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2018年5月17日

  • 2018年05月17日(木)

    5月17日(木)PTA総会資料できました・・・

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     5月17日(木)幾分曇り気味ではありますが,爽やかな日が続いています。梅雨入りまではもうしばらく掛かりそうですので,快適な日々がまだまだ楽しめそうです。今朝6時45分頃,アカショウビンの鳴き声が5分ほど頻りに続いていました。徐々にフェイドアウトして,完全に消えた後は全く鳴かなくなりました。ウグイスやホトトギスと異なり,明け方のみ鳴くアカショウビン,日中は何をしているのでしょうか。今年は例年より梅雨入りが早くなるのではと言われているようですが,アカショウビンがそれを予感させてくれているようです。

     さて,PTA総会が明日に迫ってきました。明日は午後1時から部活動保護者会が武道館で,そして午後1時半から総会が体育館で予定されております。部活動保護者会が予定されている場合は,午後1時までに武道館へおいでください。総会資料は,体育館入り口で配付いたしますが,次のPDFファイルでもご覧いただけます。よろしかったら,事前に目を通しておいてください。PTA総会資料[PDF:14MB]

     また,来週23日(水)6時間目(14:45~15:35)には,情報モラル講演会が予定されています。本日生徒便で案内を配付しますが,是非多くの保護者の皆様方にご出席いただければと思います。SNSに関わるトラブルの危険性について,生徒と一緒に勉強していただけます。多くの生徒たちが誤ったスマートフォン等の利用で苦しんでいる実態があります。生徒向けの講演会ですが,是非ご出席ください。参加される場合は,生徒便で配付する案内または次のPDFファイルに付いている参加申込用紙をご提出ください。情報モラル講演会案内[PDF:399KB] 

2018年5月16日

  • 2018年05月16日(水)

    5月16日(水)第1回防災訓練

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     5月16日(水)爽やかな朝です。午前8時頃,福山高校の裏の木立から,突然アカショウビンの声が聞こえて来ました。昨年は6月22日に初めて耳にしたと記録しておりますから,アカショウビンだとしたら随分早いことになります。梅雨時の明け方に鳴くことが多いアカショウビンですが,第一便はもう牧之原に到着しているのかも知れません。今朝は数回ヒュルルルーという独特の声を繰り返した後は,すっかり沈黙したままです。明日の朝まで待たないといけないのでしょう。でも,アカショウビンはウグイスやホトトギスみたいに頻繁には鳴いてくれません。明け方ちょっと耳を澄ませてみてください。運が良ければ,アカショウビンの声が聞かれます。昨日のホトトギスは,同じホトトギスかどうかは分かりませんが,明け方から盛んに鳴いていました。負けじとウグイスが一際高い声を出しますので,彼らにも負けず嫌いというものがあるのでしょう。

     1学期中間考査3日目最終日は2時間で終わり,3時間目は今年度の第1回防災訓練が行われました。今回は,地震を想定した避難訓練です。避難を促す放送の後,2分30秒で全クラスがテニスコートへの避難を完了しました。全校生徒全員が比較的整然と落ち着いて,もちろん駆け足で集合を行っていました。標高300メートルを超える牧之原では津波の心配はありません。でも,校長先生の講評にもありましたが,多くの生徒たちが国分市街地に住んでいますので,津波ということも頭に入れておかなければなりません。2学期は火災を想定した避難訓練を予定しております。災害は忘れた頃にやって来る,校長先生の仰るとおりです。常に用心はしておかなければなりません。

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     午後になって2時より,進路適性検査の活用方法について勉強会が行われました。福岡心理テストセンターからも担当の方がおいでになり,丁寧な説明がありました。進路適性検査の結果と教師が感じる生徒の適性,または本人の志望進路と大きな開きがある場合があり,そのような際の考え方,生徒に対する指導の仕方等について具体的に勉強することができました。大多数の生徒は,進路適性検査の結果を参考にして進路指導に役立てることができそうです。予想外の結果が出ている場合も,それはそれで生徒自身の新たな側面等を考慮に入れて考え直すこともできますし,進路適性検査の結果はあくまでも参考程度に留め,本人,保護者の考え方に従って進める場合もあるでしょう。いずれにしても,進路適性検査が進路指導において大いに役立つものであることは確かなようです。コンピュータの仕事とは言え,項目が複雑多岐に渡るのには,改めて驚かされました。

     

2018年5月15日

  • 2018年05月15日(火)

    5月15日(火)国分南中&牧之原中上級学校説明会

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     5月15日(火)1学期中間考査2日目,生徒たちが一生懸命問題を解いている間に,国分南中学校で上級学校説明会がありました。福山高校からは大抵生徒代表にも出席してもらうのですが,さすがに中間考査の最中には直接来てもらうわけにはいきません。国分南中学校卒の2年普通科川野颯一郎君にビデオで参加してもらいました。国分南中学校在学中は,必ずしも目立つ方ではなかったと謙遜する川野君ですが,福山高校に入学して,卓球同好会を立ち上げるなど,充実した高校生活を送っています。川野君は後輩たちに対して,しっかり福山高校のPRをしてくれました。小規模校ならではの一人一人を大切にする福山高校の良さが国分南中学校の生徒の皆さんに伝わったのではないかと思われます。それにしても,国分南中の生徒の皆さんのお行儀の良さは驚異的でした。お辞儀をするときにしっかり腰を曲げるものですから,大勢の生徒の皆さんの向こう側がすっかり見通せてしまう,その光景には驚かされました。写真を撮ろうと思ったのですが,こちらもお辞儀をしているわけで,なかなかタイミングが取れません。現在では,福山高校に一番多くの生徒たちが入学してくる中学校です。福山高校の生徒たちの行儀の良さは,国分南中から伝わっているのかも知れません。

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     午後は,牧之原中学校の上級学校説明会です。こちらは,今日の分の中間考査を終えた,牧之原中学校卒の2年商業科,生徒会副会長でもある花森楓さんに出席してもらいました。試験勉強をしないといけない大切な時間ですが,家が牧之原中学校の近所ということで,15分間だけ時間を割いてもらったのです。福山高校から歩いて15分汗だくの状態で牧之原中学校に到着すると,花森さんは体育館の所で待っていてくれました。カメラマンが10分程度福山高校の紹介をした後で,花森さんに福山高校の良さを話してもらいました。最後に後輩たちへのメッセージを求めると,高校受験の際には,部活動なり勉学なり何らかの武器となるものを備えて立ち向かっていかなければならないと,どこかの進路指導主任が言いそうなことをしっかりと話してくれました。牧之原中学校の生徒の皆さんはもちろん,同席された先生方,保護者の方々もこれには感心されている様子でした。最後にはもちろん福山高校に入っておいでとアピールしてくれました。牧之原中学校の生徒の皆さんも,人数こそ少ないですが,国分南中学校に負けないくらいしっかりとした姿勢で耳を傾けてくれました。6月29日(金)には,牧之原中学校の3年生全員が福山高校へ1日体験入学に来られます。福山高校は全力でお迎えする予定です。

     午後5時を過ぎて,このブログを打っていると,福山高校の隣の木立から今年初めてのホトトギスの声が聞こえてきました。数回頻りに例のお決まりの鳴き声を聞かせた後は,黙りこくっています。すると,反対側の住宅街の木立から,今度はウグイスが存在感を誇示します。見事なステレオ効果です。新緑の季節はもちろん野鳥の季節なのです。6月を迎えると,じきに蝉が鳴き始めやがてヒグラシの季節がやって来ます。牧之原の森は飽きることがありません。と思ったら,カラスが邪魔をします。ま,君もたまには鳴いていいよ・・・。

2018年5月14日

  • 2018年05月14日(月)

    5月14日(月)1学期中間考査1日目

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     5月14日(月)昨日の雨が嘘みたいに,爽やかな朝を迎えています。昨夜の霧はまさに一寸先は見えないくらい物凄い霧でしたが,今朝も少しだけ靄が掛かり,上空を見上げると曇っているように見えます。でも,日が完全に昇れば,きっと青空が広がるはずです。

     今週の福山高校職員の週間目標は,「ちょっと待て イラッとした時 深呼吸」です。最近の生徒たちは,特に福山高校の生徒たちは,お行儀が良く素直なので,教師が苛立つことは殆どありません。時折教科書忘れましたとか,宿題忘れましたという生徒が職員室を訪ねてくるぐらいでしょうか。でも,わざわざ職員室まで連絡に来る分だけ立派です。福山高校では職員が生徒を怒ることは滅多にないのですが,多分・・・たまにしか・・・,そんな時も激高することは決してありません。生徒と同じくらい比較的上品な職員集団であると言えるでしょう。イラッとしたときは,深呼吸をする,深呼吸をするまでもないけれども・・・。常に冷静さを失わない職員集団・・・。それでも,「ちょっと待て イラッとした時 深呼吸」,この言葉を,福山高校全職員,心に刻んで心のこもった仕事をしてまいります。

     一学期中間考査1日目です。1年生にとっては,初めての大きな試験です。1時間目教室を覗くと,自習時間のようです。生徒たちは思い思いに教科書やノートを開いて,懸命に取り組んでいます。3年商業科だけが,1時間目ビジネス情報の試験が行われています。商業科は専門教科が多いので,中間考査の実施科目数も多いというわけです。今日から3日間,みんな頑張るんだよ。午後の時間帯もしっかり勉強するんだよ!(^^)/

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2018年5月13日

  • 2018年05月13日(日)

    5月13日(日)下牧之原地区大運動会・・・

     5月13日(日)下牧之原地区大運動会です。牧之原は5月が運動会シーズンです。牧之原は3つの地区に分かれていますが,残りの東牧之原地区と西牧之原地区の運動会は来週日曜日20日に行われます。19日(土)には牧之原養護学校でも運動会が行われます。今朝は牧之原は早朝から,あいにくの雨です。しかも聞こえてくる雨音からすると,比較的本格的な大粒の雨のようです。会場の牧之原小学校運動場にはテントは用意してないようです。体育館での実施となったのでしょうか。本日の下牧之原地区大運動会には,福山高校からは校長先生が出席されます。カメラマンは,8時前には肝付に移動してしまったのですが,8時30分頃になると,肝付では日が差して来ました。さて,牧之原では・・・。

     『老犬コロの繰り言その105』です。見事に復活した老犬は,今度は落花生の番をするという重大な任務が与えられそうです。庭を挟んだ向かい側の畑に義父は落花生を植えるつもりのようです。種をまいたそのままでは,狸に全部掘り返されたり,うまく豆が実っても狸の餌になってしまうので,老犬の犬小屋が畑の真ん中に移されるのです。夜の間,老犬が畑の真ん中にいる限り,狸は近づいて来ないそうです。狸には老いぼれだということが分からないということです。本気で闘ったら,多分今なら狸の方が強いのではないでしょうか・・・。

     
    老犬コロの繰り言その105
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     どういうわけか,夜になると,爺さんは家よりも一段低いところにある昔は養蚕室であった,今は駐車場として使われておる,そして数年前まではニワトリを飼っておった所に,わしを移動させおるんじゃ。何のために・・・。はて・・・。犬小屋で寝ていると,夜中にわしが悲鳴をあげるからじゃろうか。狭い犬小屋や縁側の下のセメントの上で寝るよりは,鶏小屋があった所の以前わしがいた所の方が,広々として,下も柔らかい土だから,わしにとっていいと思ったのじゃろうか。とりあえず,わしは爺さんに導かれるがまま,鶏小屋の方へ自分から歩いて行ったのじゃ。まあ,ちと寂しいが,居心地の方は悪くはない。ところがじゃ。とんでもない事件が起きたのじゃ。縁側の上に置いてあった,わしの大事な大事な振りかけが猫の奴に食われてしまったらしいのじゃ。わしが縁側の横の犬小屋で寝ているときは,寄りつきもせんかった泥棒猫が振りかけをまんまと持ち去り,袋だけをゴミ捨て場の隅に落として行ったようなのじゃ。食べた後の袋はちゃんとゴミ捨て場に捨てるというのは,泥棒猫にしては良くできた振る舞いじゃ。じゃが,そのゴミ捨て場は生ゴミ用じゃから,ビニールは捨ててはいかんのじゃ。さすがにゴミの分別まではできんかったと見える。所詮泥棒猫じゃ。ドッグフードだけでは,上品なわしの口には合わないのじゃが,その振りかけを上から掛けて貰うと,まあまあ食えるのじゃ。ビニールの隅にほんの少し残っていた振りかけを婆さんがドッグフードに掛けてくれた。わしは多少時間は掛かったが,ドッグフードを一皿全部平らげたのじゃ。泥棒猫の奴め。今度見かけたら容赦しねえぞ。まあ,多分旦那がまた買うて来てくれるじゃろ・・・。

     何?狸対策じゃと?またかよ。去年も旦那の車に轢かれた後,まだ十分に回復していないわしを畑の真ん中まで引っ張り出したのじゃ。おいおい。夜の畑は不気味なんじゃ。いろんな獣たちの鳴き声が聞こえてくるんじゃ。猿,狸,狢,フクロウ,その他にも得体の知れないゾッとするような声がするんじゃ。さすがに猪は鳴かないかのお。いや豚の仲間じゃから間違いなく声は出すじゃろ。そんな所に年老いたわしを放置するとは,血も涙もあったもんじゃねえな。どうせお前は臭いから,そこに居てくれるだけで十分だからって言うんじゃろ。ひでえ話があったもんだな。芋は煮てくれたら食うけど,落花生はちと口に合わんからな。余りというか全然気乗りはしないが,夜の間だけじゃったら,まあ一肌脱ごうか・・・。それにしても,生の落花生を食うとは,やはり奴らは野蛮だな・・・。

     この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。

2018年5月12日

  • 2018年05月12日(土)

    5月12日(土)マスネ,フォーレの生まれた日,スメタナの亡くなった日・・・

     5月12日(土)は音楽史において大切な日です。フランスの作曲家マスネ Jules Massenet (1842-1912),フォーレ Gabriel Fauré (1845-1924)の生まれた日です。マスネはヴァイオリン曲「タイスの瞑想曲」で有名ですが,数多くの素敵なオペラを残しています。歌劇「マノン」,「ウェルテル」,「タイス」は今日でもしばしば上演されているようです。「タイスの瞑想曲」はもちろん歌劇「タイス」からの引用です。フォーレは多分さらに大切な作曲家と言えるのではないでしょうか。オペラこそ,滅多に演奏されない「ペネロープ」ぐらいしか残していないようですが,室内楽,ピアノ曲,歌曲においてはブラームスに匹敵するぐらい(いやそれ以上?)傑作が目白押しです。フォーレと言えば,レクイエムが圧倒的に有名かも知れませんが,個人的には2曲のピアノ五重奏曲はまさにベートーヴェン級だと思います。5月12日で忘れてはならないのが,毎年この季節にチェコで開かれる「プラハの春」音楽祭です。この日は,チェコの国民的作曲家スメタナ Bedřich Smetana (1824-84)の命日ということで,5月12日にスメタナの代表作「我が祖国」の演奏で「プラハの春」音楽祭はスタートします。ソ連による軍事介入が起こったり,悲しい歴史もある音楽祭ですが,それゆえにまさに国民的な音楽祭となっているのです。「我が祖国」という作品は知らなくとも,連作交響詩と呼ばれるこの作品の2曲目,交響詩「モルダウ(ヴルタヴァ)」は知らない人はいないでしょう。2本のフルートの掛け合いで始まる美しい旋律が印象的ですが,モルダウ川の流れをたどるように歴史的背景を噛みしめながら,音楽は進んでいきます。まるでモルダウ川を船上で旅するような気分を味わうことができます。名作です。スメタナも室内楽をいくつか残しており,やはり2曲の弦楽四重奏曲は傑作でしょう。今日は,マスネとフォーレの誕生日,そしてスメタナの命日という物凄い日なのです。

     今日は,夕方6時30分から牧之原駐在所連絡協議会なるものが開かれます。牧之原駐在所管内における事件・事故発生状況の確認と意見交換が目的で,年3回ほど開催されます。2人の駐在さんのうち1人が交替されたので,その送別会と歓迎会も兼ねているようです。牧之原駐在所の2人の警察官の方々の地域との密着ぶりはかなり深いもので,それが牧之原地区の安全で住み良い環境を築き上げていると思われます。

     『老犬コロの繰り言その104』です。老犬が家の周囲を歩き回る際,溝に落ちないように,先回りしてじっと動きを見ていると,時々老犬はこちらの動きを察して,しばらく立ち止まり,様子を窺っています。目がよく見えないせいでしょうか,危険を察知したかのように,踵を返して来た道を戻っていきます。鬼ごっこのつもりでしょうか。

     
    老犬コロの繰り言その104
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     気温が高くなってきたので,わしは縁側の下で眠ることが多くなった。すると,セメントの上は冷たかろうと爺さんが段ボールを敷いてくれるのじゃ。なるほど段ボールというのは意外と暖かいものじゃ。じゃが,段ボールという奴には恐ろしい罠が仕掛けられておるのじゃ。わしが昼寝の途中や夜中に目覚めた時,わしをパニックに陥れてしまうんじゃ。段ボールのつるつるした表面にわしはしばしば足を取られて,立ち上がることができなくなるのじゃ。しばらくわしは我慢して足を動かすのじゃが,やがて疲れて力が入らなくなる。わしはこのまま死んでしまうのか,そう思うと半狂乱状態になるのじゃ。もう泣くしかない。ふと気が付くと,ウンチも漏らしておる。・・・。縁側の下がウンチだらけになることもある。ウンチのこってり付いた段ボールはそのまま畑へ投げ捨てられ,後で焼かれることになる。セメントの部分は旦那がデッキブラシみたいなものを見つけてきて,水を流しながらゴシゴシ擦りやがる。わしは大して気にならないのじゃが,人間どものやり方を見守るしかない。段ボールなんか敷くからいけないのじゃ。日が出て来て,縁側の下の水が乾くとまた爺さんが段ボールを持ってくるんじゃ。こいつらは何を考えておるのじゃ。わしのウンチを見越して,段ボールの上にさせる気じゃな。あ~あ,年は取りたくないのお。

     庭を歩いておる時は,何も感じないのじゃが,疲れて立ち止まると,特に後ろ足が崩れてしまうのじゃ。じゃから,どこかもたれる所が欲しい。縁側の下の壁と,もう一つ,犬小屋の壁が便利であることに気付いたのじゃ。犬小屋に入ってしまえば,四方に,いや入口側以外の三方に壁があり,そこに後ろ足を付けると楽なのじゃ。じゃが,横になって寝てしまうと,今度は目が覚めた時に,足が痺れて言うことを利かないので,またパニックに陥ってしまうんじゃ。ある時は,目が覚めて真っ暗な中にいるのに気付き,自分がどこにいるのか分からなくなり,物凄い恐怖心に襲われたことがあった。もしかしたら,ここが三途の川を渡った先の地獄という所か。身体が動かないものじゃから,まさに金縛り状態じゃ。泣き喚くしかない。爺さんか旦那がやって来るのを待つことになるんじゃ。小屋の外に引き出して貰うと,あっ,まだ生きているということが確認できるんじゃ。あ~あ,情けない・・・。今日は最後までしみったれた話になってしもうたな・・・。

     この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。

2018年5月11日

  • 2018年05月11日(金)

    5月11日(金)交通安全の日・・・

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     5月11日(金)交通安全の日です。福山高校では,毎月13日松迫君の月命日を交通安全の日としております。今月は13日が日曜日なので,本日が交通安全の日となっているのです。生徒たちの大半はバス通学生ですが,一部単車通学の,またバス停まで自転車を利用している生徒もいます。ここ数年大きな事故は起きていませんが,交通安全には十分に注意したいものです。早朝空を見上げると,昨日同様きれいな青空が広がっています。少しひんやりした空気が肌に心地よく感じられます。朝日もまだまだ真夏のそれと違い,十分な優しさを残しています。今日も素敵な一日になりそうです。

     保健だより5月号が出ました。朝ご飯で1日を始めようと大きな見出しが出ています。毎朝カメラマンが爽やかな気分でいられるのは,しっかり朝ご飯を食べているからかも知れません。50年以上の人生の中で,朝ご飯を食べなかった日があるでしょうか。学生時代無様に寝坊した時ぐらいでしょうか。朝早く起きて,朝ご飯を食べる。一番の健康法なのかも知れません。裏面は,生徒保健委員会が,今回は3年普通科の有村渚さん(牧之原中出身)が作ってくれたものが出ています。「五月病」について紹介してあります。「五月病」も50年以上生きてきて一度も経験がないような気がします。ただ気が付いていないだけでしょうか。新年度の環境の変化で緊張感を持って過ごしてきていたのが,ふと我に帰り,思うようにいかない日々に気づき,ストレスを感じてしまい,気が滅入ってしまうというのが「五月病」だそうです。自分に合ったリラックス法を見つけようと解消法も紹介してあります。やはり,早起きして朝ご飯を食べて,朝日を浴びるのが一番の特効薬のように思います。保健だより5月号,本日生徒全員に配付されるようですが,是非お読みください。裏面は向きが表面と異なりますので,もう一度添付します。

    保健だより5月号(両面)[PDF:1MB]

    保健だより5月号(生徒保健委員会)[PDF:539KB]

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     午後から,この3月に福山高校商業科を卒業したばかりの猿渡敦基君(舞鶴中出身)が訪ねて来ました。大阪の方の会社に就職しているはずですが,どうして今頃と思ったら,3日間の休みを貰って帰ってきたのだそうです。貴重な3日間の帰郷なのに,わざわざ福山高校を訪ねて来てくれた猿渡君の気持ちが嬉しいですね。しかも彼は薩摩蒸気屋のドーナツを先生方に配って回っています。今までこのような卒業生がいたでしょうか。写真を撮っていいかと聞くと,ちょっと照れたような,けれどもしっかり上目遣いのおどけた表情をしてくれました。3年生諸君,猿渡先輩を見習うんだよ。(^_-)

2018年5月10日

  • 2018年05月10日(木)

    5月10日(木)見事な五月晴れです・・・

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     5月10日(木)久しぶりに抜けるような青空が広がっています。見事な五月晴れです。ウグイスも,スズメも,校長先生のコペンもご機嫌です。もうしばらくしたら,ホトトギスも鳴き始めるはずです。今や遅しと(?)舞台袖で出番を窺っているのだろうと思います。6月にはアカショウビンも鳴き始めます。新緑の季節は,森羅万象が躍動する季節です。

     今日の南日本新聞に福山の記事が2つ出ていました。4月29日(日)の霧島市福山町惣陣が丘で行われたつつじ祭りと5月3日(木)霧島市福山町佳例川の羽山神社で行われたはやま祭りの情報です。両方とも,福山高校生が大活躍した催しです。残念ながら,本日の記事では福山高校は1か所しか名前が出ていませんが・・・。5月5日(土)の南日本新聞でもつつじ祭りが紹介してあります。合計3つの記事,まとめてご覧ください。

    5月10日(木)南日本新聞(つつじ祭り(記者の目)&はやま祭り)[PDF:546KB]

    5月5日(土)南日本新聞(つつじ祭り)[PDF:370KB]

     

2018年5月9日

  • 2018年05月09日(水)

    5月9日(水)姶良・伊佐地区高体連大会中心日2日目・・・

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     5月9日(水)雨は上がりました。でも,どんよりとした曇り空が広がっています。中庭のツツジも往生際の悪いごく一部の花たちを除けば,みんな見事に散って,新緑の季節と化しています。桜が散り,ツツジやサツキも散り,次はいよいよ紫陽花の番でしょうか。March winds and April showers bring forth May flowers. (3月の風と4月の雨が5月の花をもたらす)花が咲くには雨が必要なのですね。特に,紫陽花は大量の雨を必要とするのかも知れません。それにしても,桜,ツツジ,紫陽花,同時に咲くことはないのでしょうか。順番は,厳格に守られなければならないものでしょうか・・・。同時に咲けば,それはそれで華やかなはずですが,一遍に散ってしまったら祭りの後みたいに急に寂しくなるからでしょうか・・・。トゥッティで盛り上げるブルックナーの交響曲ではなくて,独奏楽器が順番に活躍するバルトークの管弦楽のための協奏曲,特に第2楽章みたいですね。

     姶良・伊佐地区高体連大会中心日2日目です。今日は,おそらくサッカーもソフトテニスも無事競技できていることでしょう。来週は一学期中間考査,地区大会終わってもぼーっとしては駄目だよ,生徒諸君。(^^)/

     福山高校は,今年から毎週水曜日を定時退庁日にしております。福山高校の全職員が17:30までには,帰宅します。教師の働き過ぎを緩和しようという全国的な流れです。保護者の皆様,地域の皆様,ご理解いただきたいと思います。この日は,通常の場合,部活動も中止です。今週は地区大会ですので,17:30までは練習する時間がたっぷりあります。教職員がしっかり休養を取り,また爽やかに出勤するやり方の方が,間違いなく教育効果も上がると思われます。疲れ切った教職員では,生徒たちにとっても不幸でしょう。教師たる者,24時間教師であるという自覚を失ってはなりません。しかし,人間誰しもリフレッシュする時間も必要なのです。福山高校職員は,また朝から元気はつらつで仕事に邁進してまいります。

2018年5月8日

  • 2018年05月08日(火)

    5月8日(火)姶良・伊佐地区高体連大会中心日1日目

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     5月8日(火)姶良・伊佐地区高体連大会中心日の1日目ということですが,朝から断続的に雨が降っています。昨日ほど強い雨ではないようですが,ソフトテニスやサッカーなどの屋外競技が実施できているのでしょうか。午後の校内の様子を覗くと,地区大会とは関係のない吹奏楽部が練習を行っています。牧之原養護学校の岸尾先生,前年度まで3年間本校で勤務されていましたが,その岸尾先生が来られて,19日(土)に行われる牧之原養護学校の体育祭での演奏を先に打診されていたことですが,正式に依頼されています。吹奏楽部は大張り切りで,準備を進めています。毎回同じ曲というわけにはいかないのでしょう。レパートリーを広げながら,着実に腕を上げています。チューバの3年商業科吉村伊吹さん(国分中出身)とホルンの2年商業科の渕田楓子さん(木原中出身)は別室でメトロノームを鳴らしながら楽譜を見つめています。秘密練習でしょうか・・・。

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     バドミントン部が大会に出て留守なので,体育館は無人です。地区大会に参加しない卓球同好会は・・・。マイペースな人たちです。トレーニング・ルームを覗くと,陸上部の3年普通科濵崎将也君(隼人中出身)が剣道部の1年普通科坂口怜君(牧之原中出身)にバーベルの上げ方を教えています。傍でじっと見守っているのは,剣道部の3年普通科斧駿介君(国分南中出身)です。確かに,斧君では重たいバーベルは無理か・・・。いや,剣道3段だぞ。見くびるなよ・・・。(^_^;)

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2018年5月6日

  • 2018年05月06日(日)

    5月6日(日)朝晩肌寒い日が続いています・・・

     5月6日(日)早朝から鶯の囀りはご機嫌ですが,幾分肌寒く感じられます。太陽が昇るにつれて,気温が上がり,最高の季節が完成していきます。立夏を過ぎたというのに,朝晩の肌寒さは気になりますが,見事な新緑の季節であることは間違いありません。生きとし生けるもの,神羅万象にとって,最高の季節なのです。それを思えば,早朝の肌寒さはむしろ心地よく感じられると言っていいでしょう。

     『老犬コロの繰り言その103』です。老犬はこの最高の季節の中で,庭を快調に歩き回っています。本人は大真面目なのでしょうが,おかしなスキップがどこかはしゃいでいるように見えます。一しきり歩き回った後は,縁側の所でどたりと横になり,死んだように眠っています。目も耳も衰えて,少々のことでは起きないので,時折生きているかどうか確認したくなります。お腹の振幅が辛うじて彼が生きていることを表しています。食欲も少しずつ通常に戻りつつあります。

     
    老犬コロの繰り言その103
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     世界が一つになるためには,戦争が必要であると安吾は言うておるようじゃ。戦争が人類の発展または幸福のために果たしてきた役割は大きかったであろうとも言うておる。終戦直後,廃墟と化した東京で安吾はそのような大胆なことを考えておったのじゃ。うん,関ヶ原の戦いでは恐らく何万という兵士たちの命が失われたのであろうが,その後に日本全体が統一され,訪れた平和な時代を思えば,そのような見方もできるのかも知れんのお。兵器の開発によって,多くの文明の利器が誕生したのも事実のようじゃしのお。確かに戦争は多くの恩恵をもたらした側面もある。じゃが,侵略戦争が繰り返されることによって,世界はやがて一つになると安吾は言うておるのじゃろうか。じゃが,旧ユーゴスラヴィアや旧ソ連のように,大きな戦争はなかったようじゃが,ごたごたによって逆に国の数が増えちゃったなんて例もあるぞ。安吾に言わせると,それは平和がもたらした産物なのか・・・。じゃが,安吾はさすがにもう戦争をしてはならないと言う。人類の作り出した兵器はもはや世界を破滅へと導くレベルにまで発達してしまったということじゃ。昔の戦争は,そう多分19世紀前半までの戦争は,兵士同士の,市民に大した迷惑を掛けない戦争であった。戦争のためにわざわざ関ヶ原を決戦の地に選んだというところが立派じゃろ。20世紀の戦争はそのような長閑な(?)戦いではなくなったのじゃ。人類はこれからは平和的に世界友好への路を歩まなければならない。安吾もそう言うておる。平和的にそれが人類の知性というものじゃろ。最近の北朝鮮の動きを見ておると,体制維持というのが最大の目標なのじゃろうが,手のひらを返したように,友好への道を歩もうとしておる。ちと不気味じゃが,ここは期待して見守ってやろうではないか。

     旦那の兄貴という人が帰って来た。以前は,家族以外にはうーと唸ってやったものじゃが,この年になると,さすがに北朝鮮同様友好的にならざるを得ない。と言うか,最初は誰じゃか分からんかったのじゃ。旦那が親しげに話しておるから,多分味方なのじゃろ。わしの頭も撫でてくれおるから,まあ危害を加えることはないんじゃろ。じゃが,この新しい旦那は口から煙を吐くという物凄い芸当をしよる。どうやら煙草というものらしい。昔は爺さんも煙草を吸っておったようじゃが,何のためにわざわざ煙を吸って吐き出すのか,わしにはさっぱり分からん。一服どうだ,とわしにも新しい旦那は勧めて来おったが,慌てて逃げてやった。危ない危ない,不良の道に引きずり込まれるところじゃった。この年になってぐれても仕方がなかろうに・・・。

     この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。

2018年5月5日

  • 2018年05月05日(土)

    5月5日(土)子どもの日

     5月5日(土)子どもの日です。端午の節句。子どもの人権を重んじ,子どもの幸福を願い,母に感謝する日・・・。(何故・・・?母だけ?父には感謝しなくていいの?でも,父の存在というのは,自分の父を振り返っても,自分自身を客観的に見つめても,その程度のもののような気がする。母との思い出はたくさんあるのに,父との思い出は数えるほどしかない・・・。父親というのは,所詮子どもたちにとって鬱陶しいものなのであろう。我が父は少しもそんなところはなかったけれども・・・。)再三繰り返している通り,子どもの減少が深刻で,子どもの日というのが,どこか遠い国の話のような気持ちにさせられます。それでも,遠方からお孫さんが訪ねて来たのか,ご近所から黄色い(?)声が聞こえてきます。老犬を含めて,年寄りばかりの我が家では,穏やかな一日が静かに過ぎています。何ごとも起こらない,平和で穏やかな休日・・・。最高の季節の中で,これも掛け替えのない貴重な一日に思われます。

     『老犬コロの繰り言その102』です。老犬にも子どものころの思い出があるのでしょうか。昼間は何も考えていないように見える老犬・・・。でも,夜になると時折うなされる老犬・・・。目覚めている時は何も思考は働いていないけれども,眠っている時はいろいろ思いが巡る・・・。そんなことがあろうか。老犬も老犬なりにいろいろ考えることはあるのでしょう・・・。

     
    老犬コロの繰り言その102
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     当たり前じゃ。何を今さらつまらんことを言うておるんじゃ。わしにだって広大な精神世界というものがあるのじゃ。物事を考えられるのは人間だけじゃと考えるとは,思い上がりもいいところじゃ。いい加減にせい。年を取ると,余計に精神世界の方が大きくなるんじゃ。単調に見える日常じゃが,心の動きはまさに激動の日々や。ちゅうても,それほど思い悩んだり苦しんだりしているわけではないぞ。この世の行く末のことを考えているまでのことじゃ。頭脳は至って明晰じゃ。そんなに物事を捻くり回して考えることもない。

     最近気になるのは,やはり北朝鮮の動きじゃ。恐らく後ろで糸を引いておるのは中国じゃ。卓球の世界大会の韓国と北朝鮮による突然の合同チームには驚いた。大会前ならまだしも,準決勝を迎えるころになって,突然合同チームにしますってのは呆れたもんだ。それぞれの卓球チームの意志だったのじゃろうか。合同チームってことは,それまで代表だった選手が出場できなくなる可能性があるということじゃろ。平昌オリンピックでも同じようなことがあったように記憶しておるが。恐らく多分に政治的な演出という側面が強いのじゃろう。北朝鮮と韓国の歩み寄りを形にして表したかったんじゃろ。それにしても,今回の北朝鮮の電撃的な方向転換には,さすがのわしも全く予想外で卓球の合同チーム以上に驚かされた。韓国との和解に始まり,非核化へ向けて舵を切るという・・・。この間までの駄々っ子がどうなってしまったのじゃ。ここまでは,勿論ちっとも悪いことではないし,歓迎すべきことなのじゃが,これまでの我儘し放題の振る舞いを思うと俄かには信じ難いのじゃ。世界が歓迎と同時に戸惑っておるのも当然じゃろ。トランプは自分の手柄のように,にんまりしておるようじゃが,習近平の働きかけがあってのことじゃろ。日本も早速拉致問題解決へ向けて習近平と手を組もうとしておる。朝鮮半島の友好関係に対して世界全体が祝賀ムードであるが,ロシアの動きもちと気になるのお。いずれにせよ,みんなが仲良くしようということはいいことじゃ。卓球の世界大会の途中での合同チーム結成は,南北統一への動きを印象付けようとする政治的意図が感じられるが,やはりスポーツと政治は別じゃろ。いつの日か世界が一つになる日があったとしても,スポーツの国際大会みたいなものは残すべきじゃろ。ま,わしには全く関係のないことじゃが・・・。

     この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。

2018年5月4日

  • 2018年05月04日(金)

    5月4日(金)みどりの日

     5月4日(金)みどりの日だそうです。毎日新聞の表紙のタイトルも緑で表示してあります。そうでなければ,「みどりの日」だなんて気が付かなかったかも知れません。風薫る5月,鯉のぼりも空へ舞い上がらんばかりに勢いよく踊っています。昨日同様幾分肌寒さを感じます。

     『老犬コロの繰り言その101』です。昨年5月4日にスタートした『繰り言』ですが,2年目に突入です。この前の月曜日の早朝だったでしょうか,老犬は午前1時過ぎに呻き声を上げていました。また,犬小屋の中で動けなくなったのか,やれやれと思って,老犬を覗くとやはり小屋の外にお尻を出し,奥の方に顔を向けて,悲しげな声を上げています。特に,動けなくなっている様子はありません。突然目が覚めて真っ暗なのに気付き,先日の深い溝に落ちた時の苦しみを思い出したのでしょうか。小屋の外に出してあげると,何のことはありません。いつものおかしなステップを踏んで,歩き回ります。爺さん,夢にうなされたのかい。落ち着いたところで,老犬にお休みを言い,床に戻ると,午前2時過ぎ,再び老犬の声が聞こえます。今度は,老犬は犬小屋の外で,風よけのために置いてあるお風呂の蓋(?)の下に挟まっています。おい,爺さん,・・・。

     
    老犬コロの繰り言その101
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     わしが縁側の所で横になっておると,わしのお腹のあたりにハエが1匹止まりおった。旦那はそれを見て,「おい,まだその犬は生きているんだ。勘違いするな。」とハエに話しかけやがった。人見知りの激しい小心者のくせに何にでも声を掛ける奴じゃ。ハエはわしが死んでおると思ったのかのお。目も耳も大分衰えてきて,もちろん眠っていたせいもあるが,ハエの存在を感じることができたのはお腹の皮膚(体毛?)感覚だけじゃったが。5月のハエ,五月蠅い(うるさい)とはよく言うたもんじゃのお。すると,今度は1羽の大きなカラスが庭に舞い降りて来た。うん,やつらはきっとわしがくたばったと思っておるのじゃ。失敬な!

     溝への転落そして救出された直後よりも,わしはかなり回復して来ておるぞ。うん,あの時はこれが噂に聞く死ぬということなんじゃと観念したんじゃ。じゃが,2週間が経ち,ほぼ転落直後と同じくらい長い距離を歩けるようになった。ちょっとした坂道も苦も無く登れるのじゃ。家の周りも一周は楽にできるぞ。そろそろ桜公園まで行こうかなと思っておったら,旦那が車を出してわしの身体をひょいと持ち上げて助手席に運びおった。うん,まあ,こちらの方が楽ではあるな。じゃが,これが果たして,視察,または旦那の言う散歩と言えるのかのお。桜公園に着くと,わしはとぼとぼと自由に歩かされるのじゃが,久しぶりなものじゃから,身体がふらふらして思うように歩けなんだ。旦那は芝の方へ誘おうとするのじゃが,わしはそっちには行きとおなかった。芝に足を取られて歩きにくいからのお。旦那はそのうち諦めて東屋の下で本を開きおった。やや風が強く,気温も低く感じられたこともあり,旦那はわしの様子が気になったのじゃろお。ものの5分もしないうちに帰ろうと言い始めた。すると,突風に吹かれてわしの身体がよろめいて,尻もちをついてしもおた。犬が尻もちをつくとは・・・。わしは旦那の顔は見なかった。奴はきっと笑ておるに決まってる。じゃが,旦那は再びわしの身体をひょいと抱きかかえて車の中へ連れて行きおった。何だ,散歩いや視察はこれで終わりかい!尤も内心わしの方も納得ずくではあったのじゃが。夜になって,夕食後わしはまたトイレのために放された。夜風が心地よかったので,わしはしばらく歩き回ることにした。すると,またわしの身体が浅い溝みたいになっている所に落っこちて,身体が身動きできなくなってしもうた。またか・・・。しばらく我慢してじっと堪えておったが,そのうち明りが目に入った。旦那の懐中電灯じゃ。思わず声を上げた。残念じゃった・・・。

     この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。

2018年5月3日

  • 2018年05月03日(木)

    5月3日(木)はやま祭り

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     5月3日(木)昨日の豪雨が嘘のように,鯉のぼりの季節に相応しい風薫る爽やかな朝を迎えました。本日は,霧島市福山町佳例川の羽山神社においてはやま祭りが行われます。午前10時からは,すでに羽山神社の神殿では神事が執り行われているはずです。舞台発表は13:30スタートで,福山高校吹奏楽部は今日も朝から練習に余念がありません。3階の音楽室から,景気のいい音が聞こえてきます。間違いなく素敵な演奏会になることでしょう。もうすぐ午前11時過ぎには,楽器の運搬が行われることになっています。

     午前11時,佳例川自治会の方で用意してくださった運搬用のトラックが生徒玄関前に到着しました。正面のテニスコートでは,ソフトテニス部が練習を行っています。新入部員でしょうか,かなり小さな子が一人混じってラケットを握っています。よく見ると,ソフトテニス部顧問寺尾先生の2歳の娘さんでした。随分大きくなりました。2年前はまだ生まれたばかりの赤ちゃんだったのに・・・。当たり前か・・・。早くも寺尾家の英才教育が始まったようです。負けるなよ,福高ソフトテニス部!それはそうと,楽器積み込みはものの10分ほどであっという間に済んでしまいました。まだまだ余裕がありそうですが・・・。校長先生のコペンぐらいは乗るんではないかな・・・。吹奏楽部員はこちらも佳例川自治会で用意してくださったジャンボタクシーと普通のタクシー2台に分乗して,羽山神社への移動が始まりました。 

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     羽山神社では,午前中は神事が行われ,また近くの広場でゲートボール大会も行われ,午後からのステージを待つばかりになっています。少しずつ,佳例川地区の皆さんを中心に老若男女大勢の人が集まりつつあります。お蕎麦やおうどんなどの飲食コーナーも例年通り神社入口付近に用意されています。農舞台の準備も大急ぎで進められています。ステージの順番も直前に大慌てで決められる手際の良さ(?)です。福山高校の吹奏楽以外にも,第一工業大学のエイサー・クラブ(?)や日本舞踊なども披露されるようです。ステージ発表のトップバッターは福山高校遠藤校長先生の歌唱に決まりました。福山高校の同窓会副会長でもあり,ラジオのパーソナリティもこなし,地元佳例川で畜産に携わっておられる多芸多才の藤山粋さんの進行で今年も面白おかしく舞台は進んでいきそうです。

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     遠藤校長がステージに上がると,藤山さんのいじりが始まります。必死に応戦する遠藤校長と藤山さんとのユーモラスなやり取りの後,いよいよ遠藤校長の歌唱です。昨年と同様「千の風に乗って」を熱唱されました。突然ステージに担ぎ出された昨年と違い,今年は明らかに練習してこられたようで,かなり余裕のある堂々たる歌唱となりました。昨年も立派な歌声ではありましたが,やはり完成度は今年の方が上でしょう。遠藤校長を前座にして,次に福山高校吹奏楽部が登場します。初めての舞台発表であった1年前とは異なり,今年は数々の経験を重ね,生徒たちはある程度自信を持って臨んだのではないでしょうか。アップテンポの1曲目はまさにノリノリの快調な演奏でした。2曲目のスローバラード調の音楽は,現代っ子の彼女たちにとって,やや難しかったのかも知れません。楽器のトラブルもあったようですが,途中で空中分解しそうな場面も散見されました。でも,3曲目,4曲目は再び彼女たちの現在の力を存分に発揮してくれたのではないでしょうか。4曲目の「舟歌」も彼女たちにとっては余り馴染みのない演歌で,大丈夫かなと不安視されましたが,何の何の見事に八代亜紀の世界を描き切っていました。会場の皆さんのやんやの喝采を浴びたのも当然でしょう。そして,予期していなかった藤山さんを慌てさせたアンコールまで演奏してくれました。福山高校吹奏楽部の1年前とは見違えるほどの成長の跡が窺える素敵な演奏会でした。先日の惣陣が丘の青空の下でのつつじ祭りの演奏も良かったけど,今日の佳例川羽山神社農舞台での演奏はさらに素晴らしかったと思います。五月晴れの中なのに,強風の吹く幾分肌寒い中ではありましたが・・・。(^_-)-☆

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2018年5月2日

  • 2018年05月02日(水)

    5月2日(水)一日遠足・・・

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     5月2日(水)朝から今年初めてカエルの大合唱が始まっています。そういうわけで,一日遠足が予定されていたこの日は朝から大雨です。かのやばら園を予定しておりましたが,雨天時用に押さえてあった鹿屋市串良町の平和アリーナに向かうことになりました。体育館に集合して,説明・注意が行われた後,生徒たちは早速バスへ乗り込んで行きます。雨が降っているというのに,しかも比較的本格的な雨だというのに,傘を手に持ったまま差さない豪傑もいます。「五月雨じゃあ,濡れて参ろう・・・」ということでしょうか。大型バス4台に分乗して,カエルの大合唱に見送られながら,一路串良平和アリーナを目指します。

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     平和アリーナに到着すると,生徒たちはまずその巨大さにびっくりです。ばら園から体育館に替わり,落胆した人もいたかも知れませんが,まずは大多数の生徒たちには好評のようです。10時過ぎに平和アリーナに到着して,1時30分まで体育館で生徒たちはどのように過ごすのだろうと若干の危惧の声もあったのですが,生徒たちは思い思いに競技を決め,夢中になって遊んでいます。教師の側が,トーナメントの準備等段取りをしなくていいのだろうかと思われましたが,生徒たちは,体育館が十分に広いということもありますが,意外とシステマティックに自分たちでゲームを始めているのです。よく見ると,1年生,2年生,3年生,そして男女入り乱れてチームが作られています。何故このようなメンバーが揃ったのだろうと不思議に思われるようなチームもあります。136名という小さな学校ならではの,便利な,そして意外なネットワークができているのでしょう。ふと,バレーボールのコートの中に立ち尽くしているだけの女の子が目に入りました。彼女はただ立っているだけで,ボールの動きには全く関心がないように見えます。つまらないのかな・・・。あっ,ボールが飛んで来た!彼女は一瞬ボールに触れようとしますが,そのままボールはコートの外へ飛んで行きます。女の子は恥ずかしそうな素振りをしながらも,笑顔です。うん,良かった,十分に楽しんでいるんだ・・・。広い体育館の中に放り出された生徒たちは,隅に固まった多くの集団ができるのかと思いきや,このように活発にゲームに興じていたのです。もちろん,カメラマンのようにぽつんと隅っこで傍観している人も一部にはいたと思いますが,かなり少数だったのでしょう。殆ど気が付かないくらいです。でも,少しはそういうタイプの人間も必要でしょう。ひょっとしたら,ばら園以上に面白く過ごすことができて,また興味深い人間模様が見られて,あっと言う間の3時間半だったのかも知れません・・・。(^_^)

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     福山高校だより5月号が出ました。本日生徒たちには,A4両面刷りモノクロ版で配付されたようです。保護者の皆様,是非こちらのカラー版でもご覧ください。平成30年5月号(5月1日発行)[PDF:595KB] 福山高校の4月の動きが紹介してあります。新年度1か月間の福山高校の様子がお分かりいただけると思います。地域の皆さんも是非ご覧ください。発行のタイミングの関係で,残念ながら4月29日(日)のつつじ祭りにおける福山高校生の活躍は出ていませんが,明日5月3日(木)の佳例川羽山神社における「はやま祭り」での吹奏楽部の演奏とともに6月号で紹介されるはずです。そう,明日は「はやま祭り」本番です。福山高校吹奏楽部は明日のお昼過ぎ,羽山神社の農舞台の野外ステージに登場します。本日5月2日(水)は福山高校は5:30定時退庁日なのですが,明日の本番に向けて,午後6時が迫ろうとしているのに,吹奏楽部は特別練習を行っています。1年前の「はやま祭り」の頃に比べると,メンバーは若干入れ替わったはずなのですが,格段に腕を上げています。時間のある方は是非,明日の午後昼過ぎ佳例川羽山神社に足をお運びください。下の写真は昨年の「はやま祭り」での福山高校吹奏楽部です。

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2018年5月1日

  • 2018年05月01日(火)

    5月1日(火)3学年進路ガイダンス

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     5月1日(火)風薫る5月がスタートしました。と言っても,どんよりとした曇り空で,明日の1日遠足の実施が危ぶまれるような天候です。ゴールデン・ウィーク前半が終了し,今日明日の2日間を置いて,木曜日からは後半の4日間が始まります。そう言うわけで,今週の福山高校職員の週間目標は,「運転は いつでもどこでも ゆずり合い」です。このような心がけがあれば,交通事故に遭遇することは殆どないでしょう。連休中福山高校職員も長距離を運転することがあるかも知れません。そんな時,忘れてはいけないのが,「運転は いつでもどこでも ゆずり合い」です。

     3年生の進路ガイダンスが行われるこの日,CG通信4月号が出ました。もう5月なのに・・・。新年度が始まり,進路補助員の先生が替わりました。鮫島奈緒子先生です。後ろ姿の写真で紹介してあるところが振るっていますね。実は,鮫島先生,特別支援員も兼ねていただいております。学習に不安のある生徒,進路に悩みのある生徒,今年は鮫島先生がおられます。CG通信4月号,是非ご覧ください。 進路新聞4月[PDF:781KB]

     どさくさに紛れて(?)生徒会新聞も出ています。新任の先生方に生徒会役員がインタビューしているようです。こちらも是非ご覧ください。 生徒会新聞[PDF:600KB]

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     午後になり,3年生対象の進路ガイダンスが始まりました。進学,就職に向けて,3年生一人一人が自分の進むべき道を決定しなければなりません。まずは,将来どのような職業に就きたいか,そのために高校卒業後進学がいいか,就職がいいのか等,大体この辺りまではそれぞれ決めていると思われます。そして,進学先,就職先を決めて,合格を勝ち取るために動き出さなければなりません。そのための手順を一通り3学年のスタッフが説明を行ったようです。進学も就職も学校推薦が主なので,面接練習も本格的にスタートさせなければなりません。3年生の目の色が少しずつ変わってきたように思います。

     そんな時,この3月に卒業したばかりの卒業生が2人駆けつけてくれました。金曜日の西村さんに続いて,この季節は近くに進学就職した人たちが近況報告に来てくれるようです。早速下舞功大君(牧之原中出身)と永野優太君(隼人中出身)の2人には,進路ガイダンスで3年生に向けて面接の受け方を披露して,さらに話をしていただきました。永野君は海上自衛隊のユニフォームでしょうか,これが本物のセーラー服なのでしょう。坊主頭も規律の厳しい証か・・・。でも,2人とも立ち姿は凜々しいですね。(^_-)

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2018年4月30日

  • 2018年04月30日(月)

    4月30日(月)振替休日・・・

     4月30日(月)ついに4月最後の日を迎えました。この1か月はやはり多くの人にとって,長い長い1月だったろうと思います。振替休日のこの日は,例によって,インターネットが活躍します。「図書館記念日」なんだそうです。「サン・ジョルディの日」(4月23日)の1週間後ですが,殆ど両者には関係はないようです。漱石の合間に坂口安吾を読んでいます。「堕落論」を中心としたエッセー集みたいなものですが,読み応えがあります。15年ほど前,ある高校に勤務している時,ある3年生が安吾の「堕落論」で感想文を書き,物凄い賞を貰っていたのを思い出します。確か東京まで授賞式に行き,学校賞として文庫本全集みたいな副賞も貰ってきたと記憶しています。多分今も図書館にはそのセットは置いてあるでしょう。その時,安吾の「堕落論」は読む気も起こらなかったのですが,今ようやく当時の高3の彼に追い着いた気分です。いやまだ追い着いていない・・・。まだ安吾の「堕落論」に対する自分の思いを整理できていません。評論とか,人生論めいた本は殆ど読まないのですが,「白痴」を初めとする短編は間違いなく傑作ですし,自分自身まだよく分かっていないという点を含めて,坂口安吾は間違いなく20世紀最大の知性の一人なんだろうと思います・・・。

     また,今日はヨーロッパに伝わる「聖ヴァルプルギスの夜」の日なんだそうです。ゲーテの「ファウスト」やベルリオーズの幻想交響曲にも出てくるおどろおどろした世界です。これが,イギリスに伝わり,行く行くはハリー・ポッターのようなものが誕生するんだろうと思います。むしろ今日では,おどろおどろした世界はイギリスが中心のような気がします。やはり,古来からのケルト人の伝統なんでしょう。随分乱暴な物言いですけど・・・。

     『老犬コロの繰り言その100』です。やりました。どんなにくだらないことでも,長いこと続けるってのは立派なことだと思います。自画自賛てやつです。老犬も多分喜んでくれているのだろうと思います。本当の老犬は,『繰り言』の老犬と異なり,慎ましく従順なのです。カメラマンがどんなに嫌っても,老犬はカメラマンのことが大好きなんだろうと思います。いや,舎弟ぐらいにしか思っていないか・・・。老犬の食欲が戻りつつあります。見事な回復ぶりです。

     
    老犬コロの繰り言その100
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     確かに,旦那は犬は好きじゃないんじゃろう。旦那は自分に対して従順に振るまい,常に後ろをついて回られるのが嫌なんじゃ。わしが子どもの頃,旦那は殆ど何も教えてくれなかったのは,前にも話した通りじゃ。「お手」や「お座り」を教えてくれたのは,爺さん婆さんや子どもたちじゃった。ある時,旦那が気紛れにわしに「伏せ」を教えようとして,無理矢理わしを上から押さえつけようとした時,わしは旦那の手に嚙み付いてやったんじゃ。旦那のやり方はおよそ教育者とは思えない。旦那は躾けようとしたのではなく,いつも立ってばかりだから,地面に腹這いになることを教えたかったようじゃ。じゃが,わしは旦那が傍にいる時は,暢気に寝そべってなどおれないのじゃ。視察かおやつしか頭にないからのお。じゃから,結局わしは旦那から教わったものは何にもないのじゃ。旦那はわしが旦那の顔を嘗めるのも嫌うんじゃ。子どもの頃,旦那にしこたま怒られたことがある。以来わしは旦那の顔を嘗めたことが一度もないのじゃ。唯一の愛情表現なんじゃがのお。子どもたちの方は嘗めさせてくれるから,いつも嘗めてあげてたんじゃが・・・。わしが窓の外から,部屋の中にいる旦那の様子をじっと窺っておると,旦那はツツジの花や山の方を見なさいと言う。あほか!わしらは花を愛でたり,森を愛する心なんか持ち合わせておらんのじゃ。花なんて言うのは,やつらが生き延びるためのトラップに過ぎんのじゃ。森も一見穏やかで安らぎを与えてくれそうに見えるが,実際には危険に満ち溢れておるんじゃ。犬の天敵猿や猪がうじゃうじゃおるし,狸もこちらを窺っておる。まあ,狸には勝てる・・・。いや勝ったことがあるんじゃ・・・。山蛭だっておるし,ダニもおる。山なんか見ていると,ぞっとするんじゃ。

     わしが旦那をじっと見つめておるのは,視察とおやつがねらいなんじゃ。それ以外には,わしには楽しみがないのじゃ。先日の一件があって以来,わしの楽しみはせいぜい庭を歩き回るのと,そう,食うことしかないんじゃ。じゃが,庭を歩いていると,すぐに後ろ足がふらついて来る・・・。下りはまだいいが,上りはきつい・・・。下ったら最後,どこかでまた上らないといけない。どうなっとるんじゃ,地球は。一周したら,また元の所に戻って来られるらしいじゃねえか。ふ・・・,そんなに歩けねえよ・・・。『繰り言その100』か・・・。何か景気のいい話ねえかな・・・。いろいろ災難はあるけど,わしは生きておる。旦那もわしを見捨てない。Pity is akin to love. じゃ。いかん,つい知性がこぼれ落ちてしまう。旦那が「三四郎」で読んでたやつじゃ。かわいそうってのは,惚れたってことよ・・・。Stray sheep, stray sheep....

     この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。

2018年4月29日

  • 2018年04月29日(日)

    4月29日(日)昭和の日,つつじ祭り・・・

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     4月29日(日),霧島市福山町の惣陣が丘でつつじ祭りが行われました。このつつじ祭りには,毎年福山高校の生徒たちが,ボランティアとして参加し,惣陣が丘の花文字の清掃作業を行っています。国道10号線沿いの惣陣が丘にはつつじで象られた「フクヤマ」の巨大な花文字が,地域の方々や牧之原を通り掛かるドライバーの目を楽しませてくれています。30年前に「ふっぎゃまぼっけもん会」の方々によって植えられたつつじですが,今日ではゴールデンウィークやお盆,年末年始には夜間花文字に設置されたLEDのイルミネーションが鮮やかです。帰省客や常連の観光客の皆さんが飛行機の中から,この花文字を目にして,鹿児島に帰ってきた,または鹿児島にやって来たという思いを強くすると語ってくださいます。

     福山高校の生徒たちは,「ふっぎゃまぼっけもん会」の皆さんが伐採された枝などの撤去作業を行いました。今年は40名の生徒たちが参加してくれました。足場の悪い急斜面で,みんなで助け合いながらバケツ・リレーのように手際よく枯れ枝を片付けていきます。

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     今年は,「ふっぎゃまぼっけもん会」活動30周年ということで,記念式典が行われ,その冒頭では福山高校吹奏楽部がオープニングコンサートを披露しました。錦江湾と桜島,霧島連山が一望できる中での演奏はとても気持ちのいいものでした。記念式典の後,恒例のゆうすげの植樹も行われました。鹿児島大学井村先生の記念講演も行われ,火山の町霧島及び火山県鹿児島の置かれている現状を再認識させていただきました。コーラを火山に見立てて,噴火のメカニズムを分かりやすく説明してくださいました。メントスの刺激を受けて,コーラが3,4メートル吹き上がると,小中高校生を中心に集まった人たちからわっと歓声が上がりました。さらに,こちらも恒例の紙飛行機大会,大声大会では,小中学生,高校生ばかりでなく大人も大はしゃぎで,山頂から桜島目がけて飛ばす紙飛行機にしばし童心に返っていました。大声大会では,2年商業科久木山結葉さん(国分中出身)が率先して参加を表明し,一際大きな声を張り上げていました。最後に,「ふっぎゃまぼっけもん会」からカレーライスも振る舞われ,福山高校生の中には3,4杯お替わりする生徒もいました。錦江湾を見下ろしながら食べるカレーの味は格別でした。

     夕方6時からは,「ふっぎゃまぼっけもん会」活動30周年を記念する懇親会もふくふくふれあい館駐車場で行われ,国道504号線から見える惣陣が丘花文字のイルミネーションが夜空に映えて見事でした。

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     『老犬コロの繰り言その99』です。老犬は,ふらふらしながらも,辺りを歩き回りたがります。ところが,しばらくすると,後ろ足から崩れるようにして,地面に這いつくばってしまいます。老犬自身,無念なんだろうと思います。恨めしそうにこちらを見ています。老犬を抱きかかえるようにして,縁側の傍まで運び,横に寝かしてあげます。老犬はおとなしくそのまま横になっています。時には数時間横になったままです。死んでいるのか,と思うと,時折お腹の辺りがひくひく動くので,安心させられます。次の『繰り言』は4月22日用に用意してあったものです・・・。

     
    老犬コロの繰り言その99
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     旦那はパイオニアのユニバーサル・プレーヤーを使っておったのじゃが,それはCD,SACD,DVDまでは再生できたのじゃが,ブルーレイの再生ができないのじゃ。旦那がブルーレイをご自慢のアンプとスピーカーで再生しようとして,アナログをデジタルに変える安易なブースターを使ったところ,アンプのどこかがショートして保護が掛かってしまい,アンプの電源が入らない状態に陥ることが数回続いたんじゃ。旦那がブルーレイまで再生できるユニバーサル・プレーヤーが出ているんだけど・・・と駄目元で奥様の前で呟いたんじゃ。すると,奥様は軽く「買えば?」と言うてくれたそうじゃ。何と物分かりのいい!と旦那が歓声を上げると,「月々10,000円よ。」と奥様の冷めたい声が返って来た。長女が就職したということで,小遣いの値上げ交渉を持ち出したところ,あっさり却下されていたのだから,そう旦那の無駄使いを奥様が許してくれるはずなどないのじゃ。それでも,旦那は大喜びでOPPOの購入を決めやがった。旦那は朝三暮四の極致じゃから,先のことなど考える脳味噌など持ち合わせていないのじゃ。尤も,旦那は自分の小遣いが減らされていることに気付いてはいないかも知れんがのお。

     そういうわけで,旦那は中国の肩入れをすることになったのじゃが,アメリカは最近シリアへの攻撃をやりおった。シリアのアサド政権が反政府市民に対して化学兵器を用いたというのが理由のようじゃ。これには,イギリスやフランスも加担しておる。アサド政権はロシアが後ろ盾となっておるようじゃ。また,何か国際情勢が怪しくなって来おったぞ・・・。そう言えば,4月22日は1915年ドイツ軍がフランス軍に対して世界で初めて大規模毒ガス攻撃を行った日だそうじゃ。ベートーヴェンの国,ドイツにとってこんな不名誉な話はないじゃろ。じゃが,戦争ってのは,所詮そういう虚しいものなんじゃ。それにしても,米英仏のシリア攻撃をきっかけにして,再び新たな東西冷戦が起こるんではないかのお。そして,漁夫の利を得るのが,事によると,やはり中国なんじゃ。だから,中国は米英仏のシリア攻撃に対してそれほど大きな反応を示さないのじゃ。化学兵器を使用したと思われるシリアに対しても適度に距離を置きつつ,米英仏に対してもそれほど非難はしない・・・。政治って何なんじゃろ・・・。

     この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。

2018年4月28日

  • 2018年04月28日(土)

    4月28日(土)初夏の陽気になって来ました・・・

     4月28日(土)天候は多少曇りがちですが,初夏の陽気になってきたように思います。とは言いながら,今朝は幾分肌寒さが感じられ,長袖を引っ掛けてしまいました。鯉のぼりもあちこちに見られるようになっています。ところが,我が集落ではそれほどでもありません。子どもの数が減少しており,我が集落では,子どものことを絶滅危惧種と呼んでいます。(自分だけかも知れませんが・・・。)自分が子どもだったことはすっかり忘れてしまっています。でも,それぐらい子どもの遊んでいる姿を見なくなりました。子どもたちは一体どこへ行ってしまったのでしょうか。隣近所は殆どお年寄りだらけですので,我が集落は間違いなく限界集落と言えるでしょう。自然が豊かで,空気もきれいで,素晴らしい所なのですが・・・。

     『老犬コロの繰り言その98』です。大台が近づいてきました。老犬はどうにか生きています。自分の力で立ち上がれるようになっています。先週よりもかなり長い距離を歩けるようになっています。家人や義父母が驚くほどの回復ぶりを見せています。死にかけた老犬のために買ってあげた大量のドッグフードのおやつは,老犬の口には合わないようです。ドッグフードより食パンの方が断然好きですから,犬の中ではグルメの方なのかも知れません。食い意地だけの老いぼれですけど・・・。Die hard 老犬コロ・・・。

     
    老犬コロの繰り言その98
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     人(犬?)を妖怪みたいに言うなよ。わしはこの通り,まだまだ元気なんじゃ。車なら,いや車でなくても,そのうち桜公園まで行けそうな気がするんじゃが・・・。どうやら旦那は,わしを捨てる気はなさそうじゃし・・・。そりゃそうじゃろ。やはり,わしは家族になくてはならない存在なんじゃ。旦那が最近スマートフォンというものを手に入れたようじゃが,ラインの訳の分からない旦那のマークはわしの写真になっているそうじゃねえか。尤も,それを選んだのは奥様の方らしいけど・・・。旦那はどうしてこんなのにしたんだとぶつぶつ言うておった。そうカリカリしているふりをしなさんな。旦那とわしの仲じゃねえか。

     携帯電話も要らないと言っていた旦那が何故スマートフォンに手を出したかと言うと,パソコンのインターネット料金を安くするためのようじゃ。つまり,デザリングと言って,ルーター代わりにスマートフォンを利用するということじゃ。何を言っているんじゃ,わしは・・・。自分の言っていることがさっぱり分からん。多分旦那にも殆ど分かっておらんのじゃろ。ラインを始めたと言っても,可愛そうに旦那には奥様からの伝言しか届かないらしい。と言っても,旦那はそれすらも興味がないから見向きもしないようじゃ。スマートフォンに加えて,旦那は最近知らんと中国製のユニバーサル・プレーヤーなるものを買いやがった。最初旦那はイギリス製かなアメリカ製かなと言うておったが,よくよく調べてみると,選りに選って中国製じゃ。最近中国の世界進出が凄まじいのお。中国はきっとアメリカに代わる世界の覇者になるつもりなんじゃ。トランプ政権が訳の分からない高い関税を鉄鋼やアルミなどに課すという明らかなヘマをやりやがった。その失策を突いて,中国はアジア・アフリカ地域はもちろん世界を巻き込んでの一帯一路構想で世界を席巻するつもりなんじゃ。中国はアフリカもヨーロッパも日本も,ロシアや北朝鮮さえも,自分の側に付けようとしておるんじゃ。アメリカを排除して,いや場合によってはいずれはアメリカも傘下に置いて,世界は中国主導で動くようになる。旦那のOPPOのユニバーサル・プレーヤーもまさにその流れじゃ。旦那も中国の世界征服に一枚絡んでおるのじゃ。悪意なき,明るい人類の未来を目指した理想に向かっておれば,いいんじゃがのお。北朝鮮と韓国の和解というニュースも飛び込んで来た。世界は望ましい方向に動いておるんじゃろうか。習近平が何を考えておるのかも問題じゃのお。だから,わしもそう簡単に鬼籍に入るわけにはいかんのじゃ・・・。

     この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。

2018年4月27日

  • 2018年04月27日(金)

    4月27日(金)夢プラン全体オリエンテーション

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     4月27日(金)午後から,1,2年生の夢プラン全体オリエンテーションが始まりました。「夢プラン」というのは,福山高校独自の総合的な学習です。「夢」とは自分の「夢」であり,自分の人生ということです。人生プランと言い換えてもいいのかも知れません。1年生では,福祉の街,旧福山町の障害者福祉施設や高齢者福祉施設との交流を通して,障害のある人やお年寄りが暮らしていきやすい社会を考え,そして人間とは何なのか,自分とは何なのか,生きるとはどういうことなのか,さらにはそれを自分の生き方へと結びつけて考えていきます。高齢者に対しても障害のある人たちに対しても,やさしい社会にしていかなければならないということです。2年生では,1年生で学んだことをさらに発展させて,職業理解,そして人生設計を考えます。1年生は,昨年度の2年生の体験発表を聞いて,自分たちの夢プランの参考にします。2年生は,武道館でグループエンカウンターの一種でしょか,大西先生が中心となり,バースデー・チェイン?なるものを行っています。言葉を使わずに無言で,誕生日の早い人から順番につないでいくという作業のようです。

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     1年生のオリエンテーションの最後には,この3月に卒業したばかりの西村優花さん(隼人中出身)が話をしてくれました。彼女は突然やって来たのではないでしょうか。高校生の時は,と言っても,つい1か月前までそうなんですけど,進んで人前に立つような人ではなかったように思います。わずか1か月でかなり落ち着きが出て来て,自信もついたのでしょう。見違えるほど,確かに外見は見違える・・・,堂々とした話しぶりでした。高1から高2にかけては,余り宿題もせずに無様な高校生活を送っていたので,高3になってから随分苦労した話を率直に語ってくれました。後輩たちには,自分と同じような失敗をしないで,しっかりと前を見据えて生きて欲しいということです。でも,西村さんも立派ではないですか。大勢の前でこれだけ話せるのですから・・・。西村さん,わざわざ訪ねて来てくれてありがとう。西村さんの人生もこれからだけど,頑張るんだよ。!(^^)!

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     放課後,剣道部が,と言っても3G斧駿介君(国分南中出身)と1G坂口怜君(牧之原中出身)の2名しかいないのですが,いや2名だからこそ,霧島市福山総合支所の隣にある市立体育館で行われている牧之原剣道スポーツ少年団の練習に参加しています。斧君は,昨年度も2人だけの練習だったので,おそらく初めての大人数による練習になるのだろうと思われます。坂口君が以前所属していたスポーツ少年団ということで,指導者の有村さんに正式にお願いして,練習に加わらせていただいています。小学生の団体とは言え,全国大会にも出場した強豪ですので,高校生から剣道を始めた斧君にとっては,決して侮れない剣士たちです。火,木,金の練習日には,剣道部の2人はお世話になることになります。斧君,坂口君,小学生に負けるなよ!有村団長,びしびしお願いします。(^^)/

     

2018年4月26日

  • 2018年04月26日(木)

    4月26日(木)牧之原の朝・・・

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     4月26日(木)早朝,福山高校周辺では,ウグイスがいよいよ美しい声を聞かせるようになりました。2月のウグイスとは明らかに違います。空気が変わったということもあるのかも知れません。紋切り型の潤いの乏しい鳴き声から余韻のある美しい響きへと変わってきているように思います。森の中だとさらにエコーが掛かり,美しさを増します。今朝はウグイスの歌声の合間というか,むしろひっきりなしにスズメ大の鳥が盛んに独特の声を聞かせています。こちらもウグイスに負けないくらい美しい囀りだと思います。ところが,こちらは少し安売りし過ぎるような気がします。ウグイスのようにもう少し出し惜しみする方が,さらに有り難みがあると思うのですが・・・。残念ながらこの鳥の名前は分かりません。ウグイスと異なり,近くの電線にとまり,平気で姿を見せてくれます。ウグイス同様,人間が勝手に付けた名前はあるのでしょうが,名前がないというのも,ちょっと神秘的で素敵だと思います。半分負け惜しみです・・・。ウグイスと名もなき鳥の美しいハーモニーに続いて,カラスが余計な合いの手を入れます。そうかと思うと,野鳩がぱたぱたとぎこちなく飛び立ちます。牧之原に限らず,1日で一番素晴らしいのは早朝だと思います。美しい朝です。

     図書館便り  Library News No. 1 と 職員版 Library News が出ました。ゴールデンウィーク特別貸出が始まっているそうです。無制限(!)なんだそうです。平成29年度貸出蔵書ベスト4(ベスト5?)も紹介してあります。住野よるさんが大人気のようですが,3位の川村元気さんというのは,家庭科の川村琴映先生のことでしょうか・・・?川村で元気と言えば,この方しか思い浮かばないのですが・・・。職員版では図書館の利用案内が紹介してあります。最後の方には,今年もビブリオ・バトルを計画しているとあります。生徒だけでなく,職員の参加も大歓迎ということです。なお,福山高校図書館は地域の方も利用可能なのだそうです。福山高校事務室で受付をしてから,2階の図書館を覗いてみてください。

    Library News No. 1[PDF:915KB]

    Library News(職員版)[PDF:963KB]

2018年4月25日

  • 2018年04月25日(水)

    4月25日(水)朝補習始まりました・・・

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     4月25日(水)朝補習がスタートしました。特進コース,進学コース,就職コースの3つに分かれて授業は行われます。3年生は原則全員参加ですが,初日の今日はかなり多くの生徒たちが集まっています。1年生の中にも特進コースを選んでいる意欲的な人もいるようです。1年生はしばらく体験的に受講してみて,新たにコースを変更することもできます。就職コースは3年生のみで,就職に関係する基本的なことを学習していきます。福山高校の日常が始まったのです。

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     朝補習が終わると,生徒玄関前に生徒会役員が勢揃いしています。朝の挨拶運動だそうです。聞くところによると,もう年度初めからやっていたということです。神ノ門佳音生徒会長(国分南中出身)以下6名張り切っています。

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     昨日5月の行事予定が出ました。5月行事予定[PDF:111KB] 主なものを紹介します。

    5月 1日(火) 進路ガイダンス(3年) 職員研修(服務規律)

       2日(水) 1日遠足(かのやばら園)

       3日(木) はやま祭り(佳例川羽山神社) 福山高校吹奏楽部登場

       7日(月) 全校朝礼

       8日(火) 春季地区大会(~9日(水))

      14日(月) 中間考査(~16日(水))

      16日(水) 第1回防災訓練

      18日(金) PTA総会

      21日(月) 学年集会

      24日(木) PTA総会欠席者会

      28日(月) 全校朝礼

      29日(火) 交通集会

      31日(水) 職員研修(特別支援教育)

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     5月3日はやま祭りでは昨年に引き続いて,吹奏楽部が農舞台に登場します。そして,その前に4月29日(日)昭和の日,牧之原の惣陣が丘で行われるつつじ祭りにも,吹奏楽部は登場します。今年は,ふっぎゃまぼっけもん会,惣陣が丘展望所まちづくりを考える会活動30周年ということで,午前9時から記念式典が行われます。その冒頭で,我が福山高校吹奏楽部が演奏を披露するのです。10時からは,鹿児島大学の先生の記念講演も行われるそうです。福山高校の生徒たちは,記念式典の前に花文字清掃を行い,記念式典の中でゆうすげの定植も行います。記念講演の後,11時頃から紙ヒコウキ大会,大声大会も行われます。写真は昨年のつつじ祭りで紙飛行機を飛ばして大はしゃぎの進路指導主任で数学科の寺尾先生です。29日(日)是非惣陣が丘展望所においでください。(^_-)

     

2018年4月24日

  • 2018年04月24日(火)

    4月24日(火)5分間テスト始まりました・・・

     4月24日(火)朝の5分間テストが始まりました。週末課題が金曜日に全学年全クラス出され,次の週の火曜日に文字力テスト(国語の漢字),水曜日計算力テスト(数学),木曜日英単語テストが課されます。金曜日は,総復習またはペン習字です。週末課題は月曜日必ず提出しなければなりません。早速1年生が文字力テストの洗礼を受けています。週末課題と朝の5分間テストで,基礎学力の定着を図るのです。

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     濵崎君,ちゃんと席に着きなさい!5分間テスト始まってるよ!(^_^)

     今日は,家庭訪問,三者面談の最終日です。一部明日以降に計画されている保護者の方もありますが,7日間に渡りご協力いただきまして,ありがとうございました。来月は,PTA総会も予定されております。今後とも福山高校の教育活動にご理解いただき,ご指導とご鞭撻をお願いします。

2018年4月23日

  • 2018年04月23日(月)

    4月23日(月)学年集会

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     4月23日(月)ようやく4月の最後の週を迎えました。毎年のことながら,年度当初は,動きが活発なので,時間が経つのが遅いように思われます。今週の福山高校職員の週間目標は,「公道で あなたが変える 安全意識」です。公道で安全意識を変える・・・高いモラルを持って,ハンドルを握り,他のドライバーにも意識させる・・・かなり高い意識が求められそうです。福山高校職員はそれぐらい高い意識を持ってハンドルを握るのです。「公道で あなたが変える 安全意識」・・・。

     今週は学年集会から始まりました。1年生は体育館に集合して,学年主任の山田先生の指導の下,生徒たちはグループエンカウンターを経験します。他者理解ならびに好ましい人間関係づくりの練習です。福山高校に入学して,2週間が経ち,生徒たちは少しずつお互いに親密になりつつあります。今日はグループエンカウンターを通じて,お互いに本音を語り合いながら,お互いをよりよく知る訓練を行います。山田先生は,福山高校での出会いを大切にしようと生徒たちに語りかけられます。

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     2学年は,視聴覚室に集合して,何故か先生方が,全員生徒たちの前方に立っておられます。あらためて,先生方がお一人お一人生徒たちに自己紹介をしていかれます。2学年生徒50人,2学年職員7名,計57人一つのチームとして1年間頑張っていこうという意思確認です。学年主任の有馬先生は,FNT (Fukuyama Nice Teachers!)と命名されます。2学年の学年目標も発表され,いよいよ本格的に2学年が動き出します。2学年には,福山高校の中軸としての役割が求められます。

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     一番人数の少ない3学年は,プログラミング室です。進路指導主任の寺尾先生が,自分には今何ができるか,ということを生徒たちに問われています。生活面であったり,勉強面であったり,自分にできることを確認して,まだできないことをこれから改善していこうということでしょう。3年生は進路実現に向けて,いよいよ本気を出していかなければなりません。自分という人間のレベルを上げて,自信を持って社会へ飛び出して行って欲しいものです。頑張れ!3年生!

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2018年4月22日

  • 2018年04月22日(日)

    4月22日(日)アースデー・・・

     4月22日(日)はアースデーなんだそうです。地球全体の環境を守るため,一人一人が行動を起こす日ということです。1970年,アメリカの市民運動指導者で,当時まだ大学生だったデニス・ヘイズが提唱し,2010年からは正式に国連の記念日にもなっています。具体的に何をすればいいのか,よく分かりませんが,とりあえず地球を大切にしましょう。まずは,身の周りから・・・。はて・・・。「良い夫婦の日」でもあるそうですが,家人は今,大阪,京都の子どもたちの所に行っています。・・・。

     『老犬コロの繰り言その97』です。明日はいよいよ老犬の15回目の誕生日です。前夜祭として,何か奮発してやろうかなと思うのですが,老犬は食い意地が張っており,与えられる食べ物は際限なく食べてしまいますので,老犬の健康のことを考えれば,ほどほどにしてあげた方がいいのでしょう。家人が居ないすきに,パン1斤食わしてやろうか・・・。なかなか勇気が湧いてきませんね。ここまでは,4,5日前に書いたものです。老犬には食べやすい魚やお肉の缶詰をあげようと思います。老犬が食べてくれるか心配ですが・・・。とりあえず,パン1斤は来年へ延期です・・・。

     
    老犬コロの繰り言その97
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     溝の奥の方にいるわしをどのようにして助け出すか,思案した奥様は爺さんを呼んだんじゃ。深い溝の奥から2人がかりで引き出すことにしたんじゃ。溝の上からは,わしの鼻しか見えていない状態じゃったそうじゃから,お隣さんが気付いてくれなければ,わしは今頃はお天道様の上じゃったろう。奥様と爺さんがわしを引き上げに取り掛かった時,わしは一晩中泣き続け脚もずっと踏ん張っていたので,疲労困憊,意識も朦朧としておった。奥様は溝の中に入って来た。じゃが,人間には狭すぎるものじゃから,あちこちに擦り傷を作ったようじゃ。じゃが,何とかわしの身体に手をかけ,わしを引っ張り上げたのじゃ。わしは多少痛みはあったが,もうふらふらしていたもんじゃから,なされるがままじゃった。側溝の上で爺さんが引き取り,わしは無事深い穴の外に出ることができた。じゃが,全身力が入らなかった。横になっているしかなかった。わしは抱きかかえられたまま家に連れて帰られ,涼しい柿の木の下に寝かされた。全く身動きもできず,食べ物も口に入らなかった。1年前,旦那の車に轢かれた時は,激しい痛みはあったが,身体は動かせたし,どうにか歩くこともできたんじゃ。今回は歩くどころか,身体を起こすこともできないんじゃ。わしはまだ一度も死んだことがないので,はっきりしたことは分からんのじゃが,人間(犬?)死ぬときはこんなもんじゃろかと思った。その日は一日中瀕死の状態で柿の木の下に横になっておった。やがて夜になった。気温は比較的高く暖かい夜じゃった。奥様は関西の子どもたちの所に行くと言って,牧之原の旦那の所へ向かった。おい,わしを置いていくのか!わしの命と子どもたちを天秤にかけ,奥様は子どもたちを選んだんじゃ。きっと,飛行機代が勿体ないでしょ,と言うじゃろ。関西人らしい吝嗇家(けちん坊)の権化じゃからのお。じゃが,わしを救出してくれたのは感謝するよ。ありがとよ・・・。爺さんと婆さんはわしの様子を見て,今晩持たないかもと思ったようじゃ。19日(木)になると,少しは動けるようになった。じゃが,自分では起き上がれない。爺さんがわしの後ろ足を持って,前足だけで歩いてトイレに行けるようにしてくれた。そうなんじゃ。横になったままではオシッコができないのじゃ。結局その日も数回トイレに連れて行ってもらっただけで,一日中横になっておった。そもそも今回の顛末は,犬を放し飼いにしたのが原因じゃ。犬の放し飼いは違法なんじゃ・・・。

     日が暮れた時,何かが近づいて来た。そして,突然わしの口の前に柔らかいドッグフードが現れた。わしはその日は余り食べていなかったので,とりあえず口に入れた。それほどおいしいものではないが,わしは貪るように食った。わしの身体を触るものがある。旦那じゃ!帰って来たんじゃ!しばらくして,旦那はわしを置いてどこかへ行こうとした。気配でわしには分かったのじゃ。旦那,視察に行こうよ!わしは立ち上がった。立ち上がれたのじゃ。ところが,旦那はわしの元を離れて車で立ち去って行きおった・・・。

     この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。

2018年4月21日

  • 2018年04月21日(土)

    4月21日(土)惣陣が丘花文字LED取付作業

     4月21日(土)午前8時,牧之原の惣陣が丘にある「フクヤマ」の花文字にLEDを取り付ける作業が始まりました。今年から点灯期間が長くなるということです。5月の中旬くらいまでは楽しめるようになるのではないでしょうか。福山町牧之原をお通りの際は是非惣陣が丘を見上げてください。飛行機の中からも,確認できるはずです。オレンジ色の「フクヤマ」の文字が夜空に映えるはずです。

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     LFD取付は「フクヤマ」のそれぞれの4つの文字に分かれて作業は行われました。校長先生とカメラマンは,「マ」を担当しました。そして,何故か経験者であるということから,カメラマンが「マ」担当の責任者にされてしまいました。校長先生が不安そうにされていると,サッカー部の生徒が来てくれました。そして,サッカー部顧問の宮野先生まで山頂まで上がって来られました。俄然元気百倍になり,いろいろトラブルはありましたが,LED取付は1時間ほどで終了しました。この日はさらに伐採した枝の撤去作業も行われました。サッカー部の4人も一生懸命手伝ってくれました。3年普通科の徳田和貴君(隼人中出身),2年普通科の寶滿陸君(国分中出身),不笠歩君(舞鶴中出身),そして1年普通科脇田龍希君(国分南中出身)の4人です。牧之原中学校の櫻井教頭先生も,福山高校のサッカー部が来てくれて良かった,今日の作業の一番の立役者は彼らだと絶賛してくださいました。

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     『老犬コロの繰り言その96』です。老犬も今度の月曜日23日でちょうど15歳になります。犬の15歳が人間に換算するといくつになるのか,正確なところは分かりませんが,老犬を見る限り,かなりの高齢であることは確かだろうと思います。稀に20歳過ぎまで生きる犬もいるそうですから,ひょっとしたら,老犬はここからしぶとく生き抜くのかも知れません。いや,肉体が滅んでも,食欲だけは生き続けるような,そんな気がします・・・。ここまでは,3,4日ほど前に書いてあったものです。老犬は生きています。『繰り言その96』は書き換えます。

     
    老犬コロの繰り言その96
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     今度こそ,もう駄目だと思った。漱石の名もなき猫同様,死ぬときはこんなもんじゃ,と思った。3日前の夜,わしは夕食を食べた後,爺さんに放してもらったんじゃ。食事の後は庭の横の畑にとことこ走って行って,オシッコまたはウンチをするんじゃ。じゃが,それは若い頃の話じゃ。今ではいつオシッコが出て,いつウンチが出るのか,予測がつかんのじゃ。若い頃は庭を歩き回っておっても,爺さんの呼ぶ声が聞こえると小屋に戻ったんじゃ。今は何にも聞こえないんじゃ。じゃから,わしは訳もなく歩き回るんじゃ。人(犬?)を徘徊老人のように言うなよ。この夜は,わしは何故か下り坂になっている家の敷地の外に歩いて行ったんじゃ。そう下り坂になっているのがいけないんじゃ。お月様が頭上には輝き,明るい夜じゃったが,目も悪いわしはいつの間にかお隣さんの門の傍まで来ておった。そこから,記憶が飛ぶんじゃ。気が付いたら,わしは暗い穴の中にいた。後で引き揚げられた時,深い側溝であったことに気が付くのじゃが,そもそも何故道路の脇にそんなトラップを作るんじゃ。悪意に満ちておる。わしは自分がどこにいるのか,分からずにひたすら叫んだんじゃ。叫んでいれば,直に旦那が助けに来てくれる・・・。その時は余りにも必死じゃったから,旦那が牧之原に行っていることは忘れておった。爺さんや奥様はわしが鳴いても,余り気が付いてくれないのじゃ。お隣の爺さんはわしの声を一晩中聞いていたそうじゃ。何故,助けてくれないんじゃ!お隣さんは,昨年木の枝の伐採中転落して背骨を折る大けがをして数か月入院し,退院してから奥様を亡くしたんじゃ。わし同様かなりの高齢じゃ。わしの声を野良猫か何か鳴いているぐらいに思っておったのじゃろ。じゃが,そのお隣さんのお陰でわしは助かったのじゃ。

     わしがいないのを心配した奥様は翌朝車で走り回って探してくれたようじゃ。お隣さんが家の前でデイサービスのバスを待っている時に,奥様が車で通りかかったようじゃ。お隣さんはにこにこしながら奥様に,「おまいげん,いんなどきいたや(あんたん所の犬はどこへ行った?)。」と尋ねたんじゃ。奥様は不審に思って,「夕べからいないんです。」と言うと,お隣さんは相変わらずにっこり微笑みながら「おまいげんいんな,そきおっど(あんたん所の犬はそこにいるよ)。」と地面を指さしたようじゃ。奥様は関西出身じゃが,30年も鹿児島にいるものだから,大体の鹿児島弁は分かるんじゃ,自分では全然話せないくせに。奥様はこの爺さんは何を言っているのだろうと思って,まさか側溝の中にいるのかと思って,中を覗き込んだのじゃが,何も見えなかったそうじゃ。それでも,お隣の爺さんが間違いなく犬はそこにいると言うもんじゃから,溝の奥の深い所を覗くと,わしがいたんじゃそうじゃ。お隣の爺さんのお陰じゃ。じゃが,もう少し緊迫感を持って教えてくれよ!そして,奥様とうちの爺さんによる救出作戦が始まったんじゃ・・・。

     この続きはまたの機会に・・・。じゃ・・・。

2018年4月20日

  • 2018年04月20日(金)

    4月20日(金)中庭で・・・

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     4月20日(金)今日も牧之原は快晴です。福山高校の中庭には,たくさんの葉っぱをばらまいてくれる木が3本あります。クスノキの仲間でしょうか。田舎の山の中育ちなのに,植物に関する知識が極端に乏しいものですから,お恥ずかしいことに何の木なのか知りません。その3本の木の足下?で赤やピンクの花を咲かせているのは間違いなくツツジです。ツツジはともかく,大きい方の3本の木は,これでもかと言わんばかりに毎日大量の葉っぱを落としています。お陰で,1年商業科の子たちは毎日葉っぱを箒で集めなければなりません。ありがたいことに毎日清掃作業ができるのです。生徒たちは,清掃作業ができる喜びを噛みしめています。

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     2日前のことです。3日ぶりに夜家人が牧之原へやって来ました。家人は,「コロはもう駄目かも・・・。」と言います。ついに,老犬が倒れたんだ。そう思いました。そこから,家人のだらだらとした長い説明を聞かされます。どうやら,老犬は夜中に歩き回り,家の敷地の外へ出て行き,深い溝に転落したようです。夕食の後,老犬はトイレのためにしばらく放されるのです。そのままにしておいたのがいけなかったのですが,すぐに帰って来なければ,ついそのままにされてしまいます。家の周りをぐるぐる回るだけだからいいか・・・。でも,家のすぐ傍の浅い側溝にも数回落ちて,身動きできなくて苦しんでいるのです・・・。老犬はどうやら一晩中溝の中に落ちたままで,隣の人によると,一晩中呻き声が聞こえていたそうです。お隣さんは高齢で身体が不自由なので,簡単には身動きができないのです。昨日19日大阪,京都の子どもたちの所へ向かう家人を見送った後は,老犬のことで頭がいっぱいでした。老犬は死ぬ・・・。夕方になり,老犬の様子を見に行くことにしました。夕方7時過ぎ,日が沈んでから肝付町の自宅に到着しました。老犬は庭の柿の木の所に寝かされているということでしたが,縁側の方へ移してありました。横になったまま身動きしません。駄目か・・・。マックスバリューで買った柔らかいおやつを老犬の口元に持って行きました。老犬は横になったまま,貪り突くように食べ始めました。老犬は死なない・・・。さすがに食い意地の張った老犬です。でも,立てないんだ。自分から横になることが苦手なので,老犬は人前で横になることはありません。だから,背中を撫でてあげることは,なかなかできないのです。ところが,この日は残念ながら,簡単に背中を撫でることができました。口元にいつもと異なる柔らかいドッグフードを運ぶと,いつものように際限なく食べ続けます。大丈夫だ・・・。トイレができないので,義父が老犬の後ろ足を持ってあげないとオシッコもできない状態のようです。ウンチの方は多分以前から平気で小屋の中にもしていましたから,多分横になったままでもできるのではないでしょうか。痛々しい老犬ですが,口だけやけに動きがいいのが,ちょっと滑稽です。でも,笑えません・・・。戸締まりのために学校に戻らなければならないことに気が付き,老犬に土曜日のお昼に帰るからね,とやさしく頭を撫でてあげました。老犬は,首を持ち上げて,そしてよろよろと,身体を起こし始めます。老犬は立ち上がりました。涙が出ました。義父母に悟られたくなかったので,すぐに車に乗り車を走らせました。涙が止まりません。老犬は死なない・・・。この日はカメラマンの57回目の誕生日でした。そうです。結構いい年なのです。老犬は立ち上がりました。最高の誕生日プレゼントになりました・・・。

     犬はそれほど好きではありません。余りにも依頼心が強すぎるように思います。猫の方が,人を小馬鹿にしたような雰囲気があり,独立心が強く,好ましく思います。老犬との付き合いはタヌキ対策のために飼い始め,たまたま15年間一緒に生活してきたので,まあ同志みたいなものです。でも,性格は好きではありません。時折勘違いして一人で散歩に出かけるのは面白いと思いますが・・・。犬を家族のように言う人がいる一方で,年取った犬を捨ててしまったり,処理センター(?)に連れて行き,若い犬と交換してくれなんて無茶苦茶なことを言う人もいるようです。いくら犬が嫌いでもそこまではできません。傍にいる以上は,やはり幸せであって欲しいと思います。3日後23日は老犬の15回目の誕生日です。『繰り言』も明後日22日までの分は作成済みです。今死なれたら困るのです。老犬は死なない・・・。

2018年4月19日

  • 2018年04月19日(木)

    4月19日(木)熱中症に注意しよう!

     4月19日(木)朝晩はまだまだ幾分冷え込みが感じられる牧之原ですが,週末に掛けて気温の上昇が予想されています。今朝は,保健部の方から,熱中症の注意が出されました。体育の授業や部活動中の熱中症事故防止に十分に努めてていただきたいと思います。気温に注意して,早めの水分補給と,団体スポーツの場合は,個人の体力差も考慮しなければなりません。熱中症事故の原因は,「無知」と「無理」だそうです。お互い気をつけましょう。

    熱中走に注意しよう(中・高校生向け)[PDF:1MB] 熱中症に注意しよう(教職員・保護者向け)[PDF:783KB]

     家庭訪問,三者面談のために,早めに授業が終わり,放課後部活動に精を出している生徒たちがいます。体育館ではバドミントン部が新入部員の1年生とそして2年生の新入部員もいるようで,かなり大人数になっています。屋内でも熱中症は起こりえますので,油断のないようにお願いしますよ。グラウンドでは,サッカー部が,こちらも部員を増やして頑張っています。この日は,陸上部も加わっているようですが,サッカー部員がようやく11名を超えて,県大会には単独チームで出場できそうです。1年生の教室では,1年商業科の坂巻七星さん(舞鶴中出身)がサキソフォンを,1年普通科の井上藍彩さん(舞鶴中出身)がトランペットを,競い合うように,それぞれ窓の方を向いて練習しています。ウグイスも仰天してか,鳴りを潜めています。それぞれの部活動が,地区大会,県大会や演奏会に向けて一生懸命です。

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2018年4月18日

  • 2018年04月18日(水)

    4月18日(水)家庭訪問&三者面談3日目・・・

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     4月18日(水)太陽の昇る位置や角度は少しずつ移動するものなのでしょう。久しぶりに目映い朝を迎えたような気がします。昨日の一日中降り続いた雨のお陰で,空気がいつもよりきれいに澄んでいるように思われます。中庭の木立も一風呂浴びて気分良さそうです。

     午後になり,1年生の担任,副担任の先生方は家庭訪問に出発されました。2,3年生は原則校内で三者面談です。許可をいただいて,2年普通科の三者面談の冒頭の様子を写真に撮らせていただきました。2年生はまだあと2年あると思ってはいけません。これから,どのような人生を歩んでいくか,しっかり考えておく必要があります。進学するにしても就職するにしても,3年生になってからばたばたと決めていたのでは,なかなか思うような選択はできないのは目に見えています。進路実現に向けて,本腰を入れて走り出さなければならないのです。3年生はもう走っています。3年生13名が午後から鹿屋市で行われるドリコム・セミナー進路ガイダンスに出かけて行きました。全員女子生徒です。男子は大丈夫なのかな・・・。ジャンボタクシーと通常のタクシーに乗り分けて一路鹿屋を目指して行きます。それにしても,牧之原の澄み切った青空はどうでしょう。新緑の季節,そして5月2日(水)一日遠足が予定されている鹿屋バラ園ではそろそろバラの花も咲き始めていることでしょうが,きっと今が1年で一番素晴らしい,美しい季節なんだろうと思います。牧之原も今が最高の季節です。5月になっても,6月になっても同じようなことを言うかも知れませんが・・・。(^_^;)

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2018年4月17日

  • 2018年04月17日(火)

    4月17日(火)身体計測・新体力テスト,そして・・・

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     4月17日(火)は一転して雨です。せっかくのツツジやサツキも輝きが鈍くなっています。美しさに少し陰がある方が,それなりに風流であるという言い方もできるでしょう。福山高校では朝1時間目から身体計測が始まりました。全校生徒体育館に集合して,保健体育科の岩切先生が全体の流れを説明されています。体育館後方では,頭上を飛び回っている物体があります。何だろうと目を凝らすと,何とツバメです。一頻り飛び回って,疲れると翼を休めて,うらめしそうに窓の外を見つめています。養護の川畑先生によると,昨日夕方身体計測の準備をする頃から,ずっと体育館内にいるそうですので,おそらくもう外へ出たくてたまらないのだろうと思います。2羽のツバメがふざけ合っているうちに,体育館内に飛び込んでしまったのでしょう。きっと彼らは今頃は後悔しているはずです。体育館内の蜘蛛などの虫も一通り食べてしまったのではないでしょうか。体育科の大迫先生が窓を開けてあげようとされると,一端その場を離れて,しばらくするとまた元の位置に戻って来ます。雨が降り込むためにずっと開けておくわけにはいきません。もうしばらく彼らはそこで時をつぶすしかなさそうです・・・。それにしても,ツバメというのも季節ですね。はるばる南の方から(北から?)やって来たのに,とんだ災難でしたね。

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     体育館内では身長の計測と視力検査が始まりました。それぞれ整然と一列に並び,順番に計測していきます。窓の所からは,ツバメが時折何をやっているのだろうと,不思議そうに視線を送ります。体重測定や聴力検査などデリケートな計測は別室で行われています。身体計測が終了したら,次は新体力テストだそうです。あいにくの雨のために50m走とハンドボール投げは後日授業中に行うことになり,屋内で実施できる分のみ,武道館等も利用して行われます。雨はいつまで経っても止みません。今日は一日雨降りということでしょう。

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