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2018年1月18日

  • 2018年01月18日(木)

    1月18日(木)福山高校生徒会ブログNo.5・・・

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     第5回福山高校生徒会ブログ

     今日は,生徒会が担当します。

     今回は,1月21日におこなわれる県新人戦があるので試合に向け頑張っているサッカー部の生徒にインタビューしてきました。

     今回,インタビューしたのは1年普通科の寶満陸さん(国分中出身)です。サッカー部は部員1年8人,2年1人の合計9人で練習をしています。練習時間は16:00~18:00まで練習しています。練習内容は,パス回しやシュート練習,試合形式の練習などしています。今度の大会は,蒲生高校と楠隼高校の二校と合同で大会に参加するようです。

     今度の大会への抱負を聞いてみました。「今度の大会は,少なくとも一勝はできるように頑張ります。」と真面目な表情で話してくれました。福山高校として頑張ってほしいと思います(^_^)/~~~

    (執筆者:二年普通科唐鎌崇寬)

  • 2018年01月18日(木)

    1月18日(木)靄の中の福山高校,そしてフレッシュ研修研究授業

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     1月18日(木)早朝の牧之原はあちこち靄が掛かって,清少納言の言葉を借りれば,いとおかしです。牧之原名物の一寸先も見通せないような濃い霧ではありません。適度に上品な,どうにか対象物の存在は判別できるような,素敵な靄です。街灯の周りにも幾重にも水蒸気の層ができて,一際美しく見えます。もうじき夜が明けます。すると,この靄は殆ど目立たなくなるのでしょうね。職員室の中庭側の窓に設置された換気扇では,この冬随分前から雀たちが戯れています。換気扇の内側には網状の蓋が付いていますので,室内に入ってくることはできません。雀たちはどうやら換気扇のスクリュー(?)の外側で遊んでいるようです。午前8時を回り,職員の人数が多くなると,雀たちは皆中庭の木の枝へ移動します。さすがに換気扇の中に巣を作るような無謀なことはしないようです。それにしても,換気扇の何が面白いのでしょう。

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     6時間目1年普通科の教室で,LHRの研究授業が行われました。保健体育科の大迫先生の初任者研修の一環です。本日のテーマは「互いを尊重し合う人間関係づくり」です。ジョハリの窓を利用されて,まず生徒たちが自分のことをどのように捉えているか,次に周囲の人たちは自分のことをどのように考えているかを確認していきます。そして,ジョハリの窓を完成させます。「他人が分かっている」けれども「自分が分かっていない」盲点の窓に注目して,自己理解を深めていきます。そして,グループ活動を通じて「他人が分かっている」し「自分も分かっている」開かれた窓を広げていこうと大迫先生は言われます。最後に,お互いの理解を深め,望ましいクラスにしていくために,これから各自がどのような取り組みを行うかを考えさせられます。生徒たちは,大迫先生の指導に従って,活発に動き,自己理解と良好な人間関係についての認識を深めていたようです。

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2018年1月17日

  • 2018年01月17日(水)

    1月17日(水)惣陣が丘花文字清掃の際の豚汁作りお手伝い募集中!

     1月17日(水)暖かい日が続いております。福山高校職員室には早朝からとんだ珍客が舞い込んできました。雀でしょうか。職員室の中をしきりに飛び回っています。朝私が生徒玄関を開けた後,雀はそこから迷い込み職員室へ入って来たのでしょうか。夕べは姿を見なかったので,今朝入って来たのは確かでしょう。窓を開けてあげたのですが,そこから出ようという考えが浮かばないようです。外へ出たいのならば,窓際を隅から隅まで探索すればいいのにと思うのですが,そのような知恵も持ち合わせていないようです。抜群の運動神経の持ち主なのですが,頭脳が足りないというところか・・・。残念です。30分以上飛び回った後で,雀の気配はなくなりました。中庭の雀たちの声を聞きつけて,ようやく窓の開いている所にたどり着いたのでしょう。やれやれ・・・。

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     今日はまた1995年1月17日未明阪神淡路大震災が発生した日です。カメラマンが学生時代を過ごした神戸の街が甚大な被害を受けました。阪神高速道路がぐにゃぐにゃになっている映像を見て,衝撃を受けたのでした。西宮市甲陽園の下宿のあった所は,数年後訪れたときには,更地の駐車場になっていました。23年前の出来事ですが,今でも鮮明に覚えています。余りにも大きな被害をもたらした震災でしたが,これを契機に日本にボランティア活動の気運が高まったのがせめてもの光明です。1月17日,現在の高校生にはお伽噺のような出来事かも知れませんが,2011年にはさらに大きな被害をもたらした東北大震災が発生していますので,残念ながら同じような想像を絶するような災害の起こった日ということで記憶しておいて欲しいと思います。

     さて,福山高校では2月16日(金)恒例の惣陣が丘花文字清掃ボランティアを予定しております。この日はちょうど学年末考査4日目最終日に当たりますが,午後から花文字清掃を行うことになります。そこで,花文字清掃に取り掛かる前に,昨年同様生徒たちに豚汁を振る舞うことにしております。その豚汁作りのボランティアを保護者の皆様に募集する案内を10日(水)に配付いたしました。31日(水)が締切になっておりますが,現在のところ手を上げていただいたのはお一人です。下の写真のとおり,昨年は10名の方にお手伝いいただきました。ご都合の付く方は是非参加票をご提出ください。ご協力よろしくお願いします。参加票はこちらからもプリントアウトできます。⇒H29 花文字清掃豚汁づくりー手伝い依頼文[PDF:68KB]

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     ついでに,学校評価アンケートもお示ししておきます。アンケート用紙がお手元になければ,下のPDFファイルをプリントアウトしてご利用ください。19日(金)までにご提出をお願いします。H29 学校評価アンケート(保護者用)[PDF:102KB]

     午後になって,図書館だより Library News No. 9 の原稿が届きました。3年生への最後の(!)本の貸し出しの案内と先日行われた第4回ビブリオバトルで取り上げられた本が紹介されています。もちろん全て図書館で借りることができる本です。なお,福山高校の図書館は地域の方々に開放されているそうです。殆ど地域の方々の姿を見ることはありませんが,よろしかったらおいでください。(^_^) Library News No. 9[PDF:1MB]

2018年1月16日

  • 2018年01月16日(火)

    1月16日(火)暖かくなりました・・・

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     1月16日(火)先週末の寒波が嘘のように,今日は,抜けるような,とまではいきませんが,雲が多めの青空が広がっています。昼過ぎには,暖房なしの室内で20度近くまで気温が上がっています。数日前の氷点下は何だったのでしょうか。

     5時間目の2年生の授業を覗いてみました。国語の授業で,伊勢物語か何か読んでいるようです。作者不詳で一説には紀貫之作とも言われる,在原業平らしき人物が登場する平安時代の和歌もたくさん出てくる物語ですね。「昔男ありけり」などとお決まりのパターンで始まるのですが,「東下り」や「筒井筒」など高校時代に読まされた記憶があります。源氏物語などよりも古い作品ですが,文学的香りは高いと言われているようです。山田君,授業に集中しなさい。ちゃんと目を開けて!(^_-)

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2018年1月15日

  • 2018年01月15日(月)

    1月15日(月)ふりかえろう 自分の行動 冷静に,そして全校朝礼

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     1月15日(月)今週の福山高校職員の週間目標は,「ふりかえろう 自分の行動 冷静に」です。英語科から出された標語ですが,心は熱く,頭は冷静に,が福山高校のモットーです。熱い心で生徒を指導し,冷静な頭脳で行動するのです。桜島のように燃えたぎる心を持った職員が多い福山高校ですが,仕事は常に冷静に進めていくのです。「ふりかえろう 自分の行動 冷静に」,今週はこの言葉を胸に福山高校全職員は落ち着いた仕事をしてまいります。

     週の初めの全校朝礼は,表彰式からです。第59回ビジネス文書実務検定1級に合格した1年商業科本田侑さん(隼人中出身),2年商業科神ノ門佳音君(国分南中出身),3年商業科秋峯有貴君(舞鶴中出身),下舞功大君(牧之原中出身),花森雅さん(牧之原中出身)の5名です。よく頑張りました。おめでとうございます。今週末から,再び全商検定が3週に渡って続きます。頑張れ,福山高校商業科!

     校長先生のお話は,土日に行われた大学入試センター試験のことから始まりました。国公立大学や一部私立大学,短期大学を目指す全国の受験生が臨む入学試験です。福山高校からも志高くして,さらに受験する人が増えてくればいいと思います。さらに,校長先生は福山高校の校章に描かれている山が桜島であるということ,そして海は錦江湾を表していることが分かったと言われます。先日の始業式でのお話にもあった通り,火を噴く山はまさに福山高校のシンボルでもあるわけです。150年前の維新の志士たちも見上げた桜島,牧之原からは見えないけれども,同じように志を高くして生きていきたいものです。

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     週番連絡の後は校歌斉唱です。3年普通科森山佳苗さん(隼人中出身)の指揮,校長先生のピアノ伴奏で始まりました。今日は,生徒たちの間に担任,副担任の先生方も入り,いつもよりは一際大きな声になりました。

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2018年1月14日

  • 2018年01月14日(日)

    1月14日(日)タロとジロの日・・・

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     1月14日(日)大学入試センター試験2日目。センター試験が終了した場面でしょうか。受験生に対して校長先生がお話しされています。死力を尽くした3年生,そして1,2年生もさらに続いてくれるものと期待されます。

     この日はまた「タロとジロの日」なんだそうです。南極大陸で1年間置き去りにされたカラフト犬タロとジロの生存が1959年のこの日確認され,世界に感動と涙をもたらした日です。カラフト犬だからこそでしょう。映画にもなった大変有名な犬たちですね。今日はまた三島由紀夫の誕生日だそうです・・・。11月25日のブログで触れたので,ここでは割愛します・・・。

     『老犬コロの繰り言その68』です。そうですか・・・。カラフト犬は強いですね。何か暖かいものを身につけていたのでしょうか。でも1年間ですからね。最後は着の身着のまま・・・。我が家の老犬も青いジャケットなんか着て,甘ったれている場合ではないかもしれませんね・・・。

     
    老犬コロの繰り言その68
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     年が明けてから,何故か旦那の鼻の頭が赤くなっとるのじゃ。どうしたことじゃろうか。人間の鼻というのは,顔の真ん中で突然飛び出しておるのが常々異常じゃと思っておったのじゃ。「吾輩は猫である」の中で迷亭氏が金田夫人の巨大な鼻を盛んに茶化しておるようじゃが,その中で人間の鼻が隆起した過程について見事な解説を加えておるんじゃ。犬や猫の鼻は顔の作りから自然に前方へせり出しておるが,人間の場合は平べったい顔の真ん中に鼻はあるわけであり,迷亭氏が言うように穴さえ開いておけば別に隆起する必要などないはずじゃ。魚やヘビみたいに穴だけで十分にことは足りるはずなんじゃ。ゾウはまあもう自棄(やけ)を起こしたとしか思われないような鼻をしとるから別格として,不自然に鼻が隆起しているのは天狗猿と人間ぐらいじゃろ。ゴリラやチンパンジー,日本猿の鼻は人間と異なり,まだ自然な造形だと思われるのじゃ。豚は地面に鼻を擦りつけすぎてあんなにぺちゃんこになったんじゃろうが,元は人間のような鼻だったのかも知れんぞ。余程恥ずかしいと思って擦りつけたんじゃろ。人間自身の中にも,おかしいと思った奴は多いようで,漱石だけではなく古くは「シラノ・ド・ベルジュラック」があるし,ロシアのゴーゴリや漱石の弟子にあたる芥川龍之介などにも文字通り「鼻」という作品があるようじゃ。ショスタコーヴィチなどは「鼻」という歌劇まで書いておる。じゃから,そもそも人間の鼻はおかしいのじゃ。

     旦那の鼻に戻ろう。年が明けて10日以上経つというのにまだ赤い鼻をしておる。元旦の集落の新年会で飲み過ぎたのかも知れんが,それだけではないじゃろう。見かねた奥様が医者に行くことを勧め,この間旦那は皮膚科に行ったそうじゃ。女医は旦那の鼻を見て,消毒用の抗生物質の塗り薬を出しておきましょうねと,ものの1,2分で済ましたそうじゃ。どうやら切り取られなくて済んだらしい。鼻は隆起しておるから,ごくまれにぶつけたり,鼻水が落ちたりするんじゃろ。穴が2つあれば十分なんじゃ。何故2つなのかは,さすがのわしにも分からんが,目や耳とバランスを合わせたんじゃろ。そしたら,口も2つあってもおかしくないはずじゃが・・・。多分頭の悪い人間が一人で口論を始めてしまい,うるさくなる可能性が高いからじゃろ。食べる分には,口は1個で十分じゃし・・・。

     この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。

2018年1月13日

  • 2018年01月13日(土)

    1月13日(土)惣陣が丘花文字LED取り外し作業,そして大門松撤去

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     1月13日(土)午前9時,年末年始牧之原の冬の夜空を彩ってきた惣陣が丘の花文字のLEDの取り外しが始まりました。「ふっぎゃまぼっけもん会」の方々を中心に霧島市福山総合支所や地域公民館,そして学校関係者も集まり総勢30名ほどでしょうか。高齢の方々が多いのですが,今回は牧之原養護学校から強力な4名の若い先生方も参加してくださり,大いに助かりました。福山高校を代表して一人参加したカメラマンも頑張ったのですが,高いところにある紐をほどく作業は,やはり長身の若者の方が上です。「フクヤマ」の4つの文字の一つ一つに対応して,4つの班に分かれて作業は始まりました。急斜面を下ったり上ったりしながら,足場も悪くかなりの重労働に思われました。午前9時の時点で惣陣が丘の麓では-1℃でしたので山の上の方はさらにもう少し気温は低かったかも知れません。ところが,惣陣が丘に登る途中で次第に汗が吹き出してきて,作業が始まる頃には,むしろ暑さを感じるほどでした。作業そのものは30分かそこらで終了したのですが,久しぶりの重労働で身体も温まり心地よい疲労感を感じることができました。惣陣が丘山頂から見える雪化粧した桜島も一際美しく見えました。

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     今日はまた大学入試センター試験の1日目です。福山高校生も7名ほど第一工業大学で受験しています。気温は多少低めではありますが,雪も降らず比較的天候には恵まれたと言えるのではないでしょうか。今日は,地歴・公民に始まり,午後からは国語,英語と続き,最後英語のリスニングが終わるのは午後6時10分です。長丁場ですが,精一杯の頑張りを期待しています。(^^)/

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     昼過ぎに福山高校グラウンドでは,サッカー部が練習に励んでいます。いつもよりかなり大人数に見えます。どうやら合同練習のようです。サッカー部は先週も牧之原のまきばドーム横のグラウンドで合同練習を行っていました。この後,福山高校サッカー部は大門松の撤去に協力してくれます。福山高校サッカー部,頑張れ!

     13:00より予定されていた大門松の撤去が始まりました。13:00より5分ほど前に大門松を見に来ると,もうすでに福山高校後援会の方々が作業に取り掛かっておられます。松やナンテンなどの枝や葉ボタンはすでに取り除いてあります。12月9日(土)に設置した大門松ですので,ちょうど5週間35日間に渡って,福山高校生の登下校の様子を見守ってくれました。新入学生の確保の願いにも通じたのではないかと期待されます。

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     木曜日の積雪と昨日金曜日の氷点下の気温のせいか,大門松の中の砂はコンクリートのように硬くなっています。この日も0℃近い気温で,決して暖かくはないのですが,一人半袖の人がおられます。商業科の恒松勇貴先生です。德丸先生と言い,最近の若い先生方はワイルドな方が多いのでしょうか。

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     砂を取り除きながら,まず真ん中の大きな竹を抜いていきます。そして,周りを固めてある竹を取り外し,大小3個のタイヤを順番に撤去していきます。やはり有村工務店のクレーン・トラックが大きな威力を発揮します。ありがたいことです。

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     上に載ったタイヤ2つを取り除き,周りの竹を外すと一番下の巨大なタイヤが姿を現します。砂を運ぶ作業では福山高校サッカー部が大活躍してくれました。よく見ると紅一点3年商業科の山下恵実さん(舞鶴中出身)が,サッカー部員も顔負けなほど,精力的に動いています。何と後援会の方々に混じり,スコップを片手に砂を掻き分けているのです。

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     巨大なタイヤをクレーントラックに積み込み,跡を整地すれば,ご覧の通りきれいになりました。大門松のあった面影は全くありません。設置と異なり,1時間ほどで作業は終了しました。また,今年の12月に設置を行います。福山高校後援会の皆様,本当にありがとうございました。サッカー部の諸君,そして山下さん,お疲れ様でした。

2018年1月12日

  • 2018年01月12日(金)

    1月12日(金)交通安全の日,そしてビブリオバトル・・・

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     1月12日(金)交通安全の日です。13日が土曜日なので,今月は12日になったということです。昨日の雪が嘘のように,澄んだ空気が身を引き締めてくれます。牧之原は,午前6時の時点でまだ氷点下,昨日よりも寒さは厳しいように思われます。中庭の雪解け水が凍って,アスファルトに張り付いています。踏みしめれば,ザクザクと音がするんだろうと思います。やはり,今日が今年一番の寒さでしょう。そんな中,係の先生方は交通安全の日ということで,十字路やバス停などに交通指導に出ておられます。昨日は,校内外で2人ほどバイクで滑っています。大事には至らずに済んだようですが,冬の日は特に路面には注意したいものです。放課後はまた交通委員による福山高校前バス停と単車小屋の清掃が行われます。

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     職員室の湯沸室の前のテーブルの上に,またしても「謝罪文」なるものが置いてあります。そばには,カントリーマアムとロッテのガーナ・チョコレートが置かれています。やはり,あの男です。空前絶後のジャスティス先生こと地歴公民科の德丸正樹先生です。1学期の裁断機の鍵紛失事件に続いて,今回は選択教室2の鍵を自宅に持ち帰り,英語科の山田先生の逆鱗に触れたようです。これから,毎日山田先生がいる進路指導室に顔を出し,敬礼をするのだそうです。・・・。(^_-)

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     放課後,午後4時に図書室で第4回ビブリオバトルが始まりました。文化祭をカウントすれば通算では第5回,今年3回目のビブリオバトルになります。遅れて図書館を訪れるともう発表者は最後の2人になっていました。発表者は,中島先生を含めて5名でしたが,予定されていた発表者が1名体調不良のため辞退して(前?)図書委員長の3年商業科秋峯有貴君(舞鶴中出身)が急きょ参加してくれました。チャンプ本に選ばれたのは,3年普通科椎原達哉君(隼人中出身)の「ナガサキ 消えたもう一つの原爆ドーム」で,これまでの福山高校ビブリオバトルの主流であったファンタジーの世界ではなく,被爆国日本の持つ悲しい歴史を扱ったノンフィクションでした。椎原君の心のこもった誠実な語り口が観客の心を捕らえたのでしょう。最後に登場した中島先生は,進行も務めた秋峯君の「面白い発表を期待しています。」というプレッシャーにも負けずに,今回もユーモア溢れる愉快な紹介でした。「ざんねんないきもの事典」という本人たちにとっては本当に残念で悲しい運命を背負わされた生き物たちを中島先生はユーモラスに解説していきます。貫禄の発表ではありましたが,それこそ残念ながら次点に終わり,椎原君の誠実さが上回ったというところでした。福山高校校内ビブリオバトル,細々とではありますが,すっかり根付いています。(^_^)

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2018年1月11日

  • 2018年01月11日(木)

    1月11日(木)雪の福山高校・・・

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     1月11日(木)午前6時30分,福山高校はうっすらとした雪に囲まれています。幻想的な世界に包まれています。心配されたほどの積雪にはなっておりませんので,授業は通常通り行うことができそうです。ただし,福山高校前バス停近くの横断歩道で,カメラマンは転倒しそうになりました。かなり,滑りやすくなっているようです。車やバイク,自転車は言うまでもなく,歩行者も足下には十分に注意してください。バスも通常運行のようですので,十分に注意して登校してください。

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     福山高校だより1月号が出ました。12月は,福山高校にとって,大変賑やかな月でした。大門松づくりに始まり,人権同和教育講演会,薬物乱用防止教室,同窓会セミナーと講演会が目白押しで,何と言っても最大のニュースは吹奏楽部第1回定期演奏会でしょう。ベートーベン賞の表彰や防火防災訓練など紹介しきれなかった出来事がまだまだあります。12月のベートーベン賞はこのブログでもお知らせしましたが,再度ここでまとめて紹介しましょう。1年商業科花森楓さん(牧之原中出身),本田侑さん(隼人中出身)さん,小川日菜さん(輝北中出身),2年商業科池田美沙都さん(国分南中出身),3年商業科山下大智君(牧之原中出身)と本田依さん(隼人中出身),ここまでの6人は特に商業科の検定等で頑張った人たちです。7人目は3年普通科の森山佳苗さん(隼人中出身)で,言うまでもなく吹奏楽部部長で吹奏楽部復活の立役者の一人で,全校朝礼の校歌斉唱の指揮も務めてくれています。これで,ベートーベン賞は総勢21名になるはずです。3学期はまたどのようなベートーベン賞が誕生することでしょうか。

    平成30年1月号[PDF:1MB]

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     日が昇ったら,ご覧のような雪景色が広がっていました。寒さも吹き飛ばすような美しい風景です。交通に支障がなければ,このような天気も悪くはありませんね。ただ,牧之原では朝からパトカーなどの音が時折聞こえてきます。車の安全運転には十分に注意していただきたいと思います。

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2018年1月10日

  • 2018年01月10日(水)

    1月10日(水)学年集会

     1月10日(水)しとしと雨が降り,すぐにでも雪に変わりそうな冷たい朝を迎えました。天気予報では夕方から雪になるのだそうです。楽しみなような気もしますが,交通機関への影響が心配されます。それでも,大部分の生徒は元気に登校して来ました。今朝は学期初めの学年集会から始まりました。

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     1年生は体育館に集合して,今朝のお話は学年主任でもある英語科の近藤先生です。最初に挨拶のやり方の指導がありました。先に,「おはようございます。」と声を発してから,お辞儀をする・・・。なるほど,そうなんだ・・・。新学期2日目とは言いながら,生徒たちはお互いに向き合って,ちょっとはにかみながら挨拶をして礼をします。寒さを吹き飛ばすような爽やかな風が吹いていました。(^o^)

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     2年生はプログラミング室です。今朝のお話は,教務主任でもある英語科の松山先生です。昨年3学年担任をされたばかりということもあり,2年生に進路日程についてお話しされています。2年生3学期はしばしば3年生0学期と言われます。3年生の進路が決定しつつある今,いよいよ2年生の戦いが本格化していきます。進路目標を定めて,学業にますます熱が入り朝補習にも精を出し,一方では面接練習を重ね,夏休みの三者面談,夏季補習等を経て進路を実現させていきます。これからの予定表も配付され,意外と時間がないということも強調されています。2年生の中に少し緊張感が出て来たように見えます。(^^)/

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     挨拶練習に進路日程の確認と来たら,3年生は何をやっているのだろうと,視聴覚室を覗くと,進路指導主任の寺尾先生が3年生は卒業考査を目前にして最後の最後まで気を抜かずに頑張るように気合いを入れていると思いきや「小中学校では卒業式の後にどんな歌を歌いましたか?」と浮き世離れした話をされています。実は,校長先生の発案もあり,卒業式の最後に卒業生全員で歌を歌おうという動きがあるのです。そのために,3年生が卒業式で歌いたい歌を聞いておられたのです。一番目に小中学校で歌った歌,二番目に今度の卒業式で歌いたい歌を,配付された用紙に書くように指示されています。3年生,ちょっと楽しそうです・・・。(^_^)

     夕方5時近くになって,天気予報の通り,雪が降り始めました。夜間のことは分かりませんが,少なくとも昼間においてはこの冬の初雪ではないかと思われます。一時はこのまま降り続けて,積もるのではと思われましたが,雨混じりの雪ということもあり,そのうち雪は見えなくなりました。また,今晩から明日の明け方にかけて雪が降るんだろうと思われます。職員室の中庭側の窓ガラスは白く凍り付いています。外気との気温差が只ならないことを表しているのでしょう。廊下の窓の外のヒロノブはそれでも高いところで頑張っています。殆ど餌はないのではないかと思われますが,この先どうするつもりでしょう。

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2018年1月9日

  • 2018年01月09日(火)

    1月9日(火)3学期始業式・・・,リフレッシュ するとうまれる 心のゆとり

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     1月9日(火)3学期が始まりました。福山高校職員の今週の目標は,「リフレッシュ するとうまれる 心のゆとり」です。新学期がスタートして,また新たな気持ちで爽やかに仕事を進めて参ります。何事も先を見つめて,計画的にゆとりを持って行ってこそ,レベルの高い仕事はできるものです。「リフレッシュ するとうまれる 心のゆとり」,福山高校職員は今週この言葉を胸にさらにいい仕事をしていきます。

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     始業式が始まりました。校長先生は式辞の中で,1,2年生は3月23日の修了式まで47日,3年生は3月1日まで22日,それぞれ登校する日がありますが,それぞれの目標を胸に自分を高める努力をしていきましょうと話されました。また,NHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」が始まりました。「我が前に桜島あり  西郷も大久保も見し 火を噴く山ぞ」という海音寺潮五郎の短歌も紹介され,150年前の先人たちの志を座右に置いてこの1年間を逞しく生きていこうということです。

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     校歌斉唱は,3年普通科森山佳苗さん(隼人中出身)の指揮,校長先生のピアノ伴奏です。多少小さな声ではありましたが,新しい年を迎えて,それぞれが心を込めて歌っていました。原口さんの登場は来週の全校朝礼からでしょうか・・・。

     始業式の後,進路指導部,生徒指導部からそれぞれお話がありました。進路指導主任の寺尾先生は,冬季休業中の課題をしっかりと提出し,今日の基礎力診断テストを頑張ること,そしてそれぞれの進路目標に向かってこの1年頑張っていこうと話されました。生徒指導主任の岸尾先生は,この1年の目標を胸に抱いて,いい年にしていこうというお話をされました。

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     そして,最後はいつものように服装頭髪指導です。年始めですから,最初からいきなりひどい人はいるわけないですね・・・。(^_-)

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2018年1月8日

  • 2018年01月08日(月)

    1月8日(月)成人の日・・・

     1月8日(月)成人の日です。お陰でここ数年冬休みが長くなっています。得したような・・・。でも,この日に成人式を行う自治体は多くはないように思います。牧之原でも1月5日(金)に行われました。帰省中の新成人が出席しやすくするためでしょう。成人の日という意味合いは微妙なような気はしますが,かつては1月15日に固定してありましたので,その時代よりは運用はしやすくなったのかも知れません。成人の日,多くの国民が懐かしき若き日を振り返る貴重な日なのでしょう。36年前か・・・。(-_-)

     『老犬コロの繰り言その67』です。特に,朝起きた直後の歩き始めは,左前足が痛いはずですが,何故それでも老犬が散歩に行きたがるのか分かりません。歩き方を見れば,左前足を庇っているのが分かります。老犬にとって業,「カルマ」のようなものでしょうか。シシュフォスのように死ぬまで歩き続けるのでしょう。だから,「歩く」ということは老犬にとって「生きる」ということなのです。

     
    老犬コロの繰り言その67
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     結局正月じゃというのに,旦那の所には一人も客は来なかった。暮れに奥様を訪ねてきた人はおったのじゃが。ここでもやはり奥様の方じゃ。で,旦那は何をしていたかというと,部屋に籠もり,CDケースの背ラベル貼りのためのシールが切れたために,今度は録画した番組の編集をしておったようじゃ。大部分は例によって音楽番組じゃ。旦那の部屋は,家から少しだけ離れた低い土地にあるせいか,さらにかつて養蚕用の桑の葉の貯蔵庫になっていたせいもあるのか,異常に気温が低いのじゃ。夏は実に快適なようじゃが,冬場はわしに言わせると地獄じゃ。じゃから,わしも余り立ち寄らないんじゃ。寒さに強いはずの犬も近寄らない部屋じゃから,どんな所かは察しが付くじゃろう。たまに魔が差して立ち寄ると,旦那がおやつをくれるんじゃ。旦那はわしを惹き付けるためにササミのおやつを部屋の入口に用意しておるようじゃ。それでも,わしは余り近づかないんじゃ。

     2日の午後じゃったろうか,多分二男が早朝京都へ帰ってしまった午後じゃ,旦那の様子を覗くと,ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートの編集をしておった。3時間に及ぶ番組の中の1つ1つの作品を丁寧にトラック分けするという実にうんざりするような作業じゃ。曲が終わり拍手が済むのを待ち,次の作品の演奏を始めるために,指揮者がタクトを上げた瞬間にボタンを押す,タイミングを間違えたらもう一度繋いで,再度やり直す・・・。あほじゃ・・・。小さな子どもみたいに嬉々としてやっておる。昔から旦那はこんな風に一人遊びが好きじゃったのじゃ。そういう意味ではわしとおんなじということじゃろうか・・・。じゃが,わしは一人では絶対に視察には行かん。せいぜい庭をぐるぐると歩き回るぐらいじゃ。3時間分の演奏会の編集が終わると,それをブルーレイ・ディスクというやつにダビングするんじゃ。するとまた,新しいディスクが誕生する。そんなのがいっぱい溜まってきたようじゃが,それにまた作品名,演奏家,演奏日等を記した紙を作り,それをケースに差し込むんじゃ。さらに,そのケースに背ラベルを付ける,と・・・。ご苦労なこっちゃ。どうせ聴きもせんし,見もせんものをまた次から次に作っていくんじゃ。これこそ,旦那にとって業,すなわち「カルマ」ってもんじゃろう。やれやれ・・・。

     この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。

2018年1月7日

  • 2018年01月07日(日)

    1月7日(日)七草・・・

     1月7日(日)七草です。芹(せり),薺(なずな),御形(ごぎょう),繁縷(はこべら),仏の座(ほとけのざ),菘(すずな),蘿蔔(すずしろ)。「すずな」はカブで,「すずしろ」は大根です。幼い頃はそんなことはお構いなしに食べていました。我が家では,里芋や蒲鉾,時には餅まで入っていたような気がします。私が育った肝付町後田永野前下では,1月7日には,数えで7歳(満6歳)になると,隣近所7軒の家をお椀を持って回ったものです。すると,各家々の七草粥が少しずつお椀の中に入れられます。ついでに,50円とか100円,お祝いのお金を貰ったりします。昭和40年頃の50円は大金でした。牛乳一瓶200CCか180CCで20円だったように記憶しています。それでも子ども心にはかなり高価に思われたものです。私はまだ7歳になっていないのに,兄の後を付いて,お椀を持って歩くと,近所の人は気前よくお粥とお金をくれたのでした。私は少なくとも2回は七草回りをしているはずですが,本当は3回回ったかも知れません。いや,5歳の年に前下を離れているので,3つ上の兄と一緒に回った1回だけかも知れません。お家(うち)に帰ると,7軒分の七草粥の入ったお椀にぱくりつくのです。細かな味までは記憶にはありませんが,懐かしい,いい思い出です。お正月が終わり,隣近所で聞こえていた子どもたちの声がしなくなりました。誰かお椀を手に持って回って来ないかな・・・。

     肝付町の消防団の街中を練り歩く催しは7日の朝のようです。昨日の夕方の町の防災無線で言っていました。幼稚園児たちが消防団の方々と同じ格好をして一緒に歩くのです,多分・・・。

     『老犬コロの繰り言その66』です。老犬も年を取ると,人間同様かなり性格が円くなったように思われます。少々のことをしたぐらいでは怒りません。若い頃は,冗談なのか本気なのか,すぐにウーと言ったものですが,今では少々のことをされたぐらいでは平気です。目も耳も悪くなっていますので,気が付かないということもあります。ボールを投げても,取りに行きません。と言うより,どこへ飛んで行ったのか気が付かないのでしょう。食事以外は,自分の周囲に対して,全く無関心なように見えます。そんなことででいいのか!老犬よ!(-_-)

     
    老犬コロの繰り言その66
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     隣のダックスフントの所の爺さん同様,うちの旦那も入院こそしておらんが,たびたび医者に掛かっておるようじゃ。毎週歯医者に通い,歯周病予防の治療を受けておるらしい。何じゃそりゃ。わしなんぞ,歯も磨いたことはねえぞ。それでも,食う方はちっとも不自由しておらん。歯周病って何じゃそりゃ?そんなこと気にしないといけないのかい。わしらみたいに,健康な食べ物ばかり食っとけばいいんじゃよ。わしのドッグフード,たまにはあげようか?臭くてまずい,味のしないやつじゃ。パンのかけらか粉でも振りかけてもらわないと食えたもんじゃねえ。毎月血圧下げるために内科にも通っておるそうじゃねえか。何じゃいそりゃ。血圧って,一体何なんだ?そんな細かいことまで気にして長生きしてえのかい。ひょっとしたら,わしも歯周病気にしたり,血圧をチェックすれば,まだまだ長生きできるんじゃねえか。人間みてえに,70,80まで生きられるんじゃ・・・。いや,それじゃあ妖怪じゃな。今さらじたばたすることもねえじゃろ。わしはもっと美しく生きるんじゃ。自然に任せるのが一番じゃ・・・。わしはもう悟りの境地に達しておる。旦那もじたばたするのはよせ。

     年の初めには,親戚一同長老のお祖父さん,お祖母さんの家に集まるという行事も昔はあったようじゃ。旦那もお袋さんが存命中はお袋さんの実家によく出向いたようじゃ。すると,子どもの頃はそこで親戚の叔父さん,叔母さんたちからお年玉というものが貰えたと言う。お金じゃ。じゃから,親戚参りは子どもにとってこんな楽しいものはないというものだったのじゃ。根暗の旦那でさえ,喜んで爺さんや婆さんの家を訪ねていたのじゃ。じゃが,今ではそのような風習は次第に少なくなりつつあるようじゃ。お袋さんたちの世代が次から次に亡くなっていき,親戚の家に集まるということがなくなったようなのじゃ。旦那の家の子どもたちも正月は二男が帰ってきただけじゃった。この家の子どもたちは一遍には帰って来ないんじゃ。長男は12月,長女は来月2月らしい。お正月が特別なものではなくなってきつつあるということじゃろ。そう言えば,長男は帰ってきたとき,殆どわしの相手をしてくれなかったが,二男は2回も視察に付き合ってくれた。じゃが,2日の早朝には京都へ帰って行きおった・・・。ま,わしには旦那がいるからいいか・・・。週末2日だけじゃけど・・・。

     この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。

2018年1月6日

  • 2018年01月06日(土)

    1月6日(土)出初め式の日・・・ソロ・アンサンブル・コンテスト・・・

     1月6日(土)は東京消防庁の出初め式の日らしいのですが,この日はあちこちで出初め式が行われているようです。火災の多い季節ですので,なおさらなのかも知れません。二男と長女が幼稚園の時,この日の朝園児たちが法被姿の昔ながらの火消し(消防士)の格好をして街中を歩き回る行事が行われていました。本人たちは何の行事なのか,よく分かっていなかったのではないかと思われますが・・・。今日はまた,英仏百年戦争のヒロイン,ジャンヌ・ダルクの誕生日だそうです。19歳で火刑に処せられ,世を去りますが,おそらく人類史上最大の女傑と言っていいのでしょう。10代と言うことに限れば,男性を含めてもなかなかこれだけの人はいないでしょう。それにしても,いくら何でも火炙りにすることはないと思われますが・・・。余程怖かったのでしょう。ジャンヌ・ダルクに対する恐怖心の裏返しのような気がします・・・。熱かったでしょうね・・・。出初式とは関係ないと思われますが・・・。

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     ソロ・アンサンブル・コンテストも今日明日みやまコンセールで開かれています。2年商業科遠矢七夕さん(国分南中出身)はトロンボーンで,同じく2年商業科吉村伊吹さん(国分中出身)はチューバで,そして両者をピアノで支えるのが2年普通科堤桃香さん(舞鶴中出身),3人が福山高校からは出場します。遠矢さんは,高校生部門49番目の登場で,新山久志作曲「Accelerating Universe」を演奏します。「加速する宇宙」ということでしょうか。12月の中旬以降校舎に鳴り響いていたやつですね。吉村さんの登場はさらに遅く,55番目です。演奏するのは,Jennifer Glass の「to John Fletcher Sonatina III」という曲です。ジョン・フレッチャーとはシェークスピア時代の劇作家かと思いきや同姓同名のチューバ奏者で世界的に有名な方のようです。2人とも冬休み中の練習の成果を存分に発揮してくれるはずです。頑張れ!

     『老犬コロの繰り言その65』です。家人が老犬の青いジャケットを脱がすと,左前足の付け根の部分に血が付いていました。2日ほど前に脱がして,もう一度着せた際に,少し脇の部分を擦るような状態になったのでしょう。余り大きな痛みではなかったので,老犬は我慢していたのかも知れません。早速家人が脚を通す穴を大きくするために,布を切って補修を始めました。老犬は,無表情のまま,家人の側に立ち尽くしています・・・。

     
    老犬コロの繰り言その65
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     この間,旦那と視察に出かけていると,隣のダックスフントに久しぶりに遭遇したんじゃ。ダックスフントは飼い主の婆さんと入院中で仮退院された爺さんと一緒じゃった。ダックスフントの奴はわしが近づこうとするのに,つんと澄まして相手にしてくれなかったのじゃ。こちらもしつこく追いかけ回すほどの元気はないから,旦那に誘(いざな)われるがままその場を後にしたのじゃ。飼い主の爺さんは,数ヶ月前木の枝を切っている最中に転落して,ドクターヘリで鹿児島市の病院へ運ばれたのじゃと言う。人間の世界は凄いのお。順調に回復して近くの鹿屋市の病院に転院されておられるのだそうじゃ。

     視察の帰り,今度は家の入口で猫どもに出会った。実は出かけるときも,その場に白黒の猫と茶色の猫が2匹いたのじゃが,視察から帰って来たときもまだそこにいたのじゃ。新年の挨拶でもしておったのじゃろうか。随分長いこと話し込んでおる。行きのときは白黒の方だけわしを見て逃げて行ったのじゃが,茶色い方は平然としておった。そして,帰りの際には,2匹とも平然としておる。おそらく茶色い方が白黒に,「あの犬は大したことないよ。耄碌しているから大丈夫だ。」と入れ知恵したんじゃろ。わしは昔から平和を愛する知性ある紳士じゃから,弱い者いじめはしたことないんじゃ。若い頃はふざけてニワトリを追いかけ回したり馬鹿なことをしたことはあるが,別に襲っているわけではなかったんじゃ。猫だって,逃げない限りは追いかけはしない。逃げたら追いかけるんじゃ。猟犬の習性が遺伝として残っておるのかも知れんのお。いずれにしても,2匹の猫は落ち着いたものじゃった。わしは立ち止まってしばらく見つめておったが,全くの無反応であった。それも礼儀としてはどうかと思うのじゃが・・・。せめて逃げるふりぐらいはしてくれよ。わしは,溜め息つきながら,肩を落としてとぼとぼ家の入口の坂を上って行ったのじゃ。わしの背中には猫の視線すら感じなかった・・・。

     この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。

2018年1月5日

  • 2018年01月05日(金)

    1月5日(金)さざんか・・・霧島市福山地区成人式・・・

     1月5日(金)雨降りになりました。鹿児島県でも所によっては,雪が降るという予報も出ていました。牧之原では雪は降っていないようです。グラウンドの入口の所にサザンカが咲いています。随分前から咲いているようですが,年が明けてから,自棄(やけ)を起こしたかのように大量の花を咲かせています。少し前までは,カメラマンはこれは椿なのかなと思っていました。家の周りに塀のように植えられているのは,おそらくサザンカなのでしょう。椿と異なり,冬の間から咲き始めています。しかも随分長く咲いているように見えます。

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     3学期に向けて,先生方も動き始めておられます。午前中,運営委員会,職員会議,学年会が行われました。9日(火)始業式に向けての準備は万全です。センター試験受験の人,ソロ・アンサンブル・コンテストが明日に迫っている人など,それぞれ今日も懸命に頑張っています。

     この日は霧島市福山地区成人式も午前中行われています。我が福山高校『中・高校生クラブひまわり』の面々が進行や受付などで大活躍しているはずです。残念ながら,職員会議の関係で出席することはできませんでした・・・。

2018年1月4日

  • 2018年01月04日(木)

    1月4日(木)仕事始め・・・,学校が再び動き始めました・・・

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     1月4日(木)生徒たちが再び登校し始めました。進路学習室では3年生のセンター試験対策の補習が行われています。センター試験まで2週間を切り,最後の仕上げに取り掛かっています。

     商業科の補習も情報処理室とワープロ実習室で行われています。こちらも検定対策のために懸命に取り組んでいます。

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     3階からはチューバとトロンボーンの音色が聞こえてきます。今日は,チューバが選択教室です。2C吉村伊吹さん(国分中出身)が中庭の方を向いて一人で練習しています。随分いい音色になってきました。音楽室では校長先生のレッスンが行われています。トロンボーンの遠矢七夕さん(国分南中出身)とピアノの堤桃香さん(舞鶴中出身)です。楽譜を確認しながら,校長先生が丁寧な指導をされています。こちらも順調に仕上がっているようです。遠矢さんと吉村さんは交替で校長先生の指導を受けているようです。ソロ・アンサンブル・コンテストが楽しみです。

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     テニスコートでは,ソフトテニス部の1年生が顧問の寺尾先生の指導を受けています。1年普通科の庄田日奈野さん(国分南中出身)と1年商業科の妹尾霞佑さん(木原中出身)のようです。2人とも今年初めての練習なのでしょうが,懸命に寺尾先生の打つボールを返しています。

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     平成30年もいよいよ動き始めました。9日(火)の3学期始業式まではもうしばらく時間がありますが,それぞれの目標に向かって,努力を継続しています。平成30年,努力する姿勢を失わなければ,きっといい年になるはずです。頑張れ,福高生!(^o^)

2018年1月3日

  • 2018年01月03日(水)

    1月3日(水)戊辰戦争の始まった日・・・

     1月3日(水)ぼ~っとしている間に,新年3日目を迎えてしまいました。何でも今日は鳥羽・伏見の戦いが起こった日,つまり1868年慶応4年戊辰戦争が始まった日のようです。ちょうど150年前,この年も戌年だったのかなと一瞬思いましたが,150という数字が12の倍数でないのはおかしいと気が付きました。正しくは戊辰(つちのえたつ)の年だということです。よく見ると字が違いました。旧幕府軍と薩摩・長州藩を中心とした新政府軍が衝突して,敗れた幕府軍と徳川慶喜は江戸へ逃げていきます。ここから一気に江戸城開城,徳川幕府の終焉へと進むことになります。戊辰戦争そのものは,翌年の五稜郭での戦いまで続きます。言うまでもなく,明治維新の立役者は我らが鹿児島の志士たちだったのです。明治維新から150年目を迎えて,NHK大河ドラマ「西郷どん」がいよいよ始まります。西南の役では佳例川の戦いというものもあるなど,日本近代化の黎明期においては牧之原も少なからぬ役割を果たしています。

     『老犬コロの繰り言その64』です。老犬の足の具合は年が明けてますまひどくなっているように思われます。長女が2月に帰って来ると言っていますが,どうかそれまで生きていてと祈っています。半分冗談のつもりのようですが・・・。どんなにびっこを引いても散歩だけは行きたがります。足が悪いために,歩き方が少し川田アナウンサーのスキップに似ていると言って家族から笑われています。散歩から帰り,「視察」の褒美のおやつを貰った後は,しばらく庭に立ち尽くしています。時折後ろ足がよろよろ揺れます。食欲だけでどうにか生きている,そんなところでしょうか・・・。

     
    老犬コロの繰り言その64
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     わしはこの頃,桜公園まで歩くのが億劫になっておる。旦那が「吾輩は猫である」を読みたがっているのは重々承知しておるのじゃが,体力がついていかないんじゃ。昨日の朝も桜公園まで200メートルほど手前で散々迷った挙句踵を返してしまった。すると,午後の視察では,すたこらさっさと旦那の方が前を歩き始めおった。わしの足を気遣って視察の距離を短くする魂胆のようじゃ。じゃが,多分旦那が予定していたよりも早くわしはショートカットしてしもうた。

     1日の朝郵便配達の赤いバイクが年賀状を届けに来おった。旦那に届いたのはわずか10枚かそこら,訳の分からない業者の分を除くとたった8枚じゃ。一方奥様の方には数10枚届いておった。今年も奥様の圧勝に終わった。結婚して30年らしいが,多分奥様の30連勝中じゃろう。これじゃあ,一家の主もへったくれもないじゃろう。社交的な奥様と根暗の旦那の差は如何ともしがたいものがあるのお。普通の家庭ではまず考えられんじゃろう。数年前2人でもし両方とも肝付町の町会議員選挙に出たら,間違いなく奥様の方が圧勝するじゃろうと意見が一致して笑うておった。旦那の生まれ故郷の肝付町じゃというのに,今では圧倒的に奥様の方が知り合いが多いというのはどういうことじゃ。これは,旦那にとって由々しき事態じゃないのかい。年賀状8枚ちゅうのは小学生並みじゃないのかい。何?近頃の小学生は年賀状は書かないって?メールとかラインなんていうので済ますのかい。ふ~ん。じゃが,旦那はメールもラインもちゃんとしたやつはやっておらんじゃろ。奥様の弁当が届いた合図や買い物の指示のCメールというやつだけじゃろ。おいおい。旦那には友だちおらんのか?もう少しいっぱしの大人になれんのかのお・・・。我がご主人としてはちと残念と言うか恥ずかしいものがあるのお・・。

     この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。

2018年1月2日

  • 2018年01月02日(火)

    1月2日(火)初夢・・・

     1月2日(火)新年2日目に見る夢が初夢なのだそうです。2日の朝見る夢ということでしょうか。1日の朝もうすでに見ている人がいるかもしれませんし,そちらの方が多いような気もしますが・・・。いずれにしても,年を取ったせいか,最近夢を見ることがありません。朝目覚めたとき,ここはどこだろうと不安な思いに駆られることがたまにありますが,それは夢とは関係ないでしょう。そういうわけで,今朝も夢らしい夢を見ていません。記憶にないだけかも知れませんが・・・。明日の朝見れば,個人的にはそれが初夢になるのでしょう。1年のうちで最初に見た夢,一般的にはそれが初夢と考えていいのだろうと思いますけど・・・。

     『老犬コロの繰り言その63』です。昨日のことになりますが,今年初めての朝は,幾分気温は低めながら,実に爽やかな朝になりました。犬小屋の中を覗き込むと,老犬はいつものようにごそごそと起きてきます。老犬にとっては,いつもと変わらない通常の朝と同じなのでしょう。初日の出を見に行くぞと言っても,老犬の耳に入っている様子はありません。老犬なりに勢いよく駆け出しましたが・・・。

     
    老犬コロの繰り言その63

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     何がめでたいのか分らんが,とりあえず,明けましておめでとうございます,じゃ。今年最初の視察の風景がきれいに撮れた,と旦那が自慢してきおった。写真なんかちっとも興味はないくせに,ブログのための写真を撮りまくっておるようじゃ。写真なしの文字だけでは,体裁が悪いのだそうじゃ。そして,今朝のこの写真はなかなかの力作だと大威張りなのじゃ。たまたま撮れた1枚の写真に過ぎんのじゃが,肝付町の国見山に登る朝日,この日は1月1日じゃったから初日の出ということらしい,それを背景にした吾輩の勇姿じゃ。まあ,旦那にしては上出来じゃろうが,被写体が申し分ないからじゃろう。

     元旦も初日の出もわしにとっては,どうせ人間が勝手に決めたお遊びじゃろうから,どうでもいいことなのじゃが,この日旦那は視察が終わると,集落の集まりに出かけおった。元日の朝午前10時から集落の人一同が,基本各家庭1名しか出席しないそうじゃが,集会場に集まって酒を酌み交わすらしいのじゃ。旦那の嫌いなやつじゃが,集落の付き合いだから仕方のないことということらしいが,もちろん旦那は集落の親睦を深めるために大切な行事であると思っておるようじゃ。この集落の人たちは,10時開始と言っても早めに集まる習慣があるので10時に行ったのでは一番遅いということになるから,大抵5分以上早く集まるのじゃ。旦那も15分前には家を出て行きおった。集会場の上の白石神社に初詣をして,と言っても小さな集落の神社やから出店も何もないひっそりとした神社じゃが,そこに参拝して300円ほどお賽銭を上げたらしい。300円あれば,ササミジャーキー1袋買えるから,随分勿体ないことをしたもんじゃ。神様なんて発想もどうせ人間のお遊びじゃろうに。集まったお賽銭は集落の運営費等に回されるのだそうじゃ。やれやれ,とんだ茶番じゃ。お年始の祝賀会には20名ほどしか今年は集まらんかったそうじゃ。みんな年を取って出て来ない人が年々増えてきておるようじゃ。今年は会長さんが是非皆さんご夫婦で,ご家族でお集まりくださいと事前に声をかけておったが,結局集まったのは例年をさらに下回る人数であった。幼い子どもたちも数名いたようじゃが,その人数を加えても30人に満たないくらいだったそうじゃから,この集落の新年会も年々寂しくなっていくようじゃ。旦那はお酒があまり強くないものじゃから,30分ほどしたら帰って来おった。じゃが,顔を真っ赤にしてわしの方に近づいて来やがった。わしの顔を何度も何度も撫で回した後,ようやくおやつを少しちぎってくれた。珍しく陽気なのはいいが,人(犬?)の顔を何じゃと思っているんじゃ。これだから,酔っぱらいは始末に困るんじゃ・・・。

     この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。

2018年1月1日

  • 2018年01月01日(月)

    1月1日(月)明けましておめでとうございます・・・

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     1月1日(月)ついに平成30年が幕を開けました。そうですね,新年のご挨拶からですね。明けましておめでとうございます。福山高校は,今年も地域とともに躍進を続けてまいります。今年1年どうぞよろしくお願いいたします。

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     平成30年の最初の週の福山高校職員の週間目標は,「美しく 正しく生きる 福高職員」です。国語科から出されたものですが,こんな現実離れした標語,どこで使おうかと頭を悩ましていたのですが,お祝いムードの年の初めにこそふさわしいと判断いたしました。(と言うか,ここしか使うところがない・・・。)美しいかどうかは分かりませんが,福山高校職員は常に正しくありたいと思います。そのような心の持ち方こそが美しいと言えるのかも知れません。年の初め,そして平成30年,福山高校職員は,「美しく 正しく生きる 福高職員」この言葉を胸に誠実な仕事をしてまいります。

2017年12月31日

  • 2017年12月31日(日)

    12月31日(日)大晦日・・・

     12月31日(日)今日は少々天候は崩れがちです。1年の最後の日というのは,多分誰にとっても特別な日なのでしょうが,自然現象に逆らうことはできません。雨降りのせいで,気温が高くなったと思えば,ちょっと得したとも言えるのではないでしょうか。おまけに午後にかけて晴れてくる予報なので,1年の最後としてはそんなに悪くはありません。平成29年,2017年も穏やかに過ぎていこうとしています。

     今年1年,保護者の皆さま,地域の皆さま,福山高校の教育活動に対しましていろいろご協力くださいまして,ありがとうございました。福山高校の生徒の皆さん,充実した日々をお過ごしでしょうか。新しい年に向けて,志しを新たにして,素敵な1年になるように,心の準備をしていきましょう。人生はまさに皆さんの思い通りになります。ダメだと思ってしまったら,多分そのような人生になってしまうでしょう。ここは一つやってやるぞという気持ちを持ってください。きっとそのような人生にあなたの明日は変わります。自分を日々成長させていくという姿勢を持ち続けてください。きっと皆さんには輝かしい未来が待ち受けています。もちろん私にも・・・。よいお年を・・・。

     『老犬コロの繰り言その62』です。日中の陽が差す時間帯に老犬のジャケットを脱がしてみましたら,予想以上に痩せて骨だらけの老犬の身体に愕然としてしまいました。日が陰り,気温が下がって来た時,老犬にジャケットを着せようとすると,老犬は思いのほかおとなしくしています。老犬もやはり寒いのかも知れません。暑い季節に比べれば,かなり元気なように見えますが,冬の寒さの中でも体温調節に苦労しているのでしょうか・・・。

     
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     どうやらその12の動物たちの並びを十二支と呼んでおるようじゃ。その12の動物の中に,あの忌々しい猫が含まれておらんのは,さすがの見識であると評価するところじゃが,必ずしも人間と親しいとは思われない蛇や架空の動物と思しき龍が含まれておるのはちと首を傾げたくなるのお。じゃが一番問題なのは,我々犬が11番目に置かれているところじゃ。人間との長い付き合いを考えれば,一番最初に指を折られてもしかるべきところじゃろ。農耕に使われてきた牛や交通手段にもなっておった馬にはまあ譲っても仕方がないとしても,11番目はないじゃろ・・・。一体誰がこんな順番を付けたんじゃ!ふざけとる!

     年末の新聞報道で驚いたのが,そうわしも新聞に目を通すことがあるのじゃ,日本中で飼い猫の数が飼い犬の数をとうとう上回ったという記事じゃ。猫の数が犬の数より多いというところは,さもありなんと思っとるからいいのじゃ。飼い猫の数が今年になって飼い犬の数を上回ったという報道の仕方がおかしいじゃろ。第一犬はきちんと飼い犬として登録するものじゃから,大体の数は分かるとして,飼い猫の正確な数は分からんじゃろ。誰が数えたんじゃ。我々犬と違うて,猫はガサツな生き物じゃから,放ったらかしでいいのじゃ。じゃからして,どこからを飼い猫とするかは甚だ怪しいと言うべきじゃろう。まあ,道を歩いておっても,断然猫の方を多く見かけるから,猫の方が多いのは間違いなかろう。今年になって猫の方が多くなったなんて,そんな訳はねえだろ。

     漱石に凝っておる旦那は,「草枕」に苦しんでおったが,最近「吾輩は猫である」を読み始めたらしい。漱石は,「草枕」で渾身の力を込めて,氏の人生観を叩きつけようとしたのかも知れんが,難解な言葉がたくさん出てくるのに旦那は苦労したようじゃ。「草枕」は有名な作品じゃが,おそらく多くの日本人は冒頭の1,2行以外は読んでおらんだろうと結論付けおった。那美さんという不思議な女性を中心に描かれておるが,特に筋書きらしきものがない,エピソードの羅列といった作品,じゃが旦那はまたいつの日か手に取ってみたいと思っておる。「吾輩は猫である」ははるかに読み易い作品ではあるが,遠い昔に読んだのは縮約版に過ぎなかったことが分かったようじゃ。わしほどではないが,賢い猫が出てくるらしい・・・。

     この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。

2017年12月30日

  • 2017年12月30日(土)

    12月30日(土)今朝も寒くなりました・・・

     12月30日(土)朝,今日も霜が降りています。今日が今年一番の寒さかも知れない,そう思われる日が多くなってきたように思います。

     『老犬コロの繰り言その61』です。午前7時20分過ぎ,犬小屋を訪ねると,老犬はもう目覚めているようです。ふんキャッチャーとリードを手に持つと,老犬はぎこちなく小屋から外へ這い出してきます。春先に熊が冬眠から目覚めて穴から外へ出てくる光景さながらです。映像でもそのような様子は見たことはありませんが,ハイドンの交響曲に「熊」とあだ名がついた作品がありますが,あのぎくしゃくしたリズムは我が家の老犬の動きにぴったりです。おそらく寝起きの時はなおさら左前脚が痛いのでしょう。びっこを引くような,飛び跳ねるような歩き方です。それでも,老犬は散歩に行きたがります。人生(犬生?)に苦しみは付きもの,人(犬)はそれでも必死に前を向いて生きていかなければならない。老犬に教えられることも多々あります。散歩の途中歩きながら,そのうち老犬がばたりと倒れて息絶える日もあるのかも知れません。以前,飼い犬が帰って来なくなり,しばらくして溝で死んでいるのが見つかったという話を聞いたことがあります。老犬コロも1,2度溝に転落したことがあります。それでも,老犬は必死に生きようとしています。鬱陶しいオヤジのような奴ですが,もうしばらく(?)付き合っていこうと思います・・・。

     
    老犬コロの繰り言その61
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     誰が鬱陶しいオヤジなんじゃ!鬱陶しいのはそっちじゃろ。もう少し愛想よくしたらどうなんじゃい。年を取ってますます好き嫌いが激しくなってきておるようじゃねえか。年齢を重ねれば,もう少し賢く生きられるはずじゃ。融通の利かない窮屈な生き方をしておるのは旦那の方なんじゃ・・・。

     人間の世界には,世にも恐ろしい年賀状という年始の挨拶状みたいなものがあるらしい。普段全く顔を合わさない,あるいは何年も何十年も会っていない人に対しても,極めて形式的なカードを送るということじゃ。旦那が珍しく年の内に年賀状を書いておる。たった15枚・・・。旦那が教師になった頃,藤山萬太先生という立派な教頭先生がおられ,その方は毎年300枚ほど年賀状を書いておられたそうじゃ。それを聞いた旦那は教頭先生というのは,そういうものなのかと思っておったのじゃが,自分が教頭になるとこのような有様じゃ。まだ今年は年の内に書き始めたから上々ということか・・・。以前は3,40枚書いておったこともあるようじゃが,ここ最近はずっと年が明けてから届いた年賀状に返事を書くという,随分失礼なことをしておったようじゃから,まあ人間の大人としては,最低の部類ということじゃろう。まあ,わしに言わせれば,全く意味のない消息確認に過ぎんのじゃが,そのような無駄が多いというのも生きるということじゃろ。

     じゃが,一つ気になるのは,今年の年賀状には上にあるようなわしの写真が付けられているということじゃ。昨年(正確には今年の1月ということじゃが)まではだらだらと文字しか並べていなかったのに,今年はどうしたことじゃ。わしに対する敬愛の表れか,と一瞬喜んでしまったが,どうやら来年は戌年ということらしい。何じゃ,戌年って?犬ではないのか。人間の世界には,干支と呼ばれるものがあり,毎年12の動物のうちのどれかが順番に付けられておるということじゃ。何の意味があるのか・・・。わしに断りなしに・・・。人間ていうのは,ややこしいものをいろいろ作るのが好きじゃのう。それが文化というものか・・・。ま,わしにはどうでもいいことじゃけど・・・。

     この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。

2017年12月29日

  • 2017年12月29日(金)

    12月29日(金)FMきりしま収録・・・

     12月29日(金)午前10時よりFMきりしまで,ラジオ収録が行われています。今日は霧島市内の各高校から代表の生徒たちが集まっているのだそうです。福山高校からは,生徒会長の2年商業科神ノ門佳音君(国分南中出身)と副会長の遠矢七夕さん(国分南中出身)が参加しています。何とこの日は,中重霧島市長も加わっておられるようです。おそらく新霧島市長と霧島市の高校生たちの対談が行われるのでしょう。どのような番組になるのか,放送が楽しみです・・・。

     『老犬コロの繰り言その60』です。老犬のためにネット・オークションで手に入れたフード付きの服は,残念ながらサイズが合わなかったようです。ちゃんと測ったはずなのにと,家人は少々お冠です。老犬は何食わぬ顔をしていますが,前のベストを今度は上手に袖を通して着せられています。爺さんよりは家人の方が,さすがに手際が良かったということでしょうか・・・。

     
    老犬コロの繰り言その60
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     要するに,旦那はサッカーというスポーツがよく分かっていなかったということじゃ。その点野球はそれぞれのポジションでみんなが全然別々の動きをしているのが明確じゃから,旦那好みなんじゃ。それぞれが別々の方向を向いてこそ,世の中は成立するんだと独特の哲学を持っておる。音楽が好きなのも,トゥッティで演奏することもあるけれど,それぞれの楽器が別々の旋律,異なるリズムで動きながら,一つの世界を作り上げる,そこに惹かれているようじゃ。まあ,それでも一つの理念というか方向を向かないといけないと思うのじゃが・・・。みんなが我が儘放題にやって,うまく調和が取れるとしたら,それが旦那の理想なんじゃろ。旦那の家族みたいなもんじゃろか・・・。この家族がうまく調和が取れているのかどうかはよく分からんところじゃが,奥様の絶対権力のもとにそれぞれがそれに従い,平穏に過ぎていっているというところか・・・。北朝鮮ほど危うい世界ではなさそうじゃ。

     旦那は休みになると,部屋に籠もり,不思議な動きをしておる。部屋にある夥しい数のエアチェックCD,多分5千枚は下らないじゃろう,それに背ラベルを貼付するというくだらないことをしておるんじゃ。以前は,曲目,演奏家,録音年月日等細かなデータの入った紙を作り,それをCDケースに入れていくというさらに厄介な作業をしておったが,数年前から背ラベルに取り掛かっておるということじゃ。残り数百枚程度になっておるようじゃが,それが済んだら旦那は次は何を始める気じゃろうか。エアチェックCDと市販CD合わせて1万枚ほど旦那の部屋には並んでおるようじゃが,それをどうする気じゃろ。順番に聴いていくのかのお。老後の楽しみだなどと言っておったが,一方では新しいCDが今でも時折届いておるようじゃ。多分冥土まで持って行く気なんじゃろう。さあ,旦那,そろそろ視察行こうかのお。こればっかりは忘れてくれるなよ・・・。

     この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。

2017年12月28日

  • 2017年12月28日(木)

    12月28日(木)仕事納め・・・今年も1年間お世話になりました・・・

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     12月28日(木)とうとう仕事納めの朝を迎えました。昨日よりは幾分気温は低めのように思われます。どんよりと曇っていて,北国の冬を思わせるような空が広がっていますが,雨は降らない模様です。平成29年も福山高校ではいろいろなことがありました。肉体派の牧校長に替わり,赴任してきた遠藤校長の全校朝礼での校歌のピアノ伴奏は衝撃的いや感動的でした。すぐに,原口結衣さん(3年商業科舞鶴中出身)というピアニストが生徒の中から登場し,森山佳苗さん(3年普通科隼人中出身)という指揮者まで誕生しました。その森山佳苗さんが部長を務める吹奏楽部の活躍はさらに目覚ましいものがありました。5月のはやま祭りに始まり,7月のコンクールを経て,9月には西牧之原地区敬老会,10月は凄まじく牧之原中学校創立70周年記念式典,霧島市福山地区文化祭,福山高校文化祭と3週続けてステージに上がります。そして,12月にはついに第1回定期演奏会まで敢行します。地域の行事に意欲的に参加したのは吹奏楽部だけではありません。4月の惣陣が丘つつじ祭り,5月の牧之原各地区運動会,6月の佳例川飯冨神社お田植え祭,7月の牧之原中合唱祭,8月の牧之原ふくふくランド夏祭り,9月佳例川地区運動会,10月は先程と同じ,11月牧之原小学習発表会,ふるさと佳例川新米ウォーキングなどなど,生徒や校長先生などが参加した印象的な催しが目白押しです。中でも,つつじ祭りとお田植え祭の印象が強烈ですが,面白かったのは,校長先生と生徒の有志3名が参加したふくふくランド夏祭りです。校長先生が自慢の喉を披露された後,生徒たちも加わり福山高校の校歌を披露し,地域の方々にやんやの喝采を受けました。また,今年は再三新聞紙上を賑わしてしまいました。と言っても,もちろん不祥事ではなく,先の吹奏楽関係など福山高校の地域との関わりを数多く南日本新聞に掲載していただきました。遠藤校長のはやま祭りでの熱唱を伝える「黒ヂョカ」登場も鮮烈でしたが,「若い目」に4人の福山高校生が取り上げられたのは快挙と言っていいでしょう。5月の1年普通科寶満陸君(国分中出身),7月の3年普通科森山佳苗さん,11月の1年普通科市川敬大君(輝北中出身),そして12月の3年商業科原口結衣さんの4名です。11月には「若い目」賞までいただいてしまいました。賞と言えば,3年商業科の山下恵実さん(舞鶴中出身)のボランティア・スピリット賞受賞も忘れてはいけません。生徒会,中・高校生クラブひまわり,吹奏楽といろいろなところで地域の活性化に貢献したということが評価されたものでした。中・高校生クラブひまわりも今年福山高校生は8名加入しました。幼稚園の運動会や福祉施設など様々なボランティア活動を行っています。来年1月5日の霧島市福山地区成人式では進行や受付など運営に大きく関わる予定です。さらに,賞と言えば,遠藤校長創設のベートーベン賞もありました。12月までに結局21名(多分・・・)の生徒が受賞しています。職員の中で今年一番目立ったのは,地歴公民科の德丸正樹先生でしょうか。余り調子には乗せたくないのですが,印刷室の裁断機の鍵紛失事件に始まり,文化祭の職員合唱ではジャスティス先生を演じて大暴れして,こちらも「黒ヂョカ」登場を果たしました。芸術鑑賞会では,クラリネット・フィルハーモニーの指揮にまでしゃしゃり出て行きました。いろいろあった1年でしたが,カメラマンの独断と偏見で(このブログがカメラマンの独断と偏見のようなものですけど),福山高校平成29年今年の十大ニュースを発表させていただきます。

    第1位 ビブリオバトル,福山高校に定着・・・

    第2位 「若い目」に福高生4人登場

    第3位 岩切画伯,隠れた才能が・・・!?

    第4位 遠藤校長,「黒ヂョカ」に載る 

    第5位 新生吹奏楽部大活躍,第1回定期演奏会・・・

    第6位 牧校長,筋肉バトル・・・インクルーシブ教育研究会・・・

    第7位 生徒,職員,地域を巻き込んでの体育祭,そして文化祭

    第8位 生徒会大活躍,FMきりしま,霧島市青少年議会・・・

    第9位 PTA活動活況を呈す・・・パークゴルフ大会,研修視察・・・

    第10位 德丸正樹大暴れ・・・

     ここで,紹介できない面白い事件もたくさんあったのですけど・・・。まっ,愉快な1年でした。(^o^)

     来年1月の行事予定です。1月行事予定[PDF:111KB]  主なものを紹介します。

     4日(木) 仕事始め

     5日(金) 霧島市福山地区成人式(ひまわり活躍)

     9日(火) 3学期始業式 基礎力診断テスト

    13日(土) センター試験(~14日)  大門松撤去

    19日(金) 1・2年進路ガイダンス(午後)

    23日(火) 3年卒業考査(~26日)

           2年修学旅行(~26日)

           1G普通救命講習

    24日(水) 1C普通救命講習

     

2017年12月27日

  • 2017年12月27日(水)

    12月27日(水)今日の大門松・・・

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     12月27日(水)年の瀬も押し迫り,今日も肌寒い日になりました。それでも,今日は晴天に恵まれ,久しぶりに陽の差す朝を迎えています。福山高校の大門松の横に,新年を迎える「明けましておめでとうございます」の看板が立てられました。いよいよ新年を迎えるのみになりました。大門松も凜々しい姿を見せています。福山高校の活性化と来春の新入生の定員確保の祈りが込められています。

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     福山高校の周囲には冬枯れの風景が広がっています。写真の曇り空は昨日の様子です。しんと静まり返った雑木林に,時折ヒヨドリが冷たい空気をつんざくような鋭い声を上げます。決して美しい声ではありません。すると,それに自信を深めたのかカラスがさらに大きな声を張り上げます。住宅街の木立では,雀の大群が何やら論争をしています。地中深いところでは,ヒグラシの幼虫がまだはるか先の遠い夏の日の到来を待ち侘びていることでしょう。牧之原では,今日も穏やかに冬の1日が過ぎていきます。

     

2017年12月26日

  • 2017年12月26日(火)

    12月26日(火)冬季休業中補習頑張っています・・・

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     12月26日(火)冬休みに入り,土日を含めて4日目を迎えています。3年生の中には,センター試験対策の補習を受けている人もいます。冬休みとは名ばかりで,センター試験に向けて,最後の一頑張りをしなければなりません。午前9時から午前中時間割が組まれて,午後は4時まで勉強して帰るようです。頑張れ,3年生!頑張れ,受験生!

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     校舎の3階から,トロンボーンのいい音色が聞こえてきます。吹奏楽部2年商業科の遠矢七夕さん(国分南中出身)です。選択教室で一人,中庭の方を向いて,一生懸命トロンボーンを吹いています。1月にみやまコンセールでソロ・コンテストが行われるようです。遠矢さんは昨年に引き続いて2年連続の出場になります。トロンボーンという楽器は,オーケストラの中でも地味な楽器で,主旋律を吹くことは余りなく,どちらかと言えば引き立て役です。本来は,宗教音楽などで使われていた特別な楽器で,通常のオーケストラの中で使われるのは,我らがベートーヴェンが交響曲で用いてからのようです。そう言えば,モーツァルトはレクイエムではトロンボーンを使っていますが,交響曲では全く使っていません。神々しいイメージが持たれていたようです。オーケストラでは,地味にプーパカやるだけのようですが,それをソロで演奏するというのはなかなかの冒険です。最近はソロ演奏のCDも2,3出ているようではありますが・・・。遠矢さんのトロンボーン,だんだんいい響きになってきたように思われます。

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     音楽室を覗くと,校長先生のレッスンが行われています。 同じく2年商業科の吉村伊吹さん(国分中出身)がチューバの練習をしています。こちらもソロ・コンテストに出場予定のようです。チューバもトロンボーン同様低音楽器ですが,トロンボーンが古くから教会で演奏されていたのに対して,こちらは比較的新しい楽器です。頻繁にオーケストラで使われ出すのはやはり19世紀のようです。ワーグナーやブルックナーのイメージが強く,ワーグナー・チューバなんて特別な楽器も生まれるほど,大型化したオーケストラにおいてチューバは大活躍します。チューバもトロンボーン同様ソロ楽器としてはそれほど用いられることはありませんが,ブルックナーの交響曲などでは単なる低音の補強ではなく,クライマックスにおいてはプッパカ大音量で盛り上げ,演奏者も気持ちよさそうです。チューバのソロ演奏のCDもトロンボーンほどではないようですが,たまに見かけることはあります。遠矢さん,吉村さん,コンテスト目指して頑張れ!

     

2017年12月25日

  • 2017年12月25日(月)

    12月25日(月)公道で あなたが変える 安全意識・・・

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     12月25日(月)ついに平成29年,2017年最後の週を迎えました。冬休みに入っておりますが,当然職員の勤務は続きますし,教師たる者24時間教師であることを忘れてはなりません。今週の週間目標は「公道で あなたが変える 安全意識」です。公道で周囲の車がたとえ速度超過していても,自分だけは制限速度をきっちり守り,安全意識を見せつけてやるぞ,という決意でしょうか。交通安全の何たるかを周囲に知らしめてやるぞ,ということなのでしょう。年の暮れ,福山高校職員の安全意識の高さを見てやってください。「公道で あなたが変える 安全意識」この言葉を胸に,福山高校全職員は平成29年を締め括ります。

     冬休みに突入して最初のウィークデーですが,3年生の商業科の検定補習と3年生普通科のセンター試験受験組の補習が行われています。さすがにいつもよりは静かな校内です。吹奏楽部のラッパの音が時折聞こえてきます。3年生が引退して,いよいよ新たな吹奏楽部が動き出しています。

2017年12月24日

  • 2017年12月24日(日)

    12月24日(日)クリスマス・イヴ・・・

     1月24日(日)クリスマス・イヴです。曇り空で幾分気温は高めです。肝付町後田鳥越集落ではこの日早朝7時から年末の大掃除がありました。この集落は奉仕作業が好きで,年に5,6回農道や集落内の道路の清掃作業を行います。年の暮れのこの日は,さすがに草も枯れて,刈払機を使うまでのことはありません。それでも,箒で枯れ草をかき集める作業の方が刈払機以上に重労働に思われます。集落の人たちは,牧之原同様高齢者が多く,この作業がいつまで続けられるのか,先行きは少々不安な気がします。でも,みんなで作業を終えて,焚き火を囲んで談笑するのは素敵な習慣だと思います。

     『老犬コロの繰り言その59』です。奉仕作業から戻ると,老犬は何かを期待しているような表情です。何を求めているかはよく分かるのですが,構わず玄関から家の中に入ります。朝食を済ませてようやく老犬の所へ行くと,老犬は待ちくたびれた様子で,しばらくこちらの様子を窺っています。ふんキャッチャーとリードを手に取ると,ようやく老犬は激しく散歩を求めます。リードを付けると,例によってしばらくは勇んで前を歩いて行きますが,徐々にスローテンポになり,こちらが歩調を合わせなければならなくなります・・・。やはりお爺ちゃんなんです・・・。

     
    老犬コロの繰り言その59
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     人間の世界には,1年の終わりの方で,みんなで酒を酌み交わす忘年会という催しがあるそうじゃ。お酒がどういうものか,わしは知らんが,何でも飲むと気持ちよくなるらしい。じゃのに,旦那と来たら,この忘年会とか酒を飲んだりするのがそれほど好きではないんだそうじゃ。何かと理由を付けて,サボろうとしているようじゃ。じゃのに,不思議なのは,旦那はこの酒を飲む会,鹿児島では飲ん方?というらしい,それ自体は非常に大切だと言うとる。いよいよ旦那の頭の中はよく分からん。酒を飲んでみんなでいろいろ思いの丈を語り合うのは,組織においては大切な行事であるが,自分はその場には余りいたくないということのようじゃ。根暗なんじゃ。小心者じゃから,余り軽はずみなことを人と話したくないんじゃ。全くこの性格はわしに移されてしまっておる。わしも余り知らん人(犬?)とは一緒にいたくはない。それにしても,よくもまあ,旦那は教頭という職が務まっておるなと思うんじゃ。いや,きっと十分には務まっておらんのじゃろ・・・。

     旦那はそもそもみんなで力を合わせて一つのことを成し遂げるというのが余り好きではないと言う。かつて,英語の教師をしておったようじゃから,西洋の個人主義にかぶれておるのかも知れん。生徒たちに以前そのような話をしたこともあるそうじゃ。賢い生徒が「先生,それは教師としてはまずいんじゃないですか。」と指摘したこともあった。その生徒は心の広い性格だったので,「まあ,そういう先生が一人ぐらいいてもいいかも知れませんね。」と続けたということじゃ。よくできた生徒じゃ・・・。そうやってみんなに迷惑を掛けながら生きとるんじゃ,きっと・・・。

     じゃから,旦那はマスゲームが嫌いなんじゃ。北朝鮮の一糸乱れぬ行進とか,どこかの団体行動みたいな動きはぞっとするらしい。サッカーも一人一人の明確な動きが理解できないもんじゃから,余り好きではないようじゃ。旦那が小学生の頃,みんなで運動場でサッカーをしたんだそうじゃ。すると,1個のボール目がけて全員が群がり,そのうちボールは全く動かなくなった。ディフェンダーとかフォワードとかの役割分担がないもんじゃから,そのような滑稽な事態が生じたんじゃ。旦那はサッカーは詰まらないと思ったんじゃ。

     この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。

2017年12月23日

  • 2017年12月23日(土)

    12月23日(土)東の空に冬の王者オリオンが輝いています・・・

     12月23日(土)最近ようやく冬の王者オリオンがその雄姿を東の空の比較的高い所に見せるようになりました。牧之原の教職員住宅からは夜7時ごろになると駐車場から東の空を見上げると,見事にその雄姿のみが鮮やかに輝いています。数週間前までは随分低い所に位置していたので,殆ど見えなかったのですが,これから少しずつ高い所へ移動していくのだろうと思います。彼ら自身だけが動いているわけではないのでしょうが・・・。

     『老犬コロの繰り言その58』です。寒さを凌ぐために,一度は家の玄関に入れられた老犬でしたが,何故か老犬は玄関の中では床に横になろうとはしなかったようです。一晩中立っていたのではないかと思われるほど,明け方疲れ切っているように見えたそうです。そして,再び庭の犬小屋に戻されました。すると,今度は何やらおかしな格好をさせられています。ネットオークションか何かで手に入れた子ども用のベストを着せられているようです・・・。

     
    老犬コロの繰り言その58
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     どうなっとるんじゃ。いきなり爺さんがわしを妙なものでくるみ始めおった。わしは必死に抵抗したのじゃが,結局この有様じゃ・・・。犬小屋での生活は,年寄りには寒かろうと奥様が例によってネットオークションか何かで子ども用のベストを手に入れたのだそうじゃ。爺さんは袖から手が出せないとこぼしておったが,当たり前じゃ。人間とわしらでは身体の構造が違うじゃろ。余計なことをせんでもいいのに・・・。最初ゴワゴワしておったが,慣れてくると確かに暖かい気がする。さらに奥様と爺さん,婆さんは何かを企んでおるようじゃ。旦那の方はこういうことにはさっぱり関心がないようじゃ。そこが,旦那のいい所でもあるのじゃが,たまにはちったあ気遣いもしろってんだ。奥様がまたネットオークションで今度は本物の犬用のジャケットを落としたと大騒ぎしておる。何でも犬用の服は人間の服よりも小さいくせに高価なんだそうじゃ。材質にもよるじゃろうけど・・・。数千円もするジャケットを試しに1000円入れてみたら,幸運なことに落とせたということらしい。でかした!何でも今度はフード付きらしい。う~ん,よく考えるといい迷惑なのじゃが・・・。そして,聞こえないはずのわしの耳に奥様や爺さんたちの会話が聞こえてくる。「犬の服って,フリルが付いていたり,ピンクだったり,お姫様のようなプードル用のものが多いのよね。これは茶色だからコロにぴったり!」「コロは雄だし,お爺ちゃんだからピンクは着せられん。」「お爺ちゃんがお姫様のカッコはおかしいな。」すると,旦那が隣の部屋で,「所詮犬じゃないか。オスもメスもないし,年寄りなのか若者なのかぱっと見には殆ど分からないじゃないか・・・。」とボソボソ独り言を言っておる。どいつもこいつも人(犬?)の気も知らないで勝手なことを言っておる。いい加減にしろってんだ!わしは人生(犬生?)経験豊富な良識ある老紳士なんじゃ。お前たちの着せ替え人形じゃねえぞ!ま,わしは暖かければそれでいいんじゃが・・・。

     じゃが,この格好で旦那と視察に出かけたのじゃが,他所の犬に見られたらと思うと,ちょっとゾッとしたな・・・。さすがに,この格好は見せられんじゃろう。胴体に無造作に巻き付けてあるだけじゃからのお。おしっこは自由にできるようにはなっておるが,これじゃ腹巻じゃろ。寅さんじゃあるめえし・・・。隣のダックスフントは盛んに朝食の催促をしながら大騒ぎをして,わしの方には幸い全く目もくれなかった。隣の婆さんが,「こら!うるさい!」と怒鳴る声が聞こえてきた,わしの聞こえないはずの耳に。じゃから,品のない犬は困るんじゃ。わしのようにおとなしく上品にしておかなきゃ・・・。

     この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。

2017年12月21日

  • 2017年12月21日(木)

    12月21日(木)クラスマッチ・・・

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     12月21日(木)南日本新聞で,先日の福山高校吹奏楽部第1回定期演奏会のことが出ています。地域の方々にも大勢ご出席していただき,大成功に終わった定期演奏会でした。福山高校吹奏楽部が南日本新聞に取り上げられるのは,12月16日(土)の定期演奏会の練習風景,5月のはやま祭り,そして部長の3年普通科森山佳苗さん(隼人中出身)の若い目登場を含めると今年4回目になります。それ以外にも校長先生関連の黒ヂョカなどの記事でも触れられていたかも知れません。躍進続ける福山高校吹奏楽部の活躍にご期待ください。12月21日(木)南日本新聞(復活の定演 テンポ良く十数曲)[PDF:291KB]

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     クラスマッチを前に,校長室でまたまたベートーベン賞表彰式が行われました。1年商業科の3人娘です。表彰順に紹介していきますと,花森楓さん(牧之原中出身)は,宅習や放課後の補習もしっかり取り組み,ビジネス文書2級,簿記3級,電卓3級,情報3級に合格しました。本田侑さん(隼人中出身)さんも,宅習や放課後の補習をしっかり取り組み,ビジネス文書1級,電卓3級,情報3級に合格しました。1年生で1級取得は立派です。小川日菜さん(輝北中出身)も検定補習等しっかり取り組み,ビジネス文書2級,簿記3級,電卓3級,情報3級に合格しました。商業検定全種目1級を目指し,3人で張り合っていきます。1年商業科の3人娘の今後の活躍が楽しみです。

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     クラスマッチが始まりました。男子はグラウンドでサッカー,女子は体育館でドッジボールです。全校生徒,今日は一日中2学期最後の大きな行事を楽しみます。

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     昼休み,またまたベートーベン賞の表彰式です。今度は2年商業科の池田美沙都さん(国分南中出身)です。池田さんは授業態度もまじめで,どの科目もこつこつと頑張り,ビジネス文書検定1級と電卓検定1級,情報処理検定の2級に合格しました。少人数の2年商業科を盛り上げ,卒業までに全商検定全種目1級を取るんだと意気込んでいます。また,吹奏楽部でもトランペット奏者として活躍しています。

2017年12月19日

  • 2017年12月19日(火)

    12月19日(火)福山高校第6回同窓会セミナー「人生はスパンで考える」

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     12月19日(火)同窓会セミナーの行われるこの日,図書館便り Library News No. 8 が出ました。今回はもちろん冬休みを目前にして,図書館からたくさん本を借りて,たくさん本を読もうという趣旨です。季節がらヒイラギがたくさん描かれています。第4回ビブリオバトルも1月12日(金)に予定されているようです。文化祭を含めれば,通算第5回か・・・。いずれにしても,3年生にとっては最後のビブリオバトルになりそうです。また,白熱した書評合戦が行われるはずです。 Library News No. 8[PDF:949KB]

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     昼休み13:10音楽室に生徒が集まり始めました。Happy Christmas の練習です。でも,昨日よりは生徒の出足は鈍いように見えます。昨日の練習で多くの生徒たちが怖じ気づいたのでしょうか。校長先生の思いに何とか応えようと,生徒会役員の人たちが少しずつ集まって来ます。彼らの責任感たるや大したものです。いや,学校を盛り上げていくために,彼らは本気で歌いたいのだろうと思います。同窓会セミナーの講師の方を迎えるために,途中で音楽室を離れざるを得なかったのですが,歌唱練習はしっかり行われたそうです。

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     本日は午後から福山高校第6回同窓会セミナーが行われました。講師にお招きしたのは,福山高校普通科第1期生の西元秀行様です。鹿児島市の方で,会社経営をして全国展開さらには海外にも販路を拡大されている方です。演題は「人生はスパンで考える」です。西元さんの人生はまさに波乱の連続で,福山高校卒業後いくつもの会社を転々と渡り歩かれます。途中自分の経営する会社が倒産し多額の借金を抱えたこともあったそうです。それでも西元さんは,自分のやりたいことを貫き,持ち前のコミニュケーション能力で見事に乗り越えていかれます。人生には浮き沈みは付きもの,一つ一つの経験をスパンとして,次へのステップとして考え,自分の可能性を広げて来られました。大学に入ること,一流企業に就職すること,それだけを目標にしている人は,その目標が実現された時点で終わってしまう,本当に自分のやりたいことは何なのか,それを捜しながら,常に成長を続けていきたいということでしょうか。講演の後,生徒たちからたくさん質問が出ました。「化学ができるようになるにはどうすればいいですか。」「もてるにはどうすればいいですか。」「東京で芸能人に会ったことがありますか。」など,一つ一つの質問に西元さんは丁寧にお答えくださいました。中でも,「もてるにはどうすればいいか」という質問への回答が振るっていました。目の前のゴミを拾うようにすればよい!つまり,自分の好きな人の前だけでいい格好するのではなく,常にゴミが落ちていたら拾うようにする。自分の人間性,人としての値打ちを高めるということでしょうか。この答えには,生徒たちは皆納得の表情でした。

     最後には,校長先生のピアノ伴奏,森山佳苗さん(隼人中出身)の指揮のもと,全員で校歌を合唱しました。西元さんもマイク片手に大きな声で歌ってくださいました。なお,一般席には,牧之原の地元の方々の中に西元さんのご両親も混じっておられました。福山高校の歴史と伝統,そして底力を再確認する素晴らしい同窓会セミナーとなりました。西元さん,本日は貴重なご講話ありがとうございました。

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     生徒の感想を一つ紹介します

     
    第6回同窓会セミナー「人生をスパンで考える」感想文

    2年普通科 鈴木 里菜

     今日はとても興味深い講話でした。講話が始まる前は,「どうせ,つまらないんだろうなあ。」と,正直思っていました。しかし,始まってみると,とてもおもしろい話で,でも内容はすごく真面目でためになる話ばかりでした。話がおもしろく感じたのは,きっと西元さんの話し方がとても上手な話し方をしているからだろうなと思いました。

     西元さんの「知力×能力×考え方」の話は,本当にそうだなと思いました。確かに,知力も能力もあるのに,考え方で損をしている人はたくさんいると思いました。逆に,知力も能力もあまりないけれど,考え方がすてきで,成功している人もたくさんいると思いました。私も,もう知力と能力はどうにもならないと思うけれど(そんなことはない!),考え方で何倍にも変わるので,がんばってみようかなと思いました。それから,さっき店の話でもあったように,人の事を考えられるようになったら,イライラする人や事が少なくなるかもしれないので,目先でおこった事だけじゃなくて,相手の心境や考えなどを考えてから,発言・行動するように心がけたいです。

     西元さんのような上司や社長がいる会社や職場で働きたいなと思いました。素敵な講話をありがとうございました。