒲生高校,霧島高校,福山高校3校で行ったおもてなしボランティアの記事が出ています。写真には土産物品を販売する2年商業科遠矢七夕さん(国分南中出身)と1年商業科花森楓さん(牧之原中出身)がしっかり出ています。ジャスミン・ティー(シナモン・ティー?)の試飲の様子でしょうか。店舗の外では,2年普通科の斧駿介君(国分南中出身)がパンフレットの配布と西郷さんのパネルを用いた記念写真撮影のお手伝いを,同じく2年普通科の唐鎌崇寬君(輝北中出身)がたこ焼きとさつま汁(豚汁?)の販売を行っていました。記事の方,ご覧ください。2月15日(木)南日本新聞(「西郷どん」PR高校生が手伝い)[PDF:302KB]
学年末考査の方は,3日目も無事に行われました。1年生も2年生も,普通科も商業科も,それぞれ存分に力を発揮してくれたであろうと思われます。明日の最終日の考査に向けて,放課後教室に残り,勉強をしている人たちがいます。特に,苦手教科については,先生方も側について指導されています。1学期,2学期の成績と合わせて,この考査をもとに年間の成績が出される訳ですから,生徒は全員必死です。明日実施予定の惣陣が丘花文字清掃作業は雨のため中止になりました。でも,PTAの保護者の皆様を中心とした豚汁作りは行われます。そして,ぼっけもん会の講話も行われる予定です。とりあえず,学年末考査最終日を全力で乗り切りましょう。
2018年02月14日(水)
2月14日(水)学年末考査2日目,そして3年生登校日・・・
2月14日(水)幾分冷え込みはありますが,昨日の雪がうそのように爽やかな朝を迎えています。学校に到着して南日本新聞を開くと,福山町佳例川地区の大臣賞の記事が大きく出ていました。はやま祭りや飯冨神社お田植え祭など,佳例川自治会と深く関わってきた福山高校としても,慶賀の至りです。佳例川地区の方々が,村おこし,地域活性化のために並々ならぬ努力をされていることは,十分に承知しているつもりですので,大臣賞受賞そのものはさもありなんという思いがあります。特に,驚くべきことではないのかも知れません。しかしながら,こうして佳例川自治会の皆さんのご努力が公に評価されたということは,大変喜ばしいことです。佳例川自治公民館の皆様,井料館長,おめでとうございます。
学年末考査2日目,今日は好天に恵まれ,無事に行われています。そして,今日はまた3年生の登校日です。3年生は体育館に集合して,1時間目は卒業式の,2時間目は合唱の練習が行われています。合唱の方は,全員ステージに上がり,校長先生が陣頭指揮を執られています。ステージから聞こえてくる3年生の歌声はまだ幾分声量に乏しい面はありますが,十分に美しいと感じられます。でも,校長先生の目標とされるところは,その程度のレベルではありません。何度も何度も発声,そして音程を細かくチェックされます。卒業式本番での3年生の歌声が楽しみです。(^o^)
2018年02月13日(火)
2月13日(火)君の名は 飲みすぎわすれる 悪いクセ・・・,そして再び雪の福山高校
2月13日(火)久しぶりの雪の朝を迎えました。1か月ぶりでしょうか。「君の名は 飲みすぎわすれる 悪いクセ」・・・。今週の福山高校職員の週間目標です。相手の名前が分からなくなるほど飲み過ぎて,馬鹿な真似をするなよという戒めの言葉です。少々軽いタッチの目標になってしまいました。福山高校にそれほど酒癖が悪い職員がいるわけではありません。お酒の会は大好きな職員が多いようですが,概ね品行方正で真面目な人たちです。それでも,常に襟を正して,間違いを犯してはならないという気持ちが込められています。「君の名は 飲みすぎわすれる 悪いクセ」今週はこの言葉を胸に,24時間福山高校職員としての自覚のある行動をしてまいります。
今朝は国道で交通事故があったために,生徒が利用するバスの到着が大幅に遅れ,始業時間を1時間遅らせ,9:30開始となりました。学年末考査1日目でしたが,1時間目の試験は2年商業科の財務会計のみで,他は自習となっていました。2年商業科の財務会計の学年末考査は来週へ回し,2時間目から予定通りの校時で進めることにいたしました。ご覧のように見事な雪化粧でしたが,昼過ぎには溶けてほとんどなくなってしまいました。人騒がせな雪ですが,なくなると惜しいような気もします・・・。(-_-)
2018年02月12日(月)
2月12日(月)振替休日・・・
2月12日(月)は振替休日ということです。お陰で3連休になりました。今日は,奴隷解放で有名なリンカーンの誕生日なのだそうですが,面白いことに奴隷解放に反対した南部の州では今でも祝日になっていないそうです。アメリカの歴代の大統領の中で一番人気のある方だそうですけど・・・。
『老犬コロの繰り言その77』です。老犬が,散歩からの帰りに家の入口の坂道を上るとき,突然後ろ足を落として妙な歩き方を始めました。ついに来たか,いよいよ老犬の脚が完全に壊れてしまったのかと不安が頭を過(よ)ぎりましたが,何のことはない,老犬の歩いた後にはウンチが転がっていました。歩きながらウンチをする,いや最早歩かなければウンチができないと言ってもいいのかも知れません。老犬のウンチをふんキャッチャーに収めていると,老犬は何事もなかったかのようにとぼとぼと坂道を歩いて行きます,老犬なりの普通の日頃の歩き方で・・・。
老犬コロの繰り言その77 2月12日は旦那にとって大切な人の誕生日だそうじゃ。もちろん大切な人というのはリンカーンのことではない。旦那は高校卒業後大学浪人をしている時最初は6歳年上の兄の所に転がり込んだのじゃ。ところが,12月25日のクリスマスの夜,突然お兄さんに呼ばれて西宮の甲陽園を訪れたのが運命の人との出会いの始まりじゃった。垣内春さん,80歳の家がそこにはあった。その家に下宿していたお兄さんの友人が広島に帰ることになり,春さんは大きな家に一人で住むことになった。そこで,大学が決まる3月までは家賃ただでいいから,旦那にその家に来てほしいと言うのじゃ。用心棒ということじゃろうか・・・。垣内春さんは,お茶の水女子大学卒の才媛で,カトリック教徒であった。見た目はしわくちゃ(失礼・・・)の田舎のお婆ちゃんといった風情なのじゃが,並みの高齢のご婦人ではなかった。毎週神父さんが説教に訪れお祈りの会が開かれ,俳句の先生がやはりその家を毎週訪れ俳句の会を催していた。旦那が春さんと初めて顔を合わした時,春さんは「煮物お好きですか?」と聞いてきたそうじゃ。思わず旦那は「大好きです。」と答えてしもうた。これが運の尽きじゃった。春さんが出してくれた煮物にはニンジンしか入っていなかった。大好きだと言った手前,初対面でもあったので,嫌いなニンジンを旦那は我慢して大量に食べたのじゃ。旦那にとって,煮物とは大根とか里芋,厚揚げ,そしてせいぜいコンブ巻きまでであった。巨大なニンジンなどというものは,旦那の宗派(?)にはなかったそうじゃ。この後,旦那は垣内さんの所に4年3か月お世話になることになるのじゃが,ずっとニンジン好きで通ってしまったんじゃ。春さんは素直でおとなしい旦那を大変気に入ったのじゃ。翌日から旦那は春さんの用心棒となり,そこから大阪の予備校に通い始めたのじゃ。
垣内春さん。1900年生まれということを聞いて,旦那はニーチェの亡くなった年だ,ぎりぎり19世紀ということになるから,19世紀の生き残りじゃと思ったらしい。春さんは旦那を2階の広い部屋にただで住まわせ,テレビや炬燵の置いてある1階の居間も自由に使わせてくれたそうじゃ。3月旦那が京都の私立大学に合格すると,是非その家から通って欲しいと懇願されたそうじゃ。乗り換えを考慮すると片道2時間か・・・。旦那も半分そのつもりでいたところ,3月下旬晴れて神戸の大学への進学が決まると,春さんは大喜びしてくれたそうじゃ。神戸は西宮甲陽園からだと電車で乗り換えを含めて30分弱,さらにバスに乗り換えて10分程度,徒歩でも30分じゃから十分に通学圏内だったのじゃ。そこから,旦那と春さんとの壮絶な家賃闘争が始まるのじゃ。
この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。
2018年02月11日(日)
2月11日(日)建国記念の日・・・
2月11日(日)建国記念の日です。神話の登場人物であり古事記や日本書紀で初代天皇とされる神武天皇の即位日なんだそうです。・・・。戦前は紀元節と呼ばれ,昭和15年には「紀元は2600年」という歌が盛んに歌われたと亡き母から聞いたことがあります。皇紀2600年を祝うために,日本政府は海外の何人かの作曲家にも作品の提供を依頼しています。R(リヒャルト).シュトラウスやイベールなど今日でも著名な作曲家たちですが,イギリスのベンジャミン・ブリテンは,この人も20世紀イギリスを代表する大作曲家ですが,シンフォニア・ダ・レクイエムという作品を贈っています。ところが,お祝いの作品に「鎮魂曲」とはけしからんなどいろいろあって,結果的に日本政府は第二次世界大戦に突入したこともあり受け取ってはいません。皇紀2600年奉祝曲の中では,皮肉にも,このシンフォニア・ダ・レクイエムが今日では一番知られている作品となっています。CDもいくつか出ていて,また時折日本のオーケストラも演奏しており,名曲と言っていいと思います。「青少年のための管弦楽入門」が圧倒的に有名なブリテンですけど,「ピーター・グライムズ」など数々の優れた歌劇も残しており,間違いなく音楽史に名を残す大作曲家の一人です。
建国の日というのは,それぞれの国にあるのでしょうが,アメリカなどのように分かりやすい明確な国もあれば,日本のように歴史のある国は神話の世界になってしまうのでしょうね。アメリカのように,国民が盛大に祝う日になっていないのは仕方ないのかも知れません。それなりに面白いとは思いますけど・・・。
『老犬コロの繰り言その76』です。3連休なので,朝夕2回ずつ合計6回散歩に行くことになります。昨日の朝は3校交流会の関係で行けなかったので,正確には5回ですね。短くはなったと言っても,1回に1キロ以上は歩きます。老犬にとっては結構な運動になっていると思います。時々桜公園まで歩くようになりましたし・・・。週末だけの散歩で老犬にとってはちょうどいいペースなのかも知れません。
老犬コロの繰り言その76 平昌オリンピックというのが始まっているそうじゃ。年が明けて,北朝鮮と韓国が歩み寄り,合同チームを出すという話を聞いたが,仲良くするということ自体はいいことじゃ。政治的な思わく含みでなければいいんじゃがのお。じゃが,一方で数週間前にスウェーデンが再び徴兵制を復活させて軍備を増強するという記事が新聞に出ておったようじゃ。ロシアの動きを警戒してのことらしいが,21世紀に入り20年近く経とうとしているのに,人間の世界は相変わらず進歩がないのお。北朝鮮問題にしてもまだまだ予断を許さない状況じゃろ。沖縄では米軍のヘリコプターが相変わらず面倒を起こしているそうじゃないか。これだけ同じ過ちを繰り返すというのは,やはり構造的な問題があるんじゃろ。地球は人間が支配しているように見えるが,地球を滅ぼすのも多分人間じゃな。わしらにとってはいい迷惑じゃ。人と人が傷つけ合ったり,争ったりすることがないように,平和に暮らしていくということはできんのじゃろうか。わしら犬類よりは人類の方がずっと賢いはずなんじゃが,やはり多くの知識は持っていても高い知性には欠けるということなんじゃろうな。人と人との暴力的な争いをやめるためにスポーツが生まれ,国と国との争い事もやめましょうということで,オリンピックが誕生したんじゃろ。異なる人間同士,そして民族同士がお互いにお互いの異なるところを理解し合うことが大切なんじゃ。動物の中にも雄鶏とか猪みたいに見境なしに攻撃してくる奴もおるからのお。じゃが,いくら人間でも雄鶏や猪よりは賢いじゃろ。戦争反対!No more 争い事!じゃ。
尤も,小説や音楽の世界では,いろいろトラブルがないとつまらなくなるようじゃ。火曜サスペンス・ドラマも「相棒」もますます真実味に欠けることになるじゃろ。いろいろややこしいことが起こるのが世の中の真実ということじゃ。ややこしいことが起こるから,世の中は面白いのじゃ。ある程度日常レベルではそれでいいんじゃろ。じゃが,わしの身の周りにはそんなややこしいものは要らないぞ。わしは傍観者に徹するのじゃ・・・。
この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。
2018年02月10日(土)
2月10日(土)3校交流会・・・
2月10日(土)は簿記の日なんだそうです。1873年明治6年のこの日,福沢諭吉がアメリカから持ち帰った本を訳した「帳合之法」が発行された日ということです。簿記の苦手な人は,1万円札を睨んで,「諭吉の奴,余計なことをしやがって!」などと恨み節を並べるのでしょうか。まさか,そんな訳はありませんね。簿記という考え方が生まれたお陰で,会計処理が実に円滑に進められるようになっているはずです。商業には簿記は不可欠ですからね。先週まで3週続いた全商検定を終えて,今日は,秘書技能検定というのが福山高校商業科では行われています。いろいろありますね。頑張れ!福山高校商業科!(^o^)
また,高校2年生対象のセンター試験早期対策模試・2月という模擬試験を2年生の有志が本日受けています。明日まで本番のセンター試験を模した受験となります。高い志を持って臨んでいます。こちらも夢実現に向けて頑張って欲しいものです。(^^)/
さて,いよいよ蒲生高校,霧島高校との3校交流会がスタートします。今日は,九州自動車道の桜島サービスエリア上り線で鹿児島を訪れた県外客を中心に3校によるおもてなし活動を行っています。明治維新150周年を記念して,そしてNHK大河ドラマも始まったこともあり,鹿児島を大きくPRしていこうという作戦です。西日本高速道路からの依頼です。福山高校の今回の参加者は,生徒会副会長の遠矢七夕さん(国分南中出身),同じく副会長の1年商業科花森楓さん(牧之原中出身),書記の2年普通科斧駿介君(国分南中出身),同じく書記の2年普通科唐鎌崇寬君(輝北中出身)の4名です。遠矢さんと花森さんは土産物品の販売を,斧君はパンフレットの配布と記念写真撮影のお手伝いを,唐鎌君はたこ焼きやさつま汁の販売を行いました。10:30今回もFMきりしまの電話インタビューがありました。今回の催しの内容等,3校交流の内容等,遠矢さんが明るく爽やかに応じていました。サービスエリアの店舗の前には,各高校や霧島市,姶良市等の幟旗がはためいています。あいにくの雨になったために,客足が心配されましたが,思いの外多くの人々がサービスエリアを利用されていました。
昼食は,西日本高速道路からカレーライスが振る舞われました。幾分辛めの本格的なカレーライスに遠矢さんと花森さんは少々手こずっていました。唐鎌君は霧島高校,蒲生高校の生徒ともすっかり仲良くなり,一緒に昼食を食べています。そこに校長先生もご一緒されました。法被と幟は校長先生がわざわざ学校へ取りに行ってくださったものです。
4人とも最初は幾分緊張気味でしたが,少しずつ自然に旅行客の皆さんに声が掛けられるようになりました。販売担当の商業科の遠矢さん,花森さんは特に品物を買っていただくことの難しさを知り,貴重な経験ができたと思われます。西郷どんの記念写真撮影をしているのは,斧君,遠矢さん,花森さんの3人です。斧君は西郷さんの格好をしています。パネルから顔を出しているのは,西郷さんの方が花森さん,つんの方がちょっと低い体制が辛そうですが遠矢さんです。
午後2時を過ぎた頃,姶良市のゆるキャラ「クスミン」(大楠のお化け?)がやって来ました。最後に一緒に記念写真を写しました。姶良市が「クスミン」なら福山には「カラカマン」がいるぞと唐鎌君をけしかけたのですが,照れ屋の唐鎌君はただ苦笑するだけでした。唐鎌君なら着ぐるみなしでもいけたんだけどな・・・。立ちっ放しの業務が多く,4人とも少々お疲れ気味ではありましたが,まずまずのいい交流会になったと思います。蒲生高校,霧島高校,福山高校3校は今後交流を深めて,各高校のさらなる活性化を図って参ります。
『老犬コロの繰り言その75』です。老犬は自分の体力を考えているのでしょうか。この数か月,散歩のコースを以前のコースとは変更しています。先日久しぶりに桜公園にたどり着き,再び桜公園を目的地に定めているように見受けられます。基本的なコースは以前より短くなっているようですが・・・。老犬の中にも無理をせずに距離を短くしようという考えが働いているのかも知れません。散歩のコースはお墓に向かう時を除けば,全て老犬が決定しています。
老犬コロの繰り言その75 どうやら「吾輩は猫である」に登場する名もなき猫も,こと運動神経に関してはわしと大して変わらないみたいじゃ。わしと同様にカラスに馬鹿にされる場面が出てくるのじゃ。蟷螂(かまきり)や蝉を相手にして喜んでおるぐらいじゃから,所詮大した猫ではない。じゃが,頭脳の方は,若干悔しいところじゃが,わしよりはちと優れているようじゃ。これはやはり飼い主のレベルの差と言うべきじゃろう。名もなき猫の飼い主である苦沙弥(くしゃみ)先生も英語の教師のようであるが,この人自体はうちの旦那と大して変わらない,余り大人物とは言えない人じゃ。行動に覇気も見られなければ,知性も感じられない。じゃが,苦沙弥先生を取り巻く人物たちには,いろいろ面白い人が出てくる。大学の先生らしき人物や大物の実業家も登場してくるのじゃ。それぞれ滑稽には描かれておるが,お陰で猫の知識たるや物凄いものがある。わしは,つまらない旦那からしか情報は得られないからのお。猫の奴はいろいろな所に脚を延ばして情報を仕入れることもある。時には,他所の家に忍び込んで偵察しておる。とてもわしにはそのような芸当はできん。猫の方が,身軽じゃからのお。おまけにわしは旦那と同じで小心者と来ておる。この年になって,何じゃが,やはり人生(犬生?)は積極的に前向きに生きていかないといけなかったんじゃ。名もなき猫はまだ2歳にもなっておらんじゃないか。ま,じゃけど,生き方は人(犬?)それぞれじゃ。わしの人生(犬生?)もいろいろあったが,そんなに悪い人生(犬生?)じゃなかったんじゃないかのお。いや,わしの人生(犬生?)はまだまだこれからじゃ。体力の方は今一じゃから,無理をしない程度に余生を存分に楽しんでいくぞ!余生ってことはないか・・・。幸い食欲の方は全くの衰え知らずじゃからのお・・・。
わしが桜公園までなかなか歩けなくなっておるものじゃから,旦那の「吾輩は猫である」は遅遅として進まないようじゃ。尤も,旦那は一つのことに対する集中力がかなり衰えておるから,1冊本を読むのに時には数か月かかるんじゃ。テレビのスポーツ中継や映画でさえも,10分程度しか見ておられなくなっておるようじゃから,話にならないのじゃ。じゃのに,1時間を越える音楽は大いに楽しんでおるから不思議じゃ。ワーグナーの楽劇などは軽く3時間を越えるものまであるのじゃ。多分旦那はただぼーっとしておるだけなんじゃろ。所詮うちの旦那はその程度のもんじゃ・・・。
この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。
2018年02月09日(金)
2月9日(金)漢字検定
2月9日(金)比較的暖かい朝を迎えました。昼頃になると,中庭には陽が差して,雀たちも楽しげに歌っています。昨日までの寒波が嘘のような暖かさです。放課後,1年生がプログラミング室及び選択教室2に集まって来ました。漢字検定が行われるのです。今年度3回目の漢字検定は,1年生が対象ということです。中には,2級,準2級にチャレンジしている生徒もいます。高校3年間で準1級,あわよくば1級まで取れれば素晴らしいと思われます。1年生,頑張れ!(^^)/
明日10日(土)蒲生高校,霧島高校と3校合同で九州自動車道桜島サービスエリア下り線におきまして,高速道路利用客の皆さんにおもてなしボランティアを行うという話は昨日いたしましたが,FMきりしまによる福山高校,霧島高校への電話によるインタビューがあります。時刻は10:30頃です。前回1月25日の修学旅行時の電話インタビューと同様です。FMきりしま76.9MHzを是非お聴きください。
2018年02月08日(木)
2月8日(木)学校評価アンケート集計結果発表,そして桜島サービスエリア下り線での3校交流ボランティア
2月8日(木)1月に福山高校の生徒,保護者,職員に対して行った福山高校学校評価の集計結果を発表いたします。例年との比較もできるように,データを載せてありますが,全体的には例年とほぼ同じような評価と考えていいと思われます。保護者の皆様には,福山高校の教育活動については概ね好評価をいただいていると思われます。ただし,全て4段階による評価ですが,中には1または2という厳しい評価を下された方も一部にはおられることを見落としてはなりません。今回の集計データからは読み取ることができない部分ですが,我々は厳しいご意見もしっかり肝に銘じて,より良い教育活動を目指していきたいと考えております。保護者の皆様には,来年度5月のPTA総会で再度簡単にご説明申し上げます。H29 学校評価アンケート(ブログ)[PDF:225KB]
10日(土)10:00から16:00まで,九州自動車道桜島サービスエリア下り線におきまして,蒲生高校,霧島高校と合同で高速道路利用客の皆さんに西郷どんイベントおもてなしボランティアを行います。観光パンフレットやお茶やお菓子のおもてなし等を行いますので,鹿児島方面へのご移動の予定のある方は是非お立ち寄りください。上のポスターは西日本高速道路のホームページにあるものですが,福山高校の地域貢献活動の一環として佳例川飯冨神社におけるお田植え祭の際の写真も出ています。少し,小さいですが,お探しください。segodon-ibent711[1][JPG:610KB]
2018年02月07日(水)
2月7日(水)3年生登校日・・・
2月7日(水)今週ずっと氷点下の朝が続いています。こう何日も続くと,慣れっこになったような気分です。今日は,3年生の登校日ということで,1週間ぶりに3年生が登校して来ました。1時間目は卒業式の練習です。卒業証書授与から,校長式辞や来賓祝辞の際の礼の仕方まで卒業式での動きを一通り練習します。最初はなかなか礼のタイミングが合いませんが,少しずつ心を一つにして上手になっていきます。2時間目は,清掃です。自分たちがお世話になった学び舎をきれいにしていきます。飛ぶ鳥後を濁さず。教室にはワックス掛けまでして,靴箱もゴミ一つ残さないように一つ一つ心のこもった清掃を行います。3時間目は卒業式の合唱の練習です。校長先生は出張のため不在ですが,うまく練習できたのでしょうか。(^_^;)
放課後になり,16:00よりPTAの臨時理事会が開かれました。地区PTAの見直しなどPTA組織の改編が主な議題です。花文字清掃豚汁づくりのお手伝いや文化祭PTAバザーの会計報告,PTAの年間行事の確認等の説明もありました。PTA組織改革案については来年度5月のPTA総会で審議される予定です。理事の皆さん,本日はご出席ありがとうございました。
2018年02月06日(火)
2月6日(火)寒い朝・・・
2月6日(火)今日も氷点下の朝を迎えました。この冬初めて手袋をして歩きました。家人がして行けと言って譲らないからです。ネックウォーマーもして行けと言います。さすがにそれでは切りがないからと言って断固拒絶いたしました。家人の言うことを聞いていたら,そのうち全身着ぐるみを着て歩かなければならなくなりそうです。それにしても,昨日今日の寒さは半世紀以上生きてきて,一番の寒さかも知れません。と言うと,家人にはそこまではないと軽く一蹴されました。とは言いながら,元々寒いのはそれほど嫌いではないので,寒風を噛みしめながら学校まで数百メートルいつものように歩いて行きました。湿度が低いからでしょう。アスファルトも凍結している様子はありません。首元もそれほど寒くはありません。きっぱりと冬が来た・・・。身が引き締まる思いを胸に一日が始まりました。
今朝も登校指導が行われています。余りの寒さに頭がおかしくなっているのでしょうか。ちょっと浮かれています・・・。生徒たちの登校が遅れているので,仕方なしにシャッターを切りました・・・。(^_^;)
2018年02月05日(月)
2月5日(月)セクハラも パワハラもしない ふとっパラ,そして理科公開授業・・・
2月5日(月)今日もまた氷点下の朝を迎えました。湿度が低いせいか,路面の凍結はさほど見られません。立春を過ぎたのですが,もうしばらくこのような日が時折やって来るのでしょう。今週の福山高校職員の週間目標は,「セクハラも パワハラもしない ふとっパラ」です。単なる語呂合わせか,言葉の遊びのように聞こえますが,職場にセクハラもパワハラも許さないぞ,という決意の表れです。最後の「ふとっパラ」もただの弾みではなく,人の過ちを過剰に非難しない寛容の精神も持とうということです。今日の社会ではよく言われるように,世の中全体が正しくあろうとし過ぎる余り,ちょっとした過ちに対して余りにも偏狭な追求が行われ,実に住みにくい世の中になってきています。正しくあるということは間違いなくいいことです。しかしながら,人は常に正しくあるということは不可能なのです。過ちを犯すのも人間です。ただし,犯してはいけない過ちももちろん存在します。そのような過ちに対しては,断固たる態度を取るべきでしょう。その辺りの匙加減が知性というものなのでしょう。向上心を忘れない,それでいて風通しのいい職場環境を福山高校は目指していきます。「セクハラも パワハラもしない ふとっパラ」今週はこの言葉を胸に福山高校全職員は誠実な仕事をしてまいります。
本日1時間目理科の中島先生の公開授業が行われました。2年普通科の教室で,生物の授業です。テーマはホルモンの分泌のようですが,初めて聞く言葉が,しかもかなり難しい言葉がたくさん出て来て,生徒たちにとっては少々理解するのが難しいところです。ホルモンとは何なのか,という基本的なところから復習されます。体内の特定の器官において合成・分泌される生理活性物質というもののようですが,門外漢にはよく分かりません。中島先生は淡々とした独特の語り口で,分かりやすく丁寧に説明されます。思いの外生徒たちは,しっかりと先生の説明に付いていっているようです。板書の際に,甲状腺の下に thyroid gland と英語でも書かれます。 日本語の表記を理解するのに苦労している帰国子女の生徒のためです。難しい漢字には仮名も振られます。生徒たち全員に発表する機会も与えられます。一人一人の生徒を大切にする福山高校の教育がここでも息づいています。
2018年02月04日(日)
2月4日(日)全商商業経済検定・・・
2月4日(日)全商商業経済検定の日です。言わずと知れた立春です。暦の上では春になりました。ところが,今朝の牧之原は氷点下です。車の中の温度計は,もちろん外気なのでしょうが,-2度を表示しています。1月後半から幾分気温が高めで過ごしやすい春の日を思わせるような日があるかと思えば,極端に気温が下がり真冬に逆戻りして氷点下の朝を迎えることもおります。このまま簡単には本物の春到来とはならないようです。三寒四温を繰り返すうちに,いつの間にか春の日を迎えることになるのでしょう。商業経済検定は,1年生を中心としたビジネス基礎の試験が9時から始まりました。この後,3年生の一部を加えて,マーケティング,経済活動と法,ビジネス経済A,ビジネス経済Bと午後遅くまで続きます。2年生,3年生の中には,マーケティング以下2級レベルの科目を2つ以上取得して,1級の資格を得ようと頑張っている人もいます。いずれは,1年生もそれに続いてくれるのだろうと思います。頑張れ,福山高校商業科!(^^)/
『老犬コロの繰り言その74』です。日中は暖かい日が続き,老犬の体調もまずまずのようです。昨日は,結局朝夕2回とも,桜公園まで歩きました。朝は行きは単独でしたけど・・・。おかしなスキップを踏みながら,今日も勇んで駆けていきます。
老犬コロの繰り言その74 この日は1月1日だったんじゃろうか。いや,多分3日か4日か頃だったんじゃろう。親父さんが5歳くらいの旦那を初詣に連れて行ったのじゃ。もちろん,親父さんが旦那をどこか遊びに連れて行くなどということは,後にも先にもこれ1回きりじゃ。吾平山稜に着くと,さらに恐るべき,いや驚くべき事が起きたんじゃ。吾平山稜は元日に比べると人出は少なかったようじゃが,まだたくさんの出店が出ておった。旦那はどうせ何も買ってくれないんだろうなと思って,親父さんの後ろを付いて歩いたんじゃ。回転焼きやたこ焼きなどおいしそうな店がたくさん並んでおり,旦那は親父さんの後ろで見とれておった。やがて,たくさんのお面がぶら下がっている店の前を通り掛かった。お面が茣蓙みたいなものを立てたやつにたくさん引っかけてあったのじゃ。旦那の脚が止まった。旦那の目に止まったのはウルトラマンのお面じゃった。旦那の様子に気付いた親父さんが振り返った。親父さんが思いがけず「欲しとか(欲しいのか)?」と聞いてきた。旦那は一瞬躊躇ったが,駄目元で頷いた。親父さんが値段を聞くと,500円という答えが返ってきた。旦那は駄目だと思った。500円というのは今でもそうだが,当時においてはさらに大変な高額である。幼い子どもが10円貰えば嬉しい時代であった。親父さんは,「ほほー。500円か・・・。」と苦笑いを浮かべ,再度「欲しとか。」と聞いてきた。すっかり諦めてはいたが,旦那はとりあえず頷いた。次の瞬間何と親父さんが財布を開き出した。旦那は思いがけない光景に鳩が豆鉄砲食ったような顔をして立ち尽くしていた。買ってくれたのじゃ!旦那はウルトラマンのお面を買って貰った嬉しさよりも驚きの方が大きかったようじゃ。吾平山稜にお参りした後,どうしたのかその後のことは全く記憶はないようじゃ。
親父さんが旦那に直接何かを買ってあげたのは,もちろんこれ1回きりである。たった一度のご褒美。何故,この時だけ親父さんが旦那をバイクに乗せて吾平山稜まで連れて行き,500円もするお面を買ってくれたのか,旦那には未だに分からないんだそうじゃ。親父さんは実直そのものの人で,気紛れを起こすような人ではなかったそうじゃが・・・。じゃが1回きりであるが故に,いや1回きりであるからこそ,旦那の脳裡には鮮明に残されておるということじゃろう。普段笑わない人が1度だけ笑えば,その印象たるや尋常ではないじゃろ。わしもいつか笑ってやりたいと思っておるのじゃが・・・。顔の筋肉が人間のようにだぶついてないからのお。引き締まったわしの顔には相好を崩す余裕などないのじゃ・・・。
この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。
2018年02月03日(土)
2月3日(土)節分・・・
2月3日(土)は立春の前日で節分です。1年前のブログでも触れたように,本来は,立春,立夏,立秋,立冬の前日を全て節分と言うべきなのだそうですが,今日では専ら立春の前日のみを節分と言うようです。明日から冬に別れを告げて春の始まりと言うように季節を分ける日ということです,暦の上での話ですけど・・・。節分の豆撒きや恵方巻きなど,商魂逞しい,けれどもそれなりに楽しい風習があります。恵方巻きなどというものは,鹿児島ではかつてはなかったように思われますが,コンビニなどの影響で,最近はかなり浸透してきたようです。
今朝6:40頃目が覚めた時,寝室の窓から見える外はまだ薄暗く感じられました。平日だととっくに出勤している時刻ではありましたが。まだ早すぎるなと思って,再び布団に潜り込むと,再び目が覚めたのは1時間後の7:40でした。しまった。老犬は昨夜私が牧之原から帰って来ているのを知っています。急いで,玄関を開けて庭へ出ると,案の定老犬は待ちくたびれた様子で,居間のガラス戸の内側の障子を窺っています。耳が聞こえないので,老犬の後方の玄関が開いたのには気が付いていないようです。こっそり近づき,このままでは歩きにくかろうと,老犬の緑のジャケットを脱がしてやると,老犬はこちらに「遅いよ!」と非難するような一瞥を送ったかと思うと,一声およそ犬とは思えないような歓声を上げ,すたこらさっさと家の敷地の外へ駆けていきます。すぐに引き返して来るのが,散歩前のセレモニーなのですが,老犬はいっこうに帰って来ません。文庫本をポケットに入れ,リードとふんキャッチャーに加えて,手袋を用意するのに手間取ってしまいました。冬の朝としてはごく標準的な気温で,さほど寒いとも思われなかったのですが,手袋が目に入ったのがいけなかったのです。老犬は5分ほど経っても姿を見せません。以前2回ほどそのまま1人(1匹)で散歩に行ってしまったことはあります。でも,大抵は引き返して来て,リードを付けてもらうと安心してまた駆け出すのがお決まりなのです。今日はなかなか帰って来ません。敷地と道路の境辺りまで歩いてみましたが,老犬の姿は見られません。すると,だんだん腹が立ってきました。勝手にしろ!そのうち帰って来るさ。家の中に入り,朝食を先に食べることにしました。10分ほどで朝食を済ましても,庭に老犬の姿はありません。仕方ないな。リードとふんキャッチャーを手に持ち,今度は手袋をせずに,老犬を追うことにしました。老犬は道路の真ん中付近を歩くこともあるので,車に轢かれているかも知れない,あるいはよろけた拍子に溝に転落しているかも知れない・・・。敷地から道路に出たところで,隣の老婦人に会いました。老婦人はちょうどバイクで出かけるところでしたが,いつもの犬が一緒にいないのに気が付いて,「犬はね?」と尋ねてこられます。「どこかへ行ってしまいました。」苦笑するしかありません。「ははは・・・。」と笑いながら老婦人はバイクを走らせ,カーブを曲がったところで,実際には聞こえなかったのですが,「おらんよ。」と言うようにこちらへかぶりを振られます。老犬は大抵決まったコースを歩くので,逆からたどることにしました。そのうち前方から老犬が姿を現すだろう。やがて比較的交通量の多い県道へ出てしまいました。さすがに老犬は1人(1匹)ではここまで来ないだろう。でも,先週久しぶりに2人(1人と1匹)で,この県道を歩き桜公園までたどり着いていたのです。ひょっとしたら・・・。すると,県道を前方からホンダのフィットらしき車がやって来ます。小学生の頃近所の友人の中に車が通過した直後に車種を言い当てる名人がいました。こちらは,バスと乗用車の区別ぐらいしかつかないので,それが合っていたのかどうかは定かではありませんが。それはともかく,「フィット」がこちらへ接近してきながら,次第に速度を落とし始めます。知り合いかなと思って目を凝らしますが,視力の悪い私には判別できません。「フィット」は完全に停車することなく通り過ぎて行きました。勘違いだったんだ・・・。ところが,その「フィット」が引き返して来て,今度は完全に停車します。「犬を探しちょらっと?(探しているのですか)」と50歳くらいの私と同じ年くらいの男性が聞いてこられます。一瞬嫌な予感がしました。「30分くらい前に,1匹の犬がびっこを引きながら向こうへ歩いて行きましたよ,首輪を付けて・・・。」老犬は生きている!桜公園だ!ありがとうございます。何度も頭を下げて,桜公園へ向かって,歩みを速めます。「フィット」も桜公園へ向かい,そこでUターンして私の傍を再び通過して行きました。ありがとうございます。そう言いながら何度も何度も頭を下げました。田舎のおじさん,おばさんの,どちらかと言うとおばさんのやり方です。老犬が無事であるということを知った安堵感もあり,一人おかしくなって笑ってしまいました。果たして老犬は桜公園の芝の上をとぼとぼと歩いていました。この野郎,心配させやがって!耳の聞こえない,そして私と同様いや私以上に目の悪い老犬は,近くまで行っても私に気が付きません。2メートルくらいまで接近してようやく「お前はどこへ行っていたんだ?」みたいな顔をして,こちらへ向かってきます。老犬のためにポケットに入れて来たササミ・ジャーキーみたいなおやつを手でちぎってあげました。老犬は2口食べると,桜公園の外へ速足で歩いていきます。老犬は元気です。間違いなく一頃より元気になっています。まだポケットには残っているんだけどな。そう思いながら,リードを手に持ち老犬の後に付いて行きます。老犬はいつもの道をいつものように当然のごとく歩いていきます。途中何回かポケットの中のおやつをちぎってあげると,まだ持ってたの?という顔をして喜んで食べます。老犬と歩いていると,森の方から鶯の声が聞こえてきます。もちろん老犬の耳には残念ながら届いていないでしょう。それにしても,明日の立春を前に勇み足でしょうか。まだまだ,春は名のみの風の寒さや,でしょう。鶯の鳴き声も,5月の頃の絶好調時に比べると,まだまだ仕上がり不足は否めません。これから少しずつ練習を積み重ねて,完全に春になったらあの美しい声を聞かせてくれるはずです。まだ試運転のつもりかも知れませんね。自宅に帰り着くと,老犬の朝食です。おやつは好きだけど,食事用のドッグフードの嫌いな老犬のために,ササミ・フレークか何かのふりかけを掛けてあげます。最初あれほど食い付きはよかったのに,最近そのふりかけにも飽きたのか,完食はしなくなりました。それで,昨晩牧之原からの帰りにスーパーで購入した豚肉か何かのおやつと食パンの耳をあげます。こちらは大好きです。人間の朝食のように,パンとお肉を交互にちぎりながらあげます。家人は言います。「コロが生きてて良かったね。もし死んでいたら昨日買ってきたドッグフードは全部あなたが食べないといけなかったのよ。」と。・・・。
『老犬コロの繰り言その73』です。恵方巻きは,多分老犬も好きだろうと思われます。外側の海苔には多少抵抗はあるかも知れませんが,老犬のことですから構わず食ってしまうんじゃないでしょうか。家人は,恵方巻きを私と老犬で両端から囓れと言います。食べることになると,冷静さを失う老犬ですから,私の鼻もろとも囓ってしまうのではないでしょうか。いや,こちらから囓ってやろうか・・・。
老犬コロの繰り言その73 節分じゃと?全く人間と来たら,いろいろなことを考えつくのお。旦那の家族はおかしなことに,初詣には行かないくせに節分の豆撒きは真面目にやっておるようじゃ。子どもたちが巣立っていった今でも奥様を中心に豆撒きをしておるんじゃ。この家では,奥様が絶対権力を握っておるからのお。奥様が一人で玄関へ行き,豆を撒き始めるので,仕方なしに旦那も後をついて行くんじゃ。奥様が撒いた豆を旦那は健気にも拾うんじゃ。奥様は年の数だけ拾って食えと言う。ここまで来ると,旦那が不憫じゃ。56個!とても年の数だけ食えるものではないようじゃ。おかしな夫婦じゃ。まあ滑稽と言えば滑稽じゃ。わしに任せてくれれば,56個くらいすぐに食ってやるのじゃが・・・。何?わしの場合,14個じゃと?何をふざけたことを言うておるんじゃ。落ちた豆全部食ってやらあ!じゃから,庭にも投げてくれよ・・・。
ところで,先日初詣の話をしたが,旦那には亡き親父さんとの忘れられない想い出があるようじゃ。旦那の親父さんという人は,若い頃は気が短く厳しい父親だったようじゃが,旦那は末っ子のせいか,余り怒られたことはないそうじゃ。旦那の記憶に残る親父さんは,今の旦那と性格はちと似てるかも分からんが,余り多くを語らずニコニコしている人じゃったらしい。旦那が中3になるまで,冬場は大阪や愛知などへ出稼ぎに行ったようじゃが,お土産のようなものは一切買って来ない人だったようじゃ。もちろん旦那はそれが当たり前じゃと思っとった。じゃから,旦那は親父さんには殆ど何も買って貰ったことはないし,どこかへ遊びに連れて行ってもらったこともなかったそうじゃ。ところが,たった1度だけ例外があったのじゃ。旦那がまだ前の家にいる頃,小学校に上がる前に,庭でいつものように地面に大きな絵を描いておる時じゃった。突然親父さんがやって来て,幼い旦那に対して親父さんのバイクの後ろに乗れと言ってきたらしいのじゃ。何回か親父さんの自動二輪のバイクの後ろには乗ったことはあったが,臆病な旦那はそれが怖くて仕方がなかったのじゃ。じゃが,珍しく親父さんから乗れと言ってきたので,どこへ連れて行くんだろうと思いながら,勇気を出してバイクの後ろに乗り,親父さんに必死でしがみついたのじゃ。何故かバイクは吾平山稜の方へ走って行った・・・。長くなってしもうた・・・。
この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。
2018年02月02日(金)
2月2日(金)ヒロノブ・・・
2月2日(金)朝から車の屋根やフロントガラスが凍り付き,ドアも開けないような状態になっています。気温は昨日に比べて,それほど低くなっている訳ではありませんが,アスファルトのあちらこちらに凍結も見られます。牧之原名物の霧も,それほど深くはありませんが,幻想的な彩りを添えています。昨日の雨と湿度が関係しているのでしょう。日が昇ると,幾分暖かくなってきたように思われます。10時を過ぎて,ふと職員室廊下の窓の外にいるヒロノブのことを思い出しました。随分長いこと忘れてしまっていたのです。12月の寒波の際にも一瞬見失ったことはありましたが,ヒロノブは窓の高い所に場所を移し,じっと堪えるように頑張っていたのです。でも,今朝確認すると,ヒロノブの姿はありません。蜘蛛の巣の残骸だけが虚しく軒下に下がっています。今度こそ,ヒロノブは,寒波に屈して息絶えてしまったか,冬鳥の餌食になったか,あるいはどこか暖かい,もっと餌に恵まれた所に移動したか,・・・ここから消えてしまったことだけは確かです。暖かくなったら,また帰ってくるのか,あるいは別のヒロノブがやって来るのか,・・・いずれにしてもヒロノブの安否が気になるところです。(-_-)
「福山高校だより2月号」が出たようです。2年生の修学旅行や3年生卒業考査,1・2年進路ガイダンス,第4回ビブリオバトルなど,1月も盛りだくさんの出来事がありました。他にも,3年生のマナー教室や基礎力診断テスト分析研修会,3年生の卒業式の際の合唱練習など,紹介したい内容がまだまだあったのですが,誌面の都合でやむなく割愛されています。このブログでも紹介しておりますので,よろしかったらそちらをご覧ください。「福山高校だより2月号」は保護者や地域の皆さんには来週配付されることになると思われますが,一足早くご紹介いたします。平成30年2月号[PDF:1MB]
2018年02月01日(木)
2月1日(木)教育相談3日目・・・
2月1日(木)いつの間にか2月に突入しました。2月の始まりは残念ながら雨です。お陰で寒さの方は多少は和らいだように思われます。3年生は自宅学習に入りました。いくらか校内が静かになったような気がします。1,2年生は放課後教育相談が行われています。応接室では,英語科の松山先生が2年商業科の教育相談をされています。少しだけ覗いたら,落合君が恥ずかしそうに顔を背けました。シャイなんです。松山先生は落合君とたっぷり話ができたと喜んでおられました。どちらが,相談者だったのでしょうか・・・。生徒たちはそれぞれ担任,副担任の先生方に最近感じていることや困っていることなどを相談しているようです。少しでも彼らの生活が改善されればいいと思います。
進路指導だよりが出ました。CG通信1月号です。1月19日(金)に実施した進路ガイダンスの特集となっています。3年生による受験報告や推薦委員会の再現等についての1,2年生の感想がまとめられています。ご覧ください。CG通信1月号[PDF:552KB]